損害保険ジャパンが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

損害保険ジャパンが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介

2024/4/18更新

はじめに

本記事では損害保険ジャパンのインターンシップの内容や、選考対策を詳しく解説しています。

損害保険ジャパンは大手人気企業ということもあり、インターンであっても優秀な学生が数多く応募してきます。

そのためインターンの選考であっても、本選考で内定を獲得するレベルまで対策をしなければ通過は難しいでしょう。

インターンシップ参加枠自体は多いですが、応募者数も多く人気も高いため、応募者のレベルも高いです。

確実にインターンに参加しようと考えている学生の方は対策をしていきましょう。

ここでは損害保険ジャパンのインターンに参加するためにインターンの詳細を解説し、選考対策まで紹介します。

インターン選考を突破したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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損害保険ジャパン株式会社の基本情報

損害保険ジャパン株式会社 企業ロゴ

引用画像:【公式】損保ジャパン (sompo-japan.co.jp)

 

社名損害保険ジャパン株式会社
本社所在地東京都新宿区西新宿
主な事業内容国内損害保険、海外保険、生命保険、介護・シニア
主要取引先金融、製造、飲食、サービス、販売、工事、運送など各種大手企業や中小企業

 

国内拠点は支店・営業部で124店、営業課・支社・営業所で502店、保険金サービス拠点で279店と多く、全国に拠点を築いています。

また、海外拠点も27ヵ国に設置されており、国内外問わず活動の幅を広げているのも特徴です。

社員数は21,705名、代理店の数に至っては45,273店舗と保険会社の中でもトップクラスの規模を持つ企業の一つと言えるでしょう。

損害保険ジャパンはあらゆる分野で損害保険を手掛けており、自動車保険、火災・地震保険、旅行保険、怪我や病気の保険をはじめ、生命保険、確定拠出年金など様々な保険サービスを提供しています。

保険企業として幅広い事業に進出しているため、自分の能力を活かして保険を提供したいと考えている就活生にとっては、おすすめできる企業の一つです。

 

参照ページ:会社情報 | 【公式】損保ジャパン (sompo-japan.co.jp)

損害保険ジャパンに必要とされる人材像

損害保険ジャパンの採用情報では、求める人材像に以下の4項目を提唱しています。

  • お客様の声、社会の変化を真摯に受け止め、常に誠実さを心掛け、最高品質の安心とサービスをスピード感を持って提供できる社員
  • 自ら考え、自律的に行動し、学び続け、失敗を恐れず常に高い目標に向かってチャレンジし続ける社員
  • 常に未来志向で変化に強く、革新的な行動と強いリーダーシップでチームのパワーの最大化を図れる社員
  • 国内外を問わず、ボーダーレスな発想と行動力で、地域・社会に貢献できる社員

細かく設定されていますが、誠実でスピーディーに動ける、自主性を持ってチャレンジ精神がある、リーダーシップを持っている、行動力がある人材が求められやすいと言えるでしょう。

どれか一つでも自分に当てはまるものがあれば、損害保険ジャパンの求める人材像にマッチしている可能性が高いです。

当てはまった箇所をメインに自分をアピールしていきましょう。

損害保険ジャパンの新卒採用ページには既存社員のインタビュー記事もあります。

インタビュー記事からどのような人材が働いているのか確認ができますので、一度目を通すのがおすすめです。

その他、企業の目標に焦点を当てて、自分を目標を達成するのに必要な人材だと思わせましょう。

損害保険ジャパンの公式サイトでは、目指す姿として「すべての人々・地域・社会に、たくさんの笑顔と活力あふれる確かな明日をお届けします」という内容があります。

そのためにはお客様に価値ある商品やサービスを提供することが重要だとも述べているため、アイデアを出す能力が重要視されるでしょう。

価値ある商品やサービスを考え、創造していければ企業の目標に近づきます。

また、企業の目標と考えに共感できる姿勢も重要です。

保険事業を通じてお客様や地域に貢献する精神があることを伝えてみると、企業側にも響く可能性があります。

他にも損害保険ジャパンが今後、力を入れていきそうな項目を調査し、自分の能力が発揮できないか探してみてください。

調べる際はIR情報や事業内容から確認するのがおすすめです。

ざっと調べるだけで以下のようなキーワードが出てきました。

  • デジタル活用
  • RDP
  • エコシステム
  • SDGs
  • ミッション・ドリブン
  • プロフェッショナリズム
  • ダイバーシティ&インクルージョン

