エンタメ業界ランキング!売上高や年収などさまざまなランキングをご紹介!

エンタメ業界ランキング!売上高や年収などさまざまなランキングをご紹介!

2024/4/21更新

はじめに

就活では業界研究が欠かせません。

業界研究をする理由としても、当該業界の売上高や年収などのランキングが気になるでしょう。

どの企業の売上が多いのか、どの企業の年収が高いのか知っておくと、求人選びの際に参考になります。

本記事では、エンタメ業界について、売上や年収などのランキングをご紹介します。

さらに、エンタメ業界についての基本的な特徴や就職するメリット・デメリットなどもまとめました。

以下のような方に向けた内容になっています。

  • エンタメ業界の売上や年収のランキングが知りたい
  • エンタメ業界はどのような業界なのか知りたい
  • エンタメ業界に就職するメリット・でめりっとを知りたい

エンタメ業界を詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

また、エンタメ以外の業界については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧

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この記事の結論

エンタメ業界は、様々な娯楽コンテンツを通じて人々を楽しませる業界であり、テレビや映画、ゲームや音楽、書籍など幅広い業種が集まっている業界です。

職種としては、企画や運営、マーケティング、営業など、各分野で違いが見られます。

エンタメ業界は社員の平均年収が高い企業が数多く、キャリアによっても大きな違いがあるのも特徴です。

各社特徴を持っており、違いを理解することが必要となるでしょう。

エンタメ業界への就職を目指す場合は、しっかりと業界研究する必要があります。

企業ごとの特色も理解しておくことで、成功へと繋がるでしょう。

本記事ではエンタメ業界について詳しく紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。

エンタメ業界とは?

カメラ エンタメ業界のイメージ

出典元:エンタメ業界

 

エンタメ業界は、エンターテインメント(entertainment)の略を指し、ゲームや音楽、書籍など様々な娯楽コンテンツを通じて人々を楽しませる業界です。

時代の流れや最新技術などに合わせて大きく変化し、トレンドの移り変わりが激しいのが特徴と言えます。

近年では、個人が発信できるメディアも増えているため、エンタメ会社としてどのように差別化をしていくのかが生き残りの鍵です。

自分の好きなことや趣味を仕事にしやすいことから、就活市場でも人気でしょう。

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エンタメ業界の現状・動向

エンタメ業界の現在の状況や動向について知っておくことは重要です。

以下では、3つのトピックに分けてエンタメ業界の現状・動向をご紹介します。

トピック1:業界規模が国内でもトップクラス

2018年時点での数値にはなりますが、経済産業省・商務情報制作局がまとめた「コンテンツの世界市場・日本市場の概観」によると、日本のエンタメ業界の市場規模は約10.8兆円です。

コロナの影響で一時的に市場規模は縮小しましたが、株式会社ヒューマンメディアの毎年恒例の国内コンテンツ市場規模調査によれば、2022年の日本のコンテンツ市場は前年比4.3%増の14兆6,786億円で、過去最大となりました。

 

参照ページ

【例文付き】エンタメ業界の内定を勝ち取る方法3選!

コンテンツの世界市場・日本市場の概観

「日本と世界のメディア×コンテンツ市場データベース2023 Vol.16【速報版】」

トピック2:市場の変化が激しい

エンタメ業界といえば、テレビや映画が主力メディアとイメージされやすいでしょう。

しかし昨今はメディアが多様化しています。

インターネット・スマートフォンの普及により、動画配信サイトやSNSで手軽にいつでも見られるコンテンツの需要が増えています。

コロナの影響も落ち着いた今後は、ライブなどリアルなコンテンツの市場も拡大していくと考えられるでしょう。

このように、エンタメ市場は常に新しい技術によって激しく変化していきます。

 

参照ページ

エンタメ業界にはどんな仕事がある?今後の動向や転職先の探し方、適性について解説

エンタメ業界の未来は?

