【就職対策】マスコミ塾とは?特徴やメリット・注意点は?マスコミ業界への就職対策に役立つ情報を徹底解説!
2024/4/22更新
はじめに
マスコミ業界は人気な業界のため、就活の倍率が非常に高いです。
また、マスコミ業界の就職試験では専門的な知識が必要となる場合もあるでしょう。
そこで、本記事では、マスコミ業界の就活支援に特化したマスコミ塾について基本的な概要からメリットや注意点、オススメの塾などをご紹介します。
この記事は以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。
- マスコミ塾ってどんなことをするの?
- マスコミ塾のメリットや注意点は?
- オススメのマスコミ塾は?
マスコミ塾に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、マスコミ業界やそれ以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。
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この記事の結論
マスコミ塾とは、マスコミ業界に特化した就職支援塾です。
選考対策をしてもらえる・OB/OGとの繋がりを作れる・一緒に切磋琢磨できる仲間が見つかるなどのメリットが考えられるでしょう。
しかし気をつけなければいけない注意点もあります。
それぞれのマスコミ塾には強みがあり、得られるスキルや成果が異なるため、事前に調べた上で自分に合った塾を見つけましょう。
本記事では、マスコミ塾全体の特徴やメリット、注意点などを具体的に解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
マスコミ塾とは?
マスコミ塾とは、テレビや新聞、出版を行なうメディア・マスコミ関連の企業への就職に特化した就職支援塾を指します。
マスコミ業界への就職には、高い文章力や取材能力・情報収集能力などが求められ、一般的にハードルが高いです。
その対策として、実践的な経験や知識を提供してくれるのがマスコミ塾となります。
マスコミ塾の具体的なカリキュラム内容や値段
以下では、具体的にマスコミ塾で行なわれているカリキュラムの内容や、入塾する際の料金についてご紹介していきます。
1、カリキュラム内容
カリキュラムは塾ごとによって差異はありますが、一般的には下記のような内容を実施することが多いでしょう。
- SPI対策や一般教養
- エントリーシートや論文の作成支援/添削
- 模擬面接
上記のようなマスコミ業界における内定のための知識やノウハウを習得できます。
マスコミ関係者やOB/OGを招いてのセミナーは特に貴重な機会です。
マスコミ業界に入りたい人のための作られたカリキュラムなので、効率的に学習を進めることができるでしょう。
参照:マスコミ塾(放送・出版社向け就活塾)のサービス内容とメリット
2、料金相場
マスコミ塾の値段は、得られるサポートの内容によって異なります。
サポートを受ける回数や、添削を依頼する書類の数などによって変わることもあるのです。
後ほどご紹介する下記のマスコミ塾については、5~10万円を用意できれば基本的なサポートが受けられるでしょう。
- マスコミ・スタディ・フォーラム
- 阪東100本塾
- ペンの森
- キャリアゼミナール
- テレビ朝日アスク
- 就活の高田塾
マスコミ塾に通うメリット
マスコミ塾には費用がかかりますが、その分得られるメリットもあります。
それは以下の通りです。
メリット①:選考対策をしてもらえる
マスコミ業界への就職は求人倍率が高く、選考を通過するのは難しいです。
ですが、マスコミ塾なら事前にエントリーシートや論文の添削をしてもらえたり、模擬面接の練習ができたりします。
就職エージェントに相談すれば、サポートは無料で受けられるでしょう。
より専門的かつ具体的なフィードバックを得たい方にオススメです。
実際に内定を獲得した人のエントリーシートを確認できますし、本質的な文章の書き方も教えてもらえます。
就活対策だけでなくスキルアップにもつながるでしょう。
メリット②:OB/OGと繋がりができる
業界研究のために、事前に目指す業界で実際に働いているもしくは働いたことがある人にヒアリングする方もいるでしょう。
しかし、マスコミ業界は忙しい人が多く、基本的につながりがないと会えないような業種・職種です。
しかしマスコミ塾なら、マスコミの関係者やOB・OGを招いてセミナーを実施することもあるため、貴重な機会が得られるでしょう。
メリット③:マスコミ業界を目指す仲間・ライバルから刺激がもらえる
マスコミ業界に就職したいなら、情報収集力が求められます。
しかし、事前にいくら調べても出てこない情報も多くあるでしょう。
それでも、一緒に目指す仲間ができればお互いの情報をシェアしたり、相談しあったりできます。
逆にライバルのような存在ができれば、勉強する上でも非常に良い刺激となるでしょう。
一人では心が折れてしまうことがあるので、マスコミ塾で共に目指す仲間・ライバルを作るといいです。
参照ページ:
マスコミ塾に通う際の注意点
マスコミ塾のメリットは大きいですが、注意すべき点もあります。
