「自己PRに添付する写真がない」という方必見!選び方や注意点をご紹介!
2024/7/23更新
はじめに
就職活動の第一歩として、たくさん記入する機会があるエントリーシート。
しかし、昨今のエントリーシートの自己PR欄には、「あなたらしい写真を添付してください」と書かれていることも少なくありません。
エントリーシートの書き方についてまとめられた書籍や記事は数あれど、「どんな写真を貼ればいいか」は分からない人も多いのではないでしょうか。
そもそも「普段から写真をあまり撮らないから、使える写真がまったくない」と焦る人もいるかもしれません。
そこで本記事では、企業が自己PRで写真を求める理由や、その真意に沿った適切な写真の選び方、選ぶ際の注意点などをご紹介します。
この記事は以下のような就活生を対象にしています。
- 自己PRに貼る写真がなくて困っている
- 自己PRに写真が求められる理由を知りたい
- 自己PRに使う写真を選ぶ基準が知りたい
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただけたら幸いです。
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、企業が自己PR欄で「あなたらしい写真」を求めるのは、学生の人柄を知るためです。
また、自己PRの内容に紐づけられた写真を添付することで、その内容を補強する意味も込められています。
また、文章だけの自己PRでは嘘も書けてしまいますが、写真がついている場合は信ぴょう性が増す、という狙いもあるようです。
写真の選び方としては、ギャンブルやお酒を連想させるものなど、マイナスイメージが付きまとう写真は避けましょう。
また、コロナ禍ではマスクをしている写真も多いかもしれませんが、できる限りマスクを外した写真を選ぶようにしましょう。
次の章からは、企業が自己PRに写真を求める真意や、写真の選び方のコツや注意点について、わかりやすく解説していきます。
企業が自己PRに写真を求める理由
ひと昔前の自己PR欄では、大企業以外では写真を求められることはあまりありませんでした。
しかし、近年は誰もが手軽にスマホで写真を撮れる時代とあって、さまざまな企業が写真込みの自己PRを提出させています。
こうした背景には、企業の「質のいい学生を採用したい」という想いが隠れています。
実際にその想いを知っておくことで、企業の真意に沿った写真を用意しやすくなるでしょう。
以下では、企業が自己PRに写真を求める5つの理由をご紹介しています。
- 学生の人柄を確認したいから
- 自己PRの内容にウソがないかを確認するため
- 学生の本気度を知りたいから
- 自己PRの内容をより具体的にイメージするため
- 企業の求める人材か確認するため
一つずつ解説していきます。
学生の人柄を確認したいから
新卒採用では、中途採用と違ってこれまでのキャリアや経験などは問わずに採用します。
学校で取り組んできた勉強やサークル活動などを評価することはありますが、社会人経験という点ではゼロスタートの人ばかりのため、必然的に「人柄」を重視することとなります。
文章では読み取ることができない学生の「交友関係」や、「性格」などが、写真では非常に分かりやすく読み取れます。
友人に囲まれて笑顔でいる写真であれば、「良い人間関係を築いているな」という印象を受けますし、真面目な顔つきでゼミのメンバーと議論を交わす写真を見れば、「仕事にも真剣に取り組んでくれそう」という印象を持ちます。
こうした学生のセルフイメージを掴むため、写真は大きな役割を果たすのです。
自己PRの内容にウソがないかを確認するため
自己PRの内容は、基本的には真実のみが書かれている前提で選考が行われます。
しかし、あまりにも突飛なエピソードが書かれている場合、「どこまで本当だろう?」と疑問に思ってしまうケースもあります。
しかし、添付されている写真が証拠となる場合、より安心して選考を進めることができます。
企業側の安心材料としても、写真は大きな効力を発揮するのです。
学生の本気度を知りたいから
さまざまな要因から、企業側としても大きなメリットがある写真の添付。
