就活生が重要視している企業選びの軸とは?ランキング形式で解説!
2026/1/13更新
はじめに
就職先を決定する際に重要になってくるのが「企業選びの軸」です。
自分なりの「価値観」や「譲れない条件」を明確にしておかないと、入社後に「この会社は自分と合っていない」「思っていたのと違う」となってしまうでしょう。
この記事では、以下のような就活生を対象に、「企業選びの軸」をランキング形式で紹介しています。
- 就職活動を行う際の方向性について悩んでいる
- ほかの就活生はどのような「企業選びの軸」を持っているのか知りたい
- 就活生から人気の働きやすい企業が知りたい
「企業選びの軸」についての解説に加えて、記事の後半では就活生から人気のある企業を数社紹介していますので併せて参考にしてみてください。
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企業選びの軸とは?

「企業選びの軸」とは、「価値観や働く上で譲れない条件」のことを指します。
職種、働き方、勤務時間、勤務地、将来のキャリアプランなど、企業を選ぶポイントはたくさん存在していると思います。
ですが、すべての条件を満たした理想の企業にめぐり逢い、なおかつ内定を獲得することは非常に難しいでしょう。
「企業選びの軸」は就活をする上で非常に重要になりますので、自分に合った軸を見つけてください。
企業選びの軸はなぜ必要?
「企業選びの軸」は自分自身が納得して企業に勤めるために必要です。
企業選びの軸を明確にしないまま就職してしまうと、事あるごとに会社への不満が出てしまうでしょう。
ですが、企業選びの軸がしっかりしていれば、不満を減らすことができるのではないでしょうか。
例えば、「とにかく給与を充実させたい」という軸があるのであれば、長時間の残業も苦になりません。
反対に「お金よりもプライベートを充実させたい」のであれば、給与の低さは不満にならないはずです。
企業と自分とのミスマッチを避けるためにも、「企業選びの軸」を明確にすることが必要です。
企業選びの軸はどうやって決めるの?
企業選びの軸を決めるには、まず自己分析を充実させてください。
自分の強みや、自分の大切にしたいことなど、自分自身を知っておきましょう。
自己分析を行うことができたら、合同説明会へ参加して、たくさんの企業の話を聞いてみてください。
また、「企業選びの軸」を決める方法として、OB・OG訪問を行うことも非常に有効です。
訪問するOB・OGは、志望業界や志望企業で働いている人でなくても構いませんので、身近な先輩に連絡し、話を聞いてみましょう。
実際に社会に出て働いている先輩からの意見はとても参考になるはずです。
関係性ができているOB・OGの方のほうが、気になることを気兼ねなく聞くことができるので、OB・OGを選ぶ際は、年齢の近い、ゼミやサークル、部活の先輩がおすすめです。
企業選びの軸ランキング

【2027年卒 就活実態調査】によると就活を始めた時期や予定ついては、以下のような回答となっています。

出典:ワンキャリア調べ
2027年卒学生の就職活動の開始(予定)時期で最も多かったのは「2025年1月以降」で、全体の49.0%を占めました。
一方で、2025年1月より前に就職活動を始めていた学生も48.0%おり、すでに約半数が2025年以前から動き出していたことが明らかになりました。
さらに2025年11~12月に内定獲得を希望する学生が最も多く(24.0%)、次いで2026年1~2月(18.0%)、2026年3~4月(15.0%)という結果でした。また、これらの時期までに内定を得たうえで、就活自体は2026年5~6月までに終えたいと考える学生が20.0%を占めています。全体としては、2026年7~8月までに就職活動を終了したいと考える学生が82.0%に達していることが明らかになりました。
参照:
25年前と企業選びの軸はどのように変わっている?

「1999 年度 大学生の就職意識調査結果報告 (文系)」によると、企業選びの軸に関する回答結果は以下のとおりです。
| 順位 | 企業選びの軸 | 割合 |
| 1 | 自分のやりたい仕事(職種)ができる会社 | 46.7% |
| 2 | 働きがいがある会社 | 23.7% |
| 3 | 安定している会社 | 19.8% |
| 4 | これから伸びそうな会社 | 19.4% |
| 5 | 自分の能力や専門性を活かせる会社 | 13.8% |
| 6 | 社風が良い会社 | 9.5% |
| 7 | 志望業種の会社 | 7.7% |
| 8 | 一生続けられる会社 | 7.2% |
| 9 | 勤務制度、住宅など福利厚生の良い会社 | 7.1% |
現在と似た点はあるものの、「自分のやりたい仕事ができる会社」が高い割合を占めています。
また2025卒を対象とした調査で1位だった「待遇面が良い」という点はランクインしていません。
このように、時代とともに就活生の価値観が変わっていることがわかります。
参照:
就活生に人気の企業TOP5

現在、就活生から人気を集めている企業をランキング形式で発表します。
平均年収や平均勤続年数に加え、なぜ就活生から人気を得ているのか、企業の特徴や取り組みについても紹介します。
【2027年卒 就職人気ランキング】
| 順位 | 企業名 | 平均年収 | 平均勤続年数 |
| 1 | ニトリ | 787万円 | 12.0年 |
| 2 | みずほフィナンシャル・グループ | 1,072万円 | 16.4年 |
| 3 | 伊藤忠商事 | 1,753万円 | 18.2年 |
| 4 | 三菱UFJ銀行 | 1,047万円 | 14.4年 |
| 5 | 味の素 | 1,072万円 | 19.9年 |
【1位】ニトリ

