インターンには行かなくてもいい?インターンへ行かない場合、するべきこととは
2024/5/23更新
はじめに
この記事では、就活においてインターンに行くべきかどうかを解説しています。
インターンは、多くの就活生が経験している就業体験です。
就活においては必須のように思えますが、本当に行かなければいけないのかどうか、気になっている人も多いでしょう。
そこで、この記事では、インターンには行かなくてもいいのかについて解説します。
この記事は、特に次のような方に向けて構成しています。
- インターンに行きたくないが、行かないのは不安
- インターンへ行けるタイミングを逃してしまった
- インターンに行かない場合、なにをすべきか知りたい
この記事を最後まで読むと、インターンへ行かないことによるメリットとデメリットの両方がわかります。
また、インターンへ行かない場合、なにをすべきかについても解説しています。
インターンへ行くか迷っている人や、インターンへ行くタイミングを逃してしまい焦っている人は、ぜひ最後までお読みください。
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この記事の結論
結論からいうと、インターンに行かなくても内定をもらうことは十分可能です。
なぜなら、インターンはあくまでも就業体験であり、選考とは関係ないからです。
しかし、インターン参加者のほうが面接で有利となるともいわれています。
インターンに参加しないのであれば、インターン以外の活動に一生懸命取り組み、そこでの学びや成長を面接でアピールする必要があります。
参加するにせよ、しないにせよ、理由や目的なく参加するのはやめましょう。
「自分はなぜそうしたいのか」をしっかり考え、参加するか否かを決めるのが大切です。
この記事では、インターンに参加しないことによるメリットとデメリットを両方ご紹介します。
また、インターンに参加しない場合、なにに取り組むべきかも解説します。
ぜひ、インターンに参加するかどうかを決める際の参考にしてください。
インターンに行かなくても内定はもらえる?
まず、インターンと内定の関係について解説します。
【結論】行かなくても内定をもらえる人はいる!
結論からいうと、インターンに行かなくても内定はもらえます。
なぜなら、インターンはあくまでも体験であり、選考ではないからです。
インターンは、企業側が自社のことをより深く知ってもらうために企画している体験プログラムであり、選考とは関係ありません。
そのため、インターンに行っていなくても、内定をもらえる人はいます。
もちろん、インターンに参加すると、企業研究が深まったり、入社意欲の高さを面接でアピールしやすくなったりしますから、その点では、インターンに参加していると選考に有利といえるでしょう。
しかし、インターンに参加していなくても、インターン以外のエピソードで、企業研究の深さや入社意欲の高さをアピールできれば、じゅうぶん内定につながります。
重要なのは、人事担当者が最終的に採用したいと思える人材かどうかです。
熱意や人柄をしっかりアピールできれば、インターンに参加していなくても、内定をもらうことは十分可能なのです。
【注意】インターンからしか採用していない企業もある
前述のとおり、基本的にはインターンは選考結果に関係ありません。
しかし、企業のなかにはインターンからしか採用していないところもあるため、注意が必要です。
自分の志望企業がどのような選考フローをとっているのか、ぜひ一度確認してみてください。
インターンへ行かないメリットとは
インターンへ行かないメリットは、以下のとおりです。
- 空いた時間でほかのことができる
- 面接で個性をアピールできる可能性がある
メリット①空いた時間でほかのことができる
インターンに参加しなければ、空いた時間でほかのことに取り組めます。
インターンに参加すると、当然ですが、そのぶん多くの時間をとられることになります。
1dayや3daysなどの短期インターンだとしても、移動や事前準備を含めると、前後2日間は時間を費やすでしょう。
なかには、参加のためにエントリーシートの提出や選考面接が必要なインターンもありますから、その場合はよりいっそう多くの時間をかけることになります。
1週間や1カ月、半年間などの長期インターンであれば、もっと多くの時間をかけて取り組むことになります。
インターンに参加しなければ、インターン選考対策や参加準備、実際の参加にかかる時間のすべてが「自由時間」として空くことになります。
その自由時間を使って、学業に励んだり、サークル活動に打ち込んだりすれば、インターンに参加するのと同じくらい、充実した時間を過ごせるでしょう。
そして、なにかに一生懸命取り組めば、人は成長できるはずです。
そこで得た挫折や成功、自己理解の深まりを面接でしっかり話すことができれば、内定獲得につながっていくでしょう。
メリット②面接で個性をアピールできる可能性がある
インターンに参加しなければ、面接で個性をアピールできる場合があります。
就活生は、ほとんどの人がインターンに参加しています。
そして、エントリーシートや面接のなかでも、インターンでのエピソードを交えて志望動機や自己PRを伝えます。
そんななか、インターンに参加していなければ、インターン以外のエピソードから志望動機や自己PRを話すでしょう。
そのため、人事担当者に、ほかの人とは違う個性的な印象を与えることができるのです。
