【面接対策】三菱電機ソフトウェアの面接の対策法を徹底解説

【面接対策】三菱電機ソフトウェアの面接の対策法を徹底解説

2024/7/24更新

はじめに

この記事では、三菱電機ソフトウェアへの就職を目指しているものの、面接に対して不安を感じている方へ向けて、三菱電機ソフトウェアがどんな人材を求めているのかや、面接に臨む際のポイントなどについて詳しく解説しています。

特に三菱電機ソフトウェアならではの面接方法やアピール方法から実際の面接で聞かれた内容まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

三菱電機ソフトウェアの内定を目指す就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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三菱電機ソフトウェアの概要

三菱電機ソフトウェアとは

出典元:三菱電機ソフトウェア

 

初めに三菱電機ソフトウェアとはどんな企業なのかを簡単に紹介します。

三菱電機ソフトウェアとは

株式会社三菱電機ソフトウェアは、三菱電機グループのソフトウェア開発企業です。公共・エネルギー、宇宙・通信、防衛システム、FA・産業メカトロニクス、自動車機器、ビル、空調・冷熱、映像、セキュリティー、ライフサイエンス、組込ソリューションの11の事業分野でソフトウェア開発を行っています。

三菱電機ソフトウェアは何度か統合を繰り返してきましたが、歴史の古い会社でノウハウもあります。三菱電機ソフトウェアの創立は1982年ごろとされています。

2022年に三菱電機グループのソフトウェア開発会社を6社統合して、現在の三菱電機ソフトウェアになりました。

本社は東京都港区で、高度なソフトウェア技術で社会に貢献している会社です。

募集している職種は技術系総合職と、事務系総合職があります。

技術系総合職はシステムエンジニアの仕事です。事務系総合職は、総務人事・経理・営業・調達などの仕事があります。勤務地は全国の支店となっていて、内定が決まったら配属先が決まる形です。システムエンジニアの募集人数は、全国の支店で募集しているということで採用人数が200人前後と多くなっています。事務系総合職は事務所での仕事となるためか、20人前後と募集人数はかなり少ないのが特徴です。システムエンジニアは、理工学系の大学や学部からのみの採用となっています。事務系総合職は、文理問わず、全学部からの採用です。技術系総合職は、エンジニアのスキルがないと応募が難しいため、まだ採用への道は広いといえるでしょう。事務系総合職は、特にスキルがなくても応募が可能なため、内定への道は厳しくかなりの対策が必要です。

ソフトウェア技術を通して、社会に貢献したいという方に向いている企業です。

三菱電機ソフトウェアが求める人材とは?

三菱電機ソフトウェアが求める人材は、次のとおりです。

求める人材
  • チームで新しい価値をつくりあげて行ける
  • 誰かの役に立ちたいという志がある
  • どんな困難があっても実現する力がある
  • モノづくりが好き
  • やり抜く使命感がある
  • ​​​​​​未来を拓くチャレンジをしていきたい
  • やり抜く使命感がある

代表取締役社長の福嶋秀樹氏はこれを「社会を支えるソリューションカンパニー」として、お客さまの要望にお応えし、課題解決、価値創造のお手伝いをして行くとあります。

社員の努力をサポートするために入社後の研修制度もあります。入社してからスキルを伸ばしていくことも可能です。

また、入社前ですとインターンシップも用意してあります。インターンシップを通して、三菱電機ソフトウェアについての企業理解を深められます。三菱電機ソフトウェアのインターンシップでは技術職についてのインターンの情報が見られました。事務系総合職のインターン情報は不明です。技術系総合職では、インターンを通してSEへの知識を深められます。

三菱電機ソフトウェアが求めているのは、ものづくりの仕事が好きで、チームで頑張っていける人です。

社会的責任の大きな仕事に取り組むために最も大切なのは、一人ひとりの人材の力と採用サイトにあります。

三菱電機ソフトウェアが手掛けるシステムは、多くの人々のあたりまえの生活や安心安全を支えています。また、社会を確実に前に進めるために利用されるものでもあります。そのため、高い品質と信頼性が求められ、それを担っていける人材を求めています。

 

三菱電機ソフトウェア各社の採用方向性の違いは?

