長期インターンシップ参加に向けたガクチカの書き方やポイントを徹底解説

長期インターンシップ参加に向けたガクチカの書き方やポイントを徹底解説

2024/6/25更新

はじめに

この記事では、エントリーシートのライティングに不安を感じている方へ向けて、特にガクチカの書き方やポイントについて詳しく解説しています。

その中でも、長期インターンシップを志望している就活生に向けて、ガクチカの書き方やポイントから記載例まで、明確かつ分かりやすく紹介しています。

長期インターンシップを検討している就活生は、ぜひ最後までお付き合いください。

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長期インターンシップの概要

長期インターンシップとは

初めに、長期インターンシップについて概要を簡単に紹介します。

長期インターンシップは通常のインターンシップとは異なり、「期間が数ヶ月以上であること」や「給与が発生すること」が特徴的です。

長期インターンシップに参加することは、企業や仕事について学ぶ機会や現場でのリアルな体験、給与の受け取りなどがメリットですが、最も大きな利点は内定につながりやすいことです。

人気企業ではインターンシップの希望者が多く、選考倍率も高いため、エントリーシートや面接の準備が欠かせません。

その中で、ガクチカは頻出するテーマの一つです。

書き方に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

長期インターンシップのガクチカで活用できるアピールポイント

ガクチカを書く際に、アピールポイントとして活用しやすい点を以下にまとめました。

どのような点をアピールすればよいかわからない方は、ぜひ参考にしてみてください。

志望する業界や企業によってアピールポイントは異なりますので、それぞれに合わせたスキルを活用しましょう。

以下では、長期インターンシップに参加する上で、どの企業であっても必要と考えられる資質を紹介しています。

コミュニケーション能力が高い

長期のインターンシップとなると、周りの社員の方と関係性を築いていくことが必要です。

コミュニケーション能力が高いことは、職場に馴染みやすい印象を与えるため、アピールに繋がりやすいでしょう。

そのため、コミュニケーション力を発揮したエピソードを活用すると効果的です。

誠実である

短期のインターンシップと異なり、長期インターンシップでは実際の業務を任せられたり、給与が発生したりします。

学生インターンとはいえ、企業の一員として業務をこなすのであれば、安心して任せられる人材であることが求められるでしょう。

スキルや知識は後からで構いませんが、言われたことがきちんとできて、ルールや約束を守れることが必須条件です。

そのため、誠実さが伝わるような文章を含めると良いでしょう。

継続力

長期インターンシップは、その名の通り長期間の実践研修のようなものです。

一日で習得できるものではなく、時間を掛けてスキルや知識の習得を図るような内容が計画されています。

そのためすぐに結果を求める人よりも、忍耐強くて継続できる力のある方が好まれるでしょう。

これまでに長期で何か物事に取り組んだ経験があれば、ぜひアピールしてください。

成長意欲がある

インターンシップでは、実際の業務に携わることができます。

指示されたことだけでなく、プラスαを求めて自主的に学ぶ姿勢や、成長意欲を持って取り組むことは、さらに業務の知識やスキルを習得することに繋がり、活躍のフィールドが広がるでしょう。

