SMBC日興証券が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

SMBC日興証券が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

2024/5/29更新

はじめに

本記事はSMBC日興証券のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。

結論からいうと、SMBC日興証券はインターンシップの選考も、本選考に大きな影響を与えます。

本選考よりインターンシップのほうが合格者数の枠も多く設定されますが、人気が高い企業であり、応募人数もかなりの数になるでしょう。

インターンシップに参加したいと考えているなら、SMBC日興証券に合わせた対策が必須です。

特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。

対象
  • SMBC日興証券の選考に参加したいけど、なにから始めていいか分からない
  • SMBC日興証券の選考対策を知りたい

そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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SMBC日興証券株式会社の基本情報

SMBC日興証券株式会社とは

出典元:SMBC日興証券

社名SMBC日興証券株式会社
本社所在地東京都千代田区
主な事業内容金融・証券取引
関連会社日興ビジネスシステムズ株式会社、日興リサーチセンター株式会社、日興アイ・アール株式会社、日興企業株式会社、日興みらん株式会社、英国SMBC SMBC日興キャピタル・マーケット会社(ロンドン・アブダビ)、SMBCバンクEU(フランクフルト・パリ)、SMBC日興セキュリティーズ・アメリカ会社(ニューヨーク・サンフランシスコ・シャーロット)、SMBC日興セキュリティーズ(カナダ・香港・シドニー・シンガポール)、SMBCキャピタル・マーケット会社(香港・ニューヨーク)、SMBC日興投資コンサルティング(上海)有限公司、SMBC日興証券株式会社北京駐在員事務所、SMBC日興ルクセンブルク銀行株式会社、SMBC日興インベストメント・ファンド・マネジメント・カンパニー・エス・エイ、イナ証券インドネシア株式会社

 

SMBC日興証券とは

SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループに属する証券会社です。

設立は2009年で、本社は東京都千代田区にあります。

前身は第一次世界大戦後の1918年の川島屋商店で、埼玉県比企郡川島号の地名をとって名づけられました。

現物株の取り扱いをなりわいとした個人商店であり、徐々に会社組織に変化し、株式会社川島屋商店となっています。

この川島屋商店と、旧日興証券が合併したのが1944年でした。

時は流れ、2001年には、日興証券株式会社が日興コーディアル証券と社名変更しています。

さらに公開買い付けによって、シティグループの子会社となり、2009年には三井住友銀行へ株式譲渡され、現在のように三井住友フィナンシャルグループの一員となったのです。

2011年にSMBC日興証券株式会社に社名変更しました。

 

日本の5大証券の1つに数えられるSMBC日興証券は、銀行連携を対等な関係で実現しています。

三井住友銀行と対等な立場なのは、非常に珍しいケースです。

 

業務のAI化を進めてきたのも特徴で、効率化を目指してAI株式ポートフォリオ診断を牌初しました。

個人向けのペーパーレス化を推進するなど、デジタル化を強力に行っています。

こうした効率化の先にあるのは、顧客との関係性であり、さらに注力できるシステムを目指しているといわれてきました。

 

事業内容は、大きく分けて5つあります。

個人、法人、投資銀行ビジネス、金融商品ビジネス、海外取引という柱を持っているのは、ほかの証券会社と変わりません。

事業部門としても、リテール、インベストメント・バンキング、グローバル・マーケッツ、クオンツ、システム、コーポレートとほかの巨大証券会社と違いはないでしょう。

ただし、営業部門の収益が非常に高く、過去シティグループだったことの影響がマイナスに働き、グローバル・マーケッツ部門の収益はよくありません。

 

SMBC日興証券に必要とされる人材像

SMBC日興証券に必要とされる人材像

SMBC日興証券が求める人材として、人財ポリシーがあります。

以下の3つにプラスして、親切で正直というのが、求められる人材像です。

求められる人材像
  • プロフェッショナルであること
    自身の責任を全うし、高い志と情報で高め続けること。
  • チームワークがとれること
    異なる価値観を認め尊重し、チームで貢献すること。
  • 挑戦の精神
    現状に甘んじず、変化にいち早く対応して、改善欲求を持つこと。
    こんなんであっても臆せず取り組む力。

