面接やエントリーシートで「苦手な人について」聞かれた時の答え方を伝授!例文や好印象を与える秘訣も
2024/6/25更新
はじめに
就活を進める中で、面接やエントリーシートで聞かれる志望動機や、自己PRの内容を準備している就活生は多いでしょう。
面接やエントリーシートでは、志望動機や自己PR以外にも「苦手な人について」という角度の違う質問がされることがあります。
「あなたの苦手な人について教えてください」といった質問から、「苦手な人が同じチームや同僚にいた場合どう関わりますか」というものまで、回答に悩んでしまう質問がされることがあるのです。
回答によっては、面接官にネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
「苦手な人についてどう伝えれば良いのか分からない」「どう答えても面接官に悪い印象を持たれそうで不安」という悩みを抱えている就活生も、多いでしょう。
企業が就活生に「苦手な人について」質問するのには、明確な意図があるのです。
質問の意図を理解し、苦手な人について回答することで、面接官に好印象を与えられます。
良い印象を与えるために必要なことを行い、エントリーシートや面接を突破しましょう。
本記事では、面接やエントリーシートで苦手な人について聞かれた時の答え方について、例文も含めて詳しく解説しています。
苦手な人についてどう答えれば良いか悩んでいる以下の就活生を対象に、好印象を残すための4つのポイントもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
- 面接やエントリーシートでの苦手な人についての答え方がわからない
- 苦手な人について質問する企業の意図を把握したい
- 苦手な人について好印象を残す答え方のポイントを理解したい
- 苦手な人について答える時の適切な答え方を知りたい
- 苦手な人についての回答例があれば参考にしたい
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この記事の結論
先にこの記事の結論からお伝えすると、企業が就活生に「苦手な人について」質問する意図は、2つあります。
「学生の人柄や価値観を確認する」「苦手な人との関わり方やコミュニケーションスキルを把握する」の2つです。
企業は、苦手な人についての就活生の回答から、履歴書だけでは分からない人柄や価値観を確認しようとしているのです。
また、企業の理念・ビジョンとマッチしているか、コミュニケーションスキルが備わっているかを見極め、入社後適切な人間関係を構築できる人間であるかを確かめようとします。
そのため、就活生は苦手な人についての質問を受けた際に、自分にとっての苦手な人の定義を明確にし、自分の長所や企業の社風・ビジョンと結びつけながら入社後の展望に繋げるような準備が必要です。
自己分析と企業分析を通じて、苦手な人の定義を明確にし、企業の社風やビジョンと結びつけることが重要です。
これにより、面接で適切な伝え方ができるようになります。
しっかりと対策を行い、次の章で詳しく解説している内容を参考にしてください。
企業が面接で苦手な人について聞く意図は2つある!
多くの企業が、一般的な志望動機や自己PRに加えて、独自の質問を用意して、就活生の内面を探る面接やエントリーシートを行っています。
中でも、「苦手な人について」を問う企業は少なくありません。
そのような企業では、「苦手な人との関わり方について注意していることはありますか」「チーム内に苦手な人がいた場合、どのように関わりますか」といった複雑な質問が投げかけられることがあるのです。
ここでは、なぜ企業が苦手な人について質問するのか、その意図を2つ紹介します。
①学生の人柄や価値観を確認するため
企業は、履歴書だけではわからない就活生の内面、つまり人柄や価値観をエントリーシートや面接を通じて把握したいと考えています。
その理由は、応募者が自社の社風やビジョンに適合し、長期間働いてくれるかどうかを見極めるためです。
このため、企業は就活生の人柄や価値観を確認するためにさまざまな質問を用意していますが、中でも「苦手な人について」はよく出題される質問です。
したがって、就活生は「苦手な人について」の回答で、自分の長所や価値観を明確に伝える必要があります。
②苦手な人との関わり方やコミュニケーションスキルを確認するため
企業は「苦手な人について」を就活生に質問することで、就活生の苦手な人との関わり方や、コミュニケーションスキルを確認しています。
