人に喜ばれる仕事って、どんな仕事?を徹底解説!
2024/8/29更新
はじめに
就活生の皆さんは、どのような仕事を自身の職業としたいと思っていますか?
自分自身の振り返りをはじめ、業界研究や企業分析等にまで十分には取り組むことができていない人であったとしても、「人に喜ばれる仕事をしたい!」と思うのではないでしょうか。
職業としての仕事をする以上、誰だって人から嫌われる仕事よりも喜ばれる仕事の方がモチベーションも高まります。
そこで、ここでは「人に喜ばれる仕事」としてどのような仕事があるのか、さらにその仕事をする場合に留意しておくべき事項等、就活に役立つ情報をご紹介します。
この記事は以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。
- 人を喜ばせる仕事って何?
- 人を喜ばせる仕事をするにあたり、必要なスキルはあるのか気になる
- 人を喜ばせる仕事に向く人は、どのような人?
人を喜ばせる仕事に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、人を喜ばせる仕事以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
「人に喜ばれる仕事」は、「人を笑顔にすることのできる仕事」と言い換えることができます。
その理由は、人が喜ぶ際には必ずと言ってよいほど笑顔になるからです。
そして人を笑顔にする仕事としては、直接的または間接的に人と関わる仕事があり、前者の例として販売職と介護職が、また後者の例として運送業や建設業を挙げることができます。
上記は、あくまでも「例」に過ぎず、人を笑顔にすることのできる仕事がこれらに限定されるという趣旨ではありません。
むしろ、人を笑顔にするうえで大事なことは、仕事の内容そのものよりも、仕事の進め方や取り組む姿勢にあるといえます。
誰でも、どのような仕事であったとしても、その仕事の進め方や取り組む姿勢次第で人を笑顔にすることができるということを強調したいと考えています。
後ほど、このように考える理由や人を笑顔にする仕事の仕方等の具体的な方法を紹介しますので是非最後までお付き合いください。
人に喜ばれる仕事とは?
人に喜ばれる仕事=人を笑顔にする仕事
まず、就活生の皆さんは、「人に喜ばれる仕事」とは、どのような仕事を指すと考えるでしょうか。
この問いは、非常に抽象的であり、人によって受け止め方に違いが生じやすく、答えにくいものだと言えます。
そこで、少し視点を変えてみることにしたいと思います。
人は喜ぶとき、どのような表情を見せるでしょうか。
「笑顔」ですよね。
そうです。人は喜ぶとき、嬉しい時には笑顔になるのです。
よって、人に喜ばれる仕事とは、「人を笑顔にする仕事」であると置き換えることができるのではないかと考えるのです。
人を笑顔にする仕事の特徴とは?
人を笑顔にする仕事としては、人との直接的な関わりを持つ接客業を想起する人がいることでしょう。
ショッピングや飲食の際に細部まで行き届いた接客を受け、大変嬉しい思いをした経験のある人も多くいるはずです。
「このお店に来てよかった」
「あのスタッフさんに接客してもらえて嬉しい」
こうしてみると、接客業は人に喜ばれる、人を笑顔にする仕事の典型であるように思われます。
しかし、人との関わりが直接的ではなく、間接的であったとしても、人に喜ばれる仕事はあるでしょう。
例えば、ネットショッピングで購入した商品の品質が購入者である自分の想像以上に良いものであった場合、「買ってよかった」と思うはずです。
そこでは人との直接的な関わりはなかったとしても、購入者を喜ばせることができたのだと言えます。
このようにしてみると、人との直接的な関わりの有無は、人に喜ばれるか、人を笑顔にすることができるかには直結しないことが分かります。
それを踏まえた上で、こうした仕事の特徴として、次の2点を挙げることができます。
特徴1:専門性が高い
専門性が高い仕事は、通常、人ができない仕事をその人に代わって成し遂げる性格のものであるため、人に喜ばれやすい仕事であるといえます。
一般の人にとっては、その専門的な知識や技能を身に着けることは困難であるため、特定の分野に特化した専門性を持つ仕事であれば、人に喜ばれ、人を笑顔にすることができるでしょう。
