タナベコンサルティングが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/11更新
はじめに
日本の経営コンサルティングのパイオニアとして65年以上の歴史を誇る「タナベコンサルティング」が実施するインターンシップについて就活生向けに解説していきます。
結論から申し上げますと、タナベコンサルティングはインターンシップ参加者を「先着順」で決めている年度があったため、インターンシップ開催の情報をいち早く掴むことが重要です。
また年度ごとに「早期選考」へ招待するインターンシップと、優遇を何も設けないインターンシップに分かれています。
本記事では、
- タナベコンサルティングの会社概要や主力事業を知りたい!
- タナベコンサルティングのインターンシップに参加したら優遇がある?
- タナベコンサルティングのインターンシップの対策方法を確認したい!
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報を紹介してますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
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タナベコンサルティングの会社概要
出典元
会社概要
社名 | 株式会社タナベコンサルティング |
創業 | 1957年10月16日 (現、タナベコンサルティンググループ) 設立:2022年4月15日 (2022年10月に持株会社体制に移行) |
総人員数(グループ全体) | 592名(2022年9月1日現在) |
本社所在地(東京) | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉃鋼ビルディング9F TEL:(03)6758-0073(代) FAX:(03)6758-0074 |
本社所在地(大阪) | 〒532-0003 大阪市淀川区宮原3-3-41 TEL:(06)7177-4000(代) FAX:(06)7177-4020 |
代表取締役社長 | 若松 孝彦 |
引用ページ
株式会社タナベコンサルティングは、1957年に創業した経営コンサルティング企業です。
今では「経営コンサルタント」という言葉や職業が世の中に一般化していますが、全く浸透していなかった1950年代から今まで「企業を救う医師(Business Doctors)として企業を救うための様々な事業を展開しています。
それ故「経営コンサルティングのパイオニア」と称され、創業65年を迎えた2022年には顧客価値とグループ企業価値を高めることを目的に「株式会社タナベ経営」から「株式会社タナベコンサルティング」に社名を変更しているのです。
また自社を「First Call Company」と称して、60年以上の歴史・10,000を超える企業に対する経営コンサルティングで培った実績とノウハウを生かして、顧客を「100年先も選ばれる会社」にするべく奮闘。
顧客へのアプローチの方法としては
- 経営の上流であるパーパスや戦略の策定から現場におけるオペレーションまで実施するワンストップの支援体制経営
- 専門性の高い各部門で協力し合う「全社チームコンサルティング」
を行い、クライアントが抱える多種多様な経営課題を解決に導きます。
また事業内容に加えてタナベコンサルティングの「働く環境」に対する評価も高く、経済産業省から4年連続で「ホワイト500」に認定、2021年には「健康経営銘柄」に選定されるなど、健康経営のための取り組みも積極的です。
参照・引用ページ
タナベコンサルティングの主な事業内容
ストラテジーコンサルティング | 理念を実装させるパーパス経営の確立から、成長戦略をベースとした中期経営計画の策定、SDGsの実装、グローバル戦略や新規事業開発などのサステナブル経営に必要不可欠なコンサルティングに加え、食品・アグリ、建設、サプライチェーン、ライフ&サービス、製造などのビジネスドメイン戦略を提供。 多種多様なビジネスモデルに精通するコンサルタントと各業界・領域を熟知するスペシャリストが企業の課題に応じてチームを組成し、各企業にとって最適なビジネスモデル改革を支援します。 |
グローバルビジネスコンサルティング | 国内市場が縮小する日本において、持続的成長を続けるためにはグローバル戦略は必須です。 グローバル・ビジョンをアップデートし、それに基づく長期視点のグローバル戦略をデザインすることが、日本企業の成長戦略の鍵となります。 タナベコンサルティンググループの持つ国内・国外双方のネットワークで、企業に合った海外展開をトータルで支援します。 |
