面接も好印象!目線の向け方をマスターして堂々と自分をアピールしよう
2024/05/17更新
はじめに
面接は人生の一大イベントですよね。
大事な場面だからこそ緊張してしまう人がほとんどですが、緊張するあまりに目が泳いでしまったり、うつむき加減になってしまったりすると、面接官にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
「目は口ほどに物を言う」ということわざがあるように、目はその人の心理状況が表れます。
だからこそ就活生は面接時の目線の動かし方をマスターして、面接官に好印象を与えましょう。
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目線が合わないことで面接官が抱くマイナスポイントとは
就活生と目線が合わないことで、面接官が抱くマイナスポイントについて解説します。
自信がないように感じさせる
目線が合わないと面接官に「この人自信がないのかな」とネガティブな印象を与えてしまう恐れがあります。
面接は自分の能力や人柄などをアピールする場です。
そのような大事な場面で自信を持って話しているつもりでも、目線が合わないことで相手に自分の良さが伝わりきらなかったら勿体ないですよね。
相手と目線を合わせて、より自分の良さを伝えられるよう心掛けましょう。
熱意や誠実さがアピールしずらい
目線が合わないと、説得力に欠けるためせっかくアピールポイントを話しても「この人の言ってること本当かな?」と聞く側に疑念を抱かせてしまう可能性があります。
面接官と目を合わせてコミュニケーションが取れないと、熱意や誠実さにも欠けているように感じさせてしまうこともあるでしょう。
面接時には「この就活生と一緒に働きたいと思うか」という基準で採用を判断されるので、誠実さや熱意を伝えることは選考において非常に重要となります。
そのため、面接時はしっかりと面接官に目線を合わせて、ハキハキと話すことを心掛けましょう。
目線でわかる心理学
「目は口ほどに物を言う」といわれるように、心理学では心の動きと目の動きが連動していることが明らかになっているのです。
たとえば、目が右上を向いているときは嘘をついているとき、左上を向いているときは回想しているときと言われています。
目の向き以外にも、緊張していると目が乾きやすくなるため瞬きが多くなったり、何かを考えているときは目線が遠くへいったりすることも統計で分かっています。
私たちは知らず知らずのうちに、自分の思考や心理を目に投影しているのです。
就活生が面接時に視線を合わせられない理由2つ
就活生の中にはそもそも正しい目線の向け方が分からないという人や、緊張するあまり面接官と目を合わせて会話できない人は多くいるでしょう。
面接中にどこを見たらよいか分からないと不安ですし、緊張している人が下手に目線を合わせようとしても、かえってぎこちなくなってしまったり、なかなか上手くいかないことがありますよね。
面接で目線を合わせられない理由として考えられるのは、正しい目線の向け方が分からないというパターンと、緊張してしまうパターンの2つです。
まずはどうして自分が目線を合わせられないのか、原因を考えてみましょう。
①正しい目線の動かし方がわからないから
正しい目線の向け方は面接の形式や状況によっても異なるため、いつ、どのようなタイミングで、どこを見たら良いか分からないという就活生も多いのではないでしょうか。
その場合、まずは面接の形式ごとに正しい目線の向け方について理解しましょう。
たとえばWeb面接のシーンでは、カメラを見ればいいのか、画面を見ればいいのか分からないといった、自分が分からないポイントを認識することが重要です。
事前に自分がどういうシーンで目線の向け方が分からなくなるのか、理解しておくことで、面接でも心にゆとりを持って挑めるでしょう。
②緊張するから
面接は自分が見られている場であるため、「自分を上手くアピールしないと」などとプレッシャーを感じやすく、思わず緊張してしまいますよね。
しかし、万が一この会社に落ちてしまったとしても、あなたの人生が終わるわけでもありませんし、他にも会社は沢山あるので、心を楽にして面接に挑むのが良いでしょう。
企業はあなたの人柄を見ているわけですから、あまりにもアピールに力が入りすぎて不自然になってしまうのも良くないです。
なるべく自然体を意識して気負いしすぎないのが良いでしょう。
また、そもそも面接に対して緊張してしまうのか、面接官と目線を合わせることで緊張してしまうのか、緊張する原因を把握しておくことが重要です。
基本的な目線の動かし方
面接中は面接官と密に接するため、目上で初対面の面接官に対して目線をどこに持っていけばいいか分からなくなる就活生も多いでしょう。
面接は質疑応答の内容を主な評価の対象としていますが、それだけではなく、書面だけでは分からなかったあなたの言葉遣いや仕草、表情なども見ており、それらを総合的に判断しています。
企業にとっては就活生の目線の動かし方も、印象を大きく左右する重要な判断材料です。
そのため、就活生は面接中の正しい目線の動かし方を理解して、どのように面接官とコミュニケーションを取ると良いかを把握しましょう。
