【就職活動】総合電機メーカーランキング!人気企業の概要や内定獲得のために抑えておくべきポイントを解説します!

【就職活動】総合電機メーカーランキング!人気企業の概要や内定獲得のために抑えておくべきポイントを解説します!

2024年8月15日更新

はじめに

本記事では、世界中で事業を展開する企業が多数属する「総合電機メーカー業界」をランキング形式で紹介していきます。

 

「総合電機メーカーの概要は?」

「総合電機メーカーをランキング形式で確認したい!」

「総合電機メーカーの上位企業から内定を獲得するためのポイントはなに?」

 

上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!

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総合電機メーカーの概要

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電子機器は主に「BtoB向け」の業務用に製造される機器と、「BtoC」向けの家庭用の機器に大きく分類することができますが、総合電機メーカーはそのいずれも扱う企業の総称です。

電機メーカーは戦後の日本経済の発展に大きく寄与し、高い技術力をもとに「三種の神器(白黒テレビ・冷蔵庫・洗濯機)や3C(クーラー・カー・カラーテレビ)など、仕事や生活に欠かせない画期的な製品を生み出しています。

 

現在製造されている「電子機器」は多岐に渡りますが、業界内では大きく7つ(家電、重電、空調、OA機器、時計、電子部品、半導体)に分類されています。

業界規模は約85兆円でとても大きいですが、現在も様々な技術・設備への投資が盛んに行われていることから、今後も世界的に市場規模が拡大していくと見られています。

直近で見ても国内では売上高や利益率が上昇していて、「半導体や電子部品、時計、空調、重電」の5分野が好調です。

特に新型コロナウイルスの感染拡大が起きた2020年以降は「半導体」の需要が大きく高まり、現在も「テレワークの普及・自動車の需要増・データセンターの需要増」などが要因となって半導体の需要を上げています。

 

一方で総合電機メーカーは課題も抱えていて、具体的には下記の通りです。

  • ペーパーレス化の風潮によるOA機器の需要減

従来は「紙」を用いていた事業の多くを「クラウド上」で行えるIT技術が生まれ、また環境問題を考慮した「ペーパーレス化」に向けて各企業が動いています。

そのため紙に関わる電子機器(印刷機)などの需要が下がり、今後対策をしていく必要がある分野といえます。

  • 社会問題の影響を受ける

人口が減ると相対的に消費者や消費数が減っていくため、今後の日本国内でますます深刻化すると言われている「少子高齢化」「人口現状」の問題は、総合電機メーカーをはじめ各産業に打撃を与えます。

  • 海外市場の需要減

国内を代表する総合電機メーカーは「海外市場」に積極的に参入し、多くの収益を海外で得てきました。

しかし近年は先進国が不況に陥り、かつ韓国や中国発の電機メーカーが台頭してきたことで、海外市場で苦戦を強いられています。

上記では課題を記載しましたが、日立製作所・三菱電機をはじめとして総合電機メーカーの多くは未だに莫大な売上高を誇っているため、今後は課題を克服しながら世界をさらに業界として成長していくという期待が寄せられます。

 

参照ぺージ

電気機器業界の動向、ランキング、現状など | 業界動向サーチ

【電機業界研究】「現状」「今後の動向・将来性」-業界研究はMayonez

総合電機メーカー8社を徹底比較|将来性やビジネスモデルも解説します | Bizual|通年採用時代のキャリアサービス

ランキング上位の企業によく当てはまる特徴とは?

上記では総合電機メーカーの定義や市場の動向・課題について記載しました。

戦後から日本の経済を支えてきたことから、自動車産業と共に「日本の基幹産業」と称しても過言ではないと考えます。

そして次の章では総合電機メーカーを複数の指標をもとにランキング形式で紹介していきますが、先にここでは総合電機メーカーに関わらず「ランキング上位の企業によく当てはまる特徴」について記載します。

学生から人気企業に選ばれる理由によく挙がる指標にもなっているため、ぜひ目を通してみてください。

安定した経営基盤を誇る

ランキング上位の企業によく当てはまる特徴の1つ目は、「安定した経営基盤を誇る」という点です。

従業員満足度を上げていくための政策を実施していくためには、「経営が安定している」ことが欠かせません。

経営が不安定な企業の場合は、将来的な見通しを立てることができないことから福利厚生やボーナスに多くのお金を充てることができないためです。

一般的に「ホワイト企業」と呼ばれる企業は、従業員向けのサービスが充実していることから「人気企業」になることが多いですが、業界内で確固たる地位を築いていることから財務状況も安定しているケースが多く見られます。