並んで立つ10人の男女 社会人イメージ

エンタメ業界がこれからどのように変化していくのか、就活する上で気になる方は多いでしょう。

以下ではエンタメ業界の今後についてご紹介します。

トピック1:デジタル関連コンテンツ×サブスクリプションが主流

エンタメ業界の中でも、成長著しいのはデジタル関連のコンテンツです。

スマートフォンやインターネットの普及により、いつでもどこでも手元でコンテンツを見ることができるようになりました。

デジタル技術も日々進歩しており、益々伸びていくジャンルと言えるでしょう。

中でも、サブスクリプション方式のサービスが増えてきたことで、より日常から切り離せない存在となっています。

特にコロナ禍の巣ごもり需要もあり、家で楽しめるサブスクリプション型の映画やアニメ、アプリ、ゲームなどを利用する人が増えてきました。

 

参考ページ

エンタメ業界の今後とは 成長する業界や求められるサービスは?

トピック2:今後成長が期待される業種も多い

エンタメ業界の中でも、特に今後成長が期待されている業種は以下の4つです。

  • ゲーム業界(e-sports)
  • AR、VR技術
  • 5G×動画配信サービス
  • ライブ配信サービス

 ゲーム業界では特にe-sportsが世界的にも拡大しており、国内でも大会が行なわれるなど盛り上がりを見せています。

例えば、NPB(日本野球機構)はコナミとの提携で「eBASEBALL プロリーグ」を開催し、FIFA(国際サッカー連盟)は「eクラブワールドカップ」を主催しています。

AR(拡張現実)やVR(仮想現実)は、自宅にいながら違う土地の景色を楽しめるため、旅行やライブとの相性が良い技術と言えるでしょう。

メタバースと呼ばれる仮想空間を活用したコンテンツも増えています。

動画配信サービスは、5Gの普及によりこれまで以上の高速配信・多数同時接続が実現され、より臨場感や綺麗な映像を楽しめるようになりました。

サブスクリプション形式で見られる動画コンテンツも増えているため、今後ますます日常に浸透していくでしょう。

ライブ配信サービスは、Webサイトやアプリを通じて映像をリアルタイムに配信し、より臨場感のあるコミュニケーションをユーザーと交わせるものです。

そのため様々なビジネスへと繋げられるでしょう。

個人の方も気軽に参画できる市場であり、市場規模も2021年時点で314億円まで伸びています。

このような市場が拡大している業種は売り手市場になりやすく、給与などの待遇面も改善する可能性があるので、就活する上では狙い目となります。

 

参照ページ

【例文付き】エンタメ業界の内定を勝ち取る方法3選!

エンターテイメント業界の業界研究|現状と今後の課題や志望動機の例

ライブコマースの日本における市場規模とは?成功事例や現状、今後の展望について徹底解説

エンタメ業界の大手企業ランキング

女性と長距離バス

エンタメ業界の平均年収ランキング

エンタメ業界の年収ランキングとして、国内約510万社の企業データベースを保有する「SalesNow DB」のデータから、「エンタメ業界の平均年収ランキング」を紹介します。

 

1位:TBSホールディングス 1586万円

2位:WOWOW 1051万円

3位:ヤマハ 934万円

4位:東映 863万円

5位:松竹 833万円

 

エンタメ業界は業種が非常に多いため、業界全体の平均年収は調査できませんでした。

ですが、全国平均の年収が458万円であることを考えると、 全国平均よりも非常に高い水準と言えるでしょう。

 

参照ページ:

「エンタメ業界平均年収」ランキング! 2位「WOWOW」、1位は?

令和4年 民間給与実態統計調査結果の概要

国税庁:民間給与実態統計調査

エンターテイメント業界を徹底解剖!年収、業務内容、対策方法は?

