まだ間に合う25卒!就活スケジュール・これからすべきことや秋就活の可能性も解説

まだ間に合う25卒!就活スケジュール・これからすべきことや秋就活の可能性も解説

20248月15日更新

はじめに

「25卒でもう1年しかないのに就活が全く進んでいない」と焦っている人もいるかもしれません。しかし、もう無理なのではと諦めるのは早過ぎます。25卒の就活はまだ間に合う状況です。これからすべきことをしっかり押さえて、効率的に就活を進めれば、内定獲得も不可能ではないでしょう。

そこで、就活の基本的なスケジュールと25卒のスケジュールを踏まえながら、今後行うことを解説します。また就活の可能性のひとつとして秋採用に関しても述べます。落ち着いて考えながら、一気に就活を進めましょう。

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就活の基本的な流れと時期

就活の基本的な流れと時期を確認している光景

まずは大学生が行う就活の基本的な流れと時期をステップごとに紹介します。一般的なスケジュールなので、企業によってこれに沿わない場合もありますが、大まかな流れは押さえておきましょう。

企業研究・業界研究(大学3年4月~)

就活のスタートは大学3年生の4月からです。この時点ではまだ各企業の採用情報は明らかになっていません。過去の採用情報や先に就活を経験した先輩方の体験談などを元にしながら、企業研究や業界研究を本格的に進めていく時期です。自分が興味を持っている企業・業界について詳しく知ることは、就活においてすべてのベースになる重要なアクションです。企業・業界の研究を深めていけば、自分が本当に進みたい方向や自分の適性などに気が付くきっかけも生まれるでしょう。

インターンシップ参加(大学3年夏~冬)

大学3年の夏頃からインターンシップが活発化します。各企業でエントリーを募るので、自分が参加希望のものに応募します。インターンシップは、参加するための条件が企業により異なるので注意が必要です。おおまかには選考で合格した人だけが参加できるものと、選考がなく応募した人全員が参加できるものがあります。選考ありのインターンシップは、書類の提出や面接などを経るので、早くも選考対策が欠かせません。

なおインターンシップ自体は秋冬も行われますが、夏に最も多く開催される傾向にあるため、気になる企業のインターンシップ予定はしっかりチェックしておきましょう。

エントリー・早期選考(大学3年9月~)

採用活動のスケジュールを早めに進めている企業は、大学3年の秋頃から早期選考をスタートさせるので、早期選考希望者のエントリーも始まります。

大学の推薦説明会(大学3年12月~)

大学3年の12月頃に企業への学校推薦の説明会を開く大学が多くなります。学校推薦は実施している企業とそうでない企業が異なるので、自分の希望している企業がどのような応募を受け付けているか、募集要項などをしっかり理解しておくことが大切です。

企業説明会・エントリー(大学3年3月~大学4年4月)

大学3年生の3月からはいよいよ本選考に向けた企業説明会やエントリーが始まります。エントリー期間は企業によって異なるので、募集ページを確認し、応募漏れのないように気を付けましょう。

また、エントリーの仕方も企業によりけりです。エントリーのフォームは、自社専用のリクルートページや就活支援サイトの企業用ページなど、企業によって設置している場所が違います。さらに、エントリーの前にプレエントリーが必要だったり、説明会に参加した人のみエントリー可能だったり、エントリーに進む条件が設けられている場合も。この時期が本選考のための入口なので、間違いのないよう特に注意したいものです。

本選考(大学4年6月~)

エントリーを済ませた後は本選考が6月から始まります。選考フローも企業によって異なる部分が多々あるので要確認です。また同じ企業でも年によってフローが異なる場合もあります。過去の選考フローを参考にするだけでなく、必ず今回の選考のフローを確認してください。本選考をすべてクリアすれば内々定が出され、10月に正式に内定をもらう流れになります。

 

参照ページ:

【最新版】25卒の就活は何から始める?スケジュールや基礎知識を解説

【25卒】大学3年で就活何もしてないと手遅れ?時期別にやるべきことを解説!

