白石食品工業が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/7/24更新
はじめに
「シライシパン」「豆パンロール」をはじめとした自社ブランド商品が有名な「白石食品工業」が実施するインターンシップについて就活生向けに解説していきます。
結論から申し上げますと、白石食品工業が過去に実施しているインターンシップでは参加条件が「応募のみ」のため、選考対策を進める必要がないといえます。
一方でインターンシップに参加できる学生の人数が「5名」程度しか募集していないインターンシップがあり、また近年は就活市場全体で「インターンシップ開催を通して見つけた優秀な学生を早期選考で囲い込む」風潮があります。
現在はインターン選考を行わない白石食品工業ですが、今後選考を導入する可能性は十分にあると考えられるでしょう。
そのため、インターンシップ選考についての対策方法も本記事では紹介しています。
- 白石食品工業が志望企業だけど、どんなことから始めるべきか分からない
- 白石食品工業のインターンシップに参加するための選考対策のポイントを知りたい!
- 白石食品工業のインターンシップに参加したら優遇あるの?
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報を紹介してますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
また白石食品工業の企業分析は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて読んでみてください!
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白石食品工業株式会社の会社概要
出典元
会社概要
商号 | 白石食品工業株式会社 |
事業内容 | パン・和洋菓子類の製造卸売 ベーカリー事業(焼きたてパンのお店)の運営 |
本社所在地 | 〒020‐0495 岩手県盛岡市黒川23-70-1 |
本社電話番号 | 019-696-2111 |
創業 | 1948年2月19日 |
設立 | 1953年6月24日 |
資本金 | 1億円 |
従業員 | 799名(正社員485名・パート314名) |
売上高 | 116億5,800万円(2023年3月期) |
事業所 | 本社および盛岡工場 :岩手県盛岡市黒川 仙台工場および仙台営業所:宮城県黒川郡大和町 秋田営業所 :秋田県秋田市 郡山営業所 :福島県郡山市 |
1947年に創業した製パンメーカーの大手企業で、「シライシパン」「豆パンロール」をはじめとした自社ブランド商品が有名な企業です。
本社の岩手県を中心に東北地方6県で販売所を設置し、また小麦やジャムの原料なども東北地方で生産されたものを積極的に使用する「地産地消シリーズ」を開発するなど、地域貢献をベースにした事業展開を行う特徴があります。
企業理念には「日々の暮らしをおいしく、たのしく。」を掲げ、普段の食卓から特別な時間を過ごす際の食卓まで、様々な場面を彩る食品の製造に着手し、70年以上もの間愛されてきました。
また近年問題となっている「食の安全」についても白石食品工業が業界内でいち早く着手していて、1987年に設置された「食品安全統括室」を中心とした衛生管理にも強みを持ちます。
白石食品工業株式会社の主な事業内容
先ほどは白石食品工業の会社概要や変遷について紹介しましたが、ここでは「事業内容」について詳しく記載していきます。
白石食品工業株式会社の主な事業内容
ホールセール製パン事業 | 人気の自社製品「シライシパン」を製造する事業です。 「暮らしをもっと、おいしく、たのしく」をモットーに、新商品開発にも積極的に着手しています。 主力製品の例 豆パンロール 優しい甘さの甘納豆が入ったロールパンにマーガリンをサンドしました。お豆の甘さとマーガリンの塩気が絶妙で、やみつきになる大人気商品です。 岩泉牛乳ホイップメロンパン 「岩泉牛乳」入りのすっきりとした甘さのホイップがたっぷり入ったメロンパン♪ ポケモンミニ蒸しケーキ ぶどう 鉄分入り ぶどう味のふんわりとした蒸しケーキに、鉄分を添加しました。 |
ベーカリー事業 | パンの製造・販売を行う「PanoPano」を運営しています。 岩手県内で2つの拠点を構え(盛岡向中野店・矢巾岩手医大店)、「みんなのための言葉」を目指したエスペラントの理念を源としながら、小さなお子さんから大人まで皆さんに親しまれる店を目指しています。 ※PanoPanoの名前はエスペラント語でパンを意味する単語”Pano”に由来しています。 |
