IT系インターンのおすすめはどこ?を徹底解説!
2024/7/23更新
はじめに
大学3年生になると、そろそろ「就活」を意識するようになります。自身では口に出さなくても周囲の友人達の動きが従来とは異なることに気づき、「自分も準備を始めないと」と急に不安に駆られたりするものです。
就活生の大半が企業において勤務をした経験を持ち合わせてはいません。
アルバイト勤務の経験のある学生は少なくありませんが、企業の社員としての勤務とは役割が異なります。
そうした中で就業体験をするインターンは就活生にとって重要なものだといえます。
この記事では、数ある業種の中で就活生がIT系企業への就職を視野に入れ、そこでのインターンを希望することを前提として、就活生の不安をやわらげるとともにさらに進んで有益な情報を提供することを目的としています。
- iT系企業のインターンシップの特徴は?
- ITである以上、理系の学生であることが必須で、文系は無理なの?
- インターンでお薦めのIT企業はどこ?
IT系企業におけるインターンシップについて知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、IT系企業でのインターンシップ以外の業界全般については以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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インターンシップの位置づけ
企業におけるインターンシップの目的の変化~採用直結型への移行
従来、インターンシップは、企業が学生に自社の特徴や魅力を知ってもらうことを目的として実施する、いわば「イベント」でした。
ところが、近年は、企業においてインターンシップの意義をさらに重視し、インターンシップに参加した学生を採用につなげていく、「採用直結型インターンシップ」としての位置づけに移行する企業が増加しているといわれています。
また2023年12月には、政府が2025 年度(2026年3月)以降に卒業・修了予定の学生に対して「インターンを通じて高い専門的知識や能力を有すると判断された学生は前年の3月から採用選考活動を可能」とする新たな就活ルールを追加しました。
こうした事情を捉え、現在の就活市場におけるインターンシップは、従来以上に重要な役割を担うことになりました。
実際、内定者に対するインターンシップに参加した学生の割合は2021年卒以降、増加していると説明されています。
IT系インターンシップの特徴
長期の場合、実務で役立つスキルを習得できる
まず最初に、IT系企業でインターンシップを行う際、その特徴、とりわけ就活生にとってどのような意義を持つものなのか、を外観しておきましょう。
就活生がIT企業において長期のインターンシップに従事した場合、その就活生は企業実務で必要なスキルを身に着ける可能性が高まるとともに、貴重な経験を積むことにつながるといえます。
特に小規模な企業の場合には、インターンシップに参加した学生を自社における貴重な戦力として積極的な位置づけを行うことも想定されます。
このため、意欲のある学生とインターンシップの意義を十分に検討し、学生の受け入れに積極的に応じる企業との相乗効果が発揮されることが期待されます。
ただし、勤務条件や勤務形態の如何によっては、参加する学生の大学における単位の履修状況に影響を与える可能性もないとはいえないため、参加するにあたっては、その条件を事前に十分に確認しておく必要があります。
これに対し、短期のインターンシップの場合、企業によってあらかじめ準備されたプログラムを所定のスケジュールに従って進めていくことに重点がおかれます。よって、短期のインターンシップにおいては、突発的な事象への対応に代表される、「生き物」としてのビジネス実務に触れることは必ずしも多くはないかもしれません。
こうしてみると、一般論としては、企業による負担の重さはあるものの、学生の立場からすれば、長期・短気を問わず、インターンシップに参加することは、IT企業の実務の状況を学ぶことのできる貴重な機会となるでしょう。
オンラインで参加することができる
IT企業によるインターンシップは、その業務特性を活かし、オフィスへの出社によるのではなく、オンライン形式で実施されることが多いといえます。
伝統的な企業におけるインターンシップは、学生が企業のオフィスに出向き、受け入れ先の組織の居室内や会議室等において社員の指導を受けつつ、実施されていました。
この実施方法による場合、学生の自宅等が企業のオフィスから遠く離れたところに位置する場合、交通費等の負担を含め、インターンシップへの参加を断念するケースも見られました。
これに対し、IT企業の場合には、その技術特性を活かし、通常の業務遂行と同様に、オンライン形式によりミーティング等を実施することにより、インターンシップのプログラムを進めていくことが可能になります。
よって、学生の自宅等が企業のオフィスより遠距離であるか否かということは、インターンシップへの参加を判断するにあたり、何ら支障となることはありません。
私服での参加が可能である場合もある
IT系企業の場合には、各社により多少の違いが生じる可能性はあるものの、一般的に自由な社風を反映し、勤務における服装についても社会人としての常識を踏まえた上で自由であることが多いといえます。
中でも特にベンチャー企業においては、その傾向があります。
インターンシップに参加する学生としては、普段、着慣れていないスーツ等を着用するよりも気分の重さを感じずに業務経験を積むことができるので、こうした部分で企業の理解をえることができるのであれば、インターンシップに参加しやすくなるといえます。
もちろん、IT系企業の自由な社風においても、学生による全面的な自由が許容されることを意味するわけではなく、企業や企業で勤務する社員等の事情を考慮しない、身勝手な行動や態度は厳に慎む必要があることは、改めて申し述べるまでもありません。参観する学生も「気持ちよく仕事をすることができる」ように意識を高めておき、インターンシップ終了時において、企業も学生も互いに良い機会であり、良い経験であったことを実感できるようにしたいものです。
理系学生でないと無理?