ここでは5つの注意点を紹介いたします。
1、過去の内定実績を確認する
内定の確率を高めるためにマスコミ塾に入るでしょう。
そのため、マスコミ塾に入る前にまず確認するべきことは内定実績です。
内定実績が掲載されていない、もしくは実績が少ないという場合には、あまり成果は期待できません。
また、自分が行きたい会社への内定実績があるかチェックしておくことも大切です。
本記事の後半で紹介しているオススメのマスコミ塾6選で内定実績も掲載してるので、ぜひ参考にしてみてください。
2、口コミや評判をチェックする
マスコミ塾での授業の様子やサポートの内容をホームページで確認することは、難しいでしょう。
そのため、塾が発信している情報以外にも、口コミや評判をチェックすることをオススメします。
実際に通っている友人や知り合いがいれば直接聞いてみるのも良いです。
もし周りに居ない場合には、口コミ情報サイトもあrのでインターネットで検索をしてみましょう。
3、料金やサポート内容を確認する
実際に入塾を選択する際には、料金やサポート内容が自分に適しているかをチェックすることが大切です。
どんなサポートを受けたいのか、どれくらいの費用であればいいかなどを明確に確かめた上で入るほうが、学びも深まります。
内容に納得ができたら、無料相談や無料体験など次のアクションに移していきましょう。
4、無料相談や無料体験に参加してみる
サービスを体験してみなければ分からないことも多いです。
ホームページや資料に書いてあることだけを信じずに、実際に足を運んで体験し、自分に適しているか判断しましょう。
5、担当する講師との相性を考える
マスコミ塾で講師を担当している方は複数人いるでしょう。
そのため、入塾した際にはどんな方が担当されるかを事前に確認しておくといいです。
講師との相性が悪いと勉強に身が入りませんし、成長も期待できません。
入塾後に後悔しないためにも、事前に担当講師と話す機会を設けてもらいましょう。
最後の注意点として、マスコミ塾は内定を保証するものではないことを覚えておいてください。
あくまで内定できる「可能性」を高めるためのサポートをしてくれるところなので、ご自身がどれだけ本気で取り組むのかによって内定率は変わってきます。
オススメのマスコミ塾6選
最近ではマスコミ塾の数は増えています。
ここでは、オススメのマスコミ塾を6つに加え、それぞれの特徴や対象エリアなどについてもまとめています。
ただし、塾との相性もありますので、記載している順番はオススメ順ではなく順不同となりますのでご注意ください。
1、阪東100本塾
出典元:阪東100本塾
「マスコミ就職突破のコツは作文にあり」を掲げ、100本の作文を書くことでスピードやスキルを磨いていくことを強みにしています。
作文を書くことで、書類選考や面接の決め手となるエントリーシートの対策になるでしょう。
基本的には塾長が直接個別指導を行ない、個々人のレベルに合わせて進めていきます。
33の通過ポイントを設けており、それをクリアすることで内定率は95%を超えるという実績があります。
- 内定実績:NHK、日経新聞、朝日新聞、毎日新聞、講談社など(2018年度)
- こんな方にオススメ:作文が苦手、作文の力を伸ばしたい方
- 対象エリア:東京、大阪、オンライン
参照ページ:阪東100本塾
2、ペンの森
出典元:ペンの森
ペンの森には、下記の3つの特徴があります。
①1日5名ほどの少人数の生徒とじっくり向き合って、書き・飲み・語る寺子屋スタイル
②塾長だけでなくOB/OGも日々やってくるので、生の声を聞くことができる
③授業回数は、週1回と決まっているわけでなく、何度でも通える
- 内定実績:NHK、毎日新聞、読売新聞、日経新聞、共同通信、時事通信など(2021年度)
- こんな方にオススメ:少人数授業が向いている方、OB/OGとの繋がりを作りたい方
- 対象エリア:東京、オンライン
3、マスコミ・スタディ・フォーラム(MSF)
出典元:マスコミ・スタディ・フォーラム
単に「受かる」だけでなく、「真のマスコミ人」を育てるということを掲げています。
そのため就活生はもちろん、現役でマスコミ業界に勤務する方も通っているのが特徴です。
- 内定実績:朝日新聞、日経新聞、NHK、ベネッセなど
- こんな方にオススメ:受かるだけでなく、マスコミ業界でさらなる活躍をしたい方
- 対象エリア:東京、札幌、オンライン
4、キャリアゼミナール
出典元:キャリアゼミナール
マスコミ業界に限らず、エンタメ業界や大手コンサルなどを希望する方向けに、35年就活指導をしてきた塾です。
過去30年間で3万人以上が参加した「内定ガイダンス」は、各業界ごとの傾向と対策を教えてくれる人気コンテンツとなりました。
- 内定実績:NHK、日本テレビ、TBS,フジテレビ、集英社、小学館など(2024年度)
- こんな方にオススメ:マスコミ業界に限らず就職活動を成功させたい方
- 対象エリア:東京、オンライン
参照:キャリアゼミナール
5、テレビ朝日アスク
出典元:テレビ朝日アスク
マスコミを目指すためのライター・番組制作講座だけでなく、アナウンサーやナレーター・声優になるための勉強もできる塾です。