年収が高い

ランキング上位の企業によく当てはまる特徴の2つ目は、「年収が高い」です。

サラリーマンとして働く方の多くは「生活するために必要なお金を稼ぐ」ために仕事をしていると考えられます。

また年収が高ければ豊かな生活を送れると考えることができることから「年収が高い」という点は多くの社員のモチベーションに繋がるでしょう。

そのため、「平均年収〜万円以上の企業が良い」という軸をもって企業選びをする学生も少なくありません。

ワークライフバランスが充実している

ランキング上位の企業によく当てはまる特徴の3つ目は、「ワークライフバランスが充実している」という点です。

先ほども記載した通り、高い年収を稼ぎたいと思う要因は「充実した私生活」を送りたいという理想があるため、ワークライフバランスは多くの社員が重要視します。

また年収が高い企業の中には、高い年収と引き換えに「激務」を強いられるケースもあるため、高年収かつ「仕事とプライベートの両立」を叶えることができる企業は、より重宝されて人気企業とされていることが多いです。

社員の定着率が高い

ランキング上位の企業によく当てはまる特徴の4つ目は、「社員の定着率が高い」という点です。

社会人になると多くの時間を「職場」で「企業に属する社員」と過ごすことになるため、職場環境がよければ生活の充実度自体も上がってきます。

そして一般的に職場環境が良ければ、入社した社員の定着率も高くなると考えることができるはずです。

社員の定着度については、企業が発表する「離職率」などで参照できますが、離職率が高い企業が必ずしも「職場環境が良くない」という訳ではないため、企業の口コミも調査しながら総合的に判断するようにしましょう。

 

参照ページ

優良企業の特徴とは|新卒の定着率が高い企業5社を紹介 | キャリアパーク就職エージェント

総合電機メーカーランキング

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先ほどは、国内の企業すべてに焦点をあてて「ランキング上位によく当てはまる特徴」について紹介しました。

総合電機メーカーは国内を代表する大企業が多く、上位にランクインする企業は就活生からの人気が高いです。

そのように「企業としてのレベルが高い」ともいえる総合電機メーカーを「売上高」「平均年収」の2項目で、ランキング形式で紹介します。

総合電機メーカーの「売上高」ランキング

順位企業名売上高
1位株式会社日立製作所10兆2,646億円
2位ソニー株式会社9兆9,215億円
3位パナソニック株式会社7兆3,887億円
4位三菱電機株式会社4兆4,767億円
5位富士通株式会社3兆5,868億円
6位キヤノン株式会社3兆5,133億円
7位株式会社東芝3兆3,369億円
8位日本電気株式会社(NEC)3兆140億円
9位シャープ株式会社2兆4,955億円
10位東京エレクトロン株式会社2兆38億円
11位ニデック株式会社1兆9,181億円
12位TDK株式会社1兆9,021億円
13位京セラ株式会社1兆8,389億円
14位株式会社村田製作所1兆8,125億円
15位株式会社リコー1兆7,585億円

総合電機メーカーの「平均年収」ランキング

順位企業名平均年収
1位ソニー株式会社1,057万円
2位マクセル株式会社1,043万円
3位株式会社日立製作所902万円
4位株式会社東芝867万円
5位オムロン株式会社828万円
6位株式会社リコー827万円
7位日本電気株式会社(NEC)814万円
8位三菱電機株式会社806万円
9位富士通株式会社803万円
10位象印マホービン株式会社794万円
11位パナソニック株式会社774万円
12位キヤノン株式会社760万円
13位シャープ株式会社759万円
14位株式会社山善742万円
15位株式会社JVCケンウッド729万円

 

日立製作所が売上高「10兆円」を超えることに加え、全産業の平均年収「458万円」を大きく上回っている企業が多数あることが分かりました。

また売上高が高いと必ず平均年収も高いという訳ではなく、売上高でランク外になっている複数の企業が平均年収になるとトップ15以内に入っている点も総合電機メーカーの特徴です。

 