基本は面接官に目線を持っていく
前提として、面接中は面接官に向けて話をするわけですから、面接官の目を見るのが基本です。
面接官と目線を合わせられないとマイナスの印象を与えやすく、減点対象にもなりかねなません。
面接官に目線を合わせて話すことで、自信や熱意が伝わりやすく、発言そのものの説得力を高めることができるのです。
目線によって人に与える印象は大きく異なり、目が合うのは心理的に「あなたを尊重していますよ」という合図にもなります。
そのため、好印象を与えるためにも重要なポイントです。
お互いに目を見て話すことはコミュニケーションの基本であり、普段の生活だけでなく、面接時も同様であることは理解しておきましょう。
凝視せず穏やかな目線を意識する
面接のときは、緊張して表情が硬くなりがちなので、なるべくリラックスして穏やかな目線を向けることを意識しましょう。
相手の目を凝視すると、目はもちろん顔全体に力が入って怖い表情になってしまいます。
そのため、目元の力を抜いて、面接官の目を見ることが大切です。
面接において、面接官と目が合うと緊張してしまうものですが、面接官はあなたの敵ではありません。
緊張感を持つことは大切ですが、持ちすぎるとかえって力が入りすぎて不自然になったり、力を発揮できなかったりします。
穏やかな目線の人の方が、心の余裕を感じられ、堂々とした印象を持たれやすいです。
「目は心の窓」と言われるように、その人の人柄や印象を左右します。
口角を上げる以外にも、自分の目の表情を意識して、面接官に穏やかな目線を向けられるようにしましょう。
適度に視線を外す
面接中は面接官と目線を合わせて話すことが大切であることは、さきほども記載させてもらいましたが、長い間ずっと目線を合わせ続けるのはあまり得策ではありません。
基本的に話をするときは目線を合わせながらも、適度に外す分には全く問題ありません。
面接以外で誰かとコミュニケーションを取るときも、相手の目を見続けるということは少なく、時折目線を外しますよね。
むしろ話をしていないときにも、一切目線を外さずにじっと相手を見れば、相手は圧迫感を感じてしまいます。
そうなると、マイナスの評価は避けられないでしょう。
コミュニケーションは両者の関係によって成立するもののため、目線を過度に合わせ続けて相手に圧迫感を感じさせないようにしましょう。
目線を過度に外さない
圧迫感を与えないためにも目線は適度に外した方が良いことをお伝えしましたが、あまりにも目線を外し過ぎてしまうのは良くありません。
目線を過剰に何度も外してしまうと、相手に自信のない印象を与え、暗いイメージを持たれてしまいます。
新卒は一般的にフレッシュさや明るさが求められる傾向にあるため、暗いイメージがつくと悪評価となってしまう可能性が高いです。
また、目線を頻繁に外すことで、発言内容にやましさや後ろめたさを感じているようにも見えてしまい、場合によっては「嘘をついているのでは?」と判断されることもあります。
もちろん嘘は面接では絶対にNGであり、嘘をついていると思われた時点で評価は大幅に下がるでしょう。
本当のことを話していても、目線を頻繁に外すことで嘘だと疑われる可能性があることは理解しておいてください。
【シーン別】面接での正しい目線の動かし方を解説
目線の動かし方は面接形式や状況によって異なります。
面接では目線の動かし方で印象がガラっと変わるので、正しい目線の向け方を学び、どのように面接官と向き合うべきなのかを考えることが大切です。
面接官に好印象を持ってもらうためには、目線の動かし方について理解しておく必要があります。
そのため面接形式ごとに、いつ、どこを見るべきなのか把握しましょう。
個人面接の場合
個人面接はWeb面接に比べると、画面越しではなく面接官と間近で接するため、表情や目線の動かし方がより伝わりやすくなる傾向にあります。
Web面接よりも個人面接の方が面接官との距離感が近くなり、緊張してしまうという人も多いでしょう。
ポイントとしては面接官を凝視するのではなく、適度に目線を外しつつもしっかりと目を見て受け答えをするということです。
面接では自信や意欲をアピールする必要があるので、5秒経った位で1回適度に目線を外すのが良いでしょう。
下記では個人面接の工程に分けて、より詳しい目線の動かし方について解説します。
入退出時
入室時、ドアを開けたら面接官の目をしっかりと見て、笑顔で元気よく挨拶することを心掛けましょう。
その後、「どうぞお座りください」と言われたら、移動する際の目線はあまりキョロキョロ動かさずに、目線を椅子に合わせて、着席するとスムーズです。
面接が終わり椅子から立ち上がったら、まずは面接官の目をしっかりと見て「本日はお忙しい中、面接のお時間を割いて頂き有難うございました」などと言ってお礼をしましょう。
部屋を退出するときも気を抜かずに、ドアの前で面接官の目を見て挨拶とお辞儀をしてから退出すると印象も良いでしょう。
面接中
先述した通り、面接中は基本的に、面接官に目線を合わせて話すのが良いですが、長い間見続けてしまうと面接官に圧迫感を与えてしまうため、適度に目線を外すことも心がけましょう。