アナウンサーの求人や求職も同時に運営しているため、就活の幅が広がるでしょう。
- 内定実績:テレビ朝日、日本テレビ、TBS、テレビ東京、NHK、地方局など(2023年度)
- こんな方にオススメ:アナウンサーを目指している方、スキルを伸ばしたい方
- 対象エリア:東京、オンライン
参照ページ:テレビ朝日アスク
6、就活の高田塾
出典元:就活の高田塾
採用プロセスにおいて、必須とされる「作文力」「会話力」、そして「言葉力」を重視する一方で、「書く力」を向上させることが、より魅力的に自己表現するために不可欠であると強調しています。
各種実習を通して、必要なスキルを獲得できるようカリキュラムを編成しているのが特徴です。
忙しい方向けに集中セミナーやオンライン授業も用意しています。
- 内定実績:毎日新聞、読売新聞、朝日新聞、産経新聞、共同通信など(2013~2016年度)
- こんな方にオススメ:書く力を伸ばしたい方
- 対象エリア:東京、オンライン
マスコミ業界の就職難易度
マスコミ業界は非常に人気が高いですが、就職難易度は極めて高いです。
その理由としては、以下の2つが挙げられます。
1、学歴至上主義が残っている
他の業界と比べても、マスコミ業界は学歴を重視する傾向が強いと言われています。
1989年~2017年までの採用データを調査した結果をまとめたデータは、下記の通りです。
マスコミ業界への就職に強い大学ランキング
第1位:早稲田大学(7,039)
第2位:慶應義塾大学(5,289人)
第3位:東京大学(2,758)
第4位:京都大学(1,418人)
第5位:上智大学(1,306人)
第6位:同志社大学(1,021人)
第7位:明治大学(971人)
第8位:一橋大学(914人)
第9位:立教大学(879人)
第10位:中央大学(836人)
上記の通り、早慶上智以上の大学が多く含まれており、いわゆる難関私立大学の数が少ないことが分かるでしょう。
学歴がすべてではないですが、ひとつのハードルであることは間違いありません。
2、採用倍率が高い
マスコミ業界は華やかな業界であるため、就活生から人気です。
実際に、株式会社ディスコが2024年卒の学生を対象に行った調査によると、志望業界に「マスコミ」を挙げている文系男子は14.0%で第8位、文系女子は26.3%で第1位、全体で4位という結果となりました。
採用枠も少ない傾向になるため、競争が激しい業界と言えるでしょう。
マスコミ業界への就活を成功させるためには
マスコミ業界へ就職するには対策を考える必要があるでしょう。
ここでは、どのような対策を取ると効果的なのかご紹介します。
1、マスコミ業界についての理解を深めておく
マスコミ業界以外でも共通することですが、選考に失敗する就活生に多い理由には、「なぜその業界、企業なのかが明確でない」ことが挙げられます。
マスコミ業界は、テレビ、広告、新聞、出版など業種が多いため、それぞれの業種がどんな業種なのか、どんな仕事をしているのかを具体的にリサーチしておくことが大切です。
業界全体の知識はもちろん、自分の志望する業種や職種については事前に情報を深めておきましょう。
2、エントリーシートなどの提出書類は、事前にチェックしてもらう
マスコミ業界は、求人倍率も高く非常に狭き門です。
志望理由や自己紹介など、企業に刺さる内容になっていなければ書類審査が通過できません。
そのため、事前に用意するエントリーシートや履歴書などは、自分だけで作成せず、友人や頼れる人に客観的な視点で見てもらうことをオススメします。
真面目な人ほど自分だけで解決しなければと考え、時間だけが過ぎてしまうでしょう。
目指すゴールはあくまで内定であるため、書類作成にはあまり時間をかけず、面接や筆記試験の対策に移れるように進めてください。
3、マスコミ業界で働いている人に会う
マスコミ業界は、業種・職種によって仕事内容や働き方、給与待遇などが大きく異なります。
そのため、実際にマスコミ業界で働いている人に会って話を聞いてみるといいです。
しかし、非常に忙しく不規則な働き方をしている業界であるため、なかなか直接会う時間を作ってもらうのは難しいでしょう。
そのため、紹介を通じて会えるのが望ましいです。
友人などに声をかけて探してもらうのもひとつの手となります。
内情を知らずに入社をしてしまうと早期退職に繋がるため、自分のイメージと現実のギャップがないかを確認しておきましょう。
上記のような対策が一人ではできない方は、マスコミ塾に入ることをおすすめしていますので、ぜひご検討ください。
最後に、一般的な面接対策を紹介している記事もありますので、是非読んでみましょう。
業界ごとによく聞かれる質問などもありますので、事前に調べて対策しておくと安心です。
参照ページ:
まとめ
本記事ではマスコミ塾について解説しました。
マスコミ塾は、マスコミ業界への就職支援に特化した塾です。
マスコミ塾に入ることで、マスコミ業界への内定率を高められるというメリットが期待できます。
マスコミ業界は人気も高く、競争が激しいため、就職難易度が非常に高いと言えるでしょう。
そのため、対策が自分一人ではできない方は、マスコミ塾に入るのがオススメです。
自分の目的や目指している働き方・キャリアなどに合わせて適切な塾を選択していきましょう。