超実践的!成長したい学生必見「武者修行プログラム」を徹底解説
2024/8/28更新
はじめに
就職活動の際「アルバイト経験はあるけど社会人で通用するの?」と不安を感じている人は少なくありません。
また、学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)が特になく、就職活動時にアピールできるエピソードがないという人もいることでしょう。
この記事では、超実践的にリアルなビジネスを学び、体験できる「武者修行プログラム」について紹介します。
特徴や利用するメリット・デメリット、失敗しないためのポイントも解説するため、参加を検討している人はぜひ参考にしてください。
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武者修行プログラムとは
出典元:武者修行プログラム
「武者修行プログラム」とは、学部・学年・経験不問で全国の学生を対象に、海外での実践的なビジネス経験を積むことを目的とした短期のインターンシッププログラムです。
参加者は、通常2週間から1ヶ月程度の期間、海外に渡航し、現地のスタートアップ企業やNPOなどで働きます。
プログラムの内容は、マーケティングや営業、プロジェクトマネジメントといった実務に直結したものです。
現地のビジネスパートナーと協力しながら課題を解決していくことが求められます。
これにより、参加者は実際のビジネス環境でのリアルな経験を積むことができ、自己成長を促進されるのです。
また、武者修行プログラムは、単なるビジネススキルの習得にとどまらず、異文化理解やコミュニケーション能力の向上も重視していることにも特徴のひとつです。
参加者は異なる文化や価値観を持つ人々と共に働くことで、グローバルな視点を養い、多様性の中でのリーダーシップやチームワークの重要性を学べます。
さらに、プログラムの一環として、現地での生活や仕事を通じて自立心や問題解決能力を高めることにも期待が持てます。
これらの経験は、将来のキャリアにおいて非常に価値があり、参加者はプログラム終了後、自信と新たなスキルを持つことができるでしょう。
このように、武者修行プログラムは、若い世代が国際的なビジネスの場で実践的なスキルを身につけると同時に、自己成長の機会を提供するプログラムです。
武者修行プログラムの特徴
ここでは、武者修行プログラムの主な特徴について解説していきます。
超実践的なビジネスプログラム
「超実践的」と言われてもピンとこない人も多いことでしょう。
武者修行プログラムは、ビジネスコンテストのように「提案して終わり」ではありません。
マーケティングから営業、クライアントの声を反映させた改善といった、ビジネス全体のフローをワンストップで体験できるプログラムとなっています。
企画・実践・改善のPDCAを自身で回すことは社会人として必須であり、あらゆる業界職種で求められる能力です。
また、人材育成のプロや起業家、経営コンサルタントがプログラムを提供しているため、学校や家庭などでは学べないビジネススキルが習得可能です。
人間関係やビジネスには大学受験のような正解はなく、社会に出てからは多くの人が壁にぶつかります。
武者修行プログラムで壁を乗り越える経験は、社会人になってからも大きく役立つといえるでしょう。
海外や地方のビジネスに関われる
ベトナムやフィリピンなど、アジア新興国で新規事業の立ち上げができることも武者修行プログラムの大きな特徴です。
アジア新興国でプログラムを実施する理由には「急成長中の国であること」「日本企業が多く進出していること」が挙げられます。
これは、学生の間に新興国でビジネス経験を積むことは将来のキャリア育成に役立てられるためです。
また、新興国という日本の常識が通用しないような海外での研修を行うことで「いかなる状況であっても結果を出せる人財」を育成する目的も含まれています。
さらに、海外ビジネスだけではなく、日本国内の地域課題にイノベーションを与える地方創生プログラムも設けられています。
現代社会では、人口減少や大都市圏への一極集中などさまざまな問題を抱えています。
現場でビジネス経験を積むことで視野を広げ、新たな発見や考え方を身につけることに期待が持てるでしょう。
自走式エンジンが身につく
自走式エンジンとは、武者修行プログラムの公式サイトにおいて次のように定義されています。
自らが掲げる目標(ゴール)に向けて、達成するまでの道筋を自ら作り、全力で進む。そのために必要となる主体性や考え方、マインドの持ち方を総称して「自走式エンジン®」と私たちは呼んでいます。目標(ゴール)が人それぞれ異なるため、具体的に大事にしている自走式エンジンは、百人百様、さまざま存在していると思います。
ビジネスの場では、学生時代のように知識を暗記して正解を答えるだけではなく、情勢や人間関係に合わせて変化し、対応していかなければなりません。
また、人材不足が社会問題となっており、企業は採用に積極的であると言われています。
しかし、「指示がなければ動けない」「定常業務以外ができない」など、応用力がない人材は評価されないのが現実です。
自走式エンジンはビジネスシーンだけではなく、自分の目標や達成したい夢に挑戦し続けるために必要なマインド・スキルです。