ライセンス製品製造卸売事業 | 白石食品工業は「敷島製パン」の東北地方での商品供給を行っており、それを担当する事業です。 敷島製パンは有名製品「PASCO」を製造する企業で、食パン市場で「超熟」がNo.1のシェアを獲得するなど圧倒的です。 他にも製菓事業や冷食事業等も行い、挑戦を通して幅広い事業を行っている強みを持ちます。 |
白石食品工業に必要とされる人材像
白石食品工業の求める人材については、新卒採用ホームページで紹介されているため、下記に記載します。
食と暮らしへの関心
私たちは主食として毎日の食卓にあがるものを主な事業の対象にしています。
消費者の方々がどんな食に関心を持ち、どんな暮らしをして何を欲しているのか高い関心を持って応えていけるプロフェッショナルを求めています。
知性・感性・創造性
私たちがより良いものを作るためには人文科学や自然科学、社会科学などの知性が必要です。
また五感を研ぎ澄ませ、食を取り巻く文化に対する感性も欠かせません。
これらを統合し、あたらしい提案をしていける創造性ある方を求めています。
ひととのつながり
私たちはたくさんのスタッフと一緒になってチームとして目標に向かっていきます。
また、私たちの仕事をサポートしてくださる多くの取引先との繋がりでも成り立っています。
これら周囲の人と協働して大きな力にできるしなやかな方を求めています。
上記の内容を踏まえると、学生に求める人物像としては「協調性」「創造力」「好奇心」「他者目線」などが挙がり、業界を先駆ける製品を製造し続けるために、チーム一丸となって1人1人が食に関して興味を持ちながら挑戦し続けていくことができる人材を求めていると考えられます。
そして次に、「未来の白石食品工業」が求めている人物像を予測します。
これは少し手間ですが、IRや企業が掲げている目標などを確認するのが1番手っ取り早いと考えられるでしょう。
白石食品工業が今後力を入れていくであろう分野や、配属比重などから考えるとキーワードとなりそうな言葉は以下です。
- 地域食材の使用
- 積極的な農業への関わり
- 地域貢献活動の推進
- もち性小麦「もち姫」の栽培とパンへの応用
- 社内外に向けた「衛生管理」の徹底
- パンの主食化
上記はあくまで白石食品工業が掲げるキーワードの一部になるため、ぜひ自身でも白石食品工業の事業について調べ、企業理解を深めてみてください。
また最終面接を担当する面接官は役員などの「重役」が務めるケースがありますが、重役の方々は実際に入社後に新卒の社員と働くわけではなく、企業の未来の方向性を決定していく役割を担っているのです。
そのため、学生は面接官に対して自身の人物像や能力・上記の各キーワードなどを踏まえながら、「学生が白石食品工業に入ることで、いかに企業の未来をよりよく変化させてくれるか」をより明確にイメージさせるような説明が求められます。
そのため、特に終盤の面接では「この学生は未来の企業にとって必要か」という視点も踏まえて面接に臨むようにしましょう。
白石食品工業のインターンに参加するメリット
白石食品工業のインターンシップに参加することで学生が得られるメリットは2つあると考えられるため、各内容について下記で解説します。
内定獲得の上で有利になる
白石食品工業の場合は複数日程で実施されるインターンシップ参加者に対して「優遇ルート」へ招待する可能性があり、その場合は通常の選考より内定の可能性が高くなるのです。
また優遇ルートがない場合でも、面接時に「御社のインターンシップに参加して~に感銘を受けた」というような志望動機で話すことができれば面接官に「志望度の高さ」を明確にアピールでき、志望理由に説得力が生まれます。
自身に適した職業・社風かどうかを判断できる
白石食品工業の具体的なインターンシップ内容については後述しますが、社員が普段行う業務をワークショップ形式で体験できるでしょう。
そのため、インターンシップでの経験をもとに「食品業界」や「志望職種」が自身に適しているかを明確に判断することが可能です。
インターンシップに参加しない場合はインターネットに掲載されている情報のみで判断するしかなく、企業と学生のミスマッチを引き起こすことに繋がってしまう可能性があるため、それを防ぐことにつながるインターンシップの開催は企業・学生の双方にメリットをもたらします。
白石食品工業が行っているインターン内容
白石食品工業は、新卒で以下の職種を募集しています。
- 総合職
- 製造職
またインターンシップについては上記の職種含めて現場の様々な職種が体験できるよう計3つのインターンシップを過去に開催していたため、具体的内容について紹介していきます。
【対面/1Day仕事体験】製パン体験・製造現場まるわかりコース