SMBC日興証券は、求める人材像を明確に提示しています。
インターンシップでも重要な情報になるのは間違いありません。

 

インターンシップでは、実際に仕事に触れる大事な機会です。

これまでおぼろげであった企業の姿に触れてみて、実像を感じるチャンスになるでしょう。

しっかりと理解し、わずかな時間でも戦力になれる人財であることがアピールできないと、インターンシップでの採用もないと思うことが大切です。

 

実際にインターンシップに参加すると、説明会だけでも仕事のイメージが見えてきます。
選考がない場合には、応募者の名前などデータを集めることが中心ですが、業務に触れる機会があれば特性もチェックされるためアピールもしないといけません。
業務を体験してもらうという名目でも、有能な人材がいれば、早期に声がけするといったことは当然行われるからです。

上記にあげたポイントは、SMBC日興証券が明確に提示している条件となるため、しっかり認識しなければいけないでしょう。

 

SMBC日興証券のインターンに参加するメリット

ここでは、SMBC日興証券のインターンに参加するメリットについて見ていきましょう。

 

業界研究の材料となる

SMBC日興証券のインターンシップに参加するメリットとして業界研究が挙げられます。

金融・証券業務がどのような流れか、学生の間で体験し理解するのは非常に困難です。

インターンシップに参加すると、会社の情報を知るだけではなく、立ち位置から見た業界の姿が見えてきます。

SMBC日興証券といえば、5大証券会社として知られているため、名前はよく知っているはずです。

ですが、本来の姿は分からないでしょう。

そういったところは、普段の業務などでは見せないからです。

言葉だけの情報ではなく、金融商品は、どのように顧客と接しているかといった、生の情報が体験できるかもしれません。

このような情報は、人生においても大きな宝になるのは確かです。

 

職場の雰囲気を理解する

SMBC日興証券はとても有名ですが、職場の雰囲気は実際に入ってみなければ分かりません。

会社説明会やOB・OGとの交流で、大体の予測はできますが、予測の領域を出ることはないでしょう。

なぜなら、経験していないことは、はっきりと分からないからです。

 

インターンシップでは、すべては見えないとしても、職場の雰囲気の一部は見えてきます。

実際に自分と合っているかも、経験から予測できるようになるのです。

社風の部分でも、実際の姿が分かります。

こういったことは、いくら情報を得ても、しょせんは客観的情報です。

自分で感じ、主観にならないと、正確には分からないでしょう。

ミスマッチの大きな原因にもなってきます。

インターンシップは、大きな転機になるのです。

 

ビジネススキルを身につける

金融・証券業界の表面上のことを知っていても、どんなビジネススキルが要求されるかは、やってみないと分からないことだらけです。

営業といっても、顧客が存在し、自社の利益が必要になるでしょう。

しかし、顧客の利益を上げなければ、誰も商品を買ってくれません。

ここで相反する部分が存在します。

自社の商品がすべてではないなか、どのようなスキルを持って顧客と接するかは、実際にやってみないと分からないはずです。

仕事とは机上の空論ではありません。

インターンシップでは、必要とされるスキルの一面が見えてきます。

もちろん、すべては見えませんが、大事な情報になるのは確かです。

必要なスキルを少しでも理解できれば、本選考までに磨き上げることも可能でしょう。

これにより強みも変わります。

実体験から自分に転嫁できれば、ほかの人と大きな差がつくのは明白です。

この経験が、SMBC日興証券に対するアピールポイントにもつながるでしょう。

 