DXコンサルティング | ビジネスモデルDX、マーケティングDX、マネジメントDX、HRDX、ブランディングDX、営業DX、サプライチェーンDX、アカウンティングDXなど、その裾野はビジネスシーン全領域にわたっています。バリューチェーン上の幅広いDX領域における”あるべき姿”を再定義。 戦略策定から、社内外のパートナーとの連携スキーム、投資回収計画、実装に向けたRFP(提案依頼書)の作成支援など、具体的な実行推進支援までを企業の実情に即して提供。 専門知識とノウハウを駆使し、一括した課題解決を支援します。 |
HRコンサルティング | 人材ポートフォリオ(中長期的な人的資源の最適配分、組織づくりの判断基準など)を定義し、「採用」「育成」「活躍」「定着」の4つをバランスよく取り入れた戦略人事を構築します。 豊富な事例や業種特性、各企業の実情を踏まえ、経営的視点を持つHR専門コンサルタントがオリジナルの人事制度を設計し、組織における人材育成・人材活躍も支援。 各社の理念・ビジョン・企業風土・採用競争力・制度設計・グループ人事まで、多面的要素から戦略人事を再構築し、組織を再設計します。 |
ファイナンスM&Aコンサルティング | 財務・資本・ガバナンス・マネジメント・ビジネスプロセス・バックオフィスDXなどの視点から、持続可能な経営システムを構築し、企業価値の最大化をサポート。 企業の成長性と持続性の両面をサポートするCFO(チーフ・ファイナンシャル・オフィサー)機能を発揮し、企業再生から事業承継・M&A、ホールディング経営やグループ経営システム構築、IPO 支援まで、企業の成長ステージに合わせた最適なコーポレートファイナンスサービスを提供。 新しい時代の新しい経営システムを構築します。 |
引用ページ
タナベコンサルティングに必要とされる人材像
タナベコンサルティングは「Team Consulting Brand 7 Promises(チームコンサルティングブランド7つの約束)」を定めていて、この内容が求める人物像を考える際の参考になる内容のため、下記で紹介します。
【Team Consulting Brand 7 Promises】
私たちは、ブランドとは顧客との約束と定義し、7つの約束を掲げています。
創業以来の経営コンサルティングに対する取り組みと、実績から生まれたチームコンサルティングバリューやクオリティーに対する信頼と信用は、この7つの約束から生まれるものだと考えているのも特徴です。
これらはビジネスドクターとしての姿勢でもあります。
- 高度の専門化と高度の総合化
- 経営者視点
- 顧客中心主義
- 事実追求
- 臨床経験に基づく判断と決断
- コンサルタントリーダーシップ
- ビジョン実現
引用ページ
チームコンサルティングブランド | タナベコンサルティング採用サイト
上記の内容を踏まえると、「リーダーシップ」「当事者意識」「顧客目線」「目標達成力」など、顧客である法人が持続し続ける企業であり続けるために、事実ベースで物事を追求しながら粘り強く取り組める人材を求めていると考えられます。
そして次に、「未来のタナベコンサルティング」が求めている人物像を予測しましょう。
これは少し手間ですが、IRや企業が掲げているビジョンなどを確認するのが1番手っ取り早いと考えられます。
タナベコンサルティングが今後力を入れていくであろう分野や、配属比重などから考えるとキーワードとなりそうな言葉は以下です。
- コンサルティング領域の多角化
- 提供サービスの拡大
- DXサービスをより専門化
- 海外市場への進出
- バリューチェーン戦略
- ターゲットを中小企業~大企業へ拡大
- 唯一無二の企業
引用ページ
上記はあくまでタナベコンサルティングが今後の経営戦略で掲げる「キーワード」の一部に過ぎないため、ぜひ自身でもタナベコンサルティングについて調べ、企業理解を深めてみてください。
また最終面接を担当する面接官は役員などの「重役」が務めるケースがありますが、重役の方々は実際に入社後に新卒の社員と働くわけではなく、企業の未来の方向性を決定していく役割を担っているのです。
そのため、学生は面接官に対して
- 学生自身の人物像や能力
- 上記のキーワードなど「企業の強み・将来性」
などを踏まえながら「学生がタナベコンサルティングに入ることで、いかに企業の未来をよりよく変化させてくれるか」をより明確に想像させられるような説明が求められます。
