【インテージの採用大学一覧】就職難易度についても徹底解説

【インテージの採用大学一覧】就職難易度についても徹底解説

2024/8/28更新

はじめに

【インテージの採用大学一覧】就職難易度についての解説

この記事では株式会社インテージの採用大学を一覧形式で紹介するとともに、就職難易度についても解説しています。

インテージはマーケティング兼IT企業として業界の中でも高い売上と規模を誇り、学生からの人気も高い企業です。

そんなインテージの採用大学を調査し、採用傾向を把握することで選考対策に役立てることも可能です。

また、インテージの選考対策と選考で出題された質問の事例も紹介していきますので、インテージへの就職を目指している就活生の方は最後までお付き合いください。

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インテージの概要

株式会社インテージとは

出典:市場調査・マーケティングリサーチならインテージ (intage.co.jp)

 

株式会社インテージは東京に本社を置き、従業員1,340人を抱えるマーケティング兼IT企業です。

マーケティングと一言で言ってもその内容は多岐に渡り、市場調査、海外調査、顧客の動向、戦略立案サポート、アンケート調査、金融年次調査、食卓把握など生活のあらゆる場面で役立つサービスを展開しています。

食品、化粧品、小売、飲食、自動車、金融、通信、旅行、人材など多種多様な業界と取引をしており、5,000社を超える取引先の多さも業績の安定化に繋がっています。

youtubeやAIといった近年台頭している媒体も駆使して事業を行っているなど、常に新しい取り組みをしているのもインテージの強みと言えるでしょう。

 

インテージの採用大学一覧

インテージの採用大学一覧

インテージの採用大学を以下にまとめました。

インテージは自分たちの価値の源泉は「人」と話しており、1人1人の力を引き出してマーケティングに注力しています。

全国の大学院と大学から採用をしており、採用に力を入れていることは間違いないでしょう。

〈大学院〉
青山学院大学、関西学院大学、慶應義塾大学、上智大学、中央大学、筑波大学、東京大学、東京海洋大学、東京理科大学、一橋大学、早稲田大学

〈大学〉
青山学院大学、大阪大学、大阪市立大学、大阪府立大学、お茶の水女子大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、神戸大学、国際基督教大学、埼玉大学、首都大学東京、上智大学、成蹊大学、聖心女子大学、千葉大学、中央大学、筑波大学

〈海外大学〉
アーカンソー大学、カリフォルニア州立大学、カリフォルニア大学、サセックス大学

 

上記の採用大学一覧を見ると最難関クラスの大学や国立大学が目立ちますが、私立大学からの採用も多く、全国の大学から採用をしていることが分かります。

また、国内だけでなく海外の大学からの採用も積極的にしており、人材のグローバル化も推進しています。

上記の大学以外にも採用大学はあるようなので、自分の大学から就職した学生がいないか大学の就活課に確認してみてください。

 

インテージに学歴フィルターはあるのか

採用大学を見る限り、インテージに学歴フィルターはないと考えられます。

難関クラスの大学や国立大学などの採用が多いですが、標準クラスの私立大学からの採用もありますので学歴だけで足切りはしていないでしょう。

学歴で劣っていても選考対策をすることで内定を勝ち取るチャンスはあります。

競合となる周りの学生のレベルは高いですが、対策を徹底して選考を突破しましょう。

インテージの採用倍率と就職難易度

就活サイトに載っている情報ではインテージの採用倍率は6.5倍となっており、極めて高いわけではありません。

ただ、就活サイト「リクナビ」のプレエントリー候補リストを見ると、登録人数は1,000人を超えており、興味・関心のある学生は多いです。

インテージは2022年までは採用人数が50人未満でしたが、2023年に93人、2024年に97人と直近2年間で採用人数を2倍近く増やしています。

採用人数が増えたことで倍率にも影響があると言えるでしょう。

ですが、インテージの就職難易度は高いと考えられます。

就活サイトの就職難易度では5段階評価中4.6と高い数値となっており、選考フローもエントリーシート、適性検査、面接が設けられているので各選考フローの対策をしなければなりません。