「わかっているけど変えられない」「自分だけだと無理」など悩んでいる人は、同じ志を持った仲間に出会えることも魅力であるといえるでしょう。
異文化理解の重要性が身につく
現在の日本は、既に経済成長が鈍化し、成長著しい新興国と共にビジネスをすることで、経済成長をしていくステージに入っている状態です。
今後、日本で働く場合でも、上司や同僚、顧客が外国人という状況が増えることが予想される時代において、異文化への理解は非常に重要であると考えられます。
武者修行プログラムでは、ベトナムやフィリピンなどの現地の人とパートナーを組んで課題に取り組みます。
そうすることで自然と交流が生まれ、異文化への理解が深めやすい環境が整っていくのです。
また、プログラム期間中は、外国人観光客をメインターゲットにビジネスプランを企画し、実行していきます。
ニーズ調査や効果検証の段階で、外国人と関わる機会が多くあるのも大きな特徴です。
武者修行プログラムに参加するメリット
海外や地方のリアルなビジネスに関われ、実践的な体験ができる武者修行プログラムですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、武者修行プログラムに参加するメリットを解説していきます。
キャリアアップ
武者修行プログラムへの参加は、エントリーシートや面接など就職活動において、アピールすることができます。
また、現地でリアルなビジネスに触れ、課題解決のための思考やプレゼン能力など、企業が求めるスキルを習得できることもポイントです。
プログラムへの参加は「行動力」や「意識の高さ」をアピールできますが、アルバイトやボランティアの経験でも同じことがいえます。
他の就活生との差別化を図るためには、武者修行プログラムに参加したからこそ得られたエピソードをアピールするよう意識すると良いでしょう。
自己成長の機会を得られる
自己発見と自己成長のプロセス、自信と独立心の育成する機会が得られることもメリットのひとつです。
メディアや文献などでも学ぶことはできますが、百聞は一見に如かずと言うように、実際に自分の目や肌で触れて得る経験は非常に貴重な機会といえます。
こうした実体験を積み、これまで気づけなかった社会の課題や自身の考え方を発見することも武者修行プログラムへの参加の醍醐味です。
ぜひ、高い意識を持って臨みましょう。
人脈の構築
武者修行プログラムは、学部・学年・経験不問で全国の学生を対象にしています。
有償のプログラムへ参加して、実践的なビジネスを学びたいという同じ志を持った、普段の生活では関わることがない人と交流できることも魅力のひとつです。
また、海外のプログラムに参加する場合、現地の人と交流することも可能なので、グローバルな人脈の構築にも役立てられます。
社会人になり、企業に就職すると業界や職種によっては新しい人間関係を構築することが難しいケースも珍しくありません。
武者修行プログラムで得た人脈は貴重な財産となることでしょう。
海外や地方のリアルビジネスに関われる
海外や地方のリアルビジネスに関われることは、武者修行プログラムの大きなメリットです。
机の上だけでは学べない社会問題の解決や、顧客のニーズを満たすビジネスのリアルを経験を積むことができるでしょう。
民間企業・行政・NPOなどと関わることで、社会で価値創造を担う普遍的・本質的な思考と行動が身につきます。
また、プログラム参加中にはオフ日も設定されており、リゾート地として有名な海でマリンアクティビティへの参加や近郊の観光地に行くことも可能です。
ほかにも、ベトナムの学生との交流もできるため、ビジネススキルだけではなく、貴重な経験として積極的に活動しましょう。
実践的なビジネススキルの習得
武者修行プログラムでは、リーダーシップスキルの向上方法、プログラムでのリーダーシップ体験、現地企業での実務経験、プロジェクトマネジメントの基礎など、実践的なビジネススキルが習得できます。
また、主体性や達成志向を持って行動する能力は社会人として必須であり、あらゆる業界分野で役立てられます。
ただし、これらは単にプログラムに参加するだけでは得られないため、自身の目的やキャリアパスを見据え、意識的に取り組まなければなりません。
武者修行プログラムに参加するデメリット
実践的なビジネスを体験でき、自己成長や人脈構築の機会が得られる武者修行プログラムですが、参加するには注意点もあります。
ここでは、武者修行プログラムに参加するデメリットを解説していきます。
参加に費用が発生する
武者修行プログラムに参加するためには費用が発生します。
プログラム費用によって期間によって異なるため、具体的な金額は公表されておらず、確認するためには説明会に参加しなければなりません。
また、プログラム費用には現地での滞在費は含まれていないことにも注意が必要です。
なお、公式サイトの「よくある質問」には「2週間の滞在で約3万円あれば十分足りるほど物価は安いです。」と掲載されていますが、参加する際には参加時期の物価を確認しておくと安心です。
プログラム費用の支払いは「分割払い」や「出世払い」など、いくつか方法が設けられているため、無理のない方法を選択しましょう。
ほかにも、企画の損益計算のために表計算ソフトの使用、プレゼンテーションの際にはスライドを利用するためパソコンを用意しなければなりません。
こちらは参加者本人で準備するため、購入費やレンタル代も別途必要です。
