業界は幅広く受けることが内定への近道!業界と職種で悩んだときの解決方法を紹介
2024/6/25更新
はじめに
いま就活生である人のなかで、「エントリーする業界の数を1つにした方」が良いと思っている人はどれくらいいるでしょうか?
業界の数は就活生によって有利となる数が異なります。
- 志望動機が明確なのか、明確でないのか
- 希望する職種が決まっているか決まっていないか
就活生によって状況が異なるものの、多くの就活生はなかなか志望する業界が決められないと言う現実もあるのです。
もし業界選びで悩んでいるなら、志望する業界の幅を広げ、複数の業界や職種を選ぶことがおすすめです。
そこで、この記事では、志望する業界を1つに絞った方が良いのかどうかで悩んでいる就活生に対して、複数の業界を受けることのメリットやデメリットについて解説します。
逆に、業界を絞ったときのメリットやデメリット、就活生の状況に合わせた業界の選び方についても触れています。
業界選びで悩んだ時、どのように業界を見つければ良いのかと言うポイントにおいても解説しているので、業界選びの悩みを解決するきっかけにしてみてください。
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業界を幅広く受けることのメリット
「業界は1つに絞った方が内定確立が上がりそう」と考える就活生もいますが、結論から言えば就活では業界を幅広く受けておく方が良いと言えます。
就活では、幅広い業界にチャレンジすることが3つのメリットとなり、就活が有利に進むケースがあるのです。
- マッチする企業が見つかる
- 多くの業界や企業が知れる
- 内定を目指す分母が増える
ここでは、幅広い業界で就活するときの3つのメリットについて解説します。
自分にマッチする企業が見つかりやすい
業界を1つに絞ると、その業界だけに注目してしまい、視野が狭くなってしまいがちです。
そのため、多くの業界にチャレンジした方が、自分にマッチする企業が見つかりやすいと言えるのです。
就活生のみなさんは、自分にマッチした業界や企業について、明確な基準を持っているでしょうか。
もちろん、「この業界が良い」「この企業でなければ嫌だ」など、志望する業界や企業へ強い思い入れを持っているときは、就職したいと思う業界や企業だけにエントリーを絞ることもあるでしょう。
しかし、「自分がどの業界や企業にマッチするのか」「どの業界を選べば良いのか」など、業界選びで悩んでしまい、エントリーする業界が、なかなか決まらないという就活生は多くいます。
学生である就活生には、将来に繋がる道が無数に広がっています。
最初から1つに絞るより、多くの業界や企業について研究すると、自分にマッチする企業が見つかりやすくなるのでおすすめです。
自分の将来について、視野を広げてみましょう。
多くの業界についての研究は、今まで気づかなかった興味に気づけることがあります。
なかなかエントリーする業界がきまらない時は、まずは、気になっている業界や興味のある企業がないかチェックしてみましょう。
そのなかで、興味が出たりもっと学んでみたいと思ったときは、ぜひエントリーしてみてください。
興味のある業界で業界がそれぞれ異なっていても、問題ではありません。
逆に、自分が学ぶチャンスが増えたと、ポジティブに考えてみましょう。
そのチャンスを自分のものにすれば、1つの業界にこだわった就活をするよりも、多くのことを吸収できることでしょう。
その中から、自分の性格や強みにマッチする業界や企業を見つけることをおすすめします。
多くの業界や企業を知れる
先述でも少し触れましたが、就活では業界研究や企業研究が不可欠です。
そのため、多くの業界や企業を研究することで、自分自身が豊富な知識を持てるようになります。
たとえば、1つの業界は様々な業界とどこかで繋がっており、いつか自分が進みたいと思う業界と繋がりがある可能性もあるのです。
幅広い業界に挑戦した経験は、エントリーしたいと思う業界や企業を見つけたとき、業界や企業研究において、他の就活生より有利になると言えるでしょう。
長い人生の中で、就活生ほど多くの業界や企業を分析できるときはありません。
いま、就活生として社会について知らなければならないときだからこそ、業界の広さを知って、さまざまな業界の特徴や企業の経営理念などが、見えてくることもあります。
志望する業界や企業が絞れていなくても、心配する必要はありません。