「あなたらしい写真を添付してください」という企業もあれば、「必ずしも本人の写真でなくても構わない」という企業も存在します。
しかし、これは裏を返せば学生側にとってはこの上ないアピールチャンスでもあります。
「この会社を本気で志望している」ならば、自己PRに沿った写真を用意してくるはずだということは、企業側も認識しています。
反対に、「あなたの写真じゃなくてもOK」という縛りでフリー素材などを使ってしまうと、自己PR用の写真を用意した学生に後れを取ってしまいます。
企業にとっては、写真のクオリティや自己PRとの整合性を見ることで、学生の本気度を測ることもできるのです。
自己PRの内容をより具体的にイメージするため
「私はリーダーシップがあります」という自己PR内容は、一見とても良い内容に見えます。
しかし、リーダーシップといってもさまざまな種類があり、一人ひとりのメンバーに寄り添うタイプや、皆の気持ちを汲みながら一つにしていくことが上手いタイプもいます。
この時に、メンバーに寄り添っているような写真が添付されていると、「この人は、仕事でもこういうタイプのリーダーシップを発揮してくれるかもしれない」というイメージがしやすくなるのです。
企業の求める人材か確認するため
新卒採用を行う場合、「できるだけ長く働いてほしい」と思うのが、採用担当の想いです。
そのため、その会社の社風に合った人材であるかどうかは、非常に重要視されます。
ふだんの就活生の写真を見ることで、人柄や交友関係、仕事や課題に対する姿勢などが見て取れるため、自社にマッチした人材かどうかの判断がしやすくなります。
チームワークを重視する会社であれば、一人でぽつんといる写真よりも、多くのメンバーとワイワイしている写真の方が、より好印象を抱きやすくなるというわけです。
自己PR写真の選び方のコツは?
自己PR欄での写真の役割を理解したら、次はそれに沿った適切な写真の選び方を学びましょう。
以下では、自己PR写真を選ぶコツについて、詳しくまとめています。
- 「あなたらしさ」が表現できているかで選ぶ
- PRしたい内容に沿っているかで選ぶ
- 「自分ならでは」の写真を選ぶ
- どんなシーンなのか分かる写真を選ぶ
一つずつ解説していきましょう。
「あなたらしさ」が表現できているかで選ぶ
自己PRは、「私はこういう人間だ」ということを強みや弱みを交えてアピールする場です。
写真が無感情な証明写真だと、あなたの内面を表現できないため、できるだけ「あなたらしさ」を表現できている写真を選びましょう。
「明るい性格」なのであれば笑顔の写真を、「真面目な性格」なのであれば、課題を一生懸命こなしている写真を添付すると、「あなたらしい一面」をアピールすることができます。
自分では写真の良し悪しが判断できない場合、友人や周囲の人に見てもらうのもおすすめです。
PRしたい内容に沿っているかで選ぶ
自己PRと写真の内容がピッタリ一致していると、非常に説得力が増すためおすすめです。
例えば、その企業の求める人材が「協調性がある人材」という場合、大人数で何かに向かって取り組んだ経験があることが分かる写真があると良いでしょう。
また、その場合はPRの内容も「演劇サークルの活動を通して、大人数で一つの舞台を作り上げた」などの内容で、チームワークでの仕事に親和性があるとアピールしましょう。
反対に、自己PR内で「几帳面な性格」とアピールしているのに、お酒を飲んではしゃいでいる写真をつけてしまっては、説得力に欠けてしまいます。
自己PRの内容に合った写真を、できるだけ用意しましょう。
「自分ならでは」の写真を選ぶ
企業の採用担当者は、規模によっては何千人もの履歴書やエントリーシートを見ることになります。
そのため、「他の人と同じような内容や写真」だと、印象に残らず埋もれてしまうかもしれません。
そのため、「自分ならでは」の写真を選ぶことで、他の就活生に大きなアドバンテージを付けることができるでしょう。
よくある写真として挙げられるのが、就活生本人のピンショットで笑っている写真です。
これは、どんな内容の自己PRにも使えるため、汎用性が高いのは確かですが、他の学生も非常によく使う写真とも言えます。
