【面接対策】プレステージ・インターナショナルの面接の対策法を徹底解説
2024/8/2更新
はじめに
就職活動において、面接は避けては通れないプロセスです。
「どうやって対策すればいいの？」「どんな質問をされるの？」など、不安や疑問を感じている人は多いでしょう。
この記事では、そのような不安を払拭するため、プレステージ・インターナショナルの面接のポイントや対策法について解説していきます。
また、会社概要や面接の質問のベースとなるエントリーシートの記入例も紹介していきます。
プレステージ・インターナショナルの採用選考を受ける人は、ぜひ本記事を参考にして内定獲得を目指してください。
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株式会社プレステージ・インターナショナルの概要
出典元：ロゴコンセプト ｜ 株式会社プレステージ・インターナショナル
初めに、株式会社プレステージ・インターナショナルとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。
プレステージ・インターナショナルとは
株式会社プレステージ・インターナショナルは、主にアウトソーシングサービスを提供している日本企業です。
同社の事業内容は多岐にわたります。
BPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）サービスでは、企業の業務プロセスの一部を外部に委託するサービスを提供しています。
カスタマーサポート、バックオフィス業務、ITサポートなどが中心です。
CRM（カスタマーリレーションシップマネジメント）サービスは、カスタマーサポートやコールセンター業務などで、顧客との関係を管理しています。
また、自動車や住宅、医療などの分野での緊急対応サービスも提供しており、24時間365日体制でのサポート業務です。
具体的には、ロードサイドアシスタンスやホームセキュリティサービスなどです。
ほかにも、同社は世界各地にコンタクトセンターがあり、グローバルなサービス展開を行っています。
このように、プレステージ・インターナショナルは、幅広いアウトソーシングサービスを提供しているのです。
その信頼性と高い品質のサービスにより、多くの企業から選ばれていることから、将来性にも期待が持てるでしょう。
プレステージ・インターナショナルが求める人材とは？
プレステージ・インターナショナルは、公式サイトの採用情報で下記のような人材を求めていることを発信しています。
「人でしかできない」サービス提供を支えるのは従業員=人財と考えています。若年層や女性が、仕事を通じてやりがいや夢を持って働ける組織を目指し、取り組んでまいります。
また、求人サイトであるリクナビでは、求める人材について以下が掲載されています。
- ホスピタリティ
- コミュニケーション
- チャレンジ精神
- 人柄重視の選考です。特別な資格や知識は必要ありません。会社と一緒に成長してくれる人を採用しています。
上記のように、同社では求める人材に特別な要素を挙げていません。
誰にでもチャンスはありますが、他の就活生との差別化が難しいとも言い換えられます。
ライバルに差をつけるため、同社が開催する会社説明会や見学会に参加し、企業の雰囲気や考え方を深く理解してください。
それと同時に、過去のエントリーシートを参考にするなどの対策を行いましょう。
プレステージ・インターナショナルのグループ会社の採用方向性の違いは？
同社には、下記のようなグループ会社が存在します。
- 株式会社プレステージ・インターナショナルプロダクト
- 株式会社プレステージ・インターナショナルアウトソーシング
いずれのグループ会社も、自動車関連や電気・電子機器関連の構内請負や人材派遣を事業としており、地域によって担当となる会社が分かれています。
このことから、プレステージ・インターナショナルはグループ会社によって採用の方向性に違いはないと言えるでしょう。
プレステージ・インターナショナルの採用フロー
プレステージ・インターナショナルの採用フローは、下記のとおりです。
- エントリー
公式サイトもしくはマイナビなどの求人サイトからエントリー - 会社説明会
対面もしくはWEBにて実施 - 筆記試験・適性検査
筆記試験・適性検査の実施、企画問題作文やプレゼン資料の提出 - 一次面接
面接官と就活生との個人面接を実施 - 最終面接
面接官と就活生との個人面接を実施 - 内々定
プレステージ・インターナショナルの面接のポイント
プレステージ・インターナショナルの面接は、一次面接と最終面接の2回です。
以下で、それぞれの面接のポイントを解説していきます。
一次面接
面接官と就活生での個別面接です。
提出したエントリーシートをもとに、志望動機や学校で学んでいることなどを中心に質問されます。
また、「これまで失敗した経験は？」という質問をされた事例もあります。
失敗談とそれを乗り越えたエピソードも用意し、応募する職種に絡めながら適性があることをアピールしていきましょう。
最終面接
最終面接も、面接官と就活生の個人面接です。
一次面接同様、志望動機や自己PRの他に入社意欲がチェックされます。
過去には「どんな環境なら働きやすいか」「GW・年末年始の勤務は可能か」などの質問がされたこともあります。
24時間365日サービスを提供する職種に応募する際には、これらの回答も考えておきましょう。
面接で聞かれるよくある質問
面接で良く聞かれる質問について、シーン別に紹介していきます。