三菱電機ソフトウェアは三菱電機グループに所属しています。

三菱電機グループは、三菱電機エンジニアリング、三菱電機ビルソリューションズ、三菱電機ロジスティクス、三菱電機ソフトウェアを含む多様な企業から成るグループです。三菱電機グループは40社ほどの会社があります。

各社で異なる採用の方向性を持っています。

情報技術を軸にしたビジネスを展開しているという点では共通していますが、各社の特色や重視する価値は異なります。

三菱電機エンジニアリング

三菱電機エンジニアリング

出典元:ロボカル

三菱電機エンジニアリングは、三菱電機や様々な設計や開発、オリジナル製品の企画から販売までを手がけている会社です。

三菱電機エンジニアリングは、三菱電機グループの企業理念も反映させています。そのため三菱電機グループの企業理念も読み込み応募する必要があります。

 

三菱電機ビルソリューションズ

三菱電機ビルソリューションズ株式会社

出典元:三菱電機ビルソリューションズ

三菱電機ビルソリューションズは、三菱グループのトータルビルシステム会社です。エレベーター、エスカレーターは日本国内においてトップシェアを誇ります。昇降機の新設から保守・リニューアルなどを担っている会社です。

三菱電機ビルソリューションズも三菱電機グループの企業理念を反映させています。こちらの会社を受ける際も、三菱電機グループの企業理念の確認が必要です。

 

三菱電機ソフトウェアの採用フロー

三菱電機ソフトウェアの採用フローは、下記のとおりの流れです。

  1. エントリー
    採用ナビサイトよりエントリー
  2. 各種イベントにご参加
    「一般応募」と「配リク」から選択
  3. 応募フローアンケート
  4. 会社説明会

一般応募の場合

  1. 能力・性格検査[オンライン]
  2. 1次面談[オンライン]
    エントリーシートの事前提出が必要
  3. 適性検査・2次面談[対面/オンライン]
    適性検査はオンラインにて実施
  4. 内々定

配リク

  1. 能力・性格検査[オンライン]
  2. マッチング面談[対面/オンライン]
    エントリーシートを事前に提出
  3. 適性検査・面談[対面/オンライン]
    適性検査はオンラインにて実施
  4. 内々定[配属決定]

 

三菱電機ソフトウェアの面接のポイント

三菱電機ソフトウェアの面接のポイント

三菱電機ソフトウェアの面接は、人事面接と役員面接の2回です。以下で、それぞれの面接のポイントを解説していきます。

1次面談

提出したエントリーシートをもとに、最大1時間ほど時間をかけて面接を行います。

志望動機や学生の頃に取り組んだことなど、一般的な面接で聞かれるような内容だと想定されます。

これまでどんなことに取り組んできたか、自分らしさをアピールしましょう。

2次面談

1次面接での内容や最終的な意思を確認がおこなわれます。

自分の「想い」を伝え、三菱電機ソフトウェアと一緒に未来を歩んでいけるか、しっかりと確認する機会です。

最終面接の位置づけになるので、1次面接で得られた傾向などを元に準備して臨みましょう。

面接で聞かれるよくある質問

面接で良く聞かれる質問について、シーン別に紹介していきます。

エントリーシートを元に聞かれる質問

ここでは、エントリーシートを元にして聞かれるような質問とその回答例について解説していきます。

志望動機について

学生時代に頑張ったことを聞く意図として、興味関心や課題の乗り越え方、その経験から得た力などさまざまなことを把握するためと考えられます。

その中でも、ガクチカやアルバイト、部活経験は良く聞かれる内容です。

答えるときは頑張った結果だけを伝えるのではなく、「取り組んだ理由や目標」「具体的な行動」「結果から学んだこと」も併せて考えてみましょう。

 

・当社を志望した理由は何ですか?

