【就活生必見】「内定出したら来てくれますか?」合格フラグ?最適な答え方も解説
2024/8/1更新
はじめに
最終面接で役員から「内定を出したら自社に来てくれますか?」と聞かれて、ドキッとすることがあります。
この質問を聞いて、「これは内定確実!」と喜んだ人もいれば、「どう答えればいいんだろう…」と焦った人は多いでしょう。
今回は「内定を出したら自社に来てくれますか?」という質問の真意と適切な答え方について、詳しく解説していきます。
本記事は、以下のような悩みを抱える就活生を対象としています。
- 面接で「内定を出したら自社に来てくれますか?」と聞かれた
- この質問をされたら「合格フラグ」ととらえてもいい?
- 内定を出したらきてくれる?と質問されたらどう答えるのがベスト?
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【結論】「内定を出したら自社に来てくれますか?」はほぼ合格フラグ
最終面接で「内定を出したら自社に来てくれますか?」と聞かれた場合、これはほぼ合格フラグと考えて良いでしょう。
この質問は、企業があなたに強い関心を持っているサインです。
なぜなら、企業側はこの質問を通じて以下の点を確認しようとしているからです。
- 志望度の確認
- 入社意思の確認
- 他社の選考状況の把握
企業側は、あなたが本当に入社したいと思っているかを確認することを目的として質問する場合が多いです。
内定をより多くもらい、「滑り止め」を獲得したい就活生も多いからです。
特に、優秀な学生ほど複数の内定を持っていることが多いため、確実に入社してもらいたい意思からこの質問をします。
この後紹介する体験談を見る限りでは、就活生が快く「入社します」と返答すれば、内定される確率は高いでしょう。
ですが、質問に対して就活生の反応が薄かったり、曖昧だったりした場合は、企業側は内定を出さないことがあります。
自社の志望度が低いとみなすからです。
ほかにも、他社の選考状況について詳しく聞かれる場合は、合格フラグの可能性が高いと言えます。
企業には、内定を出したい学生を他社に取られたくないという思いがあるからです。
ただし、この質問だけで内定が確約されているわけではありません。
あくまでも合格の可能性が高いというサインの一つに過ぎません。
最終的な評価は、この質問への答え方や、面接全体でのパフォーマンスによって決まることを覚えておいてください。
「内定を出したら自社に来てくれますか?」は合格フラグ?体験談をまとめてみた
「内定を出したら自社に来てくれますか?」と質問されたら、面接合格フラグなのでしょうか?
X(旧Twitter)やヤフー知恵袋に投稿された、就活生の体験談を紹介します。
面接前や面接をした後の安心材料として、ぜひ活用してみてください。
最終面接で「内定を出したら他社はどうしますか?」と質問されて内定
『最終面接で、
- 取締役「内定出したら他社はどうしますか?」
- 私「全ての選考を辞退させて頂き御社に入社させていただきます」
- 常務「そんな事言ったら決まっちゃうよ」
- 人事部長に目配せ。
- 私「プレッシャーを感じます…。」
- 人事部長「本日の結果は週明けにはすぐに連絡しますので首を長〜くして待っててくださいね!」
と言われました。
第1希望ですし、面接を重ねていく度に志望度が上がった会社ですので絶対に行きたいです。
これは内定ですか?
面接が終わり数時間後に内々定の電話を頂きました。』
『第1志望の最終面接めちゃくちゃ盛り上がったよ、内定出したら入ってね!って笑われながら言われた
これでくれなかったら病むから本当にお願いします』
『最終面接は「内定出したら会社に入ってくれるかどうか」を見る場面じゃないかな?