参照・引用ページ

【年収/売上別】総合電機メーカーランキング一覧 | メーカー比較,課題,将来性,今後の課題も | 就活の教科書 | 新卒大学生向け就職活動サイト 

電気機器業界 売上高ランキング(2021-2022年) | 業界動向サーチ

総合電機メーカーランキング上位企業の概要

先ほどは売上高と平均年収をもとに、総合電機メーカーをランキング形式で紹介しました。

そしてここでは、上位にランクインした企業の概要を紹介していきます。

企業①株式会社日立製作所

日本を代表する総合電機メーカーとして圧倒的な実力を誇りますが、最大の強みは「総合力」です。

1910年に発電機メーカーとして創業後、総合電機事業に加えて「IT」「エネルギー」「インダストリー」「モビリティ」「生活関連」「金属」「建機」など多くの事業を展開し、各々で高い成果を上げています。

現在は「IT×OT(制御装置)×プロダクト・システム」をテーマに、既存の技術やノウハウを活かしながら新たなIT技術を取り入れた事業を展開。

今後も業界を引っ張っていくこと間違いなしです。

企業②三菱電機株式会社

三菱グループで中核企業の1つに位置する三菱電機は、通信・水道・送電など国内の「インフラ」整備に関わる事業に積極的に携わり、日本社会を支えてきました。

現在の主力事業は「重電システム」「産業メカトロニクス」「情報通信機器」で、多様な事業と新しい技術を掛け合わせることで価値を創造しています。

年収が高い企業である一方で、かつては「ブラック企業大賞」に選出されるなど労働環境が問題視されていましたが、現在は「20時までの退社」を強制するなど働き方改革の実施により徐々に改善されつつあります。

企業③パナソニック株式会社

「A better Life, A better World(より良い暮らしとより良い世界の実現)」というミッションを掲げ、「生活」の充実をテーマにして事業を展開しています。

そのため大正時代の1918年創業という歴史ある企業で、総合家電事業に加えて空調・住宅関連事業などにも力を入れています。

平均年収や売上高で上位を達成していることに加えて、

  • 「有給取得率」が82%で平均の58%を大きく上回る
  • 「平均勤続年数」が23.1年で、全産業平均の「11年」を超える

など、働く環境も国内屈指で良いことから「国内を代表するホワイト企業」とも言われています。

企業④株式会社東芝

1875年創業「田中製作所」と1890年創業の「白熱舎」をルーツに持ち、140年以上の歴史がある老舗企業です。

近年では環境問題の解決に向けて各企業が「カーボンニュートラルの実現」に取り組む中、東芝の場合は下記の通り環境改善に向けた事業を多く行っています。

  • 再生可能エネルギー発電
  • 二酸化炭素(CO2)の資源化技術 
  • 水の電気分解(水電解)
  • 2次電池
  • 省エネルギー(省エネ)

また企業が実施する「働き方改革」でも結果を残していて、

  • 年次有給休暇取得率76.7%
  • フレックスタイム制、裁量労働制、在宅勤務制度の導入
  • PCシャットダウンシステムの導入
  • 働き方改革Awardの社内表彰制度

など積極的に職場環境の改善に努め、「ワークライフバランス」に関する口コミも高評価が多いです。

 

参照・引用ページ

総合電機メーカー8社を徹底比較|将来性やビジネスモデルも解説します | Bizual|通年採用時代のキャリアサービス

働き方改革とワーク・ライフバランス | サステナビリティ | 東芝 

ホワイト企業ナビ【優良企業特化の求人サイト】

ランキング上位の総合電機メーカーに入社するために抑えておくべきポイント3選

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上記では、売上高・平均年収ランキングで上位に位置する総合電機メーカーの概要を紹介しました。

数兆円規模の売上高を出している共通要因は「電機事業のノウハウを生かした幅広い事業展開」が挙げられ、現在もITなど時代に先駆けた技術をいち早く取り入れようと挑戦する姿勢が伺えます。

他にも「有給取得率が高い」「高年収なのにワークライフバランスが充実している」など、学生が魅力に感じるであろう点も複数確認できました。

もし総合電機メーカーで魅力的な企業を見つけたら「内定獲得」を目指して行動していくと思われますが、ここではその時に抑えておくべき「ランキング上位の総合電機メーカーに入社するためのポイント」を紹介していきます。

総合電機メーカーへの入社を目指す学生は、ぜひ参考にしてみてください!

