三菱地所が行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/5/10更新
はじめに
三菱地所は、日本を代表する総合不動産デベロッパーです。
三菱地所のインターンシッププログラムは、将来不動産業界でのキャリアを目指す人や、実践的なビジネススキルを磨きたい人にとって、次世代のリーダーを育成するための多彩な機会を提供しています。
本記事では、三菱地所が行っているインターン内容とそのメリット、そして26卒向けの選考対策について深掘り。
さらに三菱地所の歴史、ブランドスローガン、事業内容から人材育成の取り組み、インターンシップの魅力まで、幅広い情報を網羅的に紹介します。
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三菱地所の基本情報
三菱地所株式会社は、東京都千代田区大手町に本社を構える、総合不動産デベロッパーです。
三菱地所は三菱グループの中核を担い、三菱金曜会および三菱広報委員会に所属しています。
幅広い不動産関連サービスを提供しており、その範囲は国内はもちろんのこと、国外にも及んでいます。
特筆すべきは、東京駅周辺に位置する「大丸有地区」での活動です。
大丸有地区で三菱地所は30棟を超えるビルを所有し、「丸の内の大家」として知られています。
大丸有地区は、三菱財閥が近代的なビジネス街として開発してきた歴史があり、三菱UFJ銀行や三菱商事、三菱重工業といったグループ企業が集結した地域です。
また、横浜のみなとみらい21地区や大阪の「うめきた」のような主要都市の開発プロジェクトにも力を入れています。
住宅事業においては、「ザ・パークハウス」ブランドで高級分譲マンションを全国に供給。
これらのマンション管理をグループ会社の三菱地所コミュニティが行っています。
さらに、海外での大規模複合開発にも取り組んでおり、国内外で不動産事業を展開しています。
商業施設の開発・運営にも力を注ぐ三菱地所は、「MARK IS」や「コロワ」といったブランドを展開、これにより、新しいショッピング体験を提供しています。
さらに、ロイヤルパークホテルズの運営など、不動産開発から生活文化の創造まで、多角的に事業を行っています。
三菱地所のブランドスローガンは「人を、想う力。街を、想う力。」です。
スローガンどおり、同社は人々の生活やビジネス環境を豊かにする空間の創造を追求しています。
その活動は、オフィスビルの再開発から住宅供給、商業施設の開発に至るまで、街の魅力を高め、新しい価値を創出しています。
これにより、人々の暮らしやビジネスの発展に貢献しているのです。
三菱地所に必要とされる人材像
三菱地所に必要とされる人材には以下の6つの点が重要です。
三菱地所で求められる人材
三菱地所では、多様な価値観と高い専門性を持ち合わせた人材を求めています。
これらは、「志ある人」「現場力・仕事力のある人」「誠実・公正である人」「組織で戦える人」「変革を起こす人」として具体化されています。
人材育成の取り組み
三菱地所では、組織全体での人材育成に力を入れていることが特徴です。
ジョブローテーションや職場での組織的な人材育成、さまざまな層への研修制度が充実しています。
とくに管理職には人材育成が最重要事項とされ、「人材育成研修」が実施されています。
成長ステージに応じた研修制度
成長ステージに応じた役割認識や能力開発を目指し、さまざまな研修制度が整えられています。
グループ全体で新入社員研修や新任マネージャー研修を実施し、個々人の成長を支援しています。
新入社員研修の特徴
新入社員には、社会人基礎やビジネスリテラシー、三菱地所グループ社員としての知識習得を目的としたプログラムが用意されています。
OJTを通じて不動産ビジネスの基礎から学び、主体的に業務を推進する力を養います。
不動産基礎と新入社員OJT
不動産基礎研修では、事業グループ横断で実施され、不動産ビジネスに関する全体像を把握できるようになっています。
また、OJTインストラクターによる実践的な指導が行われます。
グローバル人材育成の方針
「長期経営計画2030」に基づき、海外事業の展開やグローバル人材の育成に力を入れています。
海外派遣プログラムやビジネススクールへの派遣など、幅広いプログラムが用意されているのです。
三菱地所では、これらの取り組みを通じて、社員一人ひとりが自らのキャリアを考え、成長していくための環境を整えています。
グローバルに活躍する人材の育成は、今後の経営戦略においても重要な位置を占めていきます。
三菱地所のインターンに参加するメリット
三菱地所インターンのメリットは多岐にわたります。
グローバルな視野を広げる
130年以上の歴史を持つ三菱地所は、日本を代表するデベロッパーとして丸の内の開発をはじめ、国内外で多岐にわたるプロジェクトを展開しています。
インターンシップでは、グローバル化やIT化が進むなかで変わりゆく「まち」の役割や機能について深く学べるでしょう。
実践的な課題解決に挑戦
インターンでは、具体的なプロジェクトをテーマに設定し、ほかの参加者や社員と協働しながら課題に取り組みます。
日本が直面するさまざまな課題に対して、実際に解決策を考え出し、提案する過程を通じて、実践的な課題解決能力を養います。
「空間」を創造する仕事の理解
三菱地所のインターンシップは、「建物をつくる」のではなく、「人々が住まい、働き、訪れる空間をつくる」ことを目指すデベロッパーの仕事を深く理解する機会を提供します。
チームでの協働や自身での深い思考を通じて、デベロッパーの仕事の壮大さと、まちづくりに対する強い使命感を実感できます。
社員との密接なコミュニケーション
インターン参加者は、三菱地所の社員と直接コミュニケーションをとりながらプロジェクトに取り組むため、ビジネスの現場感をリアルに体験できます。
