森永乳業が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/25更新
はじめに
本記事では、森永乳業のインターンシップや、選考対策のポイントなどを詳細に解説しています。
結論から言うと、森永乳業はインターンシップの選考であっても本選考で内定がでるレベルまで対策を進める必要があります。
もちろんインターンシップのほうが合格者数の枠も多いですが、非常に人気が高く、エントリーする就活生もレベルが高いです。
確実にインターンに参加したいと考えているのであれば、対策は必須です。
特に以下のような就活生に向けて記事を執筆しています。
- 森永乳業のインターンシップについて詳しく知りたい
- 森永乳業の選考に参加したいけど、なにから初めていいか分からない
- 森永乳業の選考対策を知りたい
そんな就活生に向けて執筆しているので、ぜひ最後までご覧ください。
また、乳製品業界全体の志望動機や職種についての解説は以下の記事からアクセスできるので、ぜひ併せて読んでみてください。
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森永乳業株式会社の基本情報
出典元:森永乳業
社名 | 森永乳業株式会社 |
本社所在地 | 東京都港区東新橋 |
主な事業内容 | ①BtoC事業 売上高の過半数を占め、森永乳業の中核をなしている事業です。「マウントレーニアカフェラッテ」、「リプトン」などのビバレッジ、アイスクリーム、ヨーグルト、チーズや牛乳など日常でよく見かけるメジャーな商品を取り扱っています。 ②BtoB事業 クリームなどの様々な乳原料商品をはじめ、ビフィズス菌・ラクトフェリン・乳素材などの機能性素材を開発し、幅広い業種の取引先に対して提供しています。 ③ウェルネス事業 育児用粉ミルクを中心とする栄養食品、サプリメントなどの通信販売、子会社のクリニコが展開する流動食などを取り扱っています。 ④海外事業 ドイツにあるMILEI GmbH(ミライ社)の乳原料製造販売事業や、育児用調製粉乳の輸出事業、米国での無菌充填豆腐の製造販売事業などを行っています。 |
森永乳業は、主力である牛乳、乳製品、アイスクリーム、飲料その他の食品等の製造、販売をBtoC事業として展開しています。
それ以外にも、乳原料商品や機能性素材を企業に提供するBtoB事業、栄養食品やサプリメントなどを扱うウェルネス事業、さらにはドイツ・アジア圏・米国などを中心とした海外向け事業も行っている会社です。
本社は東京にあり、支店・支社・工場を含めて20ほどの拠点を持っています。
2024年現在の従業員数は約3,300名です。
乳製品業界は近年の健康ブームと合わせて需要が伸びており、中でも森永乳業は業界トップの売上を誇ります。
乳製品業界に関心を持ち、より最先端の商品開発や販売に関わりたいと考える就活生にとって、魅力的な企業の一つと言えるでしょう。
森永乳業に必要とされる人材像
森永乳業の採用情報では、未来の森永乳業に必要な人材像として複数の項目を挙げています。
それらの内容から、「新しい挑戦」「情熱」「可能性」「切り拓いていく」「若き挑戦者」など、上昇志向の強い人材を求めていることがわかるでしょう。
特に、若手社員として自分の言葉で自分の意見を発言できる人材を求めています。
次に、「未来の森永乳業」が求めている人物像を予測してみましょう。
そのためには、IRや企業が掲げている目標などを確認してみることが大切です。
森永乳業が今後力を入れていくであろう分野や、配属比重などから考えると、キーワードとなる言葉は以下のようになります。
- 健康(生活習慣・腸内環境・糖質オフ・血圧低下)
- 機能性素材
- 基礎研究(ビフィズス菌・乳酸菌など)
- コーヒー市場
- 環境への取組み(気候変動の緩和と適応、環境配慮と資源循環、持続可能な原材料調達)
- 社会への取組み(人権と多様性の尊重、地域コミュニティとの共生)
他にも調べればもっと出てくるはずですので、ぜひ読み込んで自分なりに箇条書きにしてください。