【回答例】

私が御社を志望する理由は大きく2つあります。一つは、御社でシステムエンジニアとして働いていきたいと思ったからです。御社は、創業からの長い歴史の中、ソフトウェア技術で社会に貢献している会社だと思います。その御社でソフトウェア開発に携わりスキルを磨き、様々な人の役に立っていきたいと思いました。私は大学時代、〇〇というエンジニアスキルを学んできました。それを御社のソフトウェア開発にも活かしていきたいです。

もう一つは、説明会で質問した際に先輩社員の〇〇さんが「目標はきついし仕事量も多いけど、この会社で働くのはとても楽しいよ」とおっしゃっていたのが印象的だったからです。

私も仕事で成果を上げるだけでなくちゃんと楽しみたいと考えていたので、こんな環境で一緒に働きたいと思いました。

以上の理由から、御社を第一志望として受けています。

ポイント:最初に志望動機が2つあると伝えて1つずつ回答していくので、面接官が理解しやすい志望動機になっています。ただ、「成果を上げるだけでなく楽しみたい」という回答が曖昧に感じてしまいます。

その企業での楽しさについて具体的な説明を受けているならば、どのように楽しみたいのか回答すると志望理由がより明確になるでしょう。

 

学生時代について

・学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)を教えてください

【回答例】

私は学生時代、和楽器サークルの広報活動に力を入れました。

私たちのサークルは部員数が少なく、学内で知名度もあまりなかったため、発表会をしてもいつも同じお客さんしか来てくれないことが課題でした。

そのため、和楽器により興味のありそうな地域のお年寄りや留学生に来てもらおうと考えて、英語のポスターを作ったり、近くの駅にポスターを貼ってもらったりしてサークルの宣伝活動をおこないました。

その結果、それまでは20人ほどしかいなかった観客が60人ほどに増え、アンコールをいただくなど演奏会も盛り上がるようになりました。

この経験から発想力やチームで協力して課題を解決する力が身に付きました。この力を活かして、入社後も現状に満足せず柔軟な行動を取っていきたいと思います。

面接の終盤で聞かれる質問

ここでは、面接の終盤に聞かれるような質問とその回答例について解説していきます。

逆質問

面接では最後に学生側からの質問の時間があることが一般的です。逆質問を考えるポイントは、ネットなどで事前に調べて誰でもわかるようなことを聞かないことと、給与や福利厚生などの条件面ばかり確認しないことです。

その面接官からしか聞けないようなことや、仕事内容に関する詳しい質問をすると好印象になるでしょう。

逆質問の例
  • 入社後に早くから活躍している人の特徴はありますか
  • 一番やりがいを感じることと一番大変なことを教えていただきたいです
  • 〇〇の業務に興味がありますが、入社前に必ずやるべき勉強はありますか

 

・後に言っておきたいことはありますか

【回答例】

今日は緊張してうまく話せない部分もありましたが、御社で〇〇の仕事がしたいという気持ちは誰にも負けないと思っています。

〇〇さんからもいろいろなお話を聞きして勉強になり、もし一緒に働けたら、とてもうれしいです。

本日は貴重なお時間をいただき、どうもありがとうございました。

過去のエントリーシートの質問内容と記載例

三菱電機ソフトウェアの過去のエントリーシートの質問内容と記載例

三菱電機ソフトウェアの選考において、エントリーシートで問われたことがある質問と記載例を紹介します。

面接でもエントリーシートをベースにして質問されることも多いので、把握しておきましょう。

志望動機

志望する理由をご記入ください。

【記載例】

私が貴社を志望する理由は2つあります。1つは私のキャリア形成においてマッチ度が高い点です。学生時代よりブロックチェーン技術を用いたソリューションを提供してきました。今後のキャリア形成ではこの経験を活かし、企業のDX化やリスクマネジメントの領域でバリューを提供できる人材になりたいです。貴社の提供するリスク&コンプライアンスの領域で特にマッチしており、志望します。

2つ目は研修制度に魅力を感じたからです。「分業・専業化ではなく総合力を身に着ける」の佐渡様のコメントに共感しました。私は過去に担当した案件で、自分の専門領域外に根本原因があり、プロジェクトを遅延させてしまいました。環境や物事が変化する昨今、問題を俯瞰視し根本原因と解決策を提案できる人材になる必要があると考えました。そのために幅広い知見が必要であり、今後のキャリアでもアウトプットできる環境に身を置きたいです。よって私は貴社を志望します。

