ピジョンが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/6/21更新
はじめに
この記事ではピジョン株式会社のインターンシップや、参加に必要な選考対策のポイントなどを詳しく解説しています。
結論から言うと、ピジョンはインターンシップの選考であっても対策をしなければ参加するのは難しいものとなっています。
参加人数枠もそこまで多いわけではないにもかかわらず、ベビー用品メーカーとして有名な企業であることから応募数は多いです。
様々な大学から学生が応募してくることも予想され、応募者のレベルも高いと考えられるので対策は必須と言えるでしょう。
ピジョンのインターンに確実に参加したいと考えているのであれば、早い段階から選考対策をしておくことをおすすめします。
ここでは特に下記のような就活生に向けて記事を書いています。
- ピジョンの選考に参加したいが、なにをすればいいのか分からない
- ピジョンのインターンシップ選考の対策を知りたい
上記のような就活生に向けて、ここでは解説をしていきますので、ぜひ最後まで見て参考にしてください。
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ピジョン株式会社の基本情報
社名 | ピジョン株式会社 |
本社所在地 | 東京都中央区日本橋 |
主な事業内容 | 日本事業、中国事業、シンガポール事業、ランシノ事業 |
主要取引先 | 小売、金融、福祉、医療、銀行などの大手・中小企業 |
国内には12の拠点を持っており、企業の従業員数は345名とそこまで大きな規模ではないものの、グループ企業も合わせると3,800名を超える国内有数のベビー用品メーカーとなります。
ピジョンの強みは哺乳びんをはじめとした幼児向け用品の開発とノウハウにあり、これまで1,500点以上の商品を手掛けてきました。
また、海外展開に注力しており、売上高の6割は海外から算出している点を見てもグローバル化を推進している企業と言えるでしょう。
幼児向け商品を扱ってサービスを届けたい、英語力を活かして海外で活躍したい学生にとって、活躍の場がある企業となります。
ピジョンに必要とされる人材像
ピジョンの採用情報では、Pigeon Way・Pigeon DNAに共感を抱く学生と自分の強みや軸を理解している学生を求める人材像として挙げています。
Pigeon Way・DNAはピジョンが定める価値観をまとめたようなものであり、Pigeon Way・DNAの中にある考え方に一つでも当てはまればピジョンにマッチする可能性があります。
Pigeon Way・DNAの内容を見ると、「熱意」「コミュニケーション能力」「誠実」「スピード」「チャレンジ精神」「主体性」「グローバル」など行動力や挑戦に前向きな人材が好まれるようです。
そして、「未来のピジョン」が求めている人物像も予測しましょう。
企業は学生にこれから会社で活躍し、良い意味で変化をもたらしてくれることを期待しています。
企業がこれから取り組んでいきたい事業や進むべき道を調査し、自分がその役に立てる人材であることを伝えられれば、自然と求める人材へと変わっていくでしょう。
予測ではIR情報や企業が掲げている目標などを参考にするのがおすすめです。
ピジョンが今後力を入れていくと予想される分野や注力することについて関係しそうなキーワードを下記に紹介します。
- グローバル
- ふるさと納税
- 周産期医療
- 母乳バンク
- 温室効果ガス排出量削減
- 防災
- ブランド戦略
- 基幹商品戦略
- 地域戦略
上記の他にも調べれば多く出てくると思われるので、調べて自分なりにピックアップしていきましょう。
企業の未来を思い描くことで、自分に求められているものが分かるようになったり、志望動機に繋がったりします。
自分が企業に入社することでどんな変化が生じるのかを企業側に上手く伝え、必要な人材だと感じさせてください。
企業の未来に合わせることで自然と企業研究も進むでしょう。
ピジョンのインターンに参加するメリット
就活生の中には、選考対策までしてインターンシップに参加する意味があるのか疑問に思う方もいます。