最終面接では、役員や社長が面接官になるケースが多いですが、彼らは一緒に働くわけではなく、未来のために企業の方針を決めていく人たちです。
自己アピールする際には、自身がこの会社に参加することで、将来的な変革をもたらすことを重視することが重要です。
そのため、面接の最後では、単に自分と会社が協力したいかどうかではなく、自分が未来の企業にとって不可欠であるかどうかという視点で評価されることを意識してください。
森永乳業のインターンに参加するメリット
本選考に向けた予行演習になる
東急不動産の本選考における個別・最終面接で聞かれる内容は、インターンシップで行う内容と同じ場合が多いでしょう。
インターンシップに参加することで、将来的に経験する可能性のある本選考の課題を事前に体験できます。
本選考に向けた予行演習になるのです。
実際、森永乳業の本選考のフローは、会社説明会(WEB)・エントリーシート提出・適性検査・面接(個別を複数回実施)です。
これはインターンシップ選考時に求められるものと似ているでしょう。
志望動機や自己PRなどは、何度も話すことで自信をつけてスムーズに話せるようになります。
そのため、本選考に最良の状態で臨むためには、インターンシップで経験を積んでおくことが重要です。
内定に直結しやすくなる
森永乳業のインターンシップは、内定に直結していると言えるでしょう。
インターンに参加すると、早期選考の招待という優遇が受けられるからです。
しかし、全員が対象ではなく一部の優秀な学生のみです。
インターンシップ参加者全員に本選考の連絡は来ますが、その中で一部の人にのみ、早期選考の案内が届きます。
森永乳業は、特に事務系(営業管理やマーケティング)の部門の採用数が毎年少ないといわれています。
さらに、大手食品メーカーであるため、全国各地の就活生が応募してくるでしょう。
本選考の少ない採用枠を勝ち取るのは簡単なことではないので、インターンに参加して早期選考に進めてください。
しかし、早期選考の招待だけがメリットではありません。
第一の目的は、企業自体や業務内容の理解を深めることです。
ここですぐ内定が出なくても、参加すること自体が採用担当者へのアピールになるでしょう。
インターンに参加していない学生でも、業界や企業について理解を深める努力をすれば、志望動機や自己PRの質を向上させることができます。
その結果、内定率が十分に高まるでしょう。
選考就職後の働きを体感できる
森永乳業のインターンシップには、職場体感型のプログラムもあります。
実際に働いている社員と一緒に現場に出たり、打合せに参加したりと、リアルな職場体験ができるでしょう。
就職後に「こんなはずじゃなかったのに」とならないように、本選考に進む前にインターンシップに参加しておくといいです。
森永乳業が行っているインターン内容
森永乳業で実施されているインターンは以下の3種類です。
- 研究開発の仕事を学べる2days仕事体験
- エンジニアリングの仕事を学べる2days仕事体験
- 生産技術職の仕事を学べる工場見学
それぞれの概要を紹介します。
研究開発の仕事を学べる2days仕事体験
2026年卒に行われる予定の「研究開発の仕事を学べる2days仕事体験」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 夏季開催予定(2,3日程度) [神奈川] 9月上旬、 [WEB] 9月上旬 ※応募締切:2024年7月11日 |
開催時間 | 未定 |
場所 | ・オンライン ・森永乳業研究所(神奈川県座間市東原5-1-83) ※場所は変更となる可能性があります |
人数 | 各回30名 |
報酬 | 報酬なし |
交通費・宿泊費 | 交通費は規定により一部~全額支給を予定 |
このプログラムは、森永乳業の特徴や研究開発の仕事について学ぶための良い機会と言えるでしょう。
具体的には以下のような内容が実施される予定です。
- 講義(商品開発、基礎研究の仕事について)
- 研究所見学
- 開発の体験(商品の試作を行っていただきます)
※社員からグループワークへのフィードバックもあります - 社員座談会 など