履歴書に記載する学歴を判断基準にする企業もありますが、多くの企業は就活生の内面を重視した採用活動を実施しているのです。
入社後は学歴に関係なく、新たな環境に飛び込み、社内のさまざまな人々と良好な人間関係を築く必要があります。
そのため、「苦手な人について」の回答から、就活生が苦手な人とどのように関わるのか、どのようなコミュニケーションスキルを持っているのかを確認し、社会人としての将来性を見極めることも企業の目的です。
したがって、「苦手な人について」の質問には、自身の苦手な人像を明確にし、自分の長所や企業の社風・ビジョンと組み合わせて適切に答える必要があります。
面接で質問された際に備えて、事前にいくつかの回答パターンを用意することが有用です。
苦手な人についての回答で好印象を与えるために必要なこと4つ
面接やエントリーシートで苦手な人について質問された時、「どのように答えたら良いか分からない」「どう答えてもネガティブな印象を与えそうで不安」と悩んでいる就活生も多いでしょう。
苦手な人の対象や対処方法の内容によっては、悪口やネガティブな印象を与えてしまう質問です。
だからこそ事前の対策が必須です。
好印象を与えるために必要なポイントを押さえ、苦手な人の質問にスムーズに答えられるようにしましょう。
ここでは、苦手な人についての回答で好印象を与えるために必要なポイントを4つ紹介します。
①自己分析を徹底的に行って苦手な人を明確にする
企業からの「苦手な人について」の質問で好印象を与えるために、まずは自己分析を徹底的に行い、「自分にとっての苦手な人」を明確にしましょう。
苦手な人の対象が曖昧では、その後に伝える具体的なエピソードや対処方法・入社後の展望まで、すべてが曖昧になり、伝えたいことが伝えられなくなります。
自分の苦手な人を明確にするためにも、自己分析を徹底的に行いましょう。
自己分析をしっかりと行うことで、自身の性格や社会性を客観的に理解することができます。
このプロセスにより、自分がなぜ特定の人を苦手だと感じるのか、その理由を具体的に明確にすることが可能です。
過去の経験と照らし合わせながら、自己分析を通じて「苦手な人」に関する具体的な理由やエピソードを準備することが重要です。
面接やエントリーシートで「苦手な人」について質問された際には、自分がどのような状況でどのように苦手な人と関わったかを、具体的に説明できるよう心がけましょう。
②過去と未来の両面で苦手な人との関わり方を伝える
自己分析によって自身の苦手な人や、そのような人との具体的な経験を明確に把握したら、過去と未来の両面で「苦手な人との関わり方」を伝えることが重要です。
企業は、この回答を通じて、入社後のコミュニケーション能力や人間関係構築能力を評価しています。
したがって、就活生は、「過去にどのように苦手な人と接してきたか」と「将来、苦手な人とどのように関わっていきたいか」の両方から、具体的な例を交えて関わり方を明確に伝えましょう。
過去の経験は現在の人格形成に影響を与えるため、経験を肯定的な結論に結びつけるような構成が好ましいです。
③志望動機や自己PRの内容と一貫性を保つ
企業から「苦手な人」について質問された場合、志望動機や自己PRの内容と一貫性のある回答を心がけましょう。
企業は苦手な人に関する質問だけでなく、志望動機や自己PRの内容から、就活生の人柄や価値観、コミュニケーションスキルを総合的に評価しています。
自身の人柄や価値観を面接官にイメージしやすくするためにも、志望動機や自己PRの内容と一貫性を保つことが重要です。
例えば、自己PRで「何事にも責任を持ち、失敗を恐れずに前進できるのが私の強みです」と述べた場合、「苦手な人は無責任で消極的な人です」というような回答をすることで、一貫性を保つことができます。
面接で聞かれるさまざまな質問には、それぞれ意図があります。
各回答で一貫性を持つように、留意しましょう。
面接官は全体の回答から適性を判断しますので、一貫性を保つことが重要です。
④志望企業の社風やビジョンに適した内容を伝える
苦手な人について質問された時は、志望する企業の社風やビジョンに適した内容を伝えましょう。
企業は採用活動を通して、自社にマッチする就活生を探しています。
「苦手な人について」の質問には、自身が実際に経験したエピソードを企業の社風やビジョンにマッチするように組み合わせることが重要です。
企業の社風やビジョンを理解するためには、企業分析だけでなく、インターンシップへの参加も有効です。
志望する企業の社風や価値観を深く理解し、それにマッチする内容で「苦手な人について」の質問に対する準備をしっかり行いましょう。
苦手な人について質問された時の答え方を伝授!