特徴2:心身ともにハードな仕事
他の人では容易になし得ない、心身ともにハードな仕事も人に喜ばれる仕事の性格を捉えたものだといえます。
例えば、医師の仕事を考えた場合、勤務時間も長時間になりがちであり、医師自身のペースで仕事ができるとは限りません。
さらに、外科医に代表されるように、手術には長時間を要することが少なくなく、患者の生命を預かっているとも言い得る医師の仕事は心身ともにハードな仕事の代表格であるとさえ言えるでしょう。
人に喜ばれる、人を笑顔にする仕事の例
販売職・飲食業
デパートや飲食店における販売・接客スタッフは、商品等を顧客に対して案内・説明・販売等することを通じ、顧客に喜ばれる、顧客を笑顔にすることのできる仕事です。
商品に関する説明時や会計時において顧客との間で会話等をする機会が多くあり、顧客との直接の関わりを持つことを特に希望する人におススメの仕事といえます。
また、飲食店等におけるホール担当者とは異なり、調理場で仕事をするキッチン担当者は、個別の店舗の営業形態や方針にもよるものの、一般的には顧客との接触機会は多くないでしょう。
しかし、良質な料理の提供を通じて、来店客らに喜ばれ、笑顔にすることのできる仕事であることも確かなことです。
介護職
介護職は、年齢や病気・ケガ等が原因となり、一人では日常生活を円滑に送ることが困難な人を支援する仕事です。
デイサービス等の介護施設においては、利用者の身体的な機能や楽しみにつながる各種のレクリエーションを企画し、実行する機会もあるのが通常です。
このしごとは要介護者の身体を支えたり、日勤だけでなく、夜間での勤務を要する場合もあり、さらには要介護者の容態いかんによっては、その家族や医療機関との緊密な連携を要する等、専門性と重要性の高い職務であるといえます。
その一方で要介護者の自立の継続的な支援を通じ、要介護者自身やその家族から感謝される機会も多い仕事です。
旅館・ホテルスタッフ
旅館やホテル等のスタッフは、宿泊施設において顧客が快適に過ごすことができるように対応したり、顧客が何らかの事情により困りごとに直面した場合において、その解決ないしサポートをすることを任務としています。
顧客は出張に代表される仕事での仕様に加え、休暇や特別なイベントのために旅館やホテルを利用する機会が多く、顧客各人の事情に応じたきめ細やかな支援を行うことにより、顧客に喜美を与えることのできる仕事であるといえます。
テーマパークスタッフ
テーマパークにおけるアトラクションに従事しているスタッフは、来場客に喜ばれる仕事の典型であると言えるでしょう。
もちろん、そのアトラクションを支えているのは、来場客に直接対応しているスタッフだけではありません。その企画立案をはじめ、バックヤードとしての業務に従事しているスタッフも来場客の喜びを支える重要な任務を帯びていることに疑いの余地はありません。
ウェディングプランナー
結婚式のプランニングを行い、結婚式全体のプロデュースと支援を行うウェディングプランナーも人に喜ばれる、人を笑顔にする仕事の1つであるといえます。
新郎新婦や家族とのコミュニケーションを行い、心に残る結婚式の実施に向けて取り組む仕事の意義は大きなものがあります。
運送業
荷物の運搬を行ったり、倉庫等の中で荷物の仕分け等を行う運送業は、ネットショッピングが多くの人々に利用されている現在、日常生活における重要性が高まっている状況にあります。
運送業は、荷物配送等を通じて人びとの生活を支える仕事です。
顧客自身が注文した品物が予定どおりに自宅等に届けられることはもちろん、家族や友人等からプレゼントが届いた際に人に喜ばれ、人を笑顔にすることのできる仕事であるといえます。
建設業
建設業は、住宅、ビル、学校等をはじめ、道路や橋等に至るまで幅広い建造物を構築したり、それらの点検および管理を行う仕事です。
建築士、大工、電気工事士等の様々な職種、専門家とともに建造物の完成等に向けて取り組むことを通じ、人びとの生活を便利にし、豊かにするため、種々の取り組みを行います。
作家・漫画家・エッセイスト
小説、漫画、エッセー等の作品の提供を通じ、読者に対して感動や勇気を伝える仕事です。