エンジニアリングの仕事を学べる2days仕事体験
2026年卒に行われる予定の「エンジニアリングの仕事を学べる2days仕事体験」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 冬春開催予定(2,3日程度) [茨城] 1月中旬 ※応募締切:2024年11月22日 |
開催時間 | 未定 |
場所 | 利根工場/茨城県常総市内守谷町4013-1 ※場所は変更となる可能性があります |
人数 | 各回15名 |
報酬 | 報酬なし |
交通費・宿泊費 | 交通費は規定により一部~全額支給を予定 |
プログラムは、森永乳業の特徴やエンジニアリングの仕事について学べる内容です。
具体的には以下のような内容が実施されるでしょう。
- 講義(エンジニアリングの仕事について)
- エンジニアリングの仕事である生産設備の設計業務の体験ワークショップ
※社員からグループワークへのフィードバックもあります - 社員座談会
- 工場見学 など
※プログラム内容は変更になる可能性があります。
生産技術職の仕事を学べる工場見学
2026年卒に行われる予定の「生産技術職の仕事を学べる工場見学」の概要は、以下の通りです。
開催時期 | 夏季開催予定(1日) [茨城] 8月随時 [兵庫] 8月随時 ※応募締切:2025年1月17日 |
開催時間 | 未定 |
場所 | 利根工場/茨城県常総市内守谷町4013-1 神戸工場/兵庫県神戸市灘区摩耶埠頭3 ※場所は変更となる可能性があります |
人数 | 各回30名 |
報酬 | 報酬なし |
交通費・宿泊費 | 交通費は規定により一部~全額支給を予定 |
このプログラムは、森永乳業の特徴や生産技術職の仕事について学べる機会となるでしょう。
具体的には以下のような内容を実施予定です。
- 講義(生産技術職について)
- 工場見学
- 社員座談会 など
森永乳業のインターン選考対策
概要
森永乳業はインターンが内定に直結する可能性があるため、インターンまでにある程度準備を進めておく必要があります。
通常のインターンシップだと興味本位で体験しに来るだけの学生も多いですが、森永乳業のインターンでは、早期選考ルートに乗ろうと入念に対策してくる学生が多いです。
業界理解・企業理解を入念に行った上で、当日に早期選考ルートに乗れるようアピールしましょう。
就活の準備にかかる時間は人それぞれですが、余裕をみて大学2年の冬には就活対策を始めておくことをおすすめします。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、得意・不得意を客観的に把握できます。
自身の特徴を理解した上で、森永乳業の求める人物像にマッチするようにアピールしましょう。
森永乳業では、以下のような方を求めています。
- 新しいことに積極的に挑戦したい
- 周囲を巻き込み、協力しながら物事を進めることが好き
- 自らの想いを実現するために、実際に行動に移すことができる
一人で積極的にチャレンジし、どんどんできることを広げていく情熱が必要です。
現代は変化が激しい時代であり、新たな挑戦を成し遂げるためには一人だけでは十分ではありません。
社内や取引先など、周囲の関係者を巻き込んで物事を進める力が求められるでしょう。
一方で、以下のような方は相性が合わないと書かれています。
- 周囲を蹴落としてでも、とにかく自分がのし上がりたい
- 最初から最後まで全て自分ひとりだけでやりたい
- 同じ内容の仕事を生涯続けていきたい
業界研究・企業分析
業界研究や企業分析をすることで、乳製品業界内での森永乳業の立ち位置、競合他社との違いが見えてきます。
また、乳製品業界以外の気になる業界を分析することで、乳製品業界を客観視できるため、その他の業界研究もおすすめです。
志望動機や自己PRなど、エントリーシートや面接での受け答えをさらに向上させることができます。
エントリーシート作成
自己分析や企業分析をある程度進めたら、過去に出題されたエントリーシートをネットで探して練習してみましょう。