人脈構築につながる

SMBC日興証券に人脈を持っている人は、そこまで心配いりません。

さまざまな情報を得られるからです。

ですが、ほとんどの人は違います。

内部にいる人と面識があるかといえば、なんとなく知っているくらいが現実でしょう。

インターンシップに参加することにより、いろいろな人と接触します。

これによって新たな人脈ができあがるのです。

人脈ができれば、情報にも差が出て、就活として有利になります。

これまでとは違った情報を得られる機会があるかもしれません。

人脈は大きな財産です。

人生においても変わりません。

これだけでも、インターンシップで積極的に行動する価値があるのです。

 

内定に直結しやすくなる

どの企業でもインターンシップに参加した学生は、その後の接触をとりやすいと考えます。

興味を持って参加していると考えるのが妥当だからです。

つまり、インターンシップが、本選考と直結する可能性が出てきます。

インターンシップの参加者の中にいる優秀な人財は、SMBC日興証券側も逃したくありません。

コンタクトをとることも出てくるため、インターンシップの参加自体が、内定にプラス材料になるわけです。

インターンシップの参加を条件としている企業もあるのは、本当の姿を知って採用したいという企業側の希望が隠れています。

もちろんインターンシップの選考は、本選考とは違います。

必ずつながるというわけでもありませんが、面接などの雰囲気は理解できるでしょう。

本選考でも、この経験は必ず役に立つのです。

SMBC日興証券が行っているインターン内容

SMBCNIKKOOpenJob~証券業務 総合理解・体感~

開催時期2024年8月~2024年9月
開催時間2日
場所東京・大阪
人数非公開
報酬なし
交通費・宿泊費なし

 

SMBC日興証券の総合的な業務や多様なキャリアの理解につながるインターンシップです。

中核ビジネスであるリテール業務の魅力について、対面で体験できる2daysのインターンシップとなります。

グループワークや当社社員との交流を中心に進められるため、実際の仕事のイメージや証券業務のやりがいを体験できる機会です。

 

過去に行われたインターンシップ

25卒冬インターン

開催時期2024年1月上旬
開催時間2日
場所日本橋本社
人数25人
報酬なし
交通費・宿泊費食費の補助あり
内容
  • SMBC日興証券の総合的な業務やキャリアの理解
  • リテール業務の魅力を体験
  • グループワークや社員との交流

SMBC日興証券のインターン選考対策

SMBC日興証券のインターン選考対策

概要

SMBC日興証券のインターンシップの内容は、時期によってかなり異なります。

OPEN JOBとして開催されている場合には、全体的な業務を俯瞰(ふかん)してみるような形です。

会社見学のようなイメージが強いインターンシップで、参加してみること自体に意味があるといった形になるでしょう。

ほかにも、専門業務を体験できるインターンシップが用意されています。

こちらはもっと落とし込んだインターンシップになるため、実際の業務内容に近い体験ができる機会です。

 

選考フローごとの選考対策

自己分析

インターンシップの場合、重要なポイントになるのが自己分析です。

SMBC日興証券でも、エントリーシートを提出します。

そのときに自己分析が甘かったらどうでしょうか。

見る側は人事の専門家です。

ぱっと見ただけでも、見立てが甘いものはすぐわかります。

自己分析をしっかりと進めておけば、エントリーシートは非常に濃いものができあがるでしょう。

職務に向いているのかも判断できますし、SMBC日興証券が掲げている求めている人材像に近いかもわかります。

将来ほしいと思える人材なのか、自分で分析もできるのです。

もし、違ったとしたら、どこをアピールすべきかも見えてきます。

逆に知らなければ、何もアピールできずに終わる可能性も出てくるのです。

 

自己分析は、就職活動において絶対に欠かせない情報の基礎になります。

自分で自分をはっきり認識していると思っても、実は知らない姿が隠れているかもしれません。

たとえば、マインドマップのように配置してみるだけで、自分の知らない一面が出てきます。

どこに派生していくか調べていくと、実は末端から中心に戻すだけで、自己アピールなどの文章もできあがるのです。

自分のキーワードを並べていくだけですが、インターンシップでも重要な分析になるため、一度行うことをおすすめします。

 