エンタメ業界の売上高ランキング

エンタメ業界の売上高ランキングをご紹介します。

業種が多岐に渡るため業界全体での比較は難しいので、上記の平均年収ランキング上位の企業についてまとめておきます。

 

1位:TBSホールディングス 3,681億円 ※2023年3期

2位:WOWOW 771億円 ※2023年3月期

3位:ヤマハ 4,514億円 ※2023年3月期

4位:東映 1,743億円 ※2023年3月期

5位:松竹 854億円 ※2024年2月期

引用ページ:株探

エンタメ業界の従業員数ランキング

エンタメ業界の企業の従業員数ランキングをご紹介します。

エンタメ業界全体の中で従業員数が多い企業を調べることは難しかったため、参考に上記の年収ランキングに入っている5社についてご紹介します。

 

1位:TBSホールディングス 58人 ※2023年3月31日現在

2位:WOWOW 307名 ※2023年3月31日現在

3位:ヤマハ 20,027人 ※連結

4位:東映 384名 ※2024年3月31日現在

5位:松竹 597名 ※2023年2月28日現在

 

楽器の製造を行なっているヤマハは、工場の人員なども含まれるため従業員数が非常に多いです。

しかし、その他の企業は売上や規模に比べると少ない印象に感じるでしょう。

エンタメ業界では、コンテンツが主役であることが一般的であり、制作や企画・運営を担う母体は少数精鋭となっています。

 

参照ページ:

TBSホールディングス

株式会社WOWOW

ヤマハ株式会社

東映株式会社

松竹株式会社

エンタメ業界の職種

エンタメ業界の中には、様々な業種があります。

代表的なものとしては、テレビ・ラジオ・映画・舞台・音楽・動画配信・アニメ・ゲーム・出版・遊園地、レジャーなどです。

就活をする際には、エンタメ業界を目指すというだけでは幅が広いので、エンタメ業界の中でどの職種を志望するかを事前に明確にしておきましょう。

業種にもよりますが、エンタメ業界の主な仕事内容は以下の通りです。

  • コンテンツ制作:作品の企画から制作までプロデュースやサポートを行います。
  • 宣伝:作品をヒットさせるためのプロモーションを行います。
  • 企画運営:企画、演出、プロデュース、制作全般を行い、イベントの運営も担当します。
  • マーケティング:コンテンツの営業や販売に関する業務を行います。
  • デザイン制作:コンテンツに関するデザイン制作を行います。
  • 営業:集客のための営業やプロモーションイベント企画、運営を担当します。
  • 新人スカウト&育成:スカウトやオーディションなどで発掘した人材をプロに育成します。
  • マネージメント:仕事のスケジュール管理や活動のサポートを行います。

 

就活では業種だけでなく、そのような仕事内容をしたいかということもイメージしておくことが重要です。

参照ページ:

【例文付き】エンタメ業界の内定を勝ち取る方法3選!

エンタメ業界で働くメリット

笑顔の女性

エンタメ業界で働くと、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここでは代表的な2つのメリットについて解説していきます。

メリット①好きを仕事にできる

エンタメ業界は、「自分の好き」を仕事にしている人が多い業界です。

コンテンツを楽しむ側から、コンテンツを制作し発信する側になることは、大きな魅力と言えるでしょう。

自分が好きな事に対して、ワクワクしながら働いていきたいという方にはオススメです。

メリット②新人でも活躍ができる環境

エンタメ業界は、流行の最先端の技術やコンテンツに触れることも多いため、情報感度の高い若年層の割合が高い業界です。

採用人数が少ない企業も多いので、新入社員から即戦力として活躍しやすいでしょう。

例えば、芸能プロダクションであれば、1年目から超大物タレントの付き人になれる可能性があります。

年次が上がっていけば役職や権限も大きくなり、より影響力のあるコンテンツに関わることができるでしょう。

若い時から活躍・成長したいという意欲のある方に向いています。

 