社員からの直接的なフィードバックやアドバイスを通じて、専門的な知識だけでなく、ビジネスマナーやプロフェッショナルとしての振る舞いを間近で学べます。
将来のキャリア形成に役立つ経験
インターンシップで得た経験は、自身のキャリアビジョンの明確化に役立ちます。実際のビジネス現場での体験を通じて、自分がどのような環境で働きたいか、どのような仕事に挑戦したいかという点について具体的なイメージを持てます。
三菱地所のインターンシップに参加することで、建築や不動産業界への深い理解はもちろん、社会に貢献する大規模プロジェクトに携わる醍醐味と、プロフェッショナルとしての成長の実感が可能です。
三菱地所が行っているインターン内容
三菱地所が行っているインターン内容は以下のとおりです。
まちづくりの醍醐味を体験
130年前から続く丸の内での開発を起点に、三菱地所は日本のみならず、グローバルに事業を拡張してきました。
インターンシップでは、まちづくりの具体的プロジェクトを扱い、グループワークや社員とのディスカッションをとおして、実際の課題解決を目指します。
ビルディングではなく、“空間”を創造するデベロッパーの役割と、それに対する情熱を感じ取れるはずです。
REGIONAL INTERNSHIP~三菱地所を深く知る~
日本各地で取り組むプロジェクトに焦点を当てた1日プログラムです。
地方の物件を直接見学し、グループワークや社員との交流をとおして、三菱地所の事業の広がりと深みを体感します。
三菱地所のインターン選考対策
三菱地所のインターン選考に臨むにあたり、多くの方が感じる「対策が大変そう」という不安を解消するための情報をご紹介します。
自己分析の重要性
インターン選考で最も基本的なのが自己分析です。
学業、アルバイト、部活動など、さまざまな経験を振り返り、自分自身の興味・強み・弱みを見つめ直します。
自己分析を通じて、自分に合った企業や職種を見つけることができます。
企業研究を深める
自己分析を進めると同時に、企業や業界研究も欠かせません。
広い視野で企業を探し、多くの候補をピックアップしましょう。
実際のインターン体験は、Webサイト上の情報と異なる印象を与えることがあります。
興味がある企業に関する情報は、OB・OG訪問を通じて得るのも良いでしょう。
ビジネスマナーの確認
インターン選考の面接では、ビジネスマナーと身だしなみが重要です。
基本的な立ち振る舞いから、話す際の姿勢や声の大きさまで、細部にわたり注意しましょう。
オンライン面接の場合も、接続環境やカメラの位置など、細かい部分を事前にチェックしておくことが求められます。
面接対策の徹底
面接では、とくに「なぜインターンに参加したいのか」「なぜ当社なのか」という質問に対し、明確な回答を用意しておくことが大切です。
また、逆質問も重要なポイントとなります。
事前に最低1つは質問を考えておき、積極的な姿勢を見せましょう。
企業視点を押さえる
インターン選考には、書類選考や適性検査、面接などが含まれます。
これらの選考は、本選考にも通じるものがあり、レベルが高いことが多いです。
企業が何を重視しているのかを理解し、正しい選考対策を立てることが成功の鍵です。
性格診断を利用する
適性がある企業を選ぶことは非常に重要です。
性格診断を利用して、自分に合った職業を見つけてもいいでしょう。
これにより、インターンを有意義に過ごし、就活を成功に導くことができます。
インターン選考の基本知識
インターン選考の通過率や選考の流れ、選考が始まる時期など、基本的な知識を押さえておくことも重要です。
情報を把握しておけば、精神的にも余裕が生まれるでしょう。
情報を基に、インターン選考に向けた準備を進めていってください。
三菱地所のインターン選考の流れ
三菱地所のインターンは以下のように実施されています。
WINTER INTERNSHIP
- プログラム:まちづくりに関するグループ作業
- 開催日:2024年2月7日~9日
- 場所:東京
- 資格:四年制大学または大学院に在籍している方
- 報酬・交通費:なし
REGIONAL INTERNSHIP
- プログラム:地方都市でのまちづくりプロジェクト
- 開催日:2024年1月29日~2月5日(各都市ごとに指定日)
- 場所:札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡
- 参加条件と申込み
- 申込期間:10月31日~12月8日
- 資格:四年制大学または大学院に在籍している方
- 報酬・交通費:なし
選考プロセス
エントリー後、書類選考を経て、成功者には面接の機会が提供されます。
選考を通じて、三菱地所のインターンシップに参加するチャンスを掴みましょう。
三菱地所のインターンシップは、実際の業務経験を通じてデベロッパーの役割と使命を理解し、プロフェッショナルとしての成長を目指す絶好の機会です。
自らを成長させ、業界や企業への理解を深める貴重な体験に、積極的に挑戦してみましょう。
三菱地所のインターン選考で実際にあった質問
三菱地所のインターン選考で実際にあった質問をまとめました。
【質問1】
インターン参加前の志望企業・志望業界を教えてください。
【回答例】
インターン参加前は、環境技術を駆使した持続可能な都市開発に貢献する企業に強い関心がありました。とくに、再生可能エネルギーやスマートシティの開発に取り組む企業を志望していました。この分野に興味を持ったきっかけは、大学での環境科学の授業と、持続可能な社会に貢献することの重要性について学んだ経験がきっかけです。
ポイント:
回答においては、自己の関心が具体的にどのような領域にあるのかを明確に示し、その上でなぜその業界や企業に興味を持ったのかの背景にある価値観や経験を織り交ぜることが重要です。
また、自分の学んできたことや経験がどのようにその志望動機につながるのかを具体的に述べることで、面接官に自分の興味の深さと一貫性を伝えましょう。
【質問2】
インターンシップに参加して学んだことは何ですか?