業界研究・企業分析

SMBC日興証券のことをどこまで理解しているでしょうか。

SMBC日興証券が、5大証券会社のなかでも、どのようなポジションにあるかを知らなければいけません。

面接の段階でも、業界を理解しているか質問されます。

どの程度研究して分析しているかを判断したいからです。

業界を研究していない人だったら企業側はどう思うでしょうか。

この人はSMBC日興証券に就職したいと思っていないのではないかと考えます。

つまりインターンシップという経験を利用したいだけで、金融証券業界には興味がないと思うかもしれません。

このような人材を採用する価値はありませんし、人数が限られるインターンシップに参加させるとは思えないでしょう。

 

よくインターンシップに参加する理由はと問われたときに、業界研究を進めたいからと答える人がいます。

企業側から考えれば、仕事をしながら勉強してもらうのは困るわけです。

仕事とは利益を上げる場であって、それぞれが勉強する場ではありません。

そうなるとインターンシップでも、業界研究をしたいから参加されるのではなく、SMBC日興証券に興味があるから参加する人を集めたいのです。

表面上は業界研究ができるという言葉を掲げる可能性はありますが、実際の思惑とは違う面があるのは理解すべきでしょう。

SMBC日興証券のインターンシップの場合、OPEN JOBでは総合的な部分として見て欲しいと考えています。

ここでは業界研究の一環として参加できる内容です。

ですが、専門業務ではかなり現場に近くなります。

この段階で大きな違いが生まれると考えておかなければいけません。

相当な興味や有能な人材だと思わせなければ、インターンシップには参加できないでしょう。

 

エントリーシート作成

SMBC日興証券のインターンシップでも、エントリーシートの提出を求められます。

インターンシップでもエントリーシート対策は、本選考とほとんど変わりません。

企業が知りたいのは、SMBC日興証券の理解や熱意、求める人材像との差です。

SMBC日興証券が描いている姿とギャップが小さい人のほうが、採用されると考えなければいけません。

熱意や何を学び取りたいか、求める人材像への理解など基本的な部分は、本採用のときと同じです。

伝えたいことをはっきりと伝え明確にすることが、インターンシップでも対策になります。

 

面接・グループディスカッション対策

インターンシップの面接は、本選考ほど長く時間を取りません。

回数も通常1回です。

長期選考する時間は、インターンシップではありません。

そうなると、質問や確認する情報はかなり限定されます。

単純にエントリーのときの情報と、エントリーシートくらいしかありません。

 

グループディスカッションも実施されますが、見ているのは協調性の部分になるでしょう。

SMBC日興証券の場合、グローバル企業として多様化に対する対応力を見ます。

お互いが生かせないような形なら、評価はマイナスです。

常に協力的意識が大切で、何のために行われているかを理解し、スタンドプレーに走らないようにしないといけません。

SMBC日興証券のインターン選考の流れ

SMBC日興証券のインターン選考の流れは以下のとおりです。

過去の例ですが、大体の姿はつかめるでしょう。

 

<参加までの流れ>

  1. エントリー
  2. エントリーシート提出
  3. Webテスト
  4. 書類選考
  5. グループディスカッション
  6. インターンシップ参加

 

エントリーシートもWebテストもあることを考えれば、本採用とあまり変わりがありません。

そうなると、準備の期間もかなり必要になるのを覚悟しましょう。

いきなり参加したいからといってエントリーしても間に合いません。

さいごに

近年、インターンシップの重要性が高まりつつあるのは、企業側としてもミスマッチを防ぐためです。

人材採用というだけでも、企業はお金も人員も時間も投入しないといけません。

ミスマッチが発生すれば、欠けた人材のほとんどはマイナスで、経験しか残らないのです。

インターンシップを実施すれば、マッチしやすい就活生を見つけやすくなります。

それもSMBC日興証券に興味があるから参加しているわけです。

企業側は、非常に有効な機会としてとらえています。

インターンシップは、お互いの情報を理解する場です。

企業を知ることは大切ですが、企業側は就活生を知ることができます。

インターンシップは非常に重要な機会ととらえ、本選考に生かしていきましょう。

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