就活では、ぜひ業界や企業を選ぶとき、数多くの業界や企業について研究してみてください。
視野を広げることで、きっと理想とする将来像にマッチした部分が見つかることでしょう。
内定を目指す分母が増える
業界や企業を幅広くすれば、選考を進める分母数は圧倒的に多くなります。
数が増えれば、その分選考突破できる期待が持てるため、就職できる可能性が高くなるのです。
「下手な鉄砲数撃てば当たる」と言いますが、エントリー数が増えるほど多くの選考に参加できるため、選考突破の確立は高くなるでしょう。
そのように考えられる背景には、選考突破が非常に難しいことがあります。
少子化と言えど、今はIT化が進み、その影響は新卒の採用人数にも及んでいるケースがあります。
どの業界に進むか、どの職種を選ぶかによって、就職難易度は非常に高くなる可能性があるのです。
そのため、少しでも有利に就活を進めるなら、エントリーする企業は増やした方が良いと言えるのです。
とはいえ、業界や企業、職種など、どこでもエントリーすれば良いというわけではありません。
業界・企業の研究を進めながら、対策しやすい業界を選び、5つの業界、20社を目安にエントリーすることがおすすめです。
業界を5つ探すことが困難だと感じたときは、1つだけで良いので、好きな業界を選んでみましょう。
自分が気になる業界が見つかれば、業界研究を進めると、隣接する業界を知ることができるでしょう。
そうして見つけた企業は、どのような事業をおこなっているのか調べてみると、なかには興味を持てる業界が見つかるかもしれません。
このように、繋がりのある業界をどんどん見つけていき、エントリーする業界や企業、職種を検討してみましょう。
就活生は、必ずしも1つの業界に絞ったエントリーに、こだわる必要はありません。
視野を広げ、内定を目指すために分母数を増やす就活も検討してみてください。
業界を幅広く受けることのデメリット
業界選びで悩む就活生に向けて、ここまで業界の幅を広げてエントリーした方が良い旨を解説してきました。
しかし、複数の業界を選ぶときには、デメリットがあることも覚えておいてください。
複数の業界にエントリーしながら就活するということは、それだけ多くの就活対策をする必要があります。
1つ1つに時間がかかると、受けられる業界数が減りますし、スピードを求めると丁寧さに欠けてしまう恐れがあります。
業界を幅広く受けるときにはメリットとデメリットを理解し、就活対策をするようにしましょう。
準備するものが多くなる
複数の業界や企業にエントリーするときは、エントリーシートなど、選考対策として様々なものを用意する必要があります。
エントリーシートを作成するときも、全業界で同様の内容を記載するのではなく、業界や企業にマッチした内容を何種類も作成しなければならないので、面倒に感じてしまう就活生も少なくありません。
また、何度もエントリーシートで自己PRを作成していくにつれて、内容が薄くなってしまうことも考えられるでしょう。
業界研究が浅く広くなってしまう
多くの業界分析をおこなっていくことで、さまざまな業界の知識を身に付けることができます。
しかし、何度もおこなうことでひとつひとつの業界分析が浅くなってしまうことも考えられるのです。
ひとつひとつの業界をしっかりと分析できれば良いですが、就活は非常に忙しい日々のなかでおこなわれるので、きちんと業界分析をおこなうことができない業界も出てきてしまいます。
面接時には、業界分析をおこなっているうえで質問される内容も数多くありますが、その質問に答えられないということが起きてしまうかもしれません。
また、志望動機や企業とのマッチ率も業界分析をおこなう・おこなわないで全く違ってきます。
業界を幅広く受けるときでも、志望する業界はしっかりと業界分析をおこなうように心がけましょう。
業界を絞ったときのメリット・デメリット
業界を1つに絞った方が良いと言われることがありますが、必ずしも良いとは限りません。
1つの業界に絞ったエントリーには、メリットやデメリットが存在します。
ただし、志望動機が既に明確な就活生は、業界を絞った方がメリットとなるケースもあります。
一方、まだ明確な志望動機が見つからない就活生においては、業界を絞ることがデメリットとなってしまう可能性もあるのです。
ここでは、業界を絞ってエントリーしたときのメリットやデメリットについて詳しく解説します。
自分自身の状況と照らし合わせながら、ぜひ考えてみてください。
業界を絞るメリットは?
