役員面接で刺さる逆質問を厳選15例!役員面接攻略のポイントも合わせて紹介

役員面接で刺さる逆質問を厳選15例!役員面接攻略のポイントも合わせて紹介

2024/4/21更新

はじめに

本記事では役員面接(最終面接)で面接官に刺さる逆質問15選や気を付けるべきポイントなどを詳しく説明していきます。

結論としては、役員面接では入社意欲や入社後の具体的なキャリアプランをアピールできるような逆質問をすべきでしょう。

また、役員面接は普段接することが少ない経営層の人々と顔を合わせる貴重な機会であるため、役員にしか聞けない質問をすることで質問力を示すこともできます。

役員面接(最終面接)でも、しっかりと対策しなければ落とされてしまうこともあるため、志望度の高い企業であればあるほど準備は必須です。

 

この記事は特に以下のような就活生に向けて書かれています。

  • 一次・二次面接での逆質問と役員面接(最終面接)での逆質問の違いを知りたい
  • 逆質問を求められても何を聞けばいいのかわからない
  • してはいけない逆質問があるのか知りたい

これらの疑問を持つ就活生の皆さんは、ぜひ最後までご覧ください!

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役員面接の基本的なポイント

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役員面接の評価基準

採用過程の最後に位置する役員面接(最終面接)は、就活生の入社後に適応できるかどうかや持続可能性を見極める目的で実施されます。

以下に、役員面接における評価基準についてのポイントを紹介するので、参考にしてください。

入社意欲

役員面接では、学生が実際にその企業で働くことに対してどれだけ情熱を持っているかが評価されます。

ここでのポイントは、ただ興味を持っているというレベルを超え、入社して何を成し遂げたいか、どのように企業の成長に貢献できるかを具体的に示すことが求められます。

たとえば、入社後に特定のプロジェクトをどのように進めていきたいか、または就活生が持つポテンシャルが会社のどの課題解決につながるかを詳細に説明する必要があるでしょう。

また、企業の使命や価値観、文化にどの程度理解と共感を持っているかも重要です。

これらを具体的に説明することで、面接官は就活生が本当に入社する意欲があるのかどうかを感じ取ることができるでしょう。

単に就職するための企業を探しているのではなく、企業のビジョンと自身のキャリアイメージがどのように一致しているかを明確に示すことを意識することをおすすめします。

入社意欲をその企業で実際に働くイメージと熱意とともに強く伝えることで、役員の目には単なる就活生ではなく、採用すべき人材として映るようになるのです。

適応性と柔軟性

役員面接においては、就職を目指す学生がさまざまな状況に対してどれだけ柔軟に対応できるかが評価されるのです。

企業は、さまざまな状況下でも柔軟に対応し、積極的に挑戦できる人材を求めています。

特に、希望した部門や役割に就けなかったとしても、他のプロジェクトや任務に対して前向きな姿勢を見せることができるかが重要視されます。

これは、未来のビジネス環境の変化に対応できる力を持つ人材が求められているからです。

たとえば、マーケティングを志望していた学生が、初めに与えられた役割が顧客サポートだったとき、その状況で学び、成長しようとする気概があるかどうかが問題となります。

つまり、顧客サポート業務ではプロジェクトの管理や顧客関係を構築するスキルを獲得することができ、後にマーケティングの役割でそれを活かすことができると前向きに捉えることが求められるのです。

このように、適応性と柔軟性を示すことは、就職活動においてあなたが多様な業務に対応できるだけでなく、不確実な状況にもポジティブに取り組めることをアピールする絶好の機会となります。

これらの特性は、どんな業界においても高く評価されるため、役員面接では積極的にアピールしていきましょう。

長期的な視点と企業への貢献

企業は、新入社員がすぐに利益を生むことは期待していませんが、長期的に見て会社に貢献してくれそうな人材を求めています。

これは、持続可能な成長と企業の将来の成功を保証するためであり、役員面接では特に見られるポイントです。

具体的には、就活生がどのように自身のスキルと経験を活かして企業の目標達成に寄与し、チームやプロジェクトの成果を向上させるかを考慮します。

そのため就活生は、自分のキャリアプランとそれが企業の長期的なビジョンや目標とどのように一致するかを示す必要があるでしょう。

これにより、企業は就活生がただ仕事を探しているだけでなく、企業とともに成長することを目指していると感じられます。

このように、長期的な視点で企業に貢献する意欲を示すことは、学生が面接や履歴書、自己PR文でアピールすべき重要なポイントです。

特に役員面接の面接官は、一緒に働いていくと言うよりも、企業の今後の方針を決定していく立場の人々であるため、就活生のキャリアビジョンと企業が成長したい方向性が一致するかが判断されます。