前述のとおり、インターンに参加しなければ、そのぶん、自由に使える時間が増えます。
その自由時間を使って、学業やサークル活動、ボランティア活動、アルバイト、資格勉強、趣味などに打ち込めば、自分にしかできないオリジナルの経験を積んでいけます。
そんなオリジナルの経験をもとに、志望動機や自己PRを練っていけば、自分の人柄や熱意を人事担当者にしっかり印象づけられるでしょう。
インターンへ行かないデメリットとは
インターンへ行かないデメリットは、以下のとおりです。
- 企業研究を深めづらい
- ビジネスマナーが身につきづらい
- 参加者と比べて意欲をアピールしづらい
デメリット①企業研究を深めづらい
インターンに参加しないと、企業研究がなかなか深まりづらいと考えられます。
なぜなら、インターンはその企業についてより深く知れる機会だからです。
インターンは、自社についてより深く知ってもらうために、企業側が企画している就業体験プログラムです。
そのため、インターンに参加すると、ホームページや採用サイトからだけではわからない、企業のリアルな内情を知ることができます。
なかには、現役社員との座談会が含まれているインターンもあり、現場のリアルな声に触れることができます。
また、事業内容や社風などは、言葉で説明されるより、実際に現場へ行って体験するほうがわかりやすいでしょう。
インターンに参加しなければ、上記のようなリアルな内情を知ることはできません。
インターンなしでは、インターネットなどで情報を集めることくらいしかできないため、どうしても企業研究に限界が生じるのです。
デメリット②ビジネスマナーが身につきづらい
インターンに参加しなければ、ビジネスマナーが身につきづらいと考えられます。
なぜなら、大学生には社会人と接する機会がなかなかもてないからです。
マナーの知識を書籍やインターネットで身につけることはできますが、マナーは実践しなければなかなか身につきません。
インターンに参加すれば、ビジネスの現場に身をおくわけですから、学んだマナーをどんどん実践していくことができます。
社会人として必要なビジネスマナーが身につくのです。
そのため、インターンに参加しなければ、参加した人と比べて、面接時のマナーが見劣りしてしまうおそれがあります。
デメリット③参加者と比べて意欲をアピールしづらい
インターンに参加しなければ、参加した人と比べて、面接時に意欲をアピールしづらいというデメリットもあります。
インターンは、その企業についてより深く知ることができる機会です。
その機会を逃さず、しっかりと参加している就活生は当然、入社意欲の高い就活生だと見られるでしょう。
そのため、インターンに参加していないと、参加したほかの就活生と比べて、どうしても入社意欲をアピールしづらくなります。
インターン不参加の場合は、インターン以外のエピソードを使って、自分の人柄や熱意をアピールする必要があります。
インターン以外の場所でさまざまな経験を積んでいることを、しっかりアピールしましょう。
インターンには行ったほうがいいの?
インターン参加のメリットとデメリットをみてきましたが、結局のところインターンには行ったほうがよいのかどうかについて、解説します。
迷うなら行ったほうがいいかも
「インターンに行くかどうか迷う……」と思っている人は、インターンに参加したほうがいいでしょう。
インターンに参加することにも、参加しないことにも、それぞれメリットとデメリットがあります。
しかし、基本的には参加したくない明確な理由がない限りは、参加したほうがよいと考えられます。
なぜなら、インターンに参加しないことによるメリットは、「インターン以外の場所で、充実した時間を過ごす」ことが前提だからです。
もし、「なんとなく参加したくない」「めんどくさいからいやだ」といった曖昧な理由で参加を避けてしまうと、空いた時間をただ漫然と過ごすことになりかねません。
そうすると、インターンに参加しないメリットは薄れ、デメリットのみが大きくなるでしょう。
そのため、以下のような人は参加したほうがよいと考えます。
- インターンに参加するかどうか迷っている
- 参加するのは面倒だが、行かないのも不安
- インターンに行きたいのか行きたくないのかよくわからない
ただし、目的なく参加しても意味はない!
インターンは、基本的には参加したほうがよいものです。
しかし、目的なく参加してもあまり意味がありません。
なんの目的もなく参加してしまうと、学びが薄れてしまうからです。
インターンは、実際の業務の一部を体験できる、就業体験です。
そのため、主体的かつ積極的な姿勢で参加することが求められます。
目的をもたず受け身で参加してしまうと、時間がただ過ぎていってしまうだけになるでしょう。
ぜひ、「このインターンに参加して、自分はなにを得たいのか」という「参加目的」を明確にもち、インターンへ参加してみてください。
まずは1dayなど短期インターンがおすすめ
インターン参加に迷う場合、まずは短期インターンへ参加するのがおすすめです。
短期インターンのメリットは、気軽に参加できることです。
「1dayインターン」であれば、半日間や数時間で気軽にインターンに参加できます。
なかには、オンラインで開催されている短期インターンもあります。
ほとんど選考がないものも多いため、気になる短期インターンをぜひ探してみてください。
インターンへ行かない場合するべきことは?