また、例えば自己PRに沿ってアルバイト中の写真や、サークル活動中の写真を使うのも、前述のピンショットほどではありませんが珍しい写真ではありません。
「サークルの仲間とスキー合宿に行った」などのイベントの写真や、「アルバイトチェーンの接客コンテストで優勝した」などの写真などがあれば、非常に大きなインパクトを残せるでしょう。
どんなシーンなのか分かる写真を選ぶ
自己PRに使う写真は、その人の人柄や良いところをアピールするために非常に有効です。
しかし、よくあるのが「何をしているか分からない写真」を送ってしまい、自己PRを呼んでも理解できないケースです。
この場合は、悪い意味で印象に残ってしまうため、一目で何をやっているシーンなのかが分かるような写真を選びましょう。
自己PR写真を選ぶ時の注意点
自己PRに写真を添付するのは、アピール力を高めるためでもあります。
しかし、中には「添付しない方がいい写真」があるため、注意が必要です。
以下では、自己PR写真を選ぶ時の注意点についてご紹介します。
- 集合写真は避ける
- マイナスな印象を与える写真は避ける
- 顔が分かりにくい写真は避ける
- 画質が悪い写真は避ける
- 別人のように加工された写真は避ける
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
集合写真は避ける
サークルなど、大人数での集まりでは集合写真を撮影する機会も多いかもしれません。
しかし、一つの写真に10人以上が映っているような集合写真は、あなたの顔を占める面積も少なく、「あなたらしさ」を十分にアピールすることができません。
複数人で映っている写真もOKですが、あくまでもあなたが主役となっている写真を選ぶようにしましょう。
マイナスな印象を与える写真は避ける
自己PRに添付する写真は、基本的にはプラスの効果を発揮します。
しかし、中には採用担当者が見た時にマイナスな印象を与えてしまう写真も存在します。
一例として挙げられるのが、ギャンブルを想起させる写真です。
競馬やパチンコ、競艇など、実際に趣味であっても避けた方が無難です。
趣味に貴賤はありませんが、「就職活動でのアピール写真に、こうしたシーンを選ぶ」という感性そのものが疑われてしまう可能性があります。
また、あまりにも露出度の多い写真も、自己PRとして出すのはあまり良くないかもしれません。
写真の服装がラフな恰好であってもまったく問題ありませんが、「チャラチャラしている」と思われるような格好の写真は、マイナスイメージを持たれてしまうかもしれません。
スーツ姿で撮るような必要はありませんが、最低限の身だしなみが整っている写真を選びましょう。
顔が分かりにくい写真は避ける
当然ではありますが、後ろを向いてしまっていたり、障害物で顔が見えない写真は避けた方が無難です。
その人の顔が見えないと、表情なども読み取ることができないため、人柄について十分に理解ができません。
顔がハッキリと写っている写真を選ぶだけでも、「この就活生は自己PRできる写真を選んでいるな」という風に思ってもらえます。
また、コロナ禍以降に大学生となった人の中には、「写真はあるけどマスク姿が多い」という人も多いかもしれません。
なかなか難しいかとは思いますが、できるだけマスクをしていない写真を選ぶか、マスクをしていても表情が分かりやすい写真を選ぶようにしましょう。
画質が悪い写真は避ける
昨今のスマホの画質であれば問題ないかと思いますが、画質が悪い写真も絶対に避けるようにしましょう。
画質が悪く、顔などがぼやけていると、せっかくの良い写真であっても印象が悪く伝わってしまうかもしれません。
特に、小さくトリミングされた画像を無理やり拡大した写真は、画質が荒くなりぼやけてしまうので、注意しましょう。
SNSなどにアップされ、縮小されてしまった写真などの場合、手間はかかるかもしれませんが元の画像を用意するようにしましょう。
別人のように加工された写真は避ける
最近は写真加工アプリもさまざまなものがリリースされており、普段からノーマルカメラではなく加工アプリで撮影する人も多いでしょう。
しかし、あまりにも過度に加工された写真を添付すると、実際に会った時に驚かれ、「写真と別人過ぎる」とイメージが悪くなる可能性があります。