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。

また、自分の現在軸から未来軸へ論理構造を作ることで、三菱電機ソフトウェアで何をしたいのかが分かりやすくなっています。

 

自己PR

・自己PR(何かご自身でやり遂げた経験を具体的にご記入ください)(400字)

【記載例】

私の強みは、困難な課題に対しても粘り強く取り組み、最後までやり遂げる力です。

その強みを発揮した経験として、大学時代に所属していたボランティアサークルでの活動が挙げられます。

サークルでは、地域の子どもたちを対象とした学習支援を行っていました。

ある時、ある子どもが勉強になかなか集中できずに困っていました。

その子どもは、家庭環境が複雑で学校でもいじめを受けていたのです。

私は、その子どもとじっくり話をし、信頼関係を築きました。

その結果、その子どもの表情は明るくなり徐々に勉強に集中できるようになりました。

この経験から、困難な課題に対しても粘り強く取り組み、最後までやり遂げる大切さを学びました。

また、相手の課題や悩みを理解し、その人にとって最適な解決策を導くことができることも学びました。

この強みを活かして、システムエンジニアとして、クライアントの課題を解決し、社会に貢献していきたいと考えています。

ポイント:最初にパラグラフを述べて結論ファーストで展開している点が評価できます。

また、時系列に順序だてて、かつ端的に表現している点は評価ポイントに該当するでしょう。

しかし、上記の文章では「ボランティア活動」の成果が必ずしもコンサルタントに応募する根拠とはならないので、エントリーシートが通過したとしても面接時に深堀りされる可能性があることを念頭に置きましょう。

三菱電機ソフトウェアの新卒採用や選考に関するQ&A

ここでは、三菱電機ソフトウェアの採用に関するQ&Aについて紹介していきます。面接などにも役立つ情報もありますので、ぜひ参考にしてください。

選考・配属

・選考で一番重視していることは?

人物を重視しています。面接の時間を長くとり、皆さんのお話をできるだけ多く伺うようにしています。

・三菱電機ソフトウェアではどんな社員が活躍していますか?

「ものづくりが好き」、「チームワークがある」、「新しいことを学んでいける人」です。三菱電機ソフトウェアでは、ものづくりが好きで仕事に価値を見出していける人、チームで頑張っていける人、新しい技術にも積極的に学んでいける人などが活躍している社員の中に多いです。

研修・教育

・入社前研修はありますか?

入社後の研修はありますが、入社前の研修は特にありません。しかしインターンシップはあり、企業理解を深めることが可能です。

・新入社員研修はどのくらいかけて行いますか?

会社規則やビジネスマナー、技術に関する基礎の研修に始まり、1年間は研修生としてOJTも含めさまざまな知識・スキルを身に着けていただく機会があります。研修育成制度はかなり整っています。

入社後には、基本情報技術者等の情報処理資格取得に向けて挑戦して頂きます。

その他

・社風はどのような感じですか?

風通しの良い社風です。防衛や宇宙など他の企業がなかなかやっていないシステム開発を経験できることは他の企業にはない魅力です。

 

まとめ

本記事では、三菱電機ソフトウェアの会社概要や面接のポイントについて解説しました。

三菱電機ソフトウェアは創立1982年ごろで歴史の長い企業です。2022年に三菱電機グループの会社が6社統合し、三菱電機ソフトウェアになりました。高い技術力を誇る日本のソフトウェア開発の会社です。

このような背景を持つ三菱電機ソフトウェアでは、「多様な情報通信技術の結集とたゆまぬ革新により未来を拓き、豊かで快適な社会の実現に貢献する」を企業理念として掲げ、この精神に共感できる人材を求めています。

特に、三菱電機ソフトウェアではチームワークがあり、向上心を持ち、技術力を磨いていける人を求めています

面接に臨む際は、これらの価値観に沿った内容を心掛けることが重要です。

この記事が、三菱電機ソフトウェアの内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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