たしかに本選考と同じように対策をしなければならないため労力はかかりますが、インターンに参加することによるメリットも存在します。
ここではインターンに参加するメリットを紹介するので確認してください。
本選考を受ける際に有利になる場合がある
ピジョンのインターンを受けた場合、本選考の個人面接へ招待される可能性があります。
確実とは言えない理由として、インターンで行うワークショップは発表を競うものであり、優勝した場合のみ面接への招待がされるようです。
インターンに参加しただけでは面接への招待は難しいかもしれませんが、インターンに参加しても本選考への優遇制度のない企業も多いため、優勝を狙える場合は大きな優遇措置となるでしょう。
優勝するメリットがあることで参加者のやる気も上がるため、より緊迫感と充実したインターンを受けられる確率も上がります。
このようにインターンで優秀な成績を収めた学生には早期選考が案内されるなどの優遇が取られる声がいくつも挙がっているため、本選考で有利に働く可能性は高いと言えるでしょう。
景品が貰える場合がある
こちらも面接への招待に共通していますが、ワークショップの優勝の特典としてAmazonギフト券が貰える場合があるようです。
ピジョンのインターンに参加しただけでは特典はないのですが、優勝した際のメリットは非常に魅力があると言えるでしょう。
インターンに参加できて報酬も貰えるのはモチベーションにも繋がります。
OB・OG訪問に繋げる
ピジョンの採用サイトには、OB・OGの紹介を原則しない旨が記載されています。
そのため自分の大学にOB・OGがいない場合は企業の詳しい話が聞けず、選考でも不利になる可能性があります。
インターンシップで社員の方と交流する機会があれば、公式サイトには載っていない企業の内容についていろいろ聞けるでしょう。
企業のことをよく調べておけば、面接時にも熱意が伝わりますので、社員の声を聞く上でインターンへの参加は実りあるものとなります。
本選考の前の練習になる
ピジョンのインターン選考は面接やWebテストが実施されます。
Webテストは他社の選考で実施されるような通常のものと変わらないものが出題されるため、本試験の適性検査や筆記試験の対策を兼ねることが可能です。
面接は録画面接となりますが、自分の言葉で相手に伝える練習には十分です。
Webテストも面接も場慣れしておくと本選考で緊張が和らぐこともあるため、インターン選考で経験を積めるのはメリットと言えます。
ピジョンが行っているインターン内容
ピジョンが行っているインターンシップについて分かる範囲で概要を紹介します。
採用サイトから登録するマイページに詳細が掲載されており、3つのコースが選べます。
ここでは過去に行われていたコースの1つを紹介しますが、3つのコースについて詳細を確認したい場合はマイページ登録をしてみてください。
開催時期 | 2月上旬(選考は例年11月中旬) |
開催時間 | 1日のみ |
場所 | オンライン |
人数 | 10人 |
報酬 | なし※成績優秀者にのみギフト券など |
交通費・宿泊費 | オンラインのためなし |
冬に行われたインターンシップの概要です。
オンラインで実施されており、グループワークまたは個人でパワーポイントを作成し、発表するという形式をとっています。
2月上旬のインターンに対して、選考は11月と早めに開催されるため前もって対策をしておく必要があるでしょう。
ピジョンのインターン選考対策
ここからはピジョンのインターン選考対策について各選考フローごとにポイントを押さえながら解説します。
概要
ピジョンのインターンシップに参加して優秀な成績を収めれば、本選考も一部免除され内定に直結しやすくなります。
本選考まで見据えた時にインターンにはぜひとも参加しておきたいため、インターンまでに対策・準備を進める必要があります。
インターンシップには興味本位で参加する学生もいますが、選考まであるピジョンのインターンともなると本気度の高い学生が大半を占めており、対策も徹底している学生も多いです。
自己分析や業界・企業研究を入念に実施した上で、インターン選考を通過できるようにしていきましょう。
就職活動の準備を始めるタイミングは学生によって変動しますが、インターン選考を受ける場合は2〜3か月前には対策を開始すると良いでしょう。