他にも調べると多くのキーワードが出てきますので、探してみてください。

損害保険ジャパンの場合は、「損保ジャパンの現状2023」というディスクロージャー誌からヒントを得られるでしょう。

選考における面接では、この学生と一緒に働きたい、と思わせることの他に「この学生は企業のこれからを担える人材か」と思わせることも重要になります。

企業にとって必要と思わせる人物像を目指しましょう。

 

参照ページ:

ディスクロージャー | 【公式】損保ジャパン (sompo-japan.co.jp)

人材育成 | 【公式】損保ジャパン (sompo-japan.co.jp)

損害保険ジャパンのインターンに参加するメリット

話をする女性 就活生イメージ

損害保険ジャパンのインターンに参加すると、どのようなメリットがあるのかを解説します。

本選考の参考になる

損害保険ジャパンのインターンはいくつかあり、インターンによって選考内容も変わってくるのです。

しかし、損害保険ジャパンのインターン選考には面接はなく、エントリーシート、Web適性検査、グループディスカッションの3つから構成されています。

面接の対策はしなくて良い一方、本選考に向けた面接の予行演習はできないので注意です。

それでもエントリーシートやWeb適性検査は本選考にもあるため、インターン時の選考経験が役立つ可能性が高くなります。

本選考も受ける予定のある学生は、インターンで選考に慣れておくことがおすすめです。

志望動機に繋がる

損害保険ジャパンのインターンは内定には直結しないと言われています。

ですが、インターンを受けることで企業の仕事内容を知ることができ、志望動機を作りやすくなるでしょう。

公式サイトの情報だけでは知れないこともあるため、参加していない学生より有利になるはずです。

また、インターンに参加した熱意が企業側に伝われば志望度が高いと思ってもらえます。

志望動機を固めるためにも、インターンの経験を活かしていきましょう。

早期選考に招待される可能性がある

内定には直結しませんが、インターンに参加していることで早期選考に招待される可能性があります。

インターンで優秀な成績を収めた学生の中には早期選考に呼ばれたケースもあるようです。

インターンに参加することでメンターを付けてもらうことができ、企業との接点もより密接になります。

また、インターンに参加し、本選考のエントリーシートを通過した学生は、他の学生よりも早めに本選考を受けられるのです。

これは模擬面接と言われ、評価にも直結するようなので選考に少なからず有利になるのは間違いないでしょう。

本選考を受けようと考えている方は、インターンを受けて選考を有利にしていきましょう。

様々な学生と交流ができる

損害保険ジャパンのインターンには参加人数が多いので、様々な学生とインターンをすることになります。

多くの学生と交流することで、就職活動の相談ができたり、情報共有をしたり多くの経験が学べるでしょう。

就職活動では一人で進めるより知人や友人と一緒に活動する方がモチベーションも保ちやすいです。

レベルの高い学生たちに囲まれてインターンをすれば、自ずと自分も成長できるため自己研鑽という意味でも参加をおすすめします。

損害保険ジャパンが行っているインターン内容

損害保険ジャパンが行っているインターンについて、概要を紹介します。

複数ありますので参加したいインターンを見極めていきましょう。

  • 総合コース
  • ジョブ型コース

過去に実施されているインターンは2種類あります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

総合コース

2023年には総合コースを出しており、コースの中で4つのワークショップを用意しています。

4つのワークショップを組み合わせてインターンを進めていきます。

4つのワークショップをそれぞれ紹介するので組み合わせの参考にしてください。

Open Academy

損害保険業界の基礎や企業の理解を深めるワークショップになります。

損害保険ジャパンの入社を決めた先輩社員と交流をすることで、社会で働く意味や異議、キャリア形成のアドバイスが貰えるのも魅力です。

座談会やグループディスカッションもあるため、議論する能力も身に付きます。

グループディスカッションではチームで分かれ、お客様が事故に遭われた時の対応や、保険金の支払いに関するシミュレーションに取り組むなど様々な議論を行うようです。

社員がフィードバックもしてくれるので、良かった点と悪かった点も振り返りが可できるでしょう。

開催時期2023年6月16日~開催日程の前営業日まで
開催時間9:30~13:00、13:00~17:30の二部制で片方参加、一日のみ
場所全国拠点(札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡、東京)
人数各拠点50名、東京のみ各100名
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