志望する業界を絞ることにより、ひとつの企業に専念して業界研究をおこなうことができます。
業界を幅広く受けるときは、さまざまな業界研究をおこなう必要がありますが、業界を絞ることによりその業界に時間をかけて向き合うことができるでしょう。
業界研究をしっかりとおこなうことにより、志望する業界への理解度がさらに深まります。
企業は就活生がどれくらい業界を理解しているのかを見ているので、内定を獲得するには業界研究はかかせません。
業界を絞ることによって、しっかりと業界研究がおこなえ、幅広く受けるときよりも丁寧な対策をおこなうことができます。
業界を絞ったほうが良い就活生は以下に該当する人です。
- 志望する業界が決まっている
- 業界を選ぶときの動機が明確になっている
- 就活を始める前から業界を決めていた
上記に該当する人は、1つの業界にエントリーを絞り、丁寧な選考対策をすべきだと言えるでしょう。
業界を絞ったときのデメリット
業界を絞ることによって、志望する企業の数が減ってしまいます。
また、もしかしたら自分に合っている業界を見落としてしまったり、内定を得られる母数が少なくなってしまうのです。
難しいといわれている就活が、さらに難しくなってしまう可能性が高くなります。
そのため、業界を絞りすぎてしまうのはよくありません。
業界を絞ることで考えられる大きなデメリットといえるでしょう。
就活生の中で業界を絞らない方が良い人は以下に該当する人です。
- 志望する業界や企業がまだ決まっていない
- 様々な業界に興味を持っている
- 多くの企業を知りながら、就活を進めたい
また、自分に合った業界や企業が見つかるまで探したいと言う人も、業界を絞ることでデメリットにつながってしまいます。
今、就活生自身が置かれている状況に応じて、エントリーする業界や企業の数を決めることが大切です。
業界を幅広く受ける方法とは?
就活生が幅広い業界を受けるメリットとデメリットを理解した上で、複数の業界にエントリーするなら3つの方法を使って業界を選んでみましょう。
- 選択軸を明確にする
- 類似する業界を見つける。
- 自分に向いた職種を選ぶ
エントリーする業界数に関わらず、選択軸を持つ事は大切です。
また、志望する業界や企業を見つけるときには、類似する業界から見つけると、選考対策における苦労を減らすことができます。
複数の業界にエントリーするときの方法について、詳しく解説していきます。
選択軸を明確にする
業界や幅広く受けるときの就活では、選択軸を明確にすることが大切です。
- 有名企業だけを拾って業界を問わずエントリー
- 志望する動機が決まっていないのに、たくさんの企業にエントリー
上記のようなエントリー方法はおすすめできません。
エントリーする際は、業界や企業に適した志望動機が必ず必要です。
まずは、自分がどのような選択軸を持って、業界や企業を選ぶのか、明確にしてからエントリーするようにしましょう。
選択軸には以下のような例があるので、ぜひ参考にしてください。
- 社会貢献できる仕事に携わりたい
- 大きなプロジェクト型の仕事に参加したい
- 海外事業などにチャレンジできる可能性を試したい
- 若手にも積極的に仕事をさせてもらえる環境が良い。
- 新規事業等に携わりたい
上記は選択軸の一部ですが、人それぞれ選択軸は異なります。
幅広い業界にエントリーすることは就活生にとって大切なことです。
しかし、業界を問わず、自分なりの選択軸を持ちながら、エントリーする業界を選びましょう。
類似する業界を見つける
エントリーする業界が類似していれば、エントリーシートや面接対策も類似してくるため、対策が容易になります。
また、業界研究や企業研究も、類似する点が多くなるため、1つ1つに時間をかける必要がなくなるのです。
例えば、全く異なる5つの業界にエントリーしようとすると、すべての業界において1から業界研究が必要です。
しかし、つながりのある業界や類似する業界なら、志望動機や自分の強みは、同じ内容でも通用する可能性があります。
就活で、多くの企業に応募すると、1つ1つの企業に対する対策が、おろそかになりがちです。
先述でも解説したとおり、選択軸を中心に業界や企業を選ぶと、対策がしやすくなり、より深い対策が可能です。
複数の業界にエントリーする際は、自分の選択肢を持ちつつ、類似する業界にエントリーすることがおすすめです。
自分に向いた職種で選ぶ