【回答例】
インターンシップで学んだ最も大切なことは、チームでの協働の重要性です。さまざまな背景を持つメンバーと共にプロジェクトに取り組み、異なる意見を尊重しながら共通の目標に向かって努力することで、目標達成の喜びを共有できました。この経験を通じて、異なる視点を持つことの価値と、オープンなコミュニケーションがいかにプロジェクト成功の鍵を握るかを深く理解できました。
ポイント:
学んだことを述べる際には、単に技術や知識だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力といった社会人基礎力の向上に焦点を当てると好印象です。
また、具体的なプロジェクトや経験を挙げ、そのなかで自分がどのように行動し、何を感じ、どう成長したのかを明確に示すことで、インターンシップでの学びが自分の将来にどう活きてくるかを伝えられます。
【質問3】
あなたが学生生活において、主体となって取り組んだ経験について教えてください。
【回答例】
大学の環境サークルの一員として、地域の環境美化を目指した清掃活動のプロジェクトリーダーを務めました。この活動では、地域コミュニティの協力を得るために、まずは周辺地域の環境課題について調査を行いました。その上で、地域住民や他の学生団体を巻き込んで、広範囲にわたる清掃活動を計画しました。資金調達のために、地元企業へのスポンサー提案も自ら行い、複数の企業からの支援を獲得できました。
この経験をとおして、イベントの企画・運営に必要な計画性、チームをまとめるリーダーシップ、さらには地域社会と協力するためのコミュニケーションスキルを身につけることができました。
ポイント:
主体的に取り組んだ経験を話す際には、自らが直面した課題、その課題に対する具体的な行動、行動を通じて達成した結果、そしてその過程で得た学びや成長を明確に述べることが重要です。
このアプローチにより、面接官に対して自分の能力や潜在力、そしてチーム内で果たした役割を効果的に伝えましょう。
【質問4】
三菱地所のインターンに興味を持ったきっかけは何ですか?
【回答例】
私が三菱地所のインターンに深い興味を持ったのは、持続可能な都市開発に対する同社の革新的なアプローチを学んだからです。大学で環境科学を専攻しているなか、とくに都市部での持続可能な開発戦略に興味を持っていました。三菱地所が行うエネルギー効率の高い建築物の開発や、地域コミュニティと連携した都市再生プロジェクトについて知り、私の学術的興味と専門性を活かせる絶好の機会であると確信しました。
また、同社が持続可能なまちづくりを通じて社会に与える影響に魅力を感じ、この分野でのキャリアを目指す私にとって、実際にそのプロセスを学べるインターンシップは非常に価値があると考えました。
ポイント:
興味を持ったきっかけを述べる際には、企業の取り組みやプロジェクトが自分の学術背景やキャリアアスピレーションとどのようにリンクしているかを具体的に述べることが求められます。
これにより、単に企業の情報を表面的に知っているだけでなく、深い理解と明確な興味を持っていることをアピールできます。
さらに、インターンシップを通じて自分がどのように成長し、将来どのように貢献していきたいかについてのビジョンを持っていることを示すことで、志望動機の説得力を高め、面接官に強い印象を与えられます。
このようなアプローチは、自分自身がその企業のインターンシッププログラムで何を期待しているのか、そして将来的に企業にどのような価値をもたらすことができるのかを明確に示す良い機会となります。
さいごに
三菱地所のインターンシッププログラムは、実践的な課題解決経験、グローバルな視野の拡大、そしてデベロッパーとしての役割を深く理解する絶好の機会となるでしょう。
参加者は実業務に携わりながら、社員との密接なコミュニケーションを通じてプロフェッショナルなスキルとビジネスマナーを身につけ、自身のキャリア形成に役立つ貴重な経験を得られます。
選考対策については、自己分析の重要性、企業研究の深化、ビジネスマナーの確認、そして面接対策の徹底が鍵となります。
三菱地所のインターンシップへの挑戦は、高い壁ではありますが、参加者自らがキャリアを考え、成長していくための環境を提供し、未来のプロフェッショナルへとつながっていくことでしょう。