応募は定員に到達次第終了です。

定員に達しない限りいつでも申込できますが、早々に定員が埋まる可能性もあります。

参加を検討している場合は早めに申し込みましょう。

Basic

就職活動に役立つ自己分析を行うワークショップです。

保険金サービス部門と営業部門の業務体感ワークも実施しており、損害保険事業や損害保険ジャパンの働き方に触れられます。

自分の強みを分析できる他、業界の仕事にも触れるためインターンらしいワークショップと言えるでしょう。

開催時期2023年8月上旬~10月前半までの間
開催時間9:30~18:30、2日間のみ開催
場所オンラインおよび全国拠点
人数各拠点50名、東京と大阪とオンラインのみ各50~100名
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

応募締め切りは7月9日17:00までです。

申込期間は約1か月あるため、選考の対策は大学3年の4月から始めておきましょう。

Discovery

面接の対策をするワークショップです。

社員の方が面接の練習をしてくれる他、ガクチカの伝え方も指導してくれます。

面接対策だけでなく、社員による座談会も開かれており、仕事内容の詳細や働き方についての紹介も実施しているのも特徴です。

開催時期11月6日~12月1日
開催時間一日、9:30~18:30
場所全国拠点
人数札幌と仙台と広島と福岡は各20名、その他は各50名
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

応募締め切り日はなく、会場ごとに定員が到達次第終了です。

一部の会場は定員数が少ないので、申込が始まり次第早急に参加しましょう。

Innovative

2日間に渡って損害保険ジャパンの業務体験を実施。

新規事業の取り組みを伝えた後に新しい価値をどう提供するのかグループで考える新規事業編と、地方自治体の抱える課題を解決するための議論ワークをする地域創生編の2つに分かれています。

問題解決やプロジェクトを進めるプロジェクト体験ができますので、損害保険ジャパンの仕事内容に大きく振れることが可能です。

ただし、新規事業編と地域創生編は併願できないため、どちらを受けるかを決めておきましょう。

地域創生編は東京だけ開催されないので、東京在住の学生は注意してください。

開催時期新規事業編

第1期:1月中旬~2月上旬、第2期:2月中旬~2月下旬

地域創生編

第1期:1月中旬~1月下旬、第2期:2月上旬~2月下旬

開催時間9:30~18:30、2日間のみ開催
場所新規事業編:東京、大阪

地域創生編:札幌、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡

人数不明
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

応募期間は第1期が11月2日〜11月17日17:00までで、2週間ほどしかありません。

期間が短いので申込を忘れないのと、選考過程も多いので少なくとも8月あたりから対策を進めておくことをおすすめします。

ジョブ型コース

ジョブ型コースは損害保険会社を支えるアクチュアリーを体験するワークショップになります。

アクチュアリーとはリスクを計算するために確率や統計などを用いた数理業務のことです。

インターンではアクチュアリーについて学び、アクチュアリーの業務を体感した後に社員によるフィードバックや交流を行います。

3日間のオンラインと2日間の対面で構成されており、グループワーク中心での活動です。

開催時期8月16日~18日、2月7日~9日(最初の3日間)

2月21、22日(残りの2日間)

開催時間不明、トータル5日間
場所オンライン、各会場
人数不明
報酬支給なし
交通費・宿泊費支給なし

 

応募は8月開催分が6月16日〜7月9日17:00まで、2月開催分が12月1日〜12月24日までです。

それぞれ3週間ほどありますが、選考過程が多いため対策は早めに行いましょう。

面接はないものの、エントリーシートや他のインターンにはあまりないWeb数理適性検査試験というのもあるため、不安であれば数か月前から対策をしておいた方が良いでしょう。

 

インターンページ:損保ジャパン インターンシップサイト (sompo-japan-saiyo.com)