人事もプロだから一次面接や二次面接で既に判断は終わってると思う
最終面接に呼ばれたならそれをクリアしたんだから、あと会社が求めてるのは入社するかしないか
とにかく入りたいってことを伝えればそれでいいよ』
「内定を出したら入社する?」と言われたが落ちた
某大手メーカー
『わい「学部でも大学院でも首席なんです」
企業「何で実験だけCなんですか」
「うちでは扱えない」
「内定出したら来ますか」
「うちでなくてもよくない?」
→不採用の嵐
???「授業も就活も適当にやりゃいい」
→超大手メーカー1社のみ受けて内定
なぜなのか』
他社よりも先に内定承諾してくれなければ内定は出さない
『最終面接で!「他社選考中にうちが先に内定出したらその場でイエスと言える?」と聞かれ、他の選考が終わって返事になると思うと言った。すると「他に先に内定承諾した人がいたらうちもごめんってことになるから」と脅されたので黙っときました。』
「無理」と返答したら落ちた
『最終面接で重役が揃ってる面接でも、「ハハハ、内定出したらすぐ来てくれるのかな?」の質問に、「いやそれは難しいですね」って言って、そしたら社長は何か怒ってたその会社は落ちた』
「行きます」と即答したら内定
『今思い出すと即答だったな。
役員「内定出したらうち来る?」
コタロー「いきます」
役員「OK、内定出すね」
で両者即決だった。』
「内定出したらほかの選考どうする?」と質問されて内定
『最終面接で、内定出したら他の選考どうしますか?という質問に対し、就職活動を終えて、御社に入社いたしますと答えました。
その企業に内定承諾書を提出したのちに辞退することは可能でしょうか?
第一志望の企業の選考がまだ終わっていないため、保留にしておきたいのですが、そうもいかないようです。
嘘をついた自分が悪いのですが、第一希望の結果次第では辞退したいと考えています。』
「内定を出したら自社に来てくれますか?」のベストな答え方
では、「内定を出したら自社に来てくれますか?」という問いに対して、どのように答えるのが正解なのでしょうか?
結論からいうと、「もちろんです」と快く返答するのがおすすめです。
躊躇したり曖昧な返事をしたりすると、志望度が低いと判断される可能性があります。
面接官から求められるのであれば、なぜその会社に入社したいのか、どれほどの志望度なのか、具体的な理由を述べましょう。
例えば、「御社の〇〇事業に非常に興味があり、その分野で自分の能力を活かしたいと考えています」「御社での仕事を通じて、〇〇のような成果を上げたいと考えています」などがおすすめです。
将来のビジョンも含めて熱意を伝えましょう。
本命以外の企業に「内定を出したら自社に来てくれますか?」と質問された場合の対応
ここで一つ難しい問題が出てきます。
「内定を出したら自社に来てくれますか?」と質問されたものの、面接先企業が本命ではない場合があります。
こういう時はどう対応すべきでしょうか。
先ほども述べたとおり、基本的には「もちろんです。内定をもらえるのであれば、御社に入社させていただきたいと考えております。」と、ためらわずに返答するといいです。
とはいえ、面接先企業が「滑り止め」だった場合、相手を騙しているようで気が乗らない方もいるでしょう。
そんな時は素直に、「他社の選考も受けているので、じっくりと考えたうえで決めます。」と答えても問題ありません。
「じっくりと考える」ということで、「自社にも入社してくれる余地がある」という印象を与えられるからです。
入社への明確な意思を示さなかったとしても、面接先企業は気を悪くすることはないでしょう。
お茶を濁すように「まだ他社の選考も受けているので…」と答えるのは、あまり得策ではありません。
なぜなら、それは「あなたの会社の志望度は低い」と言っているのと同じだからです。
その場合は、「御社に非常に興味があり、ぜひ働かせていただきたいと考えています。ただ、現在他社の選考も進めているため、最終的な判断は慎重に行いたいと思います」といった形で、誠実に答えるのも一つの方法です。
間違っても、正直に「内定をもらっても無理です」と答えるのは避けましょう。
たったそれだけのことで内定がもらえなくなるばかりか、面接官を怒らせてしまう恐れがあるからです。