エントリーシートをもとに聞かれる質問
ここでは、エントリーシートをベースにした質問とその回答例について解説していきます。
志望動機について
志望動機は採用面接で確実に尋ねられる質問の一つです。
BPOやロードアシスタンスを事業としている企業は他にもある中、なぜプレステージ・インターナショナルを志望しているのかを明確に伝えなければなりません。
企業のカルチャーや価値観を取り入れることで、競合他社との差別化が図りやすく、そこに学生時代に取り組んできたことを絡めることで個性も出せるでしょう。
また、カルチャーや価値観を取り入れることは就活生が企業研究を行ってきたことの証明にもなり、同社を志望する熱意を伝えることにもつながります。
志望動機は、就活生の人柄や能力の把握、入社後のイメージにも影響を与えるため、志望動機をエピソードに組み込む際は、応募する職種も意識してください。
・当社を志望した理由は何ですか？
【回答例】
私が御社を志望する理由は2つあります。
1つ目に、御社のグローバルな事業展開に強く惹かれたことが挙げられます。
御社では、多様な国々でサービスを提供し、多文化環境での業務経験を積むことができます。
私は大学で国際関係を専攻し、留学やインターンシップを通じて異文化交流の重要性を学びました。
御社のような国際的な企業で働くことで、自分の語学力やコミュニケーションスキルを活かし、さらに成長できると考えています。
2つ目に、御社の社会のニーズを捉えた高品質なサービスを提供していることに魅力を感じています。
私は接客業のアルバイトを通じて、お客様の満足度向上に努める喜びを知りました。
御社の環境であれば、培ったホスピタリティ精神を発揮し、お客様に最高のサービスを提供できると考えています。
以上の理由から、私はプレステージ・インターナショナルで働くことを強く希望しています。
ポイント：志望理由が簡潔であり、論理的にまとめられてる点が評価できます。
また、学生時代に国際関係を学んでおり、グローバル事業を展開している同社の事業に活かされると見込まれるでしょう。
また、同社が求める人材に「ホスピタリティ」が挙げられていますが、アルバイト経験をうまく絡めることでアピールにつながっています。
面接ではこれらを応募職種に合わせて話すことで、内定獲得を高められるでしょう。
学生時代について
・学生時代に力を入れたことを教えてください
【回答例】
学生時代に最も力を注いだのは、大学の国際交流サークルでの活動です。
私は2年間、サークルのリーダーを務め、国内外の学生との交流イベントを企画・運営しました。
特に力を入れたのは、毎年開催される「国際文化祭」の企画です。
このイベントは、さまざまな国の文化を紹介し、学生間の国際理解を深めることを目的としています。
私たちのサークルでは、各国の料理や伝統的なパフォーマンスを紹介するブースを設け、多くの学生に参加を呼びかけました。
その際、予算管理やスケジュール調整、各ブースの責任者との連絡調整など、さまざまな課題がありましたが、チームメンバーと協力し、イベントを成功させることができました。
この活動を通じて、私はリーダーシップや問題解決能力、そして異文化理解の重要性を学びました。
特に、さまざまなバックグラウンドを持つ人々と協力することの大切さを実感しました。
プレステージ・インターナショナルでも、この経験を活かし、多様な文化を尊重しながら、お客様に最高のサービスを提供したいと考えています。
ポイント：学生時代に力を入れた内容について、分かりやすくまとめられている点が評価できます。
グローバル事業を展開している同社において、国際交流に関わっていることをアピールしていることもポイントです。
また、予算やスケジュール管理は社会人に求められる能力であるため、入社してからのキャリアアップにも期待できる内容といえるでしょう。
面接の終盤で聞かれる質問
ここでは、面接の終盤に聞かれるような質問とその回答例について解説していきます。
逆質問
一般的な面接では、最後に学生側からの質問の時間が設けられています。
逆質問は、就活生の不安や疑問を解消するのはもちろん、企業に対して興味関心を持っているかどうかといった、志望度や熱意をチェックする場です。
質問する内容に悩んだ際には、面接官からしか聞けないようなことや、仕事内容に関する詳しい質問を意識することをおすすめします。
一方で、調べれば誰でもわかるような内容や、給与や福利厚生などの雇用条件、残業の有無などの質問は良い印象を残せません。
逆質問しようとしていた内容を面接時に説明される可能性もあります。
その場合には「十分にご説明をいただきましたので、特に質問はありません。」といった回答も方法として覚えておきましょう。
- 入社後に早くから活躍している人の特徴はありますか？
- 〇〇様（面接官の名前）にとって、仕事でやりがいを感じるのはどのような場面でしょうか？（逆に大変と感じることはどのような場面でしょうか？）
- 〇〇の業務に興味がありますが、入社前に必ずやるべき勉強はありますか？
- 本日面接をしていただき、私の課題になる点は〇〇様から見てどのような点だと感じましたか？
・後に言っておきたいことはありますか（面接の締めくくり）
【回答例】
本日、面接を通じて御社への理解度が深まったとともに、自身がこれまで培ってきた経験や能力を発揮できる環境であると感じました。
もし内定をいただけましたら、より多くの経験や学習をして御社に貢献していきたいと考えています。