実際に書いたものをOB・OGや身近な社会人に見てもらい、自分では気づきにくいミスや分かりにくい表現を指摘してもらうことをおすすめします。
森永乳業は、乳製品業界でもトップの知名度を誇る企業です。
そのため、就職活動における人気は高く、内定を獲得するには他の就活生と差を付けなければなりません。
志望動機を書く際に意識をしたほうが良い点を、2点紹介いたします。
- 森永乳業への想いを明確に記載する
志望動機には「思い出」や「思い入れ」など、森永乳業との繋がりを組み込んでみましょう。
思い出を語ることで「なぜ森永乳業でなければいけないのか」という理由づけにもなります。
- 企業理念に沿った内容を盛り込む
森永乳業が掲げている経営理念は、「乳で培った技術を活かし私たちならではの商品をお届けすることで、健康で幸せな生活に貢献し豊かな社会をつくる」です。
こういった企業理念と自分の実体験を結び付けることで、森永乳業を選んだ理由が明確になります。
面接対策
エントリーシートを突破したら個別面接が行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
エントリーシートで記載したことと一貫性を持たせつつ、具体的なエピソードを基に、志望動機や自己PRを伝えてください。
いずれも1人で対策するのではなく、友達同士や面接イベントなどで集団で練習しましょう。
事前に最新情報をホームページで確認をして、業務内容や企業理念などを研究しておきましょう。
知識を身につけておけば堂々と積極的に発言しやすくなります。
「なぜ乳製品業界を目指すのか?」「なぜ森永乳業を選んだのか?」「なぜ希望する職種に向いているのか?」など、一般的によく聞かれる質問に対する回答を用意しておきましょう。
以下のページも確認してぜひ内定を勝ち取ってください。
森永乳業のインターン選考の流れ
森永乳業のインターン選考の流れは以下の通りです。
1、適性検査受検・エントリーシート提出
応募サイトから申し込みましょう。
その後、適性検査を行い、加えてエントリーシートを提出します。
それぞれについて過去の事例を紹介していくので、参考にしてください。
適性検査では、「玉手箱」と呼ばれるWebテストが出題されます。
玉手箱は、人事コンサルティング会社である日本エス・エイチ・エルが、企業向けに販売しているWebテストです。
これまでよく利用されていたSPIと同様に、「知的能力」と「性格適性」を測定する問題が出題されるでしょう。
玉手箱は、大きく言語問題・計数問題・英語問題・性格適性検査の4つのジャンルで構成されています。
エントリーシートでは、以下のような質問があるでしょう。
- 研究概要
- 将来実現したいことも踏まえて、森永乳業のインターンシップで学びたいことを具体的に教えてください。
- あなたの学生生活における最大の挑戦は何ですか。その取り組みの中で「自分らしさ」を発揮したエピソードを交えて教えてください。
- あなたが大切にしている信念は何ですか。それを培ってきた経験も踏まえて教えてください。
2、個別面接(1回実施予定)
個別面接では、エントリーシートに沿った質問をされるでしょう。
実際に過去出題された質問は下記の通りです。
- 他社のインターンシップ参加状況
- 大学を選んだきっかけ
- 大学の授業で一番ためになったこと
- 研究概要を端的に説明し、それについての深堀り
- 博士進学はしないのか?その理由はなぜか?
- 研究開発職も基礎研究や製品開発など色々あるが、どれをやりたいか?
- 好きな製品について
3、インターンシップ合否通知
さいごに
近年、早期から就活情報を取りに行く学生が増えており、その中でインターンの重要性は高まってきています。
また、最近では、多くの企業がインターンシップを学生の適性評価や優秀な人材の早期獲得の手段として活用しています。
そのため、インターンシップの本来の目的がやや変わりつつあるのです。
今後、企業側は採用選考のための重要なツールとして、インターンシップを活用する傾向がますます一般的になるでしょう。
「ただのインターン」と軽く考えず、本番同様の準備と意気込みを持って臨むことが肝要です。