【いつから始める?】大学生の就職活動スケジュール | 就活のやり方,開始時期も

25卒の就活スケジュール

一般的な就活スケジュールを踏まえ、25卒のおおまかな就活スケジュールを紹介します。

2023.4企業研究・業界研究スタート
2023 夏インターンシップスタート
2023.9エントリースタート・早期選考
2023.12大学の推薦説明会実施
2024.3~4企業説明会・エントリー
2024.6本選考
2024.9内々定
2024.10内定

 

理想としては大学3年生の始めのタイミングから、余裕を持って企業・業界研究をスタートさせたいところです。就活では多くの学生が複数の企業の選考を受けます。受ける企業が多ければその分企業研究の時間も費やさなければいけません。就活は次々に他のステップがやってくるので、後倒しにすればするほど後半にきつくなってきます。

そうとは言え、なかなか思うように就活が進まず悩むこともあるでしょう。自分が本当に目指したい会社や興味のある職種を見つけられなくて不安になるパターンもよく見られます。もし出遅れたり、スケジュール通りに進められなかったりしても、そこで落ち込むことはありません。

落ち着いて自分がすべきことを整理し、さらに効率を意識しながら就活を続けていきましょう。25卒の場合は、2024年3~4月の企業のエントリーに間に合えば本選考に絡んでいけます。

25卒がこれからの就活でやるべきこと

これからの就活でやるべきことを調べている女性

25卒が就活を成功させられるかどうかに関して、大学3年3月から大学4年4月は非常に重要なタイミングと言えます。多くの企業が3月頃にエントリー期間を締め切るためです。ここからは、25卒がこれからの就活でやるべきことを解説します。あまり時間の余裕はないので、速やかに効率的に就活を進めていくことがカギです。

早急に企業研究・業界研究を進める

まだ応募したい企業や業界を決められていない場合は、早急に研究を進める必要があります。企業や業界について全く知識や理解を深められていない状態で応募するのは無意味です。選考段階のさまざまなステップで企業・業界研究をどれだけしているか、採用側が確認できる仕組みがあるため、研究が不足していればすぐ見抜かれます。就活は応募がゴールではなく、選考をクリアして希望の会社に採用されることを目指しています。就活が送れているからといって企業研究や業界研究を省いても、求める結果は得られないでしょう。

大学4年の春を前にしているタイミングではゆっくり研究を進めている余裕はありません。とにかくできる限り早く企業・業界研究に着手し、自分が働きたい分野や会社をピックアップしていくことが大切です。

現時点でも企業説明会への参加やエントリーが可能な企業を調べる

企業研究や業界研究とともに並行して進めたいのが、現時点で応募可能な企業です。大学3年生の年度末から大学4年の年度初め頃までが本選考のエントリー期間ではあります。しかし、具体的な応募スケジュールは企業によって異なるので、自分が興味を持ったタイミングですでに応募を締め切っている場合もあるかもしれません。企業研究をしっかり行っても、もう応募を締め切っているなら6月の本選考にはつなげられないので、対象から外した方が良いでしょう。

限られた時間を無駄にしないためにも、現時点でまだ本選考へのエントリーが可能な企業に絞り込んで、応募先を検討することも非常に大切です。

就活に必要なアイテムを揃える

もし就活時に必要なアイテムがまだ手元にない場合は、こちらも早急に準備が必要です。就活では就職を目指す企業から良い印象をもってもらうため、また就活をスムーズに進めていくため、よく使用するアイテムがあります。具体的には次のようなものです。

リクルートスーツ

リクルートスーツは就活の代名詞とも言えるアイテムです。就職活動に特化したスーツスタイルであり、男女ともブラックやネイビーなどのダークカラーに無地のデザインが一般的です。リクルートスーツは面接など選考時だけでなく、就活用の写真撮影や企業説明会、インターンシップといった就活におけるさまざまなシーンで着用します。

かばん

就活ではかばんも準備します。サイズは就活に必要な書類を折らずにすっぽり入れられる大きさが必要です。シンプルなデザインで色はスーツに合わせたブラックやネイビーなどのダーク系がおすすめです。素材もカジュアル感が出ないよう、皮などかっちりしたものがマスト。最もポピュラーなのはビジネスバッグタイプですが、企業や業界の雰囲気によっては肩掛けできるトートタイプやリュックなども選ばれています。