企業を志望する際にも、そういった姿勢やインターンシップでの成果は、内定に直結しやすくなります。

基礎知識やスキルがある

理系などのインターンシップでは、何らかの基礎知識や経験を求められることがあります。

インターンシップを通じて業務に関する知識を学ぶことができますが、応募条件として基礎知識が求められることもあるでしょう。

その場合は、応募要項に示された知識やスキルを示してください。

また、その知識やスキルの習得に苦労した経験があれば、企業への質問として挙げることで向上心が伝わります。

長期インターンシップに向けたガクチカのエピソード例

アピールポイントについて先述しましたが、それらを活かせるエピソードの例をいくつか紹介します。

研究や学業にコツコツ励んでいる

長期インターンシップでは期間が長期で設けられていることから、短期間のインターンシップでは習得が難しい内容も経験できるでしょう。

そのため、継続して物事にコツコツと取り組める人材が好まれます。

また、社員からの指導を受けながら仕事を行いますが、必ずしもマンツーマンでの指導ではなく、業務を習得するためには自己学習も必要です。

日々、研究や勉強に取り組んできた経験は、「真面目さ」や「熱心さ」、「継続性」をアピールする良い材料となるでしょう。

研究内容を記載できる場合は、そのエピソードを中心にこれらの特性が伝わるように工夫してみてください。

アルバイトでスキルを身につけた

学生時代に力を入れたことの一つとして挙げやすいのが、アルバイトです。

アルバイトの経験から得る知識やスキルは、就職活動や社会生活に活用できることがほとんどです。

アルバイトは、業務に従事することで給与が発生します。

長期インターンシップもアルバイトと同様、仕事として取り組む必要があります。

そのため、アルバイトでの取り組み姿勢や成果は、他のエピソード以上に働くイメージに影響を与えやすくなります。

アルバイトでどのようなことに意識を向け、業務に取り組んでいたか、その経験から何を学び得たのかを具体的に示すことが重要です。

部活やサークル活動に励んでいた

部活やサークル活動では、仲間と何らかの目標や目的を共有し、練習や作業の実施など活動を進めていくでしょう。

そのため、「チーム力」や「協調性」、リーダー経験があれば「リーダーシップ」などをアピールできます。

企業でも、個人プレーではなく他の社員と連携を図り、一つのプロジェクトを進めていくことが多いです。

チームで何かを進めてきた経験がある人は、組織で調和を取りながら進めていけるという印象を与えやすいでしょう。

資格取得に励んだ

大学での授業以外にも、自ら資格取得に向けて勉強を行ってきた方も多いでしょう。

与えられたことだけでなく、自分の興味・関心があることを見つけ、積極的に取り組み努力した経験は、「主体性」や「向上心」をアピールすることに繋がります。

なぜその資格を取得しようと思ったのか、理由も書くようにすると良いです。

また、資格を取得することで何に活かしたいのか、どのようなことを実現したいのかも含めましょう。

取得に時間を要した経験や、困難にぶち当たった経験がある方は、その内容や乗り越えた経験、頑張ることができた理由などもエピソードに記載することで、さらに深みが出ます。

趣味を極めた

学生時代に力を注いだことと問われると、多くの人が学業やアルバイトを挙げがちです。

しかし、自分の趣味を深く追求し、充実した生活を送ってきた人もいるでしょう。

学業やアルバイトは一般的な内容ですが、趣味に力を入れた経験をアピールすることで、差別化を図ることも重要です。

趣味は新たなコミュニティを形成することに繋がったり、仕事に繋がったりすることがあります。

とことん趣味を極めた結果、得た知識や経験が何かに繋がったという構成で記述すると良いでしょう。

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

エントリーシートで企業がチェックしているポイント

ポイントの概要

ここでは、エントリーシートで企業がチェックしているポイントを解説します。

ガクチカはエントリーシートだけでなく、面接でも問われやすい質問です。

まずは通過できるエントリーシートを作成することが重要です。

企業はエントリーシートから、就活生の能力や性格が企業にマッチしているかを重点的に評価しようとします。

就活生がどのような人物であるか、自社でどのように力を発揮できるかを知るために、さまざまな質問を用意しているのです。

その中でも「ガクチカ」は、これまでの経験をもとに就活生の能力や価値観、物事に対する向き合い方を図ることのできる質問です。

自分の経験と企業が求める人材像がマッチするように作成してください。

選考を通過しやすいエントリーシートの書き方

エントリーシートは、結論から書き始めると説得力が増します。

以下の順番を意識すると良いでしょう。

  1. 結論を提示する
  2. 結論に至った理由を書く
  3. 理由を強調するために具体例を用いる
  4. 結論を強調する

 