就活サイトのみん就が発表した「2025年卒の就活生が選んだIT業界新卒就職人気企業ランキング」では124位にランクインしており、国内43,000社ある中での順位と考えると高い数値だと言えるでしょう。

このように学生からの人気もあり、一定数の倍率も誇ることから選考対策なしで内定を得ることは不可能に近いため、徹底した対策を取る必要があります。

 

インテージの選考対策

インテージの選考対策

ここではインテージの選考対策を細かく解説していきます。

就職難易度の高いインテージですが、選考対策をしていくことで内定に近付きます。

できる対策から始めて準備を進めていってください。

選考フローを把握する

インテージの選考フローを把握し、各選考に対する対策を進めていきましょう。

インテージの選考フローは以下の通りです。

インテージの選考フロー

  1. プレエントリー
  2. エントリーシート&適性検査
  3. 1次面接(AI面接)
  4. 2次面接
  5. 最終面接(人によっては2次面接まで)
  6. 内定

 

エントリーシート、適性検査、面接など様々な選考フローの対策をする必要があります。

対策を計画的に進めるためにも選考フローを確認しておき、段階を取って準備してください。

求める人材像を確認しておく

インテージの求める人材像を把握し、自分が企業の求める人材であることをアピールすれば、企業側の印象に残りやすいです。

インテージは「THE INTAGE GROUP WAY」という行動指針を策定しており、この行動指針に共感できる人材を求めています。

THE INTAGE GROUP WAYにある行動指針は以下の通りです。

【THE INTAGE GROUP WAYの行動指針】

  1. 最適を探求せよ!
  2. 品質にこだわれ!
  3. 責任を全うせよ!
  4. 変化に柔軟であれ!
  5. 挑戦を楽しめ!


THE INTAGE GROUP WAY | 企業情報 | インテージホールディングス (intageholdings.co.jp)

 

上記の5つの行動指針を掲げており、この中のどれか1つでも当てはまるものがあればインテージの求める人材になり得ます。

行動指針を読み解くに探求心、物事を追求する意識、責任感、柔軟性、チャレンジ精神のある人材が求められる人材に当てはまるでしょう。

自分の過去の経験で5つの能力が発揮されたエピソードがあれば、選考でアピールしていきましょう。

必ずしも求める人材像にある能力や特徴でなければ選考を通過できないかというと、そういうわけではないです。

1人1人の個性を尊重している企業であるため、様々な強みを持つ人材が在籍しています。

自分の強みを明確に伝えることが重要です。

ただ、求める人材像に当てはまるようにアピールすれば印象に残りやすいのは事実なので、少しでも求める人材像に関連できる強みがあればエントリーシートや面接でアピールしていきましょう。

インテージでなければならない理由を明確にする

企業の選考を突破するのに重要なのが企業への志望度を強調することです。

同じ能力を持つ学生でも、自社への入社意欲が高い学生を採用したいと企業は考えています。

エントリーシートの段階で学生の熱意を測る試みは始まっており、志望動機はもちろん、エントリーシートの書き込み具合で学生の志望度を見極めようとしてきます。

そのため学生側もインテージで働きたいという熱意を見せる必要があり、志望動機を明確にするのが重要です。

例えばインテージのビジョンに共感した、インテージの独自の強みに注目している、自分の能力がインテージでなら発揮できる、など他社との差別化を図れるような志望動機を考えて熱意を伝えていきましょう。

インテージの特徴を下記に一部掲載しますので参考にしてください。

また、自分でも企業研究をしてインテージの強みや志望理由になる材料を探していきましょう。

インテージの強み
  • 生活者360°理解
    商品購入やサービス利用、行動、感情などあらゆる側面からデータを集め、分析します。
  • 取引数の多さ
    65にも及ぶ業界と取引関係を持っており、取引数は5,000社を超えているため様々な企業相手に仕事が可能です。
  • 豊富なシェア率
    国内最大規模を誇る保有データを所持しています。全国消費者パネル、スマートテレビ視聴データ、モバイル空間統計などデータ統計の豊富さは国内トップクラスです。
  • アジアNo.1
    マーケティングリサーチにおける売上高はアジアNo.1であり、国内およびアジア圏では最大級のマーケティングIT企業です。