たとえ第一志望の会社でなくても、面接の場では丸く収めなくてはなりません。
一社でも多く内定を獲得して、あなたの人生を豊かにするための選択肢を増やしたいのであれば、社交辞令でも「入社したいです」と潔く返答しましょう。
「内定を出したら就活を終わる?」と言われたときの対処法
面接先企業から「内定を出したら就活を終わりにしてください」と言われることも珍しくありません。面接先企業から内定を条件に就活を終えるように要求されることを「オワハラ(就活終われハラスメント)」と呼びます。第一志望の企業からの内定であれば、その時点で要望どおりに就活を終えても問題ないでしょう。
しかし問題は、滑り止めとして面接を受けている企業から言われた場合です。志望度の低い面接先企業からオワハラをされたときの対処法を以下に紹介します。
建前で「終わりにしようと思います」と答える
志望度の低い面接先企業からオワハラを受けた場合、建前で返答しても構いません。
「御社から内定をいただけるのであれば、就活を終わりにしようと思っております」と答えましょう。
もちろん建前なので、ほかの選考を受けても問題ありません。より志望度の高い企業から内定をもらえれば、そちらの企業の内定を承諾しても大丈夫です。
面接で話した内容は、正式な契約ではなく、あくまでも口約束にすぎません。
企業側も「就活を終わりにします」は、社交辞令の可能性があることを理解しています。
もし内定辞退をして抗議の電話をしてくるような企業であれば、そもそもあなたの価値観とはマッチしていなかったということでしょう。
以上の理由から、志望度の低い面接先企業から「内定を出したら就活を終わる?」と質問されたときは、建前で「終わります」と返答するのがおすすめです。
他の選考状況を正直に伝える
建前で「終わります」と答えるのがベストと分かっていても、嘘をつくのは気が乗らない人もいるでしょう。
その場合は、素直に「他社の選考の結果を踏まえて就職先をじっくりと考えたいので、まだ就活は続けようと思っております」と答えるのもひとつの方法です。
企業側も他社との競争を理解しているため、誠実に状況を説明することで、内定保留の理解を得られる可能性があります。
たとえ就活を終わりにしなくても、あなたの実直な性格を評価して、内定を出してくれる企業もあるでしょう。
一方で「就活を終わらないなら内定は出さない」などと、就活生の心情をまったく無視した身勝手な要求をしてくる企業も多数存在します。
自分本位な脅しをしてくる会社であれば、「ここに入社しても合わなそうだ」と割り切り、要求を断ったほうがいいでしょう。
自分の意志を明確にする
最終的には、自分の意志を明確にすることが重要です。企業の要求に応じるかどうかは、自分のキャリアにとって最良の選択かどうかを考えた上で決断しましょう。無理に要求に応じることで後悔することがないように、自分の気持ちを大切にしてください。
内定辞退の選択肢も考える
どうしても企業の要求に応じられない場合は、内定辞退も選択肢の一つです。内定辞退の際には、以下のポイントを押さえて誠実に対応しましょう。
- 迅速に連絡する: 内定辞退の意思を早めに伝えることで、企業側に迷惑をかけないようにします。
- 電話で伝える: 内定辞退の連絡は、できるだけ電話で行い、誠意を示します。
- 感謝の気持ちを伝える: 内定を出してくれたことに対する感謝の気持ちを忘れずに伝えます。
内定承諾後の辞退は、以下の記事を参考にしてみてください。
法的な側面を理解する
内定承諾書に署名捺印を求められる場合もありますが、これには法的な拘束力が薄いことを理解しておきましょう。企業側の要求に対して、過度にプレッシャーを感じる必要はありません。 就活は確かに大変な過程ですが、これらの原因を理解し、適切な対処法を見つけることで、より前向きに取り組むことができます。自分のペースを大切にしながら、必要に応じて周囲のサポートを受けることも重要です。就活は人生の一過程に過ぎません。長期的な視点を持ち、自分らしいキャリアを築くための機会として捉えることが大切です。
内定を得た後の心構え