面接やエントリーシートで苦手な人に関する質問を受ける際、良い印象を与えるためには、自己分析や企業分析だけでは不十分です。
志望動機や自己PRの内容と一貫性を保ち、企業の社風やビジョンに合った内容で回答することも重要です。
これらのポイントを組み合わせて適切な構成で答えることで、企業は就活生の論理的思考能力を認識し、より高い評価をしてくれるでしょう。
ここでは、面接やエントリーシートで苦手な人について質問された時の回答の仕方を、分かりやすく解説しています。
①結論
面接での回答においては、苦手な人に関する質問に限らず、すべての質問に対して結論を先に述べるように心がけましょう。
結論を先に述べることで、面接官はその後の説明や具体例を理解しやすくなります。
例えば、「私が苦手だと感じる人は『ネガティブで何事にも否定的な人』です」といったように、まず結論を述べることが大切です。
結論を先に述べずに、「私は学生時代に〇〇な状況で△△をされた経験があって」と話し始めてしまうと、面接官は「苦手な人は誰なのか?」という疑問を抱きます。
その結果、「この就活生には論理的思考力がない」と判断されてしまう可能性があるのです。
結論ファーストのアプローチを意識して臨みましょう。
②結論に至った理由
苦手な人を述べた後は、結論に至った理由を述べましょう。
先ほどのように、「ネガティブで何事にも否定的な人が苦手です」と答えた後は「なぜなら、ネガティブで何事にも否定的な人は周囲のモチベーションを下げるだけでなく、何をするにも言い訳が多く、良い結果を生み出せないからです。」など明確な理由を伝えてください。
面接官はイメージしやすくなります。
理由の部分は自分の人柄や価値観を表す部分にもなるため、必ず結論を述べた後に伝えることを忘れないでくださいね。
③具体的なエピソード
結論に至った理由を述べた後は、その理由を裏付けられるような具体的なエピソードを述べましょう。
「私は学生時代にバスケットボール部の副部長として活動していました。
その中で、常にネガティブで何事にも否定的な発言をする一人のメンバーがいました。
彼は練習中に、特定のメニューや部長や副部長の指導に対して、「〇〇は練習メニューの中で一番嫌いだしやりたくないな」とか、「注意されたからもうやりたくない」といったような発言を繰り返していました。」
いつ・誰が・何をといった形で具体的に述べることを心がけましょう。
④苦手な人との関わり方
具体的なエピソードを述べた後は、苦手な人とどのように関わってきたのか、自分なりに対処してきたことについて述べましょう。
例は以下の通りです。
「そのような発言をされた時は、『〇〇の気持ちも理解できるよ。
確かにこのメニューはハードで大変だよね。
でもこのメニューを乗り越えることで、チーム全体の結束が強まって大会に向けて進むことができるんだ。
みんなも一緒に頑張ってるから、〇〇も一緒に頑張ろう』と、本人の感情に寄り添いつつ、ポジティブな方向にチームを導くような声かけを心がけました。」
このように、当時の状況や具体的な対処法を伝えることで、苦手な人との関わり方をより具体的に理解してもらえるでしょう。
面接官はこうした対処法を通じて、就活生の人柄や価値観を確認しているので、明確で具体的なエピソードを通して伝えることが重要です。
⑤入社後どのように活かせるか
苦手な人についての質問だけでなく、すべての質問において、話の結びには入社後の展望を加えましょう。
企業はその人のエピソードから、入社後どのように能力を活かしてくれるのかを知りたがっているためです。
「入社後も、ネガティブな発言をしている人がいても、すぐに否定するのではなく、その人の気持ちに共感し、一緒に前向きな方向へと導く声かけを心がけます。その経験を活かして、貴社に貢献できるよう努めていきたいと考えています。」といった具体的な意思を伝えることが重要です。
面接で苦手な人を聞かれた時の回答例10選を紹介!