この方法で書くことで、どのようなテーマに焦点を当てているかが伝わりやすく、かつ論理的な構成であるため読み手の理解が深まります。

以下の例文を参考にしてください。

結論:私が、IT業界を志望する理由は2つあります。

理由:1点目は、社会への貢献度が高い業界であると考えるからです。

具体例:IT化が進む社会の中で、まだまだシステムの導入が追いついていない企業も多く、システムの開発のみならず、運用や保守など、IT人材の需要の高さが伺えます。

結論:仕事を通じて社会へ貢献していきたいという思いから、需要の高いIT業界を志望いたしました。

理由:2点目は、成長が著しい業界だと考えるからです。

具体例:デジタル技術は、日々アップデートされていることから自分自身も探究し、学び続けていく必要がありますが、新しい技術に触れられることは、楽しみややりがいもあります。

結論:新しい技術に触れ、自分の知識やスキルを向上させながら、新たなサービスを提供していける仕事に就きたいと思い、志望しました。

エントリーシートの位置付け、及び対策方法

エントリーシートの位置づけに関しては、主に就活生の論理的思考力を試しているセクションと捉えるのが良いでしょう。

もちろん文章の内容も評価の対象ですが、最も注目されるのは、文章の構造や論理展開に問題がないかです。

そのため、企業に提出する前には必ず論理展開や文章構造の見直しをしましょう。

また、設問別に企業が見ている点は以下のように分類されます。

 

(a) 志望動機系(見られている点:熱意、情報収集能力、分析力)

(b) 過去の経験系(見られている点:コミュニケーション能力、行動力など一般的な資質)

(c) 未来目標系(見られている点:キャリアビジョン、社会貢献性)

(d) 価値観系(見られている点:物事の捉え方)

(e) その他(長所、研究内容)

 

設問で見られている点を意識してエントリーシートの対策をしましょう。

また、対策をする上で必要な情報が以下の記事にまとまっておりますので、そちらもご参照ください。

ガクチカの記載例

長期インターンシップのエントリーシートや、面接で活用しやすいガクチカの記載例を紹介します。

下記は特定の業界嫌企業を想定していませんので、志望する企業に合わせてより適切で具体的なエピソードへと深めてください。

学生時代に力を入れて取り組んだことを教えてください(400字以内)

記載例①:ゼミ・研究など

【記載例】

私は、学生時代に〇〇の研究に力を入れて取り組みました。

この研究は、〇〇を行うことにより、〇〇を可能なものとし、人々の〇〇に役立てると考え、取り組んでいます。

研究を進める中で、〇〇な問題が発生し、想定通りの結果が得られませんでしたが、他のゼミ生や教授のアドバイスも受けながら、アプローチを変え繰り返し挑戦を行いました。

また、瞬時にして結果が出るものではなく、毎日のように観察・記録し時間を掛けて効果を測定していたことから、毎日のように研究室に通いコツコツと取り組んできました。

現在も研究中であり、想定している結果が得られるかどうかはわかりませんが、あらゆる方法を試していきたいと考えています。

思う結果が得られず、上手く進まない時期も続きましたが、人々の〇〇に役立ちたいという強い思いを持って、諦めることなく研究に励み続けたいです。

ポイント:理系の方で、研究内容を記述する際は、研究を行っていない方にもわかるように端的でわかりやすい記述を心掛けましょう。

研究の目的やアプローチ、想定される結果などを、書ける範囲で記述しましょう。

研究は予想通りの結果が得られるとは限りませんし、就職活動時点ではまだ研究が進行中である場合もあります。

ですので、無理に結果を書く必要はありません。

その時点での状況や取り組んだ内容を記載してください。

このエピソードでは研究の内容よりも、取り組み姿勢から「粘り強さ」や「コツコツと物事に取り組む精神力」、「目標に向かって強い意志を持つこと」をアピールできるでしょう。

 