本日は貴重なお時間をいただき、どうもありがとうございました。
過去のエントリーシートの質問内容と記載例
プレステージ・インターナショナルの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。
面接ではエントリーシートをベースにして質問されることも多いので、把握しておきましょう。
志望動機
・志望動機
【記載例】
貴社を志望する理由は、BPOサービスを通じて企業の成長を支援できる点に強い魅力を感じたからです。
大学でのインターンシップを通じて業務プロセス改善に携わり、効率的な業務運営の重要性を実感しました。
貴社のカスタマーサポートやITサポートなど多岐にわたるサービスは、企業の課題解決に大きく貢献しており、私のスキルを活かせると考えています。
また、貴社のグローバルな視点と最新技術の活用にも強く共感しています。
留学経験を通じて学んだ多様な文化や価値観を活かし、国際的なプロジェクトで多国籍企業のサポートを行いたいと考えています。
貴社の一員として企業の成長を支援し、自身も成長し続けたいです。
ポイント：結論ファーストで、同社への志望理由を記述しているため内容が理解しやすいです。
また、自身の留学経験をエピソードとして取り込むことで、企業とマッチした人材であることもアピールできています。
面接時においては、これらの能力や経験をどのように活かせるのか、応募職種に合わせて説明できるよう準備すると内定が近づくでしょう。
自己PR
・自己PR
【記載例】
私の強みは、問題解決力とコミュニケーション能力です。
大学での経営学の学びとインターンシップを通じて業務プロセスの改善に取り組み、実際に業務効率を20％向上させる成果を上げました。
特に、データ分析と現場の意見を反映させた改善策が評価されました。
また、ゼミ活動ではチームリーダーとして意見調整を行い、円滑な共同研究を実現しました。
これらの経験を通じて、問題解決とチームワークの重要性を学びました。
貴社では、これらのスキルを活かしてクライアントの課題を解決し、グローバルなプロジェクトにも貢献したいと考えています。
ポイント：自身の強みをアピールするためのエピソードが簡潔にまとめられているのがポイントです。
具体例も挙げられており、詳細を聞いてみたいと思わせることも評価できます。
ただし、エントリーシートでは書き直しができますが、面接ではその場での対応力がポイントになります。
「問題解決力」「コミュニケーション能力」を強みに挙げる学生は多いですが、実際に面接でスムーズな会話ができなければ評価できないため注意しましょう。
プレステージ・インターナショナルの新卒採用や選考に関するQ＆A
ここでは、プレステージ・インターナショナルの採用に関するQ＆Aについて紹介していきます。
面接などにも役立つ情報もありますので、ぜひ参考にしてください。
選考・配属
・学歴フィルターはある？
有名・難関大学だけではなく、中堅大学や地方大学、専門・短大卒からの採用実績があるため、学歴フィルターは存在しないと考えられます。
・筆記試験はどんな内容？
選択・記述式問題・聞き取り問題が出題されます。
SPIの参考書や過去問を活用して対策しておくと良いでしょう。
研修・教育
・研修制度はある？
「入社時研修」「座学研修」「ロールプレイング」「モニタリング受電」「フォローアップ研修」「メンター制度」「キャリアアップ研修」「実車研修」など、数多くの研修制度が設けられています。
・研修期間はどれくらい？
入社時研修は4週間、配属先での研修は1～3ヵ月と長期間設けられています。
また、一人ひとりに担当の先輩従業員が付くメンター制度もあり、月に1回面談を行うため、業務や会社、キャリアアップなど気兼ねなく相談できる環境です。
その他
・入社後のキャリアパスはどうなっている？
営業や管理など、業務内容は多岐に渡ります。
さまざまな経験を積み、スキルアップしていきます。
年齢、年次に関わらず、キャリアアップが可能です。
20代でMG（マネージャー）、30代で事業部長を担っている例もあります。
年2回、上司との面談を行い、目標に対する達成度等によって評価しています。
また、所属している拠点でのキャリアパスの他、本社スタッフまたは国内外の別拠点に勤務地変更や転籍をして、活躍できるキャリアパスもあります。
まとめ
本記事では、プレステージ・インターナショナルの会社概要や面接のポイントについて解説しました。
同社は主にアウトソーシングサービスを提供している日本企業です。
しかし、BPOサービスやCRMサービス、自動車や住宅、医療分野での緊急対応サービスなど、展開している事業は多岐にわたります。
入社前に特別な資格取得は不要です。
採用選考は人物重視で、同社は「会社と一緒に成長してくれる人を採用しています」とメッセージを発信しています。
対策すれば誰にでも内定獲得のチャンスがあるでしょう。
同社の価値観やカルチャーへの共感、求められる人材の要素をアピールできるエピソードを用意すれば、内定の獲得率を高めることが可能です。
面接に臨む際は、志望動機や学生時代に頑張ったこと（ガクチカ）など定番の質問がされます。
そのほか、職種によっては「GW・年末年始の勤務は可能か」といった、24時間365日サービスを提供している企業ならではの質問もあります。
こうした質問にも動揺しないよう、プレステージ・インターナショナルの内定獲得を目指す人は、ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください。