そのため、特に終盤の面接では「この学生は未来の企業にとって必要か」という視点も踏まえて面接に臨むようにしましょう。
タナベコンサルティングのインターンに参加するメリット
内定を獲得する上で有利になる
タナベコンサルティングのインターンシップの内容については後述しますが、タナベコンサルティングが実施しているインターンシップについては、参加することで「早期選考」への招待を受けるケースがあるのです。
またインターンシップへの参加を通して、面接時に「御社のインターンシップに参加して~に感銘を受けた」というような志望動機で話すことができれば、面接官に「志望度の高さ」を明確にアピールでき、志望理由に説得力に大きなが生まれます。
加えてインターネットに載っていない企業の強みも教えてくれるなど、インターンシップへの参加は多くのメリットをもたらす可能性があるため、タナベコンサルティングを志望する学生は積極的に参加すべきといえます。
自身の職務適性の確認・実務経験やスキルの獲得に繋がる
インターンシップで実施する内容は、
- 企業の紹介
- 実務体験型のワークショップ
- 社員の方との座談会
など、学生がよりよい就職活動を送れるようなプログラムを多く設けています。
もちろん就職活動の選考フローを通過していくことにも役立ちますが、
- 本当に自分が志望する職種が適しているかを確認できる
- 社員の方にその会社で進むことができるキャリアプランについて確認し、かつ自身のキャリアなどについて相談できる
など、仕事経験を通して今後の企業選びにおける「軸」や人生の「キャリア」を明確を見つけることができる経験を積むことができるはずです。
本選考の予行演習になる
タナベコンサルティングのインターンシップに参加するにあたって、「エントリーシート提出」というフローを通過する必要があると考えられます。
またこれらの選考フローはいずれも本選考の際にも用いられるため、インターンシップの選考に参加することは「本選考の予行演習」と同義です。
またタナベコンサルティングの場合はインターンシップ選考で落ちた場合でも、本選考時には全く影響がないと言われているため、志望度の高い学生はインターンシップ選考に積極的に参加することをおすすめします。
タナベコンサルティングが行っているインターン内容
タナベコンサルティングは、新卒採用時に
- コンサルティング候補
の1職種で募集を行っています。
一方、インターンシップについては毎年開催している訳ではないようです。
インターネット上では「2023年」「2021年」に実施されたインターンシップの概要について確認が取れたため、下記で紹介していきます。
タナベコンサルティングのインターンシップ(2023年実施)
採用直結型 | 採用直結しない |
期間 | 半日 |
時期 | 9月中旬以降随時開催 |
時間帯 | 不明 |
場所 | オンライン |
選考ステップ | 抽選あり |
内容としては、
- 業界・タナベ経営を知る
- コンサルタントの仕事・価値観・必要なスキルを知るの
という2つのプログラムで構成され、具体的には会社説明を受けた後、コンサルタントとして必要なスキルなどを考えさせ、担当からフィードバックをもらうという内容、と記載がありました。
2023年度については採用に直結しないインターンシップと明記されています。
また選考が「抽選」になっていますが、抽選でインターンシップ参加者を絞る企業の中には「学歴フィルター」で基準大学以下の学生は無条件で選考に落とすケースがあるのです。
そのため、タナベコンサルティングはインターンシップへ招待する学生を「学歴フィルター」で分類している可能性があります。
ちなみに、タナベコンサルティングの採用大学は以下になるため、学歴フィルターについては以下の大学名を参考にしてみてください。
<採用大学> 愛知淑徳大学、青山学院大学、大阪大学、小樽商科大学、鹿児島大学、金沢大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、神戸大学、順天堂大学、上智大学、西南学院大学、中央大学、東京都市大学、東京理科大学、同志社女子大学、同志社大学、早稲田大学 など |
参照・引用ページ
【2023年版】コンサルティング業界のインターン比較 | 船井総研 採用サイト
株式会社タナベコンサルティングの採用情報(初任給/従業員/福利厚生)|リクナビ2025
タナベコンサルティングのインターンシップ(2021年実施)
採用直結型 | 採用直結する |
期間 | 1日 |