革靴・パンプス

リクルートスーツに合わせる靴も重要なアイテムです。カラーはブラックが無難。黒いからと言ってスニーカーなどカジュアル感が強い靴を履くのはおすすめできません。男性なら革靴、女性ならパンプスが主流です。おしゃれにこだわると華美なイメージを持たれる可能性があるので注意しましょう。また、就活時は歩く機会も多いため、足が疲れたり靴擦れを起こしたりしにくいものを選ぶことも大切です。

スケジュール帳

就活スケジュールをまとめておくスケジュール帳も必要です。スマートフォンやタブレットなどモバイル端末で事足りるのではと考える人もいるでしょう。しかし、電子機器は充電が切れてしまうと電気がない限り使用できません。機器に不具合が生じたときなども使えなくなってしまいます。また、スマートフォンにスケジュールをまとめると、電話しながらの確認が難しいでしょう。このような点を考えると、紙のスケジュール帳で管理した方が安心です。

 

参照ページ:

就活に適した靴はこう選ぶ!種類やお手入れ方法も紹介

手帳で就活が変わる?手帳の選び方とおすすめ8選

25卒の就活に関するQ&A

25卒の就活について、スケジュール関連で疑問に思われやすいことをQ&Aの形で解説します。

何月までに内々定がとれないと厳しい?

内定は10月以降に出すとルールが決まっているため、10月以前で企業が出せるのは内々定です。厚生労働省の「新規大学卒業者の内定率の推移」を見ると、大学4年の10月時点で内定を得ている割合は、6〜7割です。細かな数字はもちろん年によって異なりますが、10月までに就活生の過半数は内定を獲得する傾向にあると言えそうです。

ただし、その後も内定を獲得する人はいます。大学卒業の段階ではおおよそ9割以上が内定を獲得しているので、2~3割は、大学4年の秋から卒業までに就職を決めていることになります。

大学4年の春のエントリー期間を逃したらもう無理?

多くの企業は春に本選考のエントリー期間を設けます。6月の本選考を受けたいなら、このエントリー期間は逃がせません。ただし、企業によってはその後も本選考を続ける場合もあります。例えば本選考で合格に達する人数が想定より少なかった、内々定を出したものの辞退者が出たなど、希望の人材を確保できていない場合に考えられます。こうした企業の追加の選考を狙う方法もひとつです。

また、25卒で春入社ではなく、秋入社という道もあります。求人探しの幅を広げれば、まだいくつかの可能性はあるので、諦めるのは尚早です。

 

参照ページ:

新規大学卒業者の内定率の推移

25卒の秋就活を狙う方法

秋就活について話している男女

ここから春のエントリーが厳しそうな人に向け、秋採用の可能性を解説していきます。一般的なスケジュールで動いていても、なかなか内定が獲得できず就活が伸びていくケースも珍しくありません。秋採用はそれまでの就活で就職を決められなかった人も気持ちを切り替えて挑戦できるタイミングです。

秋採用のスケジュール

秋採用とは、その名の通り秋に行われる選考のことを言います。秋採用のスケジュールはおおまかに次のような流れです。

7~8月企業説明会・エントリー
8~11月本選考
12~1月内定

 

このスケジュールであれば、大学3年生の学年末以降からの就活でも内定獲得の可能性はあります。準備期間は短いながら、企業・業界研究にある程度時間をとるなど、選考対策にも注力できるでしょう。

秋採用を行う企業

秋採用を行う企業の傾向も紹介します。次に挙げる企業は秋採用を実施するケースが比較的よく見られます。

地方の企業

地方企業の中には、公務員試験や大手企業の試験などが大方落ち着いた秋以降に採用活動を行うところがあります。人気の高い公務員や大手と同時期に募集してしまうと、応募者が伸びなかったり、内定を出しても辞退されたり、採用コストが無駄になってしまう可能性があるからです。

ベンチャー企業

ベンチャー企業にも秋採用を実施するところが多いです。ベンチャーは事業の伸びが大きい会社も多く、年度の途中で人員計画に変更が生じ、採用予定人数を増やす場合もあるからです。また始めから選考を複数回もうけるなど、特定の期間にこだわらず採用活動を行う会社も多く見られます。

大量採用する企業

例年大量に人員を採用する企業は、春・夏採用だけで採用予定人数に達しない場合もあり、秋に追加で選考が行われる可能性が高いと言えます。

大手の子会社

大手企業の子会社も秋採用を実施するケースが多々見られます。子会社に応募する人はその親会社にも同時に応募している場合があり、どちらからも内定が出たときに親会社を選ぶことが多いためです。親会社の選考が落ち着いた後、秋に採用を始める会社が見られます。