損害保険ジャパンのインターン選考対策

微笑む女性 桜の背景

概要

損害保険ジャパンはインターンに参加することで本選考が有利になることがあるため、インターン開始までに選考対策の準備をしておきましょう。

損害保険ジャパンはインターンによって選考があるものとないものがあります。

選考があるものは選考難易度も高い他、人気企業のインターンなので応募してくる学生のレベルも高いです。

人によって就職活動の準備に必要な時間は変わりますが、余裕を持って大学2年の冬からインターンの対策を始めておくとゆとりが持てるでしょう。

前述したジョブ型コースのWeb数理適性検査試験を受ける場合はSPIと異なるため、一から対策をする想定をして早めに進めていきましょう。

選考フローごとの選考対策

インターン選考をフローごとに対策していきましょう。

面接はないですが、選考の難易度は他社のインターンに引けを取りません。

一つ一つ紹介するので参考にしてください。

エントリーシート

エントリーシート選考があるのはBasic、Innovative、ジョブ型コースの3つです。

過去に出題された設問には学生時代に力を入れたこととそこから学んだこと、インターンシップに参加した理由が出題されました。

オーソドックスな質問なので対策自体はしやすいです。

結論から記載するPREP法を用いて、分かりやすい文章を作成していきましょう。

ガクチカでは頑張ったことをただ述べるのではなく、何をどのように頑張ったのか、エピソード内でぶつかった課題はあったか、課題をどのように乗り越えたのか、乗り越えた結果どうなったのか、そこから何を学んだのかまで細かく記載できると企業側にも響くでしょう。

志望動機は企業研究をして記載しますが、過去の志望動機は文字制限が200文字なことがありました。

限られた文字数の中で志望動機を採用側に伝える必要があるため、簡潔に無駄の無い志望動機を書いてください。

ここで挙げた求める人物像と自分の経験とマッチさせて志望動機をアピールしていきましょう。

就活サイトの損害保険ジャパンのインターンページには「変化の激しい時代、変化をチャンスと捉えて、諦めずに挑戦し続ける」ような情熱を持った人材を求めていると記載されています。

変化を恐れず、チャレンジしたエピソードなどあれば、志望動機に盛り込んでアピールに繋げてみてください。

Web適性検査

Web適性検査はBasic、Innovative、ジョブ型コースの3つです。

適性検査はSPIであり、言語、非言語、性格検査の3項目が出題されます。

問題集を繰り返し解き、対策を進めていきましょう。

制限時間は40分ほどのため、時間配分を意識できるように普段から時間を測ってペース配分をしていくのがおすすめです。

グループディスカッション

Innovativeの選考にはグループディスカッションがあります。

過去には様々なテーマが出されています。

以下にいくつか紹介するので参考にしてください。

  • 交通事故を減らすには
  • リーダーにとって必要な資質とは
  • 社会人と学生の違いを3つあげよ
  • 就職活動において大切なことを3つ挙げよ
  • 理想の企業とは

テーマは様々で、絞って対策をすることは難しいでしょう。

グループディスカッションでは意見を発する他に、他者の話を聞くコミュニケーション能力も評価されます。

なかなか意見が言えなくても、話を聞いてノートを取ったり、意見をまとめたりして自分の役割を見つけてアピールしていきましょう。

Web数理適性検査試験

ジョブ型コースのみ選考の最終試験として出題されているのも特徴です。

CUBIC適性検査とも言われ、基礎能力検査と採用適性検査に分類されます。

基礎能力検査は言語、数理、図形、論理、英語の5科目と出題される科目数が多いため、出題範囲を絞って対策が必要です。

SPI同様に問題集を解いて対策しましょう。

Web上で解くため、パソコンの操作にも慣れておくと安心です。

採用適性検査では20分の制限時間の中で120問以上の設問に回答しなければなりません。

性格検査ですが、回答に迷っていると時間内に終わらない可能性があります。

あらかじめ自己分析を行い、自分の性格や考え方をまとめておくと良いでしょう。

 

参照ページ:損害保険ジャパン | マイナビ2025 (mynavi.jp)

損害保険ジャパンのインターン選考の流れ

損害保険ジャパンのインターン選考の流れは以下の通りです。

コースによって内容が異なるため、参加したいコースの選考フローは確認しておきましょう。

  1. プレエントリー
  2. エントリーシート
  3. Web適性検査
  4. グループディスカッションorWeb数理適性試験
  5. インターンシップ合格通知

さいごに

損害保険ジャパンのインターンは枠も多いですが、人気企業故に応募者も多く、対策なしで選考を通るのは困難です。

選考を受ける前にインターンの選考内容を調べて余裕を持って対策を進めていきましょう。

ここで解説した企業が求める人物像と合わせたアピールをしたり、企業の力になれるような人材であることを伝えてみてください。

面接がないのは特殊ですが、適性検査やグループディスカッションなど様々な選考フローがあるので、受けるインターンに応じて臨機応変に対策していきましょう。

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