なぜ総合電機メーカーを志望するのかを考える

総合電機メーカーに入社するために抑えておくべきポイントの1つ目は、「なぜ数ある業界の中でも総合電機メーカーを志望するのかを明確にする」という点です。

総合電機メーカーにしか当てはまらない特徴を志望理由にすると効果的で、「これって他の業界にも当てはまるよね?」と面接官に思われないような内容で作成することを意識してみてください。

(総合電機メーカーの志望動機例)

  • 大学での研究分野と電機メーカーでの業務内容が一致している
  • 具体的な「製品」をもとに説明
    →災害時に電気が機能しなかったことが起因して苦しい生活をした経験から、電気で人々の生活を支えたいと考えるようになり、かつ電力の生産には「重電」が欠かせないため総合電機メーカーを志望

総合電機メーカーの中でも「なぜその企業?」かを明確にする

総合電機メーカーに入社するために抑えておくべきポイントの2つ目は、「総合電機メーカーの中でもなぜその企業?かを明確にする」です。

考え方としては「なぜ数ある企業の中で総合電機メーカーを志望する?」の部分と同様で、その企業にしか当てはまらない内容を志望理由として挙げると高い評価に繋がります。

また企業を差別化するポイントは、

  • ビジネスモデル
  • 社風
  • OB、OG訪問の感想
  • 企業理念・ビジョン

が挙げられるため、競合他社も含めて企業分析を実施してみてください!

志望企業で自身がどのように貢献できるかを考える

総合電機メーカーに入社するために抑えておくべきポイントの3つ目は、「志望企業で自身がどのように貢献できるかを考える」です。

どの企業にも共通して言えることは、「企業を将来的によりよくしてくれる人材を採用したい」という点になります。

そのため「今後のキャリア」などを話す際に、自身の強みがどのように企業とマッチして、長期的目線でどう貢献していけるかという仮説を立てて、エントリーシート面接官に話していきましょう。

総合電機メーカー以外の「メーカー」ランキング

上記では総合電機メーカーの人気企業に入社するために重要になるポイントを紹介しました。

内定を獲得する学生が述べる志望動機の特徴には以下の内容が挙げられるため、総合電機メーカーに限らず、志望動機を考える際はぜひその観点も踏まえてみてください。

  • 他業界や他企業との差別化が明確にできている
  • 自身の経験談を交えて話して説得力を持たせる

そして最後に、総合電機メーカー以外の「メーカー」を平均年収を参考にランキング形式で紹介していきます。

【食品メーカー】の平均年収ランキング

順位企業名平均年収
1位アサヒグループHD株式会社1,250万円
2位サントリー株式会社1,033万円
3位明治HD株式会社997万円
4位味の素株式会社982万円
5位不二製油株式会社909万円

【建設・ハウスメーカー】の平均年収ランキング

順位企業名平均年収
1位積水化学工業株式会社912万円
2位大和ハウス工業株式会社907万円
3位住友林業株式会社859万円
4位積水ハウス株式会社819万円
5位株式会社ヤマウラ739万円

【鉄鋼メーカー】の平均年収ランキング

順位企業名平均年収
1位JFEホールディングス株式会社1,091万円
2位日本冶金工業株式会社748万円
3位大同特殊鋼株式会社744万円
4位山陽特殊製鋼株式会社733万円
5位株式会社エンビプロHD728万円

 

参照・引用ページ

【大手メーカーの業界別年収ランキング100社!】業界トップはどこ? | リクペディア|内定獲得に役立つ就活情報サイト

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「エントリーシートに正解はあるのか」「書き方が良く分からない…」こんなことを考えたことはありませんか?

就活生にとって、エントリーシートは第一関門ともいえるものです。

今回は、選考を通過したエントリーシートを20社分用意しました。

各エントリーシートにはポイント付きで解説しています。

この機会にぜひチェックしてください。
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まとめ

本記事では、【就職活動】総合電機メーカーランキング!人気企業の概要や内定獲得のために抑えておくべきポイントを解説します!というテーマで、就活生に役立つ情報をまとめました。

総合電機メーカーに属する大手企業は、世界を舞台に戦いながら日本経済の成長を長きにわたり支えていて、今後も産業の発展に欠かせない業界といえます。

また平均年収が高く、かつホワイトな職場環境を実現している企業もあることから、毎年就活生からの人気も高い業界です。

そのため、ランキングで示した上位企業ほど採用難易度が上がっていくと考えられますが、志望動機は「一貫性」と「差別化」が重要なため本記事を参考に志望動機を組み立ててみてください!

この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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