外資系企業

海外の大学は日本と異なり、卒業の時期が8・9月のケースが多く見られます。そのため、外資系企業には海外大学の卒業シーズンに入社を合わせるため、秋採用を実施する場合があります。

秋採用の注意点

最後に、秋採用の注意点を紹介します。秋採用は夏の本選考に間に合わなかったり、思うような結果が得られなかったり、就活に悩む人にとって悩みを解決できるタイミングかもしれません。ただし、秋採用で内定を獲得することも簡単ではないと考えてください。

求人数が少ない

まず1つ知っておきたいのは、秋採用は春・夏採用と比較して求人数が少ないことです。多くの企業は春エントリーで夏本選考というスケジュールを組みます。秋採用を選ぶ企業自体が、そこまで多数ではないのです。つまり、応募先の選択肢の幅がそれほど広くないと言えます。求人数が少なければ、自分が興味を引かれる企業や自分の希望する勤務条件にマッチする企業を探しにくくなるかもしれません。どうしても在学中に内定を獲得したい場合は、自分の希望に幅を持たせる、勤務条件は優先度の高いものを選ぶなど、ある程度柔軟な考え方も必要でしょう。

倍率が高い

秋採用の求人は倍率が高い傾向にあります。秋採用を視野に入れる人はさまざまです。例えば先述した通り、一般的な就活スケジュールに間に合わなかった人も応募します。就活は進めたものの、夏までに結果が出ず、就活を継続している人も秋採用に入ってきます。また、留学など何らかの事情で春・夏採用のスケジュールにマッチせず、最初から秋採用を狙う人もいるでしょう。このように、秋の段階で就職先が決まっていない人は実際少なくないのです。

結果、秋採用の求人は少ない座席を大人数で奪い合うことになります。特に就活のスタート自体が遅れている人は、選考対策にかけられる時間が短いので挽回しないと厳しいでしょう。

なぜ秋に就活しているのか質問されやすい

秋採用では選考時に「なぜ秋に就活しているのか」を質問されることがあります。このとき、実際の理由を隠して答えようとするのはリスキーです。例えば内定をなかなかもらえず就活を継続していることは、企業側からすればマイナスイメージではないかと考えるかもしれません。しかし、秋採用を実施する企業は、そもそもそういった就活生をターゲットにしているので、内定をもらえていないこと自体はそれほど悪印象にはならないでしょう。

もし就活スタートが遅くなったなら、なぜ遅くなったのかを正直に、しかしできる限り前向きな表現で答えるのが得策です。また、すでに内定を得た状態で秋採用に臨んでいる人もいるかもしれません。もし他社から内定をもらっているか質問されたときは、それも隠さず伝えた方が良いでしょう。内定を得ながらも、自社に興味を持ち応募してくれたということで、好印象につながる可能性もあります。

大学卒業から入社までの期間があく

秋採用で内定を獲得した場合、入社は翌年の9~10月頃になることが多いでしょう。25卒であれば秋採用での入社は2026年の秋ということです。大学を卒業した後に実際の入社まで月単位で期間があくので、この期間をどう過ごすかは考える必要があります。入社に向けた準備をするも良し、働き始めてからはなかなか難しい経験をするも良し、アルバイトで収入を得るも良しです。人によってそれぞれ過ごし方は違うので、内定がもらえたら本格的に検討してみてください。

 

参照ページ:

秋採用の特徴とは?開始時期や大手企業の攻略法を人事が解説

秋採用とは?4年生10月以降の就活における注意点や企業の探し方、内定獲得方法

秋採用とは|大学4年10月以降の企業の探し方や内定獲得のポイント

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まとめ

25卒の就活はまだ間に合うので、焦ったり諦めたりせず、やるべきことを落ち着いてクリアしていくことが大切です。選考に間に合っても内容の薄い選考対策では内定を得られないため、質はしっかり保つこと。スケジュール感を意識しながら、効率的に動くことがポイントです。あるいは秋採用に目を向けてみることも1つの手段と言えます。今から自分がどう行動するか方向性を固めて、すぐ就活をスタートさせましょう。

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