自己分析を徹底しておく

エントリーシートや面接で自分の強みや考え方を伝えるために自己分析を徹底しましょう。

自己分析では自分の過去の出来事を高校・中学時代まで遡って調査してください。

自分の過去を深く掘り返していくことで、自分がどういう考えのもと行動してきたのかが分かります。

経験では自分が何を考えて行動したのか、どのような取り組みをしたのか、取り組みの中で生じた課題や課題をどうやって克服したのか、など細かく振り返っていきましょう。

OB・OG訪問を実施する

これは全ての学生ができるわけではありませんが、大学にインテージに就職したOB・OGがいる場合は、インテージの企業概要や選考内容について話を聞くことをおすすめします。

ホームページや企業説明会だけでは分からなかった情報を聞けることもあり、選考で役立つ情報が手に入るかもしれません。

インテージでは公式でOB・OGを紹介することはしておらず、学校にOB・OGがいない学生はOB・OG訪問をする機会がないです。

OB・OG訪問をできる学生は差をつけられるため、活用できる場合は積極的に活用していきましょう。

計画性を持って対策を進めていく

就職活動の時期に入ると複数の企業の選考準備や企業説明会への参加、選考、大学の勉強などに追われ、思うように対策が進まないことも多いです。

そうならないように予め計画性を持って選考対策を進めていきましょう。

適性検査などは早めに参考書を開いて勉強する、自己分析は就活課に通って相談しておくなど就職活動が本格化する前からできることは多くあります。

就職活動の時期に苦しくならないように少しずつ対策や準備を進めてみてください。

 

インテージのエントリーシート・面接の事例紹介

インテージで過去に出題されたエントリーシートや面接の質問例を紹介します。

インターネット上ではインテージを受けた学生から質問の情報が提供されていたりするので、自分でも調べて質問に対する回答を考えておきましょう。

学業

あなたが最も力を入れて取り組んだ学業について、どのように取り組み、あなたにとってどのような価値があったのか、具体的にご記入ください。(400文字以内)

私は統計学について力を入れて取り組みました。
統計を収集することで見つかる問題点や新しい発見を見つけることに面白さを抱き、大学でも統計学を学ぶことにしました。研究会では100を超える資料からデータを引き出し、統計をまとめて発表する学習を繰り返し行っており、統計を集めるだけでなく統計から課題と改善点を導き出す実践的な講義も実施しました。私はこの統計学の学習で、データ収集のためにインターネットやSNSを駆使して情報を集める情報収集能力と、データから問題点を見つける問題発見能力が身に付きました。また、情報収集にはあらゆる媒体やツールを活用することの重要性を知り、これからデータ収集をしていくには多様化する収集方法を上手く使っていかなければならないと考えるようになりました。データを集めて統計を取るためにはIT技術などを活用し、より詳細な情報を集めることが重要だと考えています。

大学で学んだ学業についての質問は高確率でされますので、自分の研究テーマやゼミでの内容を説明できるようにまとめておきましょう。

また、学業で取り組んだ内容と学業を通して学んだことも書けるように掘り下げることが重要です。

自分だけで学業の回答が思いつかない場合は、一緒にゼミに出ていた学生や教授に自分の取り組み内容や良かった点などを聞いてみるのもおすすめです。

挑戦したこと

これまでの中で最も挑戦したことについて教えてください。(400文字以内)

最も挑戦したことはTOIECで高得点を目指したことです。
大学時代に海外の友人ができたことでもっと英語を話せるようになりたいと思うようになり、大学1年の夏から英語の勉強を始めました。勉強を始めた頃はTOIECの点数は515点とそこまで高い数字ではなく、大学3年までに950点を取ることを目標にしました。毎日英単語を20個覚え、リスニングも始めました。英単語は自作の英単語帳を作成し、リスニングは通学時間の間にイヤホンを使って繰り返し学習しました。大学2年時に成績が伸び悩みましたが、英語の小説や洋画を見ることで英語に触れる機会を増やし、英語力を徐々に上げていきました。また、海外にも短期留学をして英語に囲まれた生活を行い、英語に慣れ親しんだ結果、大学3年の春のTOIECでは900点まで成績を上げることができました。まだ目標には届いていませんが、この挑戦で英語力と継続して学ぶ力が身に付きました。