人間性と価値観

企業はスキルだけでなく、就活生の人間性や個人の価値観も重視しています。

そのため役員面接では、単に業務をこなせる能力だけでなく、就活生の性格や個々の信念が企業の理念や文化に適合しているかが見られます。

これは、長期的に健全な職場環境を維持し、チームワークを促進するために不可欠な要素だからです。

企業は役員面接を通じて、新しい社員が既存のチームに溶け込み、共有された目標に向かって協力できるかどうかを見極めたいと考えています。

就活生が同僚や上司と建設的な関係を築けるか、意見の相違があった際にどのように対処するか、また困難な状況での対応能力など、人間としての成熟度が評価されるのです。

 

以上が役員面接での評価基準です。

就活生の皆さんはこれらのポイントを意識して準備を整えると良いでしょう。

役員面接で逆質問がある理由

役員面接では、就活生からの逆質問が非常に重要な意味を持ちます。

この段階での逆質問は、ただの形式ではなく、就活生が持っている入社意欲と企業とのマッチ度を測るために求められるのです。

以下に、役員面接で逆質問が求められる主な理由を解説します。

疑問や不安の解消

企業側は、採用する学生が入社する際に持つ可能性のある不安や疑問を事前に解消しておきたいと考えています。

というのも、逆質問を通して疑問や不安を解消することで、内定後の辞退を防ぎたいからです。

役員面接では、これまでの面接官からは聞くことのできなかった疑問を解消することを目的として逆質問の機会が与えられます。

入社意欲の確認

役員面接では、就活生が本当にその企業で働く意欲があるかどうかを見極めようとします。

逆質問は、その内容から、学生が企業に対してどれだけ興味を持ち、情報を集めているかが明らかになります。

そのため、面接官は就活生の入社意欲を確かめる意味でも逆質問を求めるのです。

質問力と対話能力の評価

役員面接では、逆質問を通じて就活生の質問力や対話能力も評価します。

逆質問では、就活生が企業研究を十分に行っているか、また企業研究をしたうえで情報をきちんと処理することができているかを確認することができるのです。

これは職場でのコミュニケーションやチーム内での協働を円滑にする重要なスキルであるため、役員面接で評価される項目の一つと考えて良いでしょう。

 

参照ページ:

【一次・二次・最終面接】面接官の評価軸・ポイントまとめ

面接の評価基準は意外と単純?評価項目や良い評価を得る方法を解説

最終面接の逆質問30選! 内定をつかむ必須準備と差別化のコツを解説

役員面接で逆質問をするための準備

PCを見る3人の女性 就活生イメージ

役員面接では、経営層が直接関わる経営戦略や方針に触れることのできる機会があります。

そのため、自分の将来像や会社とのマッチ度の高さをアピールするためにも、事前の準備が非常に重要です。

ここでは、役員面接での逆質問を行う際に重要な3つの項目について解説します。

自己分析や業界研究を反映させる

自己分析と業界研究は、役員面接での逆質問を考えるうえで最も重要な基盤となります。

まず、自己分析を通じて自分の強み、弱み、興味がある業務領域やキャリアプランを明確にしましょう。

これにより、自分のスキルや経験が企業のどの部分に貢献できるかを具体的に示すことができるはずです。

次に、業界研究では、その業界の現在のトレンド、将来性、主要なプレイヤーとその戦略などを理解する必要があるでしょう。

これにより、面接時に業界の深い知識を背景に持つ質問をすることができ、役員に対して自分がその業界で働くことと真摯に向き合っている姿勢をアピールしましょう。

逆質問で聞きたいことの目的を明確にする

逆質問を準備する際は、何を聞きたいのか、そしてその質問を通じて何を得たいのかといった目的をはっきりさせることが大切になります。

たとえば、「将来的に御社はグローバルな事業展開を考えていますか?」という質問は、自身の国際経験を生かしたいという意向を示す良い機会です。

また、役員に対して「企業文化の形成における最も重要な要素は何だと考えますか?」と尋ねることで、その企業の内部の価値観や優先順位を理解し、自身がどのようにフィットするかを考察する手がかりを得られます。