インターンへ行かない場合は、次の6つのことに取り組むとよいでしょう。
- 学業やサークル活動に打ち込む
- 自己分析を深め、自分の強みを整理する
- 業界研究と企業研究を深めておく
- 社会人と接してマナーを身につける
- 面接対策を入念に行う
- 志望動機をよく練る
①学業やサークル活動に打ち込む
インターンへ行かないのであれば、学業やサークル活動に打ち込みましょう。
なにかに対して一生懸命取り組み豊かな経験を積むと、面接でアピールできることが増えます。
そうすると、インターンに参加していなくても、自分の強みや入社意欲をしっかり伝えられるようになるでしょう。
学業やサークル活動以外にも、ボランティア活動やアルバイト、趣味の活動など、取り組む対象はなんでもかまいません。
なにかに対して一生懸命に取り組み、そこで得た学びや成長をしっかりアピールすることが大切です。
②自己分析を深め、自分の強みを整理する
自己分析をしっかり深めておくことも、非常に大切です。
インターンに行かない場合、インターン以外の経験に基づいて、自己PRをする必要があります。
そのため、下記について整理することが必要です。
- これまでどのような経験をしてきたか
- その経験を受けて、どう成長できたか
- その経験を経たいまの自分の強みはなにか
ポイントは、自分だけのオリジナルの経験を話すことと、だれが聞いてもわかるような言葉選びを心がけることです。
自分だけのオリジナルの経験を伝えようとすると、説明が長くなりすぎたり、わかりづらい固有名詞を多用したりする場合がありますが、オリジナリティを保ったまま、だれが聞いてもわかるような説明を心がけるとよいでしょう。
そうすると、人事担当者に強みが伝わりやすいだけでなく、「専門的な内容も、わかりやすく噛み砕いて説明できる人材だ」と、表現力やコミュニケーション能力を評価してもらえるでしょう。
③業界研究と企業研究を深めておく
インターンに行かない場合、業界研究と企業研究は特に念入りに行う必要があります。
なぜなら、インターン参加者と比べて、どうしても理解が浅くなってしまいやすいからです。
インターンは、その企業や業界について、リアルな内情を深く知れる貴重な機会です。
その機会に参加しないということは、インターン参加者と比較すると、企業や業界に関する理解がどうしても浅くなるということです。
そのため、書籍やニュース、インターネットなどを駆使して、広く深く情報を集めるようにしましょう。
業界研究や企業研究を深める際は、次のような観点に着目するのがおすすめです。
- 業界の最新ニュース
- 業界の動向や将来性
- 業界が抱えている課題
- 企業の詳細な業務内容
- 企業理念や社長コメント
- 企業の社風や求める人材像
- 同業他社と比較した際の強みと弱み
- 企業の将来性と、考えられる今後の課題
上記の内容について、自分の言葉で説明できるようにしておくと、面接でも、しっかりと研究してきたことが伝わるでしょう。
④社会人と接してマナーを身につける
インターンに参加しないのであれば、インターン以外の場で社会人と接する機会を多くもつようにしましょう。
なぜなら、社会人と接することで、ビジネスマナーを身につけられるからです。
接する相手は、大学の教授やアルバイト先の社員、社会人として働いている先輩などだれでも構いません。
また、社会人や学生が多く集まる交流会などに参加するのもおすすめです。
できる限り社会人と接する機会をもつことで、面接において、自然にマナーを守れるようにしておきましょう。
⑤面接対策を入念に行う
インターンに参加しない方は、面接対策を万全に行う必要があります。
インターンのなかには、インターン選考があるものがあります。
そして、インターン選考で聞かれる質問は、本選考と内容が重なることが多いです。
そのため、インターン参加者は、インターン選考に臨むことによって、本選考の予行演習ができる状態にあります。
インターンに参加していない人は、この予行演習を経験できないため、参加者と比較すると受け答えに粗が見つかりやすいかもしれません。
ですから、面接対策を入念に行うことが大切です。
大学の就活支援センター等を利用したり、身近な社会人の方に協力してもらったりして、面接練習を何度も重ねていきましょう。
⑥志望動機をよく練る
インターンに参加しない場合、志望動機の内容をしっかり練るのも大切です。
インターン参加者は、インターンで経験した内容や得た学びに基づいて、志望動機を書けます。
実際の事業内容や社風に触れたうえで入社を希望しているわけですから、「御社で働きたい」という言葉にも説得力があります。
インターン参加者に勝つためには、志望動機の内容をしっかり練っておくのが重要です。
志望動機の内容を練る際には、次のような観点から考えを深めてみるとよいでしょう。
- その企業のどこに惹かれたのか
- なぜその企業でなければいけないのか
- 同業他社と比べた際の魅力や強みはなにか
- 入社後はその企業のなかでどう活躍したいか
インターンに参加していなくても、志望動機の内容をしっかり練れていれば、内定獲得は十分可能です。
内容をしっかりと考え、自分の意欲がきちんと伝わるようにしてみましょう。
まとめ
ここまで、インターンに参加しなくても内定はもらえるのか、そしてインターンには結局参加したほうがいいのか、について解説してきました。
基本的には、インターンには参加したほうがいいといえます。
しかし、大切なのは、最終的に人事担当者が採用したいと思える人材かどうかということです。
インターンに参加するにせよ、しないにせよ、自分のなかでしっかりと参加の理由と目的をもつことが重要です。
ぜひ、この記事を参考にして、インターンに参加するかどうかを考えてみてください。
この記事が、内定獲得のための一助となることを願っています。