出典元:ニトリ
ニトリは「お、ねだん以上。」というキャッチフレーズが有名で、高い品質の家具をリーズナブルな価格で消費者に提供しているニトリ。
日本の大手家具メーカーとして順調に事業を拡大し、独自のビジネスモデル「製造物流IT小売業」を展開しています。
本来のメーカーの役割である「製造小売」の機能に加え、物流とIT業務を行い、全工程を自社で完結させることにより、中間コストを削減しているのです。
ニトリは就活生から非常に高い人気を集めており、ニトリのインターンシップには、3万人近くの就活生が参加するなど高い実績を残しています。
ニトリが就活生から人気の理由として代表的な理由として、「総合職の社員が転居を伴わず勤務できる制度」を導入したことが挙げられるでしょう。
総合職は全国転勤するというイメージを払拭し、社員のライフワークバランスを充実させています。
このように社員を思いやる勤務制度を充実させていることから、人気を集めているといえるでしょう。
【2位】みずほフィナンシャルグループ

出典元:みずほ銀行
みずほフィナンシャルグループは、日本を代表する金融機関のひとつです。
みずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券などの企業で構成されており、幅広い金融サービスを提供しています。
特にみずほ銀行はメガバンクとして、高い安定性や高い待遇を誇っており、就活生から高い人気を得ています。
さらに、みずほ銀行はいち早く社員の「副業を解禁」し、話題となりました。
働き方の多様化にあわせて、いち早く時代の流れに乗ったのです。
そういった新しい考え方を持つ企業として、就活生から高い評価を得ているのではないでしょうか。
【3位】伊藤忠商事

出典元:伊藤忠商事
就活生から最も注目されている総合商社業界。
その中で、5大商社の一角として業界をけん引しているのが伊藤忠商事です。
伊藤忠商事は、三菱商事、住友商事、三井物産などの財閥系総合商社を抑えて、2021年度には時価総額と連結利益で業界1位となっています。
就活生に人気の理由として、特筆すべきは「待遇の良さ」でしょう。
有価証券報告書によると、平均年収は約1,700万円とかなり高水準です。
また、働き方改革を推進しており、夜8時以降の残業を禁止し「朝方勤務」を導入するなど、柔軟な勤務時間を導入しています。
給与の高さや柔軟な働き方を提案している企業として人気を集めています。
【4位】三菱UFJ銀行

出典元: 三菱UFJ銀行
就活生から根強い人気を誇っているメガバンク。
その中でみずほ銀行、三井住友銀行とともに3大メガバンクを構成しているのが三菱UFJ銀行です。
旧財閥系グループとして知られている三菱グループに属する企業で、三菱グループの中でも「御三家」と呼ばれており、高い影響力を持っています。
就活生に人気の理由としては、「ブランド力」と「高い待遇面」といえるでしょう。
三菱UFJ銀行は、メガバンクであることや、三菱グループの企業であること、また、我々の身近に存在する企業として非常に高い知名度を誇っています。
「誰もが知っている企業で働きたい」という思いを持った就活生は多いので、人気は高まるばかり。
また、待遇面や福利厚生が充実していることも人気が集まっている理由といえるでしょう。
【5位】味の素

出典元:味の素
味の素は、日本を代表する食品メーカーです。
うま味調味料の「味の素」は、非常に有名な商品ですが、その他の調味料や医薬品、化粧品など生活関連商品を幅広く手掛けています。
さらに、アミノサイエンスをヘルスケアに活用した「バイオ&ファインケミカル系事業」にも注力しており、多くの人の生活を支える企業として活躍しているのです。
就活生に人気の理由として、味の素は働き方改革を推進し、社員の働きやすい環境を整えていることが挙げられます。
改革の結果、勤務時間は削減され、仕事の質や密度が上がり、さらには離職率も減少したそうです。
上記の表を見てもわかるように、味の素の平均勤続年数は、19. 9年と非常に長くなっています。
社員を大切にしようという考え方のもと改革を行い、その成果が人気にあらわれているといえるでしょう。
参照:
有価証券報告書(ニトリ)
有 価 証 券 報 告 書(みずほフィナンシャルグループ)
有 価 証 券 報 告 書 第100期(伊藤忠商事)
有価証券報告書(三菱UFJ)
有価証券報告書(味の素)
まとめ
本記事では、就活生が重要視している「企業選びの軸」について、ランキング形式で紹介し、その理由を解説してきました。
今後の人生を決める就職活動において、「企業選びの軸」を明確にしておくことは非常に大切です。
「大手だから」「有名だから」と安易な気持ちで企業を選ぶのではなく、「大手で福利厚生が充実しているから」「高い技術力や企画力があることで有名だから」といったように、明確に企業選びの軸を持って就活に臨んでください。
この記事が、今から企業選びを行おうとしている就活生の一助となれば幸いです。