目的意識を明確にして臨まなければ意味がない
海外や地方のリアルなビジネス体験ができる武者修行プログラムですが、ただ参加するだけでは意味がありません。
プログラムになぞった課題を行うだけではなく、ひとつひとつに対して目的意識を明確にして臨む必要があります。
現地で実践的なビジネスに関われるのは貴重な体験であるため、参加を無駄にしないよう高い意識を持ちましょう。
語学力が向上するわけではない
ベトナムでのビジネス体験は、現地の日本語が話せるパートナーと行うため、語学力がなくても問題ありません。
言い換えれば、ビジネス体験が目的であり、語学力を磨くためのプログラムにはなっていないということです。
もちろん、プログラム参加期間中は英語を使う機会もあるため、英語でのコミュニケーション能力を向上させたい人は、個人的に課題を持って臨むと良いでしょう。
就職活動で有利となるとは限らない
学生時代に取り組んだサークルやアルバイトでは得られない体験ができる武者修行プログラムですが、参加したからといって就職活動で有利になるとは限りません。
費用を支払ってプログラムに参加する意識の高さや行動力は評価されやすいですが、こうした自己PRは武者修行プログラムに参加しなくてもアピール可能です。
同プログラムが掲げる「自走式エンジンの習得」においても、海外や地方に行かずとも考え方を学び、それを実践していくことで習得できます。
このように、武者修行プログラムへ参加しただけでは、就活で有利になる強みを作ることは難しいでしょう。
プログラムに参加して学んだことや習得したことなど、具体的なエピソードを組み込んで志望動機や自己PRを作り、他の就活生との差別化を図りましょう。
ただし、無理にエピソードを組み込んだことによって、内容が企業の求めている人材と乖離したり、論理的でなくなったりしては意味がないため注意してください。
武者修行プログラムの流れと内容
ここでは、武者修行プログラムの流れと内容について解説していきます。
無料説明会へ参加・申し込み
武者修行プログラムへ参加するためには、無料説明会を受ける必要があります。
説明会はオンラインで参加可能です。
プログラムへの参加が、自身の目標達成や課題の克服をするためにマッチしているか検討し、納得したうえで参加を申し込みましょう。
事前研修・企画づくり
マーケティングやビジネスの仕組みなどについて学び、現地で実行するビジネスプランをグループで企画します。
キックオフ
体感ワークにより、チームビルディングを行います。
また、現地での生活やリスクマネジメントについても学ぶため、海外に行ったことがない人でも安心です。
現地リサーチ
現状の確認や調査、ヒアリングなどをし、現場で事実をつかむことの重要性を体感するプロセスです。
中間プレゼン
現地リサーチを通じて得た情報や課題について関係者に対してプレゼンテーションを行い、承認やフィードバックを受けます。
企画の改善と実行(コーチング・ワークショップ)
企画のブラッシュアップ、実行に移すフェーズです。
個人の課題に沿ったコーチングやワークショップを受け、実践的なビジネススキルを身につけましょう。
最終プレゼン
自分たちのビジネスの結果とプロセス、PDCAの過程や将来の展望についてプレゼンテーションを行います。
そこで、ビジネスプランの継続の可否と、参加チームの中からNo.1チームを決めます。
武者修行プログラムで失敗しないためのポイント
目的を明確にしたうえで参加することが何よりも重要です。
確かに、武者修行プログラムに参加することで、海外事業や地方創生などリアルなビジネスに触れられます。
しかし、一般的な企業が開催しているインターンシップやアルバイトでもビジネスの経験は積めます。
また、ボランティアへの参加でも地方創生に関われ、社会貢献も可能です。
就活において、武者修行プログラムへの参加は「行動力」や「高い意識」を持つ人材であると評価されますが、これもサークル活動やゼミでの研究で代替できます。
武者修行プログラムは、2週間以上の期間と、決して安くはない費用を支払って学びの場に参加します。
これらを無駄にせず、超実践的なビジネス体験ができる武者修行プログラムへ参加したからこそ得られるものを意識して取り組むようにしましょう。
まとめ
武者修行プログラムは、アジア新興国や地方創生に関するビジネスを超実践的に学べるプログラムです。
メディアや文献から情報収集し、解決策を考えるといった机上の学びではなく、実際に現地へ行き、課題の発見や改善を行えるのは同プログラムならではです。
考えたことを提案して終わりではなく、形にする経験が積めることは、社会人になってからも大いに役立ちます。
また、正解を求めるのではなく、自ら考え行動する力(自走式エンジン)の習得は、多くの企業で求められる能力です。
このような能力は、就職活動の場においても評価を高める効果が期待できます。
さらに、学部・学年・経験不問で全国の学生を対象としており、日常生活では交流する機会が少ない、同じ志を持った仲間に出会えることもポイントです。
このように、武者修行プログラムはインターンシップやボランティア、アルバイトなどでは経験できない内容となっています。
武者修行プログラムへの参加を検討している人は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。