さらには、過度に加工された写真は不自然な印象を抱き、特に年配の採用担当者からは「怖い」と思われてしまう場合があります。
基本的にはノーマルカメラで撮影し、明るさやトリミングなどの加工をやりすぎない程度に行うのが良いでしょう。
そのためにも、就活前において写真を撮影する時は、ノーマルカメラか、加工フィルターのかかっていないアプリを使うのをおすすめします。
自己PRに使える写真がない場合の対処法
ここまで、自己PRに使う写真の選び方についてご紹介しましたが、そもそも「自己PRに使える写真が1枚もない」とお困りの人も多いのではないでしょうか。
期限ギリギリで写真がない事に気づいた場合であっても、落ち着いて対処することで却って良い写真でエントリーすることができるかもしれません。
以下では、自己PRに使える写真がない場合の対処法をご紹介します。
- 友人や家族に聞いてみる
- 新たに写真を撮る
- SNSなどを確認してみる
ぜひ参考にしてみてください。
友人や家族に聞いてみる
自分の写真フォルダを見返しても、自分が写っている写真はあまりないかもしれません。
しかし、友人や家族のフォルダに残っていたり、LINEのアルバムなどに残っている可能性があるため、まずは周囲に確認してみることが大切です。
いわゆる「自撮り」よりも、他の人が撮影した写真の方が、「あなた」本来の表情が引き出せていることが多いため、十分にアピールの素材として使用できます。
しかし、あまりにも昔過ぎる写真は「大学時代には何もしてこなかったのか」と思われてしまう可能性があるため、できるだけ直近の写真を選ぶようにしましょう。
SNSなどを確認してみる
周囲の人の写真フォルダにも残っていない場合、SNSを確認してみるのも一つの手段です。
特にサークルやアルバイト先のSNSアカウントがある場合、気づかないうちに自分が写り込んでいるかもしれません。
あまりにも小さく写っている写真は使えないかもしれませんが、トリミング次第では十分に使えるかもしれないため、ぜひチェックしてみましょう。
新たに写真を撮る
周囲の人のスマホや、SNSなどでも写真が見つからない場合は、新たに撮影してしまうのがおすすめです。
もし、友人同士で自己PRに使える写真がない仲間がいれば、協力しながら撮影するのも良いでしょう。
また、アルバイト先の人に説明して協力してもらうのもいいかもしれません。
その場合は店長などの責任者に話を通し、店内で撮影する許可を取りましょう。
また、友人や同僚などに撮影を協力してもらう場合、事前に「真面目そうな雰囲気の写真が撮りたい」など、構図やイメージを用意した上で撮影してもらうといいかもしれません。
また、以下の記事ではOpenESの場合の写真の選び方もご紹介しています。
こちらもぜひチェックして、参考にしてみてください。
まとめ
本記事では、「自己PRに使える写真がない」、「自己PRに添付する写真の選び方が分からない」という就活生に向けて、選び方のコツや注意点をご紹介しました。
自己PRで写真を求めてくる企業は、「普段のあなた」の様子を知りたがっています。
できるだけ自然体かつ、あなたの人柄が伝わってくる写真を選べるとベストでしょう。
また、納得できるような写真が見つからない場合、周囲の人の協力を仰いで新たに撮影してしまうのもおすすめです。
その場合は自己PRの方向性をあらかじめ決めておき、「明るい雰囲気をアピールする」などのテーマに合わせ、シチュエーションを設定して撮影しましょう。
自己PRの内容を作り込むことももちろん大切ですが、写真という情報量の多い媒体を上手に活用することで、あなたの人柄や強みを大いにアピールできます。
そして、写真に力を入れる就活生は少ないからこそ、気合の入った写真を用意できれば大きく周囲と差を広げることができます。
「たかが写真」と思わず、ぜひこだわってみてはいかがでしょうか。
また、今回は自己PR用の写真について触れましたが、以下の記事では証明写真のおすすめの撮り方についてもご紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。