面接に行きたくないと感じた際の対処法を紹介!面接を辞退する方法も解説
2024/04/12更新
はじめに
志望した企業の面接日が近づくにつれて、面接への不安や恐怖心から面接に行きたくないと感じる就活生もいるでしょう。
面接は知らない人と話をしなければいけない場ですし、何を聞かれるかも分からないので、緊張もして気が重くなりがちなものです。
この記事は以下のような点を知りたい就活生を対象にしています。
- なぜ「面接に行きたくない」と感じてしまうのか
- 面接に行かないことのリスクは何か
- 「面接に行きたくない」と感じたときの対処法は何か
これらの内容を分かりやすく解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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就活生が「面接行きたくない」と感じる理由
面接に行きたくないと感じてしまう理由はさまざまです。
ここでは、面接に行きたくないと感じる理由を一つひとつ紹介します。
面接に対する不安や恐怖
人生を左右するといっても過言ではない就活の面接。
大切なものであるからこそ、怖くて行きたくないと感じるのは当然のことです。
自分の人生が左右されるかもしれない場面に臨むことは、誰だって不安になりますよね。
人間は未知のことを怖がる生き物だといわれており、面接も例外ではありません。
面接で失敗したらどうしよう、落とされてしまったらどうしよう、そんな心配が頭をよぎるからこそ、面接に行きたくないと感じるのです。
自分の能力に対する自信のなさ
自分の能力に自信がないと面接に行きたくないと感じてしまうものです。
選考で不採用が続くと、「自分には能力がないから就職できないのではないか」と感じ、面接を受けること自体が嫌になってしまうのではないでしょうか。
特にコミュニケーション能力に自信がない、緊張しやすい、といった特徴をもつ就活生は面接を避けたくなるもの。
特にコミュニケーションが苦手だという人にとっては、ハードルが高く感じられるでしょう。
また、面接では予期せぬ質問をされることもあり、それを恐怖に感じる人も多くいます。
面接の準備不足
面接に臨むには、入念な準備をしましょう。
企業研究を万全にし、想定される質問を洗い出し、それに対する回答を用意しなければなりません。
加えて、企業の業績や事業内容、経営理念なども把握しておく必要があります。
しかも、回答内容は受ける企業の数だけ必要です。
企業によって求める人材像は異なりますから、同じ回答を使い回すわけにはいきません。
1社1社に合わせた回答を考えなければならないので、相当な時間と労力を要します。
特に就活のスケジュールが立て込んでいたり、大学の講義やゼミ、アルバイトなどで忙しかったりすると、面接対策がおろそかになりがちです。
面接の日が近づいているのに、準備が整っていないことに気づいて焦ることもあるでしょう。
そんなとき、準備不足の状態で面接に臨むことに抵抗を感じ、「面接なんて行きたくない」と思ってしまうのは無理もありません。
でも、面接から逃げても何も解決しませんから、準備が不十分でもできる範囲で対策をして面接に臨むことが重要です。
志望度の低い企業であるため
就活生のなかには、第一志望ではない企業の面接には行きたくないと感じる人もいるでしょう。
「どうせ入らない企業だし、面接なんて行かなくてもいいかな」と考えてしまうのは、ある意味自然な感情かもしれません。
滑り止めのために受ける企業であれば、なおさら面接に行くのが面倒に感じられるでしょう。
しかし、志望度の低い企業でも面接官の話を聞くことで、その企業の魅力に気づくかもしれません。
また、滑り止めのつもりで受けた企業が、実は自分に合っていると感じる可能性もあります。
面接を受けずに見切りをつけるのは、もったいないといえるでしょう。
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面接に行かないことのリスクと影響
面接に行きたくないと感じたからといって逃げ続けていては就活は進みません。