開催時期 | 8月末 |
開催時間 | 1日(10:00~15:00、対面開催) |
場所 | 盛岡工場(岩手県盛岡市黒川23-70-1) 仙台工場(宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神7-1) ※工場所在地で同時開催します ※行きやすい拠点を選んでお申込みください |
応募条件 | 低学年(大学1、2年生など)、2026年卒以上(大学3年生・修士1年生以上など) |
参加条件 | 学部学科不問 |
参加学生数 | 各回ごとで5~10人未満 |
就業体験後のフィードバック | フィードバックあり 現場社員からのフィードバックがあります |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり、宿泊費無し |
選考有無 | 選考なし(抽選) 応募者多数の場合、抽選になる場合がございます。 また、多数の場合は別日開催も検討させていただく可能性があります。 |
【インターンシップ紹介文】
プログラムでは、白石食品が目指していることや、東北を基盤とする地方パンメーカーの仕事を詳しく知ることができるでしょう。
会社・仕事紹介はもちろん、製造職はオンラインでの工場見学、営業職は簡単な仕事体験ワークをご用意しております。
製造・営業様々な視点から、パンの魅力や可能性に触れていただき、パンメーカーで働くイメージを持っていただければ幸いです。
【プログラム内容(テーマ:製パン知識、製パン体験、製造工場の仕事を見学しよう)】
- 業界・企業を知る
当社、食品業界についての説明 - 製造職の仕事内容について
実際に工場の中を見学していただきます - 製パン基礎知識、製パン体験
実際に工場で仕込んだ生地を使ったパン作りを体験いただきます
※日程・内容について変更になる場合がございます。
【対面/1Day仕事体験】パンメーカーの営業職を体験!
開催時期 | 9月 |
開催時間 | 1日(対面開催) |
場所 | 盛岡工場(岩手県盛岡市黒川23-70-1) 仙台工場(宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神7-1) ※集合後、社用車で各営業先へ移動します。 |
体験できる職種 | 営業(法人向け既存顧客メイン)、営業推進・販売促進 |
応募条件 | 低学年(大学1、2年生など)、2026年卒以上(大学3年生・修士1年生以上など) |
参加条件 | 学部学科不問 |
参加学生数 | 5名未満 |
就業体験後のフィードバック | フィードバックあり 現場社員からのフィードバックがあります |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給あり、宿泊費無し |
選考有無 | 選考なし(抽選) 応募者多数の場合、抽選になる場合がございます。また、多数の場合は別日開催も検討させていただく可能性があります。 |
【インターンシップ紹介文】
百聞は一見に如かず。
このコースでは、製パンメーカーの「営業職」の仕事を1日、体験していただきます。
プログラムを通し、製パンメーカーの営業の仕事内容や、法人向け営業に対する理解を深めていってください。
また、仕事内容だけでなく、白石食品工業の【人】との関わりを通し、自分が目指す働き方、働く場所を考えるきっかけになっていただけたら、嬉しく思います。
【WEB/2Days仕事体験】パンメーカーのお仕事まるごと体験コース
開催時期 | 8月末 |
開催時間 | 2日(Web開催) |
場所 | オンライン開催(Zoom使用) |
体験できる職種 | 企画・商品開発 営業(法人向け既存顧客メイン) 営業推進・販売促進 生産・製造技術 品質・生産管理・メンテナンス |
応募条件 | 低学年(大学1、2年生など)、2026年卒以上(大学3年生・修士1年生以上など) |
参加条件 | 学部学科不問 |
参加学生数 | 30~50人未満 |
就業体験後のフィードバック | フィードバックあり 口頭と書面でのフィードバックあり |
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 支給なし |
選考有無 | 選考なし(抽選) 応募者多数の場合、抽選になる場合がございます。 また、多数の場合は別日開催も検討させていただく可能性があります。 |
- 業界・企業を知る
当社、食品業界についての説明
- 工場・生産部
オンラインでの工場見学、業務紹介
- 品質保証部
仕事紹介+体験ワーク