内定獲得の確率を上げるため、複数の業界にエントリーすることも大切ですが、何より、自分に向いた職種を選ぶことも非常に重要です。
業界や企業だけで選んでしまうと、自分の強みを生かせる職種に就職できない可能性があります。
自分が進みたい職種以外に就職してしまうと、「こんなはずじゃなかった」と後悔し、早期退職にいたってしまいます。
せっかく就職できた企業に長く勤めるためには、以下の3つを重視して業界を選ぶようにしましょう。
- 興味のある業界を選ぶ
- 価値観の合う企業を選ぶ
- 自分の強みを生かせる職種を選ぶ
これからエントリーする業界や企業を探す就活生は、ぜひ上記3つのポイントを重視し、エントリー先を選んでください。
業界の選び方のコツを紹介
エントリーする業界の選び方のコツは2つあります。
- 興味のあるものを考える
- マインドマップを作成する
これらは就活生にとって、業界を選ぶときに非常に重要なポイントです。
それぞれ詳しく解説するので、業界選びで迷ったときはぜひ参考にしてください。
興味のあるものを考える
今、自分が何に興味を持っているか考えたことがあるでしょうか。
興味といっても、どれくらいの興味かで重視するかどうかが変わります。
- 今興味を持っている
- 昔から興味を持っていることがある
- 興味があることについて詳しく調べたい
今だけ興味を持っているものであれば、業界選びに適しているとはいえません。
今だけの興味はいずれなくしてしまう興味だと考えられるからです。
昔から興味を持っていることなら、これからも興味を持ち続ける可能性はあります
しかし、今まで興味のままで終わってしまっているのであれば、今後も変わらず「興味がある程度」で終わってしまいます。
しかし、興味を持っていることに対し、詳しく知りたい、勉強したいなどの気持ちがあるなら、業界選びに適した興味だといえるでしょう。
就活は、就職してしまえば終わりではありません。
就職してからが本番であり、長く続いていくものです。
一時の興味で就職してしまうと、他に興味が出たときに転職を考える可能性があります。
就職した企業で長く勤めるためには、深く知りたいと考える業界を選ぶことが大切です。
自分が興味を持っていることに対し、今1度振り返って考え、業界選びに適しているのかどうかを、よく検討してみましょう。
マインドマップを作成する
志望する業界や、企業を選ぶときマインドマップを作成すると、自分がどのようなことに興味を持っているのかを知ることができます。
マインドマップとは、1つの事柄からつながる言葉を見つけ、どんどん連鎖させながら、潜在的な興味を知る方法です。
例えば、5つの言葉を思い浮かべてみましょう。
大きな画用紙の中心に、1つの言葉を書き、その言葉とつながる言葉を3つ書きましょう。
5つの言葉を書くと、それぞれ3つずつ言葉が加わるため、合計15個の言葉が出てきます。
この作業をどんどん繰り返し、画用紙いっぱいになるまで出た言葉は、全て自分が日ごろから潜在的に興味のある言葉であることが多くあります。
自分自身の潜在的な興味は、考えても、なかなか出てくるものではありません。
マインドマップを作成し、潜在的に持っている趣味や自分の強みを発見してみましょう。
なお、マインドマップは、業界選びだけでなく、自己分析にも使える方法です。
就活生は、ぜひマインドマップを使って、志望する業界や企業を選んでいきましょう。
まとめ
就活生にとって、エントリーする業界や企業を絞り込むことは、必ずしも良いとは言えません。
逆に、視野を広げ、業界を幅広く受けることでメリットとなる可能性があります。
既に志望動機がはっきりしている就活生なら、業界や企業を絞っても問題は無いでしょう。
しかし、自分にマッチする業界や企業が見つかっていない人や、明確な基準を持って業界選びをしていない人は、さまざまな業界にエントリーすることが大切です。
ただし、エントリーする際はしっかりと先行対策を行っておいてください。
業界が異なると、志望動機や自己PRの内容が異なります。
エントリーする業界や企業にマッチする対策を心がけなければなりません。
そのため、複数の業界にエントリーすれば、対策に時間がかかってしまい、重みのあるエントリーシートが作れなくなってしまう可能性があります。
複数の業界にエントリーするときには、選考対策をしっかり行い、複数の業界にエントリーするときには、選考対策をしっかり行える範囲で、エントリー先を選びましょう。
この記事が参考となり、マッチした業界や企業と出会えることを願っています。