ここでは、面接に行かないことで生じるデメリットや悪影響について紹介します。
内定が獲得できない
当然のことですが、面接に行かなければ内定の獲得はできません。
面接は、企業が就活生を評価し、採用するかどうかを決める重要なプロセスです。
面接をキャンセルすれば、内定獲得のチャンスを自ら捨てることになってしまいます。
就活では、自分の条件に合う企業を見つけるのに多くの時間と労力を費やします。企業研究、エントリーシート作成、適性検査など、面接にたどり着くまでにはさまざまなステップがあるでしょう。
そこまでの努力を無駄にしないためにも、できるだけ面接に行きましょう。
企業からの評価や印象が低下する
面接に行かないことは、企業からの評価や印象を大きく下げてしまいます。
あなたが面接を受けるために、企業側も入念な準備をしているのです。
採用担当者は、あなたの面接のために仕事のスケジュールを調整したり、面接会場を確保したりと、さまざまな準備を行っています。
また、面接官として参加する社員も、本来の業務を調整して時間を作っているはずです。
面接をキャンセルすることは、企業に迷惑をかけることになります。
「この人は無責任だ」「うちの企業を軽んじている」と、あなたへの評価を大きく下げる可能性が高いでしょう。
面接日程を再調整したとしても、最初に面接をキャンセルしてしまった事実は消えません。
ネガティブなイメージは、簡単には払拭できないものです。
企業との信頼関係を損なえば、内定獲得のチャンスは遠のいてしまいます。
就活のモチベーション低下
面接に行かないことは、その後の就活のモチベーションに大きな影響を与えかねません。
面接に行かなければ、その瞬間は気持ち的に楽になり、一時的な安心感を得られるでしょう。
しかし、面接に行けないことで自分を責めてしまい、自己嫌悪に陥る可能性があります。
そうなると、ほかのことにも手をつけられなくなってしまうかもしれません。
気づけば就活のモチベーションが低下してしまっている、そんな事態は絶対に避けたいですよね。
そのためにも、たとえ行きたくない面接でも、できるだけ参加するようにしましょう。
家族や友人に注意される
就活は本人だけでなく、周りの人も気にかけているものです。
面接をキャンセルすれば、周りの人からのイメージが悪くなってしまう恐れがあります。
たとえば、親は「面接に行かないなんてどういうつもりなの?」と叱責するかもしれませんし、友達からも「面接に行かないなんてありえない」と呆れられてしまうかもしれません。
そのような周りの反応は、あなたの自己肯定感を大きく下げる恐れがあります。
周りからの信頼を維持し、自分への自信をもつためにも、面接のドタキャンは避けるのが賢明です。
面接に行かないことに慣れてしまう
面接に行かないことを一度経験してしまうと、次からは面接をキャンセルすることに抵抗がなくなってしまう可能性があります。
最初は「今回だけは仕方ない」と言い訳をするかもしれません。
でも、一度面接を欠席することを許してしまうと、「面接に行かなくてもいいんだ」という感覚が身についてしまう危険性があるのです。
そうなると、次の面接も「前回行かなかったし、今回もいいかな」と安易にドタキャンしてしまうかもしれません。
面接から逃げ続けることは、就活においてマイナスになります。
面接の場数を踏まなければ、自分の課題や改善点に気づくこともできませんし、面接に臨む度胸も身につきません。
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面接に行きたくない気持ちへの対処法
面接に行きたくない気持ちがあるのは仕方ありませんが、内定を得るためには面接に行く必要があります。
ここでは、面接に行きたくないという思いが出てきたときの対処法を紹介します。
なぜその企業を志望したのかを思い出す
面接に行きたくないと思ったときは立ち止まって、なぜその企業を志望したのかを思い出してみましょう。
その企業に魅力を感じたからこそ、エントリーしたはずです。
もしかしたら、企業の社会貢献に共感したのかもしれません。