それでは、IT系企業のインターンシップに参加することができるのは、理系学部の学生のみなのでしょうか。
この点について、結論から申し上げるとすると、受入企業において特に限定を付していない限り、理系学部の学生に限らず、文系学部の学生でも十分に参加できます。
さらにいえば、当該IT分野について学生が未経験であったとしても、そのことから直ちにインターンシップへの参加が認められないということはありません。
これはどのような考え方に基づくものかというと、職種による多少の差異はあるものの、企業が高スキルの即戦力人材を雇用しようとする場合、そうした人材が数多くいるとは限らず、その結果、相応の処遇でないと迎え入れることは困難です。
仮に、好条件で受け入れることにする場合、他の社員の給与体系と大きく異なるのであれば、社内で不満を抱く社員が出てくる可能性もないとはいえません。
そうした不満がやがて会社の業績に影響を与えないとも限りません。
そうしたリスクを抱えるよりも、現時点では業務経験もないものの、若い学生に対し、ゼロから教え込んでいくことの方がコスト面で企業にとってメリットがありますし、他の社員の不満も生じることがないのです。
また、確かにIT領域においては、理系ないし技術系の知識を必要とするところではありますが、理系文系を問わず、IT領域に対して興味・関心を寄せる学生は多く、加えて、理系学部、文系学部という従来的な区分は近時においては流動的であることから見て、学部の区分を必要以上に重視する必要はない状況にあります。
よって、例えば、法学部等の文系学部に属する学生がIT企業のインターンシップに参加することは十分にあり得ることです。
もっとも、文系学部の学生の場合、IT領域に関する知識ないし技術が不足してしまう傾向にあるので、インターンシップへの参加にあたり、必要に応じ、自身で足りない部分を補う等の工夫は必要になるでしょう。
IT系インターンシップおススメ5選!
NTTデータ
出典元:NTTデータ公式サイト
実施概要
NTTデータは2種類のインターンシップがあり、学生の目的に応じて選択することが可能です。
類型 | 概要 |
ワークショップ型 | チームを組んで新規システム提案のグループワークを実施
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プロジェクト型 |
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楽天グループ
出典元:楽天公式サイト
実施概要
楽天グループは、次のようにビジネス職とエンジニア職のインターンシップを用意しています。
類型 | 概要 |
ビジネス職 |
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エンジニア職 |
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日本電気
出典元:日本電気公式サイト
実施概要
日本電気は、夏季休暇期間中を利用した「職場受入れ型 夏季インターンシップ」と、「長期実践型 研究インターンシップ」の2種類を用意しています。
類型 | 概要 |
職場受入れ型 |
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長期実践型 研究インターンシップ |
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富士通
出典元:富士通公式サイト
実施概要
類型 | 概要 |
Fujitsu Professional Internship【職場受入型・有償】 |
<テーマ例>
上のテーマで募集 |
Fujitsu Job Experience Internship【ワークショップ型・無償】 |
|
Fujits Seasonal Internship【職場受入型・無償】 |
<テーマ例>
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アクセンチュア
出典
実施概要
類型 | 概要 |
Aiアーキテクト育成プログラム |
<プログラム内で体験できる業務内容(例)>
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和魂偉才塾コンサルティング塾 |
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Accenture Song Creative School |
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和魂偉才塾アドバンスと・アーキテクティング塾 |
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和魂偉才塾エンジニア塾 |
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戦略コンサルタント育成プログラム |
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まとめ
この記事では、IT企業におけるインターンシップに関して、その特徴を説明するとともに、代表的なIT企業が実施するインターンシップのプログラムの概要を紹介しました。
就活生にとって、インターンシップは必須というわけではありません。しかし、インターンシップへの参加をすることにより、通常の学生生活やアルバイト等からは決して得ることのできない、斬新な視点の提示や各社における事業活動上の問題意識の一端を知ることのできる、貴重な機会であり、得られるメリットは計り知れないといえるでしょう。
このため、就活生の積極的な参加が期待されます。
もちろん、有益なインターンシップほど参加者の員数に限りがあることから、企業による選考が行われることとなり、難易度が高いことも事実ですが、地道に対策を進めていくことにより、道が開かれるはずです。