ピジョンのインターン選考は録画面接ということもあり、撮影環境なども用意する必要があるので慌てることのないよう余裕を見た準備が望ましいです。
選考フローごとの選考対策
ピジョンのインターンの選考フローはWebテストと面接の2点に分かれます。
他社と違って珍しくエントリーシートといった書類選考はありませんが、面接がある以上自己分析などの対策は必須となるでしょう。
自己分析
面接の対策において自己分析は避けて通れない項目です。
前述したようにピジョンも求める人材像に自分の強みや軸を理解している学生を挙げていることから、自分について把握して相手に伝わるように説明できるレベルまで落とし込む必要があります。
自己分析では自分のこれまでの体験や出来事を振り返り、自身の性格、長所、短所、得意な点、欠点などを把握します。
ポイントはただ振り返るだけでなく、細かい点まで振り返ることです。
例えば「大学時代では携帯ショップのアルバイトに力を入れた」ではなく、「大学時代では携帯ショップのアルバイトを行い、新機種の機能と特徴をデモンストレーションしてみせて全国1位の売上を達成した」など何をどのように頑張ったのかまで掘り下げましょう。
企業側は学生が経験してきた出来事を知りたいのではなく、経験してきた出来事の中でどのような取り組みをして、何を学んだのかを知りたがっています。
企業が学生の考え方に興味を持ち、インターンに参加させたくなるようにするためにも自己分析で自分についての研究を徹底してください。
自己分析で自分の性格や強みが把握できたら、次はピジョンの求める人物像に当てはまる箇所がないか確かめてみましょう。
求める人物像と自分のアピールポイントがマッチすれば、企業にとって自分が役に立つ人材だと伝えられます。
自分のアピールポイントが活かせる旨を話せれば、それ自体が志望動機としても利用できますので、求める人物像と自分の特徴を照らし合わせてみてください。
業界研究・企業分析
自己分析と同様に業界研究と企業分析もインターン選考対策には欠かせないでしょう。
特にピジョンでは社内で重要な価値観となるPigeon Wayに関する質問が出題されたり、Pigeon Way・DNAを元に志望動機を記載したりするため、何も調べないで面接を突破するのは難しいです。
Pigeon Way・DNAの他にもピジョンの商品を自分に例えた場合の質問や、ピジョンの存在意義に関する質問などもされたケースもあります。
インターン選考を受ける場合、最低でもPigeon Way・DNAとピジョンの商品のうちどれか1つは調べておきましょう。
業界研究に関しては、ピジョンと他社を比較する上で重要になるでしょう。
ベビー用品業界という人によってはあまり聞き慣れない業界の企業を受けるため、業界のことを何も知らない学生も希に見受けられます。
業界の現状や抱える問題を知り、自分の能力を活かして解決するといったアピールができれば企業側も学生を採用したくなるでしょう。
また、業界について詳しければ、よく研究をしていると思われ熱意も高く見られます。
企業研究と合わせて業界研究も進めていきましょう。
面接対策
ピジョンのインターン選考はWebテストの後にいきなり面接という流れになります。
面接では自己PRやインターンへの参加を希望した理由などが聞かれます。
自己分析と企業研究をしておき、回答できるようにしてください。
面接は対面ではなく動画で行われ、予め録画した動画を提出する形式をとっています。
撮影環境は適切な場所を選んで動画を撮りましょう。
明るすぎる場所や暗すぎる場所は見映えが悪くなるため避けた方がいいです。
それと動画だからといって私服で撮影するようなこともしないようにしてください。
動画というだけで中身は通常の面接形態と変わりません。
撮影時はスーツで臨み、第一印象で好感を持たれるように意識しましょう。
録画撮影ということは、前もって質問される内容は送られてくるということです。
この点は通常の面接とは大きく異なり、予めくる質問が分かるので答えを用意して回答可能です。
質問内容を受け取ったら、まずは回答を綿密に作り込んで動画を撮影することをおすすめします。
録画なので撮り直しできるのもメリットです。