面接やエントリーシートで苦手な人について質問された際の答え方が、把握できたでしょう。
苦手な人についての質問だけでなく、面接でされるすべての質問において、結論・理由・具体的なエピソード・対処方法・入社後の展望の順序で答えることが肝要です。
質問の内容はもちろん、回答の構成力も企業は判断基準として見ているので、念頭に置いておきましょう。
ここでは、面接やエントリーシートで苦手な人について聞かれた際の回答例を10選紹介します。
苦手な人別に分かれていますので、ぜひ参考にしてみてください。
①挨拶ができない人
私は「挨拶ができない人」が苦手です。
挨拶は良好な人間関係を築くためだけでなく、社会人としての基本的なマナーだと私は考えているからです。
これまでの経験から、さまざまな場面で挨拶ができない人に出会ったことがあります。
最初はその行動に疑問を抱き、一方的に否定的な印象を持っていました。
しかし、視点を変えることで、その人々の状況や考え方を理解できるようになりました。
自分から積極的に挨拶することで、良好な人間関係を築けることを実感したのです。
この経験から、貴社でもどんな環境でも積極的に挨拶をし、良好な人間関係を構築していきたいと考えています。
②時間を守れない人
私は、時間を守れない人が苦手です。
その理由は、時間を守らないことが相手の時間を奪うだけでなく、人に迷惑をかけるからです。
私は学生時代に所属していたゼミで、プロジェクトリーダーを務めた経験があります。
プロジェクトでは期限を設定し、さまざまな資料作成や実験をメンバーに協力してもらいましたが、期限当日になっても資料を提出しないメンバーが多かったです。
その結果、プロジェクトの進行に支障をきたすことがわかりました。
自分自身の甘さも認識し、リーダーとしては資料作成の進捗状況を確認し、フォローすることが必要だと学びました。
この経験から、貴社に入社後も貢献できるよう、進捗状況の共有や報連相を重視し、社会人としての自覚を持ち続けます。
③協調性のない人
私は協調性のない人が苦手です。
なぜなら、そのような自己中心的な考え方の人がチームにいると、チームが統一されず目標を達成できなくなるからです。
学生時代、私は体育委員会の委員長を務めた経験があります。
体育祭の進行や役割分担を話し合う中で、ある委員が「自分には関係ない」と協力しない姿勢を示し、打ち合わせに参加しないことがありました。
しかし、体育祭の成功には全員の協力が不可欠であると考え、その人にも参加を促しました。
何度も話し合いを重ね、最終的にその人も協力してくれ、チーム全体で体育祭を成功させることができました。
この経験から、貴社に入社後も協力を得ながら苦手な人と協調し、チームを統一して目標達成に向けて努力したいと考えています。
④ネガティブで何事にも否定的な人
私が苦手だと感じるのは「ネガティブで何事にも否定的な人」です。
このような人は、周囲のモチベーションを下げるだけでなく、何をするにも言い訳が多く、良い結果を生み出せないことが理由です。
学生時代、バスケットボール部の副部長として活動していましたが、チームの中に常にネガティブで何事にも否定的な発言をする人がいました。
練習中に嫌いなメニューや指導者からの指摘に対して、その人は周りのモチベーションを下げるような発言を繰り返していました。
しかし、私はそのような発言をされた際に、「〇〇の気持ちもわかるよ、このメニューはハードだし辛いよね。でもこのメニューをこなすことでチーム全体のまとまりが強くなるし、大会出場にも近づくよ。他のメンバーも一緒に頑張るから、〇〇も頑張ろう」といった声かけを心掛けました。
入社後も、ネガティブな発言をする人がいても、すぐに否定せず、その人の気持ちに寄り添いながら前向きな方向に導けるような声かけを心がけて、貴社に貢献できるよう努めていきたいと考えています。
⑤悪口を言う人
私は「悪口を言う人」が苦手です。
なぜなら、誰かの悪いところばかりに目を向けることは、自分自身の考え方もマイナス思考にしてしまうと思うからです。
高校生の頃、仲の良いメンバーと談笑していた際、その場にいない1人の悪口を言うメンバーがいました。
その場で同調することなく話を流すこともできましたが、私は悪口を言うメンバーに「なぜそう思うのか」と問い、悪口の本質的な部分を聞き出すことにしたのです。
その本質的な部分を聞き出すことで、相手の不満や思いが見えてくるため、一緒に改善に向けて動けないか考え、相手の気持ちに寄り添いながら悪口を減らす努力をしてきました。
この経験から、貴社に入社後も悪口を言う人に出会っても、ただ話を流すのではなく、相手に寄り添って本質的な部分の会話ができるようになりたいです。
⑥話を聞かない人