何に挑戦したのかに加え、挑戦の中でどのような行動を取ったのかを伝えましょう。

挑戦の中でぶつかった壁や壁をどう乗り越えたかなど、挑戦自体よりも挑戦の過程を採用担当者は見ています。

どのような行動を取り、どう解決したのか、挑戦した結果どんなことを学んだのかなど具体的に伝えれば企業側の印象に残りやすくなるでしょう。

インテージに関するよくある質問

インテージに関するよくある質問

ここではインテージに関するよくある質問を3点ご紹介します。

インテージへの就職を考えている学生にとっては重要な質問も多いので、ぜひ参考にしてください。

インテージの気になる年収は?

インテージの年収は新卒で約374万円だと推測されます。

正確な数字は公表されていないため参考程度にはなりますが、インテージの2024年度の新卒の給与は月269,000円です。

それに賞与分を計算すると350万円以上はあると予想されます。

また、インテージ全体の平均年収は617万円となっており、新卒時よりも倍近く上昇します。

国税庁が発表した令和4年分民間給与実態統計調査によれば、日本の平均年収は458万円のため、平均よりも多い年収だと言えるでしょう。

インテージの働き方は?

インテージでの働き方として特徴の1つに服装があります。

普段はカジュアルスタイルで仕事ができ、お客様の元で仕事する場合はスーツを着用するなど状況に応じた服装で仕事をします。

お堅いイメージなどはなく、自由な働き方を推進していると言えるでしょう。

また、勤務体系ではフレックスタイム制を導入し、標準労働時間は7時間30分で決められています。

残業時間は20.6時間と全くないわけではありませんが、テレワークなども実施しており、ワークライフバランスは考えられています。

職場ではフリーアドレス制が導入されており、その日の業務に応じて好きな席で仕事ができ、上下の役職関係なく「さん」付けで呼び合うなど社員間の距離も近い職場です。

研修制度もメンターがついてサポートするメンター制度、新入社員をフォローするフォローアップ研修、資格取得支援制度など充実した研修を取り揃えているので安心して業務に従事可能です。

条件付きですが副業も可能であり、収入の柱を増やすことにも寛容と言えます。

福利厚生については下記に一部掲載します。

インテージの福利厚生
  • 社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
  • 保養所
  • 出産祝い金
  • 介護時間制度
  • 保存休暇制度
  • 健康相談
  • リフレッシュ休暇

インテージの就職ランキング

インテージの就職ランキングは前述した通り、IT企業の中でも高い順位に位置しています。

年収も高く、働き方も自由な形態を取っているため学生からの人気が高いのも納得です。

企業内の役員及び管理職の地位で女性が占める割合も24.8%(2021年度情報)と一定数あり、女性の活躍も著しいことから、女性にも人気のある企業と言えるでしょう。

 

まとめ

株式会社インテージはIT技術とマーケティングを駆使して市場調査や海外調査、データ収集など様々な事業を展開している企業です。

5,000以上の取引先を持っており、あらゆる業界と提携しているので安定した業績を出すことができています。

AIなどの最新技術も取り入れるなど常に変化に対応し、時代に取り残されない経営をしており、これからも伸びていく企業と言えるでしょう。

そんなインテージの採用では学歴フィルターは特に設定されておらず、国内外から様々な人材を採用しています。

採用枠も増幅傾向にあり、倍率も突出して高いわけではないため誰にでもチャンスがあります。

選考対策次第でインテージの内定を得ることは可能ですので、選考フローを把握して内定獲得を目指してください。

THE INTAGE GROUP WAYに準ずる求める人材像を確認してアピール材料にするのと、インテージならではの特徴や強みを調査して志望動機を作成していきましょう。

就職活動が始まる前から少しずつ対策を進めることが大事です。

計画性を持って取り組めば就職活動も乗り切れるでしょう。

この記事がインテージの内定の役に立てば幸いです。

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