あるいは、独自の技術力に惹かれたのでしょう。
どちらにせよ「この企業で働きたい」と強く思ったから、面接まで進んだのではないでしょうか。
ただ、なかにはその企業を本当に志望していないケースもあるでしょう。
滑り止めだから受けた、なんとなく受けてみた、そんな理由で面接まで来てしまったのなら、面接を辞退するのも一つの選択肢かもしれません。
しかし、簡単に面接を辞退するのは避けたいものです。
せっかく面接まで進んだのですから、一度じっくりと考えてみてから決断することをおすすめします。
自分の強みを再確認して自信をつける
面接に行きたくないと感じるとき、その原因は自信のなさにあることが多いものです。
「自分にはこの企業で働く力がない」「面接でうまく受け答えできない」と不安に感じてしまい、面接を避けたくなってしまうのかもしれません。
そんなときこそ、自分の強みを再確認して、自信を取り戻すことが大切です。
面接は自分をアピールする場です。
自分の強みを信じられなければ、面接官に良い印象を与えることは難しいでしょう。
まずは、自分の強みを具体的に洗い出してください。
たとえば、努力を惜しまない粘り強さがあるかもしれませんし、強い責任感をもっているなら、それも大きな強みでしょう。
このように、一つひとつの強みを丁寧に見つめ直してみてください。
他人から指摘された長所も思い出してみましょう。
自分では気づいていない魅力が、きっとたくさん隠れているはずです。
面接対策を徹底する
面接に行きたくないと感じるとき、その原因の一つに面接への恐怖心があるのではないでしょうか。
そんなときは、面接対策を徹底することで、不安を和らげることができます。
面接の流れを把握し、予想される質問に対する答えを準備しておけば、自信をもって面接に臨むことができるはずです。
まずは、面接でよく聞かれる項目に対する答えを万全にしておきましょう。
- 自己紹介
- 志望動機
- 学生時代に頑張ったこと
- 長所と短所
- 自己PR
- 企業への逆質問
これらは、どの企業でも聞かれる可能性が高い質問です。
また、過去に受けた面接を思い出し、そこでの自分の受け答えを振り返ってみるのも有効です。
前回の面接でうまくいったこと、反省点は何だったのかを経験から学び、面接対策を立てましょう。
模擬面接をする
面接での受け答えに自信がもてず、面接から逃げ出したくなってしまうのかもしれません。
そんなときは、模擬面接を行うことで、面接への不安を和らげることができます。
模擬面接とは、本番の面接を想定した環境で面接の練習を行うことです。
面接官役の人と実際に面接のやり取りを繰り返すことで、面接のコツを掴んでいくことができます。
模擬面接は、大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用するのが効果的です。
面接のプロである就活アドバイザーが、あなたの受け答えを細かくチェックしてくれます。
改善点を指摘してもらいながら、何度も練習を重ねられるので、面接力を大きく向上させることができますよ。
気分転換をする
面接に行きたくないと感じるとき、気分転換をすることで、面接への不安やストレスを和らげることができるでしょう。
面接への恐怖心が強いときは、無理に面接対策を続けるよりも、一旦リラックスすることが大切です。
気分転換の方法は人それぞれですが、まずは自分の好きなことをしてみるのがおすすめです。
音楽を聴く、友人とカフェに行く、など自分にとってベストなストレス解消法を取り入れて、心を軽くしてみましょう。
また、運動をするのも効果的です。
ジョギングやヨガ、ストレッチなどで体を動かすと、リフレッシュできますよ。
運動には心を落ち着ける効果もあるので、面接への不安を和らげることにもつながるでしょう。
面接に行きたくないのは自分だけではないことを知ろう
面接に行きたくないと感じるのは、あなただけではありません。
多くの就活生が、面接に対して不安や恐怖心を抱えているものです。
「自分だけが面接が怖いのかもしれない」と孤独に感じてしまうこともあるかもしれませんが、実際には多くの就活生が同じように感じているでしょう。