大人から子供に至るまで幅広い世代に対して感動等を届けることができます。
インターネット上の口コミや読者からの手紙等により、喜びや感謝の気持ちが届けられることもあります。
創作活動による表現行為は、誰もがなしうる仕事ではないかもしれませんが、その役割は非常に大きなものがあります。
システムエンジニア(SE)
企業における業務に用いられる各種システムの開発等を手掛けるのがシステムエンジニア(SE)になります。
現在は、情報通信、金融、流通等をはじめ各種の事業においてITを導入し、業務の更なる効率化に力点を置いています。
業務上の関係システムの開発等に携わることを通じて、企業における課題解決に貢献したり、便利なサービスの提供、業務の更なる効率化を実現するなど、システムエンジニアの役割と期待は非常に大きなものになっています。
現在のIT技術は急速に進展を続けており、絶えず新たな情報および技術を学び続けなければならないという点で重責ではありますが、そのやりがいは計り知れないものがあると言えるでしょう。
研究者
研究者ないし学者は、特定の分野について深い識見を有し、社会の役に立つ知識や新たな技術の発見ないし導入を通じ、新たな製品の開発やサービスの実現に導く仕事です。
研究者の多くは大学に籍を置くことが多いといえますが、民間企業の研究所に属し、ビジネスを間近に分析する新たな研究者の姿も見られます。
医師・看護師
医師や看護師は、病気や怪我を負った人に対する治療やリハビリ等に関与し、患者の回復等により人に喜ばれ、人を笑顔にすることのできる仕事です。
医師や看護師として仕事をするには、医療に関する専門のコースで学び、国家試験に合格し、さらに医療の現場で高度な研鑽を日々積む必要があります。
資格の取得まで相応の期間を必要とするとともに、緊急や夜間での対応も必要になる場合があり、心身ともにハードな仕事ではありますが、社会的な意義は大きく、やりがいのある仕事の1つです。
教師
小学校、中学校、高校等の教員、すなわち教師は日々の学業や部活動等で生徒や父兄と関わり、生徒の成長を通じてその生徒や家族、地元の人々に喜びを与えることのできる仕事であるといえます。
近時の学校生活においては、いじめ問題や生徒の引きこもり等の従前にはあまり見られなかった新しい課題が表面化していることも加わり、教師の労働時間の長時間化という問題も生じています。
教師の仕事は心身ともにハードな側面がありますが、生徒の成長を促し、これを見届けることのできる、その役割は非常に大きなものがあります。
美容師・スタイリスト
美容師やスタイリストという職種は、人の髪型を調整したり、各種のおしゃれに関する助言ないし提案をすることにより、顧客を笑顔にすることのできる役割を担っています。
顧客自身やその友人等の結婚式への出席や成人式等に代表される特別なイベントはもちろん、顧客の日常的なヘアスタイルを整えることを通じて、その顧客の仕事に対するさらなる意欲を高めたり、プライベートを充実させることにつながり、顧客を喜ばせ、笑顔にすることができます。
調理師
調理師は飲食店において顧客のために調理を行う仕事です。
調理師は、単に料理を作るだけでなく、食材の調達やメニュー作りや季節ごとの入れ替え、さらには店舗の衛生管理等、幅広い点で特徴があります。
おいしい料理の提供をはじめ、顧客に対する飲食に関するサービスの提供を通じ、顧客を喜ばせ、笑顔にすることのできる仕事です。
心理カウンセラー
心理カウンセラーは相談者が抱える悩みに関するヒアリングを行い、その悩みを解決する支援を行う仕事です。
ヒアリングを行う過程において相談者の悩みの程度や状態を分析し、相談者に寄り添う必要があります。
相談者との信頼関係の構築が必須であり、現在のストレスの多い社会や職場で悩みを抱える人は多く、その点で心理カウンセラーに対する期待は高いといえます。
相談者が悩みから解放されたならば、その相談者は笑顔を取り戻すことにつながり、喜ばれることでしょう。
人に喜ばれる仕事を再考する
限定的にとらえる必要はない
上記では、人に喜ばれる仕事、人を笑顔にする仕事として、どのようなものがあるのか、その例を掲げました。
この記載をご覧になった就活生の皆さんはどのような感想をお持ちになったでしょうか。