→品質保証部の仕事は、製造ラインの中で不備がないかを確認することが大きな役割です。
ワークでは品質保証の視点から製造ラインを見たときに、どのような点をチェックすべきか「グループディスカッション形式」で意見を出し合っていただき、フィードバックいたします。
- 商品開発部
開発の業務について、商品開発体験ワーク
→◯月の新商品を考える、◯◯をターゲットにした商品などのお題でグループワークを行い、シライシパンの新商品開発のアイディアだし体験を行っていただきます。
- 事業推進部
事業部(ブランド)の戦略を考える部署の業務紹介
- 営業部
製パンメーカーの営業の業務紹介、簡易営業体験(商品提案などを予定)
※全ての日程で先輩社員との座談会を予定
※日程・内容について変更になる場合がございます。
白石食品工業のインターン選考対策
白石食品工業では上記で挙げたインターンシップに参加することで優遇を受けられる可能性があり、また早期選考に参加できた場合は「内定獲得」のために選考を有利に運ぶことに繋がるでしょう。
また現状では白石食品工業が実施するインターンシップに参加するうえで選考は実施されません。
そのため、インターンシップへの参加で優遇ルートへの招待を受けたい学生などは「大学3年生の春」ごろから徐々に白石食品工業について調べていければ問題ないといえます。
一方でインターンシップに参加できる学生の人数が「5名」程度しか募集していないインターンシップもあり、また近年は就活市場全体で「インターンシップ開催を通して見つけた優秀な学生を早期選考で囲い込む」風潮があります。
現在はインターン選考を行わない白石食品工業ですが、今後選考を導入する可能性は十分にあると考えられるでしょう。
そのため下記では通常のインターン選考でフローごとに抑えておくべき対策ポイントについて解説していきます。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、または自身の価値観を客観的に把握できるはずです。
そのような「自身の特徴」を踏まえて、白石食品工業の求める人物像にマッチする内容でアピールできるよう対策していきましょう。
また志望動機に関しては「競合他社ではなくなぜ白石食品工業なのか」という点を自身の言葉で説明できるように時間をかけて考えてみてください。
業界・企業研究
業界研究や企業分析をすることで、業界内での白石食品工業の立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
また白石食品工業が所属する業界以外の気になる業界・企業も調べてみることで、より白石食品工業を客観的に分析できるため、エントリーシートや面接の受け答えをより一段とレベルアップすべくその他の業界研究も行いましょう。
エントリーシート作成
上記で紹介した自己分析や業界・企業研究の内容を踏まえてエントリーシートを作成していきます。
過去にエントリーシートで出題された内容については「ワンキャリア」「就活会議」などの就活サイトで紹介されているため、ぜひ確認してみてください。
また自身で作成した後は、必ず「友人や先輩」「白石食品工業のOB・OGの方」などに添削をしてもらい、客観的に見て問題ないエントリーシートになっているか確認するようにしましょう。
面接対策
エントリーシートを突破したら次に面接が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
面接時は基本的にエントリーシートに記載した内容をもとにより詳細部分を確認する質問を受けるため、一貫性がある内容で回答していけるように事前に面接の練習をしておきましょう。
また面接練習は1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどを通して複数人で練習することをおすすめします。
以下の記事も参考にしてみてください!
さいごに
本記事では、白石食品工業が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介というテーマで、就活生に役立つ情報を紹介しました。
白石食品工業は新卒採用における採用枠を例年「5名」前後しか設けておらず、採用難易度はやや高いといえます。
一方で学歴フィルターなし、かつ本選考の最終面接は「プレゼン選考」を設けるなど「白石食品工業に対する高い志望度」を表現できた学生を最も評価する選考を実施しています。
その中で、インターンシップに参加すること自体が「志望度の高さ」をアピールする要素になり、また白石食品工業ならではの強みも実際の業務体験を通じて把握できるはずのため、積極的にインターンシップに参加することをオススメします。