途中で失敗した場合は最初からやり直して上手くいくまで挑戦し、納得のいった動画を提出しましょう。
続いて質問の内容ですが、以下に実際に質問された内容を紹介します。
〈質問1〉
ピジョンは存在意義に「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」を掲げています。あなたがこの存在意義を実現するためにやりたいことを教えてください。
〈解説〉
Pigeon Wayに含まれている存在意義という項目に関して質問をしてきています。
ピジョンがPigeon Wayをどれだけ重視しているかが質問からも見て取れます。
自分が入社してやりたいことを存在意義と紐づけて回答すると企業側に響くでしょう。
赤ちゃんのために一切妥協しないで便利な幼児製品を送り出したい、赤ちゃんの笑顔が見たいから喜ばれる新サービスを発案したい、というように存在意義にある赤ちゃんというキーワードに注目して回答を作るなど工夫していきましょう。
〈質問2〉
ピジョンには「Pigeon Way・Pigeon DNA」という心と行動の拠り所、すべての活動の基本となる考え方があります。このPigeon WayやPigeon DNAについて、あなたが共感する部分を教えてください。
〈解説〉
こちらの質問もピジョンの価値観・理念に関する質問となっています。
こちらの質問についてはピジョンが求める人物像にもあるように、共感できる部分を知り、自社にマッチした学生なのかを確かめるために聞いていると考えられます。
どこに共感したのかを伝えるとともに、共感した理由を述べてください。
理由を話す際には自分の経験談を活用します。
「私は過去にこういった経験をして、こういう学びを得た。貴社の考え方にあるこの点が私の過去に経験したことと重なっているので共感した」というように、なぜ共感したのかを納得させるために自分の経験談を用いて回答していきましょう。
根拠のある回答ができれば、学生の考え方も企業側に知ってもらえるので、なんとなくで答えるのは避けてください。
Webテスト
面接前にはWebテストによる選考があります。
試験科目は言語問題と非言語問題、性格検査となっており、通常のWebテストと同様の形式で出題されます。
テストの形式は記載がなかったものの、SPIなどの問題集を繰り返し解いて対策しておけば通過は難しくないでしょう。
ただし、一夜漬けなど短期間での勉強だと効果が見込めないため、自信がない場合は余裕を持って対策を始める必要があります。
制限時間内に問題を解くスピードも求められるので、問題に解き慣れるのが重要です。
性格検査は決まった回答こそないものの、素早く回答する必要があり、正直に答えないと矛盾が生じる場合があります。
ピジョンの価値観に合わせた人材になろうと嘘の回答をすると高確率で嘘だとバレますので、正直に回答してください。
性格検査で価値観が少し合わなくても、それだけで落とされる材料にはならないでしょう。
ピジョンのインターン選考の流れ
ピジョンのインターン選考の流れは以下の通りです。
選考フロー自体はそこまで多いわけではないですが、選考が甘いわけでもないため、事前の対策と準備は欠かせません。
応募締切日や選考実施日にも気を付けていきましょう。
- プレエントリー(マイページ登録)
- エントリー(Webテスト)
- 録画面接
- インターンシップ合格通知
さいごに
近年では就職活動を早期に実施する学生が増加傾向にあり、それに伴ってインターンシップに参加する学生も増えてきています。
企業側もインターンシップの参加による優遇措置を設けるなど、本選考にも決して無関係とはいえない状況となっています。
インターンシップに参加することで内定獲得を有利にするだけでなく、企業のことを知って本選考のエントリーシートや面接を突破に役立てる学生も多いです。
インターンシップは今や内定に直結してもおかしくない重要なツールとなっており、参加するかしないかで就職活動への影響も少なからず生じるでしょう。
インターンシップの重要性や人気が高まるとともに敷居も上がり、選考を突破しなければ参加すらできない企業も増えています。
インターンだからといって対策に手を抜くことはせず、本選考と同じ心構えで対策と準備を進めていきましょう。