ご自身が就こうと考えている仕事は、上記の例の中に入っておらず、不安感を持つに至ったでしょうか。
それとも自身が目指す仕事が上記の例の1つとして掲げられており、「自分が人に喜ばれる仕事をすることができるのだろうか」とか、「人を笑顔にすることができるのだろうか」などと心配になることはなかったでしょうか。
冒頭の「この記事の結論」の箇所でも記載したように、上記の各種の仕事は、あくまでも「例」に過ぎず、人を笑顔にすることのできる仕事がこれらに限定されるという趣旨ではありません。
例えば、企業におけるコールセンターのオペレーターは、その企業の商品やサービスに関して、ユーザーからの問い合わせに対応する業務です。
ユーザーは、商品やサービスについて何らかのトラブルないし解決が必要な困難に直面しているため、コールセンターに問い合わせを行うわけです。
よって、中にはユーザーより厳しい指摘を受けるオペレーターもいるはずです。
こうしたユーザー対応を行うコールセンターのオペレーターが人に喜ばれない仕事なのか、人を笑顔にすることができない仕事なのかというと、決してそのようなことはありません。
ユーザーからの問い合わせの内容を理解し、その困難の根底にある状況を察し、具体的な解決法を提示することができたならば、ユーザーは直面した困難から解放されると同時に、そのオペレーターの対応に称賛の言葉を贈ることでしょう。
高度なプロ意識と日々の訓練と研究の成果が発揮されることで、結果を打ち出すことができるものです。
言い換えると「この仕事は人に喜ばれない」とか「この仕事では人を笑顔にすることができない」」などということは全くないのです。
仕事には価値的な序列があるわけではないことを強調したいと思います。
仕事の進め方・取り組み姿勢次第
このように、人に喜ばれ、人を笑顔にする仕事をすることができるか否かは、仕事の進め方や仕事をする本人の取り組み姿勢次第であるといえます。
どのような仕事であっても、その仕事のやり方や心の込め方により人に喜ばれる結果を実現することができるはずです。
その際、特に留意しておくべきことは、人の役に立とうとする意識、特に奉仕の精神で仕事に従事することです。
「人よりも一歩進んだ仕事をしよう!」という意識を持つとよいでしょう。
研究心を持つ
就活生が実際に企業に入社し、社会人として業務をする際の留意点を1つ記載しておきます。これにより人に喜ばれる、人を笑顔にすることに一歩近づくことができるはずです。
企業では、一人で仕事をするわけではありません。
組織として仕事をするのです。
その中で社員各人が役割を分担しています。
職場の先輩や上司の仕事ぶりを観察し、良い部分を自分に取り入れてみてください。
もちろん、上司や先輩は社会人になったばかりの社員と業務内容や役割が同じということはありません。
しかし、個々の仕事に対する姿勢や立ち位置などは、実は参考にできる部分が少なくないのです。
優秀な人材の良いところを観察して問い入れていく、そうした研究心とその積み重ねが、やがて人に喜ばれ、人を笑顔にする仕事へと結実することでしょう。
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まとめ
この記事では人に喜ばれる仕事とは、人を笑顔にする仕事を意味し、それを実現可能な仕事は特定の業種や職種に限定されるものではなく、どのような仕事であっても仕事をする本人の仕事の進め方や取り組み姿勢により、これを可能にすることができることを解説しました。
誰もが仕事をする以上、人に喜びを与えたいと思うものです。
ただ、その際、「人に喜ばれたい」「人を笑顔にしたい」という気持ちを意識するあまり、具体的な業務の状況に応じた柔軟な対応が取れなくなってしまったり、慎重になり過ぎてしまい、必要以上に時間がかかり過ぎてしまうという事態に至ることもないとはいえません。
このため、就活生が就活段階においてはこの点を過度に意識する必要まではなく、真摯な姿勢で真面目に業務に取り組み、期待される成果(デキれば、それをうわあ割る成果)を残していくことを考えればよいでしょう。
自分で考え、工夫することに加え、職場の先輩や上司の仕事ぶりを観察し、自分の中に取り入れていく研究心を携えていくことが一つの近道になるでしょう。