「面接官の前でうまく話せるだろうか」「自分の伝えたいことが伝えられるだろうか」と不安になるのは、誰もが経験することなのです。
特に、初めての就活では、面接への恐怖心は大きいものでしょう。
しかし、そんな不安や恐怖心を抱えながらも、多くの就活生は面接に臨んでいます。
面接に行きたくないと感じるのは、何も恥ずかしいことではありません。
むしろ、就活生として自然な感情だといえるでしょう。
就活エージェントに相談する
面接に行きたくないと感じたときは、就活エージェントに相談するのがおすすめです。
プロのアドバイザーから、的確な助言をもらうことができるでしょう。
就活エージェントには、就活のプロであるキャリアアドバイザーが在籍しています。
彼らは、数多くの就活生の相談に乗ってきた経験豊富な専門家です。
面接に関する悩みも、きっと理解してくれるはずです。
「面接に行きたくない」という気持ちの裏には、さまざまな理由があるでしょう。
面接への恐怖心、自信のなさ、企業への志望度の低さなど、一人で抱え込んでいては解決策が見えてこないこともあります。
そんなときは、就活エージェントのアドバイザーに素直に相談してみましょう。
面接に行きたくない本当の理由を聞いてもらえば、適切なアドバイスがもらえるはずです。
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どうしても面接に行きたくない場合の辞退方法
面接に行きたくない気持ちが強すぎて、どうしても行けない場合もあるでしょう。
その際の辞退方法について紹介します。
可能な限り早めに連絡をする
どうしても面接に行けない事情がある場合でも、面接をドタキャンするのは避けましょう。
面接のために、企業側も多くの時間と労力を割いています。
候補者の情報を整理し、質問事項を準備するのにも時間がかかるでしょう。
面接のドタキャンは、企業に多大な負担をかけてしまうだけでなく、あなた自身の評価も大きく下げてしまいます。
どうしても面接に行けない場合は、企業の負担を考慮し可能な限り早めに連絡してください。
原則メールで辞退の連絡をする
面接の数日前に辞退することを決めた場合は、原則としてメールで連絡をしましょう。
電話連絡は、企業側の担当者の時間を奪ってしまいます。
一方、メールであれば、相手の都合に合わせて読んでもらえますし、文章で伝えることで、誤解なく辞退の意思を伝えられるでしょう。
メールの文面では、「一身上の都合により、面接を辞退させていただきたい」旨を明確に伝えましょう。
「一身上の都合」としておけば、詳細な事情を説明する必要はありません。
メールの返信がなければ電話で連絡をする
面接を辞退する旨をメールで伝えても、企業からの返信がない場合は、電話連絡をしましょう。
メールでの辞退連絡は、企業の担当者がすぐに確認できるとは限りません。
メールを見落としてしまい、面接当日まで気づかないこともあり得ます。
そのような事態を避けるためにも、返信がない場合は電話で直接伝えることが必要なのです。
また、面接当日に辞退を伝えなければならない場合は、電話で連絡をすべきです。
電話をする際は、企業の担当者が対応しやすい時間帯を選びましょう。
お昼休みや忙しい時間帯は避けて、午前中や夕方など比較的落ち着いた時間帯に連絡をとるのがおすすめです。
電話での連絡内容は、基本的にメールと同じです。
「一身上の都合により、面接を辞退させていただきたい」旨を、簡潔に伝えましょう。
突然の電話になるので、長々と事情を説明するのは避けたほうがよいでしょう。
まとめ
この記事では面接に行きたくないと感じる理由や対処法について解説しました。
多くの就活生が面接に行きたくないと思うときがあるので、面接に行きたくないと感じるのは恥ずかしいことではありません。
しかし、面接を避けるのを続けてしまうと、面接に慣れる機会が減ってしまいます。
その結果、自分の望む企業への就職が難しくなるかもしれません。
この記事で紹介した対処法を実践しながら、面接を乗り切りましょう。