参照ページ

【新卒1年目エンタメ社員が感じるエンタメ業界の魅力】

エンタメ業界で働くデメリット

並んで歩く2人の女性 足元

エンタメ業界で働くことはメリットだけではありません。

職業柄求められることが人によっては、耐えられない程辛いこともあります。

メリットだけで決めるのではなく、自分の適性も確認した上で進むべきかどうかを判断していきましょう。

エンタメ業界で働くデメリットには下記のようなものがあります。

デメリット①業種・職種によって給与が大きく変わる

エンタメ業界には多様な業種・職種があり、勤める企業の規模やサービスにより給与水準が大きく変わってきます。

事前のリサーチ不足のまま就職先を決めてしまうと、収入の少なさに苦労してしまうでしょう。

そのため、事前に志望する職種や企業の給与水準は調査しておくといいです。

デメリット②働き方が不安定

エンタメ業界では、レジャーやアミューズメント施設の運営が主な職種として挙げられます。

特に土日や祝日が最も賑わう業態が多くあるでしょう。

イベントや撮影での急な予定変更やトラブルなどにより、曜日や時間帯に関係なく、仕事に駆り出されてしまうことも考えられます。

プライベートを優先したい人にはあまりオススメできません。

デメリット③倍率が高い

例として、映画業界の大手企業の就職倍率を紹介します。

エンタメ業界でも人気の業種ですが、ほかの業種も含めて採用人数が少ない上に希望者も多いため、就活の難易度は高いと言えます。

映画業界の大手企業の就職倍率

  • 松竹…199.2倍
  • 東映…184.6倍
  • 東宝…420倍

 

参照ページ

総合エンタメ業界

エンタメ業界に就職するための対策

PCを見ながら面談する女性

エンタメ業界へ就職するには対策を考える必要があります。

どのような対策を取ると効果的なのかご紹介します。

1、エンタメ業界についての理解を深めておく

エンタメ業界以外でも共通することではありますが、選考に失敗する就活生に多いのは、「なぜその業界、企業なのかが明確でない」ということです。

業界全体の知識はもちろん、自分の志望する業種や職種については事前に調査をしておきましょう。

コンテンツを作るエンタメ業界には、『納期』が必ず存在しているため、時には納期に間に合わすための追い込み作業が発生します。

そのような働き方も踏まえた上で、それでも熱意をもって取り組みたいんだという想いをアピールしましょう。

2、世の中のトレンドを常に把握しておく

エンタメ業界は、世の中の求めるものや消費者のニーズに合わせてコンテンツを制作しなければなりません。

そのため、常にアンテナを張り、世間のトレンドを把握していく必要があります。

特に近年はインターネットやSNSの影響で、流行の変化が非常に早くなっています。

トレンド情報を誰よりも早くつかみ、自分なりに表現できる力は大きなアピール材料になるでしょう。

3、エンタメ業界で働いている人に会う

エンタメ業界では、新卒社員の募集人数が少ないケースも多いため、企業情報があまり公開されていません。

そのため、実際にエンタメ業界で働いている人に会って話を聞いてみることがオススメです。

一見華やかな業界に見えますが、裏方仕事や見えないところでの努力が必ず必要です。

内情を知らずに入社してしまうと早期退職に繋がるため、自分のイメージと現実のギャップがないかを確認しておきましょう。

 

また、具体的な面接対策を紹介している記事が他にありますので、是非合わせて読んでみてください。

【面接対策】就活で抑えたい時事問題の出題傾向と対策方法とは

ジョーカツ 面接対策

エンタメ業界の就職は難しいといわれる理由は?成功させるコツも解説

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まとめ

エンタメ業界は、時代の流れに合わせて次々に新しいコンテンツが生まれていく変化の激しい業界です。

常に最新の知識が必要で勉強もしなければいけません。

仕事も変則的で激務が続く場合がありますが、それ以上の報酬や楽しさが得られるのもエンタメ業界の魅力です。

業種や職種によって、働き方や待遇も大きく異なりますので、本記事で紹介したランキングを参考にした上で業界研究を進めて応募企業を選びましょう。

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