時期 | 11月中旬 |
時間帯 | 不明 |
場所 | オンライン |
選考ステップ | 先着順で参加 |
インターンシップの内容は以下のとおりです。
- 会社概要やコンサルタントスキル、コンサルタントの仕事内容について学ぶ
(タナベコンサルティングの業界内での立ち位置・強みの説明含む)
- 質疑応答
- 今後の選考フローの説明があり、「早期選考」へ招待される
オンラインで開催される形式のため学生同士のグループワークはなかったようです。
またインターンシップに参加した学生には総じて「早期選考」への招待がありますが、一方でインターンシップに参加したのに早期選考には参加しなかった場合は、本選考にもエントリーできないルールが設けられているため注意が必要です。
タナベコンサルティングにエントリーすることが決まっている学生は、先着順で参加でき、かつ早期選考にも呼んでもらえるインターンシップのため、参加することをおすすめします。
参照ページ
【23卒】タナベコンサルティンググループの冬インターン体験記(文系/コンサルタント)No.24701(2022/4/25公開)
タナベコンサルティングのインターン選考対策
概要
タナベコンサルティングのインターンシップの選考形式や内容は年度によって異なりますが、上記で挙げたようにインターンシップに参加することで「早期選考への招待」「参加者特典」など内定獲得のために有利になるイベントに参加する権利を獲得できるケースがあります。
優遇ルートへの招待を受けたい学生などは特に早いタイミングで応募してくることが予想されるため、インターンシップに参加したい学生は「大学2年生」のうちの可能な限り早いタイミングからタナベコンサルティングについて調べ、インターンシップの情報を随時把握していくべきです。
またタナベコンサルティングの場合はインターンシップの参加を抽選や先着順など「書類選考」のみで実施していて、応募の際はエントリーシートの提出が必要な可能性があるため、下記ではエントリーシート対策のポイントを紹介していきます。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、または自身の価値観を客観的に把握できるはずです。
そのような「自身ならではの特徴」を踏まえて、タナベコンサルティングの求める人物像にできる限り合致する内容で自身をアピールできるよう対策していきましょう。
また志望動機に関しては「競合他社ではなくなぜタナベコンサルティングなのか」という点を自身の経験や価値観を踏まえて説明できるよう、時間をかけて考えてみてください。
業界・企業研究
業界研究や企業分析をすることで、インターネット業界内でのタナベコンサルティングの立ち位置や、競合他社との相違点が見えてきます。
またタナベコンサルティングが所属する業界以外の気になる業界・企業も調べることは、よりタナベコンサルティングを客観的に分析できることに繋がるはずです。
エントリーシートの内容も一段とレベルアップする効果をもたらすため、その他の業界・企業研究も積極的に行いましょう。
エントリーシート作成
上記で紹介した自己分析や業界・企業研究の内容を踏まえてエントリーシートを作成していきます。
過去にエントリーシートで出題された内容については「就活会議」「ワンキャリア」などの就活サイトで「選考体験記」という項目で紹介されているため、ぜひ確認してみてください。
また自身で作成した後は、必ず
- 友人や先輩
- タナベコンサルティングのOB・OGの方
に添削をしてもらい、客観的に見ても優れているエントリーシートになっているか提出前に確認するようにしましょう。
さいごに
本記事では、タナベコンサルティングが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介というテーマで就活生に役立つ情報をまとめました。
タナベコンサルティングは「経営コンサルティングのパイオニア」として長い歴史を持ちつつ、今後も「唯一無二」の企業であり続けるために挑戦を続けています。
新卒の場合の採用人数は例年「10~20名前後」しか採用しておらず、中途採用に重きをおいているため、タナベコンサルティングを第一志望に掲げる学生ほどインターンシップには参加すべきです。
インターンシップの時期・形式などは年度ごとで異なるため、ぜひ採用マイページの登録を早めに済まして企業側からの連絡を随時確認するようにしましょう!
この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。