HPなどで事業内容や企業理念を確認する

企業のホームページや公式発表資料は、事業内容、企業理念、最新の取り組みなどを理解するための重要な情報リソースです。

これらの情報を事前にしっかりと把握しておくことで、面接官に対して企業が展開している事業や理念に基づいた洞察力の高い質問ができるはずです。

例えば、「貴社の企業理念には〇〇とありますが、これは具体的にどのような取り組みを通じて実現されているのですか?」といった質問は、企業理念に対する理解を示すとともに、実際のビジネス運営におけるその理念の適用方法を知ることができるでしょう。

役員面接で刺さる逆質問15選

PCを見ながら面談する女性

面接全体に言えることですが、特に役員面接では入社意欲や具体的なキャリアプランなどをアピールする必要があります。

逆質問もまた「入社意欲」と「キャリアプラン」をアピールするチャンスであり、戦略的に質問する内容を考えておくと良いでしょう。

役員に刺さる逆質問のポイントは、これまでも説明してきたように、実際に企業で働くビジョンを具体的に示すことです。

以下に逆質問の例を挙げますので、参考にしてください。

企業に関する逆質問

  • 御社の基本的な価値観や理念は、実際の業務やプロジェクトにどう反映されていますか?
  • 顧客やステークホルダーとの良好な関係を築くために重視しているコミュニケーション戦略は何ですか?
  • 御社の経営方針とビジョンを実現するために、どのような戦略や具体的な取り組みが行われているのでしょうか?
  • 御社のサービスは競合と比べて〇〇の面で優れていると考えますが、他の優位点についても教えてください。
  • 御社の事業展開について、今後何か変更は予定されていますか?

入社後に関する逆質問

  • 入社が叶えば〇〇事業への参画も望んでいますが、成果に応じてチャレンジは可能ですか?
  • 御社の主要事業である〇〇において、成功している社員に共通するスキルや心構えは何ですか?
  • 御社での勤務にあたって最も重視すべき点は何ですか?
  • 御社での業務成果はどのような基準で評価されますか?
  • 御社の経営戦略について、私は〇〇の観点から考えているのですが、実際に働く際にはどのように経営戦略を意識すべきですか?

企業への貢献を見据えた逆質問

  • ◯◯ポジションで期待される役割や責任、具体的な成果例について教えてください。
  • 社長目線で、御社でどのようなタイプの社員が成功していると感じますか?
  • 業務成果の評価方法やフィードバックの流れについて説明していただけますか?
  • 社長はどのような資質の人を管理職に昇格させたいと思っていますか?
  • ◯◯事業に強い興味がありますが、成功するために必要な能力は何ですか?

 

以上のように、ただホームページを見ただけではわからないような質問をすると評価されやすい傾向にあるでしょう。

なぜなら、企業研究をどれだけ熱心にやっているかや志望度の高さが伝わるからです。

また、一般社員では答えることができないような質問をすることで、質問をすること自体の意味を最大化してください。

意味ある質問をされた面接官である役員の方々は、その就活生により強い関心を向けるはずです。

役員面接でNGな逆質問

女性の横顔のシルエット

「特にありません」

逆質問を求められた際に「特にありません」と答えるのは避けた方が良いでしょう。

「特にありません」という回答は、志望度や熱意が低いと捉えられ、就活生の印象を損ねる原因になります。

特に最終面接では、企業は就活生の志望度を重視しており、積極的な質問が期待されていると考えてください。

複数回の面接を通してすべての疑問が解消されたとしても、経営層だけが回答できる内容の質問を事前に準備することが望ましいです。

たとえば、企業の将来戦略に関する深掘りや、経営理念や価値観の具体的な実現方法について尋ねるなど、これまで挙げてきた質問をしてください。

 

質問事項がどうしても思い浮かばない場合は、自己PRや強化したい志望動機を改めて伝えることも良いかもしれません。

しかし、単にこれまでの面接で話したことと同じ内容を繰り返すのではなく、「本日の面接からさらに御社で働く意欲が増しました」といった言葉を添えることで、入社意欲をアピールできるはずです。