私は「話を聞かない人」が苦手です。
なぜなら、話を聞かない人は何度も同じ内容を質問してきたり、周囲の行動に遅れを取ったりして集団行動をする上で支障をきたすためです。
学生時代、テニス部の部長としてチームをまとめてきました。
チームの中に話を聞かないメンバーがいて、練習内容や練習場所・時間について何度も質問をされたことがあったのです。
私は、そのメンバーにだけ個別で連絡を取るなどの手間が非効率だと感じ、チームに連絡事項を伝える際は、それぞれのメンバーの点呼を取ってから伝えることで聞き漏れることのないような努力をしてきました。
この経験を元に、貴社に入社後も、相手の意識を自分に向ける努力を怠らずにコミュニケーションを積極的に取っていきたいと考えています。
⑦嘘や言い訳をする人
私は「嘘や言い訳をする人」が苦手です。
なぜなら、嘘や言い訳をする人は人の話をしっかりと聞かず、組織全体の空気が悪くなるからです。
学生時代、小学生を対象としたピアノ教室の講師をしていました。
生徒の中には、宿題を忘れてきても自分の非を認められない生徒が多数いて、状況改善に頭を悩ませた時期がありました。
子供であるがゆえに自分の非を素直に認められないのだと判断し、まずは「なぜ宿題を忘れてきたのか」「言い訳をした理由やどんな気持ちなのか」など生徒に寄り添いながら、宿題を忘れない目標を立てて一緒に歩むイメージで講師として指導に励んできました。
この経験を元に、貴社に入社後も、相手の気持ちと事実に向き合いながら良好な人間関係を構築していきたいと考えています。
⑧人への配慮が欠けている人
私は、「他人への配慮が不足している人」が苦手です。
なぜなら、他人への配慮は社会での円滑なコミュニケーションや共生に欠かせない要素だと考えているからです。
自身が完璧に他人への配慮を行っているわけではありませんが、公共の場では他人への配慮が不可欠だと感じています。
電車やバスなどの公共交通機関では、周囲の人々の利便性を考えて静かに行動するべきです。
混雑した場所では、譲り合いの精神を持ち合わせることが重要です。
例えば、優先席に座っている若い人がいても、自分が立っている間に妊婦や高齢者がいる場合は、積極的に席を譲るようにしています。
他人への配慮は個々の状況や考え方によって異なるため、その時々でできるフォローを心がけています。
会社もまた、他人との共同の場ですから、配慮を忘れずに努め、働きやすい環境づくりに貢献していきたいと考えています。
⑨最低限の連絡ができない人
私が苦手なのは「最低限の連絡ができない人」です。
なぜなら、連絡は社会人として生活する上で不可欠であり、仕事を円滑に進めるために欠かせないからです。
こまめな連絡がすべてではありませんが、最低限の連絡ができないと多くの人に影響を与える可能性があります。
学生時代、ゴルフサークルのサークル長を務めていましたが、集合時間に遅刻するメンバーがいても連絡がなかったことがありました。
何度注意しても改善されなかったため、連絡の重要性を痛感しました。
社会人になると、連絡はさらに重要になります。
適切なタイミングで適切な連絡を取ることで、相手の信頼を得るだけでなく、仕事を円滑に進めることができると考えます。
貴社の発展に貢献するためにも、必要なタイミングで連絡を取る意識を持ち続けたいと考えています。
⑩相手によって態度を変える人
私が苦手だと感じるのは、「相手によって態度を変える人」です。
このような人は、自分の中で相手の優劣をつけて高圧的な態度で接してくるため、苦手意識があります。
私は学生時代、全国チェーンのコーヒーショップでアルバイトをしていました。
そこではさまざまな層のお客様が来店し、中には高圧的な態度で接してくる人もいました。
最初はショックを受けましたが、自分の接客態度に問題があるのではと考え、接客マニュアルを熟読し、お客様の要望に迅速に対応できるようなスキルを身につけました。
貴社に入社後も、相手によって態度を変える人と出会っても、自分の態度を振り返り改善し、適切なコミュニケーションを取れるよう努めます。
まとめ
面接やエントリーシートで苦手な人について問われる際は、企業が何を知りたいのかを正確に理解し、適切な順序で対処することが重要です。
自己分析と企業分析を行い、自身の特性と企業の要求にマッチした回答を考えることも欠かせません。
結論ファーストのアプローチを取り、理由や具体例、対処方法、そして将来展望を述べる構成で答えることが肝心です。
企業は質問内容だけでなく、回答の構成や論理的思考力も評価の対象となります。志望動機や自己PRと一貫性を持たせることも重要です。
これらのポイントを押さえて適切に対処すれば、企業に良い印象を与えることができます。