内定を獲得したら、就活は終わりではありません。むしろ、社会人としての第一歩を踏み出す重要な時期です。以下に、内定後に心がけるべきポイントをまとめました。
感謝の気持ちを忘れずに
内定をくださった企業に対して、感謝の気持ちを持ち続けることが大切です。内定通知を受け取ったら、速やかにお礼の連絡をしましょう。電話やメールで丁寧に感謝の意を伝えることで、良好な関係を築く第一歩となります。
継続的な自己研鑽
内定を得たからといって、学業や自己啓発をおろそかにしてはいけません。むしろ、入社までの期間を有効に活用し、社会人としての基礎力を高めることが重要です。業界や企業に関する知識を深めたり、必要なスキルを磨いたりすることで、入社後のスムーズなスタートにつながります。
健康管理と生活リズムの調整
就活中は不規則な生活になりがちですが、内定後は健康的な生活リズムを取り戻すことが大切です。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけ、心身ともに健康な状態で入社を迎えられるよう準備しましょう。
コミュニケーション力の向上
社会人として求められる重要なスキルの一つがコミュニケーション力です。家族や友人との会話を大切にし、様々な人と積極的に交流することで、コミュニケーション能力を高めていきましょう。また、敬語の使い方や基本的なビジネスマナーについても学んでおくと良いでしょう。
内定者同士のネットワーク構築
多くの企業では、内定者向けのイベントや研修を実施しています。これらに積極的に参加し、同期となる仲間とのネットワークを築いていくことが重要です。お互いの不安や期待を共有し、励まし合える関係を作ることで、入社後の心強い味方となります。
情報収集の継続
内定を得た企業について、さらに深く理解を深めることが大切です。企業のウェブサイトや公式SNS、業界ニュースなどをチェックし、最新の情報を常にキャッチアップしておきましょう。これにより、入社後のスムーズな適応につながります。
複数の内定がある場合の対処
複数の内定を得た場合は、慎重に比較検討する必要があります。自分の価値観や将来のキャリアプランと照らし合わせ、もっとも自分に合った企業を選びましょう。また、辞退する企業には誠意を持って早めに連絡することが重要です。
内定承諾後の適切な行動
内定承諾書を提出した後も、入社までの期間を有意義に過ごすことが大切です。企業から課題が出される場合もあるので、それらにしっかりと取り組みましょう。また、入社前の手続きや提出書類などにも遅れずに対応することが重要です。
心構えと態度の維持
内定を得たからといって、気を抜いてはいけません。常に謙虚な姿勢を保ち、学ぶ意欲を持ち続けることが大切です。また、SNSなどでの不適切な発言や行動に注意し、社会人としての自覚を持つようにしましょう。
入社に向けての具体的な準備
入社日が近づいてきたら、より具体的な準備を始めましょう。通勤ルートの確認、必要な持ち物のリストアップ、身だしなみの準備など、細かな点にも気を配ることで、入社日を迎える心の準備にもなります。
内定を得た後は、社会人としての第一歩を踏み出す重要な時期です。感謝の気持ちを忘れず、継続的な自己研鑽に励み、健康管理にも気を配りながら、入社に向けて着実に準備を進めていきましょう。これらの心構えを持って行動することで、新しい環境での成功への土台を築くことができるはずです。
まとめ
本記事では「内定を出したら自社に来てくれますか?」という面接先企業からの質問は、合格フラグなのかどうかについて解説しました。
「内定出したら来てくれますか?」という質問は、必ずしも合格フラグではありませんが、大きなチャンスといえます。
この質問に対しては、基本的に「もちろんです」と即答することが大切です。
答えを濁したり黙ってしまったりと、曖昧な返答をすることはおすすめできません。
嘘をつくことに抵抗がある場合は、「入社したいと考えています。ですが、最終的な判断はじっくりと考えてからにいたします」と素直に答えましょう。
就活は長く厳しい道のりになるでしょう。
しかし、一つ一つの面接を大切にし、自分の成長の機会と捉えれば、必ず良い結果につながります。
皆さんの就活成功を心から応援しています!