逆質問は、面接の一環として、就活生の興味や質問力、さらにはコミュニケーション能力を見る機会でもあります。

そのため、「特にありません」という回答は避けるべきであり、逆質問の機会を積極的に自己表現の場として活用することが求められるでしょう。

役員面接で聞く必要のない質問

役員面接では、面接官が就活生の熱意だけでなく、TPOを理解しているかを見極める場です。

そのため、役員に対して不適切な質問をすることは、就活生の評価を下げる可能性があります。

以下に役員で聞く必要がない、あるいは聞くべきではない質問を解説します。

日常的な業務詳細に関する質問

「営業の1日のスケジュールはどうなっていますか?」や「研究職はどのように昇進していくのですか?」などの質問は、役員ではなく一般社員や人事部が答えるべき質問です。

このような質問を役員にしてしまうと、TPOを理解できない学生ではないかと疑われてしまいます。

そのため、役員面接では経営や企業の基本的な価値観、あるいは企業の将来について質問することが望ましいでしょう。

カジュアルな社内情報に関する質問

「出社時の服装はどうですか?」や「どこでランチを取ることが多いですか?」などの質問は、役員にとっては回答する必要がないように思えてしまいます。

言うまでもなく、役員面接ではこのようなカジュアルすぎる質問をすることは避けましょう。

企業のデリケートな情報への直接的質問

企業の不祥事や敏感な問題について直接役員に聞くことは避けた方が良いです。

そのような情報はニュースや新聞など公的な情報源から得るものであり、面接で聞くことはマナー違反と捉えられることがあります。

ホームページに載っている情報に関する質問

「企業理念は何ですか?」や「どのような商品やサービスを扱っていますか?」といった質問は、ホームページで簡単に知ることが出来るため、役員面接でこれらの質問をすると事前準備が不足していると見なされます。

 

役員面接での逆質問は、就活生が企業に対して持つ深い興味と理解を示す機会です。

適切な質問を準備することで、自身のポジティブな印象を面接官に与えることができ、面接の成功に繋がるでしょう。

福利厚生や離職率、残業に関する質問

これまでも繰り返し述べているように、役員面接は就活生の業務への熱意と企業に対する理解を評価する重要な場です。

しかし、福利厚生や労働条件に関する質問は、待遇面への関心が高すぎると見なされ、面接官にマイナスの印象を与える可能性があります。

福利厚生の詳細を重視する質問は、就活生がその他の重要な業務要素よりも福利厚生を優先していると見なされがちです。

これにより、企業は就活生の仕事に対する姿勢を疑うかもしれません。

次のような質問は避けた方が無難でしょう。

長期休暇の取得可能性

「長期休暇は取得できますか?」という質問は、業務へのコミットメントよりもプライベートを優先する意思表示と受け取られることがあります。

残業時間を聞く

「残業時間はどれくらいですか?」と尋ねることは、業務の効率やチームでの働き方に対して考慮するよりも、自身の労働条件への関心を優先していると見られかねません。

ボーナスの支給実績

「前年のボーナスの支給実績を教えてください。」という質問は、金銭的な報酬を過度に重視していると解釈される可能性があります。

 

もし福利厚生や労働条件について確認したい情報がある場合、それらの質問は内定を受けてから、人事部門に直接尋ねることが適切です。

面接の場では、企業の将来のビジョンや事業内容、自身のキャリア成長への貢献に関連する質問に焦点を当てることが望ましいでしょう。

まとめ

役員面接での逆質問は、就活生の皆さんが持つ熱意や具体的なキャリアプラン、企業理解の深さをアピールする絶好のチャンスです。

この段階での逆質問は、入社後のあなたの行動や思考を予測する重要な手がかりとなり、面接官に強い印象を残すための重要な要素となります。

逆質問を通じて、自分がその企業でどのように成長し、貢献できるかのビジョンを具体的に示し、面接官にあなたのポテンシャルとマッチングを理解してもらいましょう。

また、事前の準備は必須であり、企業研究を怠らず、自己分析をしっかりと行うことが成功への鍵となります。

役員面接での逆質問は、あなたの就職活動の成否を左右するだけでなく、将来のキャリアに大きな影響を与える可能性があるため、慎重にかつ戦略的にアプローチすることが求められるのです。

ぜひこの記事を参考にして、面接官の印象に残る逆質問をして内定を獲得してください!

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