記載例②:部活動・サークル活動

【記載例】

私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、部活動でメンバー入りし、大会で成績を残すことです。

入部当初は、推薦組も多く、一般入部の私は中々試合に出る機会を得られず、練習もレギュラーや一軍メンバーのサポートに入る日々でした。

しかし、大会でのベンチ入りを目標に、空き時間の自主練習やボール拾いもトレーニングと考え、筋肉を強化できるよう拾い方を工夫するなど、努力を重ねてきました。

その結果、2回生の時にベンチ入りをすることができ、試合に出る機会も得られるようになったのです。

また、その後も自主練習など続けていたところ、3回生の時には、レギュラー入りを果たすことができ、その年の大会で2位の成績を残すこともできました。

この経験や強みを活かして、困難な課題や目標に対しても粘り強く取り組み続け、最後までやり遂げていきたいと考えています。

ポイント:目標達成に向けて、困難があっても乗り越えようとする姿勢や乗り越える力があることがわかります。

インターンシップの中でも、業務の習得に苦戦することはあるでしょう。

その時、投げ出すのではなく、習得への強い気持ちを持って前向きに取り組み、最後までやり続けられる人は評価されやすいです。

 

記載例③:ボランティア活動

【記載例】

私は大学時代に発展途上国を訪問し、現地の子供たちとの交流や現地における問題を知ることに力を入れて取り組んでいました。

入学前より、難民支援に興味があり、それぞれの国によって異なる状況を自分の目で見て周りたいと思っていたことから、NPO団体に所属し、海外での支援活動を行ってきました。

食や衣服、教育などが十分でない国でも、インターネットを使うことができるなど、日本にいるだけでは、想像もつかない環境であったり、子供たちは過酷な状況でも笑顔で過ごしていたりすることを目の当たりにしました。

活動を通じて、海外における課題を自分の目で見て、肌で感じ、どのような支援が必要なのかを学ぶことができたのです。

もっと広い世界に興味関心を持ち、自分の目で見ることや知ろうとすること、実際に行動に移すことが重要であると感じました。

ポイント:グローバルに展開する企業を志望する際には、海外留学や海外ボランティア活動のエピソードは積極的に活用してください。

海外での経験は新たな気付きや価値観の変化をもたらしてくれるため、「視野の広がり」をアピールできるでしょう。

また、インターンシップにおいても、「好奇心」や「行動力」、「問題意識」を持った姿勢は、業務の習得にも意欲的かつ主体的に行動できるイメージを持たれやすいです。

 

記載例④:アルバイト経験

【記載例】

私は学生時代にアルバイト先の塾で講師として、生徒の志望校合格に向けて二人三脚で取り組んできました。

入塾当初、勉強全般に苦手意識があり、60分間着席することすら難しい生徒でした。

そこで、まずは塾に通うことや勉強への苦手意識を失くすため、コミュニケーションを取る時間を設けるようにしたのです。

また、一緒に様々な職業や学校を調べたり、オープンスクールに同行したり、進路や将来に対する興味関心を引き出すようにしました。

その中で、目標と志望校が見つかり、その後は厳しい挑戦でしたが、授業だけでなく毎日自習にも積極的に取り組むなど、意識と姿勢に変化が見られ、無事志望校に合格することができました。

自分事として考え、責任感を持ち、最後までやり切れたことは、大きな強みや経験となっています。

ポイント:長期インターンシップは給与が発生することが多く、アルバイトと同じような位置付けになることがあります。

インターンシップ生だからといって、業務に手を抜くことはできません。

仕事だと認識し、責任感を持って与えられた業務をきちんとやり切る力があることをアピールすると、非常に効果的です。

まとめ

この記事では、長期インターンシップへの参加を検討している就活生に向けて、ガクチカのポイントや書き方について解説しました。

ガクチカを作成する際には、ゼミや研究、アルバイト経験、サークル活動など、さまざまな経験談を活かすことができます。

志望する企業に合わせて構成することもポイントの一つですが、本当に自分自身が語れるものを自信を持ってアピールしてください。

この記事が、内定に一歩近づくための参考になることを願っています。

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