具体的には話す内容の句読点や、一定の間隔で目線を鼻や額の当たりに少しずらすとリラックスもできて効果的です。
まずは色々な方法を試して、「面接中はここを見る」というように自分に合った目線の位置を定めることが重要になります。
集団面接の場合
集団面接の場合は、面接官が1人ではなく複数人になるため、目線を誰に向けたらいいのか判断が難しくなりますよね。
集団面接で自分が話すときは、左右にゆっくり顔を動かしながら順番に複数の面接官の目を見るようにしましょう。
また、自分ではなく他の就活生が面接の受け答えをしているときは、その就活生に話しかけている面接官に対して身体を少し向け、目線は胸の方に向けると良いです。
同時に、適度に相槌を打つなど同調の意思を示すことで、良い印象を与えることができるでしょう。
集団面接ではいつ、誰の、どこに目を向けるのかも大事ですが、周囲への気配りや同調も忘れずに覚えておきましょう。
WEB面接の場合
Web面接では面接官の顔を見るべきか、カメラレンズを見るべきか、どちらが正しいのか分からないという就活生も多いでしょう。
目を合わせて話すということなら、画面越しに面接官を見たほうが良いと思う人もいると思いますが、話すときは相手と画面越しに目が合うようにカメラレンズに向かって話しましょう。
しかし、ずっとカメラレンズを見ていると自分や面接官の表情が見れないので、面接官が話しているときはカメラではなく、画面を見るように意識すると良いです。
緊張してしまったときの対応策
面接官と目線を合わせて話すことが重要であることは分かっていても、実際の面接は緊張感があり、雰囲気に飲まれてしまうこともありますよね。
そんなときにおすすめな対応策を3つご紹介します。
緊張した時は下記の3つの対処法を意識して、緊張感に負けず好印象を獲得しましょう。
目以外の顔のパーツを見る
面接官の目を見るとどうしても緊張してしまう場合は、目以外の顔のパーツに焦点を合わせるのがおすすめです。
面接時に目線を合わせるといっても、無理をして面接官の目を見る必要はなく、目に近い顔のパーツに焦点を合わせることで、目が合っているように感じさせられます。
そのため、目だと緊張してしまう場合は、鼻や額、口などに目を向けると緊張しづらくなり、目線も一切下がらないので堂々とした印象を与えられるでしょう。
緊張するときは面接官のネクタイを見ると良いということを耳にすることがありますが、ネクタイだと位置が低いため、目線も下がりがちになり、面接官との距離感が近い場合は俯いているように見えてしまいます。
そのため、目線を合わせているように見せるには、目近くの顔のパーツを見ることが大切です。
明るい印象を与えるためにも、目線は高く保って面接に挑みましょう。
緊張していることを伝える
目以外の顔のパーツに集中してもどうしても緊張してしまうなら、あえて緊張していると面接官に打ち明けてしまうのも一つの手です。
面接は誰もが緊張して当然の場であり、面接官もそれを分かっています。
緊張する就活生がいるのも当然と考えているため、緊張していること自体が低評価に繋がるわけではありません。
面接官に緊張していることをあえて打ち明けることで、緊張を和らげるように配慮してくれたり、少々目線が外れても緊張しているからだろうと多少多めに見てくれるでしょう。
また、緊張していると声に出して知ってもらうことで緊張がほぐれることも多く、場が和み、目線を合わせやすくなる場合もあります。
もちろん、緊張しているからといって、話をするときも全く目を合わせないのは悪評価に繋がるため、目線を合わせる意識は持ち続けましょう。
普段よりもゆっくりと話す
緊張していると早口になってしまう人は多いですよね。
早口のデメリットとしては、相手に伝わりにくくなることや、会話のテンポが上がることで緊張のループから抜け出しにくくなってしまうことがあります。
そのため、面接では普段の0.5倍速のペースで、ゆっくり落ち着いて話すよう意識しましょう。
ゆっくりと話すことで、自然と呼吸が整ってくるということもありますよ。
普段から目を見て話すことを意識しよう
初対面の人や、面接官と話すときに目が泳いでしまいやすかったり、どこを見ればいいのか分からないという人は、色んな人と目を見て話すことを普段から意識してみましょう。
家族や友人など、まずは身近な相手の目を見て話す練習を重ねることで、そのほかの人とも目線を合わせ慣れていきます。
親しい人の場合には、目線の向け方に不自然なところがなかったか聞いてみて、アドバイスをもらうのもおすすめです。
家族や友人との練習に慣れてきたら、ほとんど話したことがない人や初対面の人などに相手を変えて、難易度を上げて練習すると効果的です。
表情にも気を配って、好印象を与えられるようにしましょう。
まとめ
面接時の目線の動かし方が分からないという就活生に向けて、面接官と目線をあわせることの重要性や、基本の目線の動かし方からシーン別の目線の動かし方、緊張した時の対応策などをご紹介しています。
面接は誰もが緊張しやすい場ですが、自分が緊張してしまう理由を考えて、対策をするのが重要です。
基本的には面接官の目を見て話し、凝視はしないで適度に視線を外しましょう。