サイバーエージェントが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介
2024/4/5更新
はじめに
インターネット事業を軸に様々な事業を収め、現在就活市場で人気がとても高い「サイバーエージェント」が実施するインターンシップについて就活生向けに解説していきます。
結論から申し上げますと、サイバーエージェントはインターンシップ選考の採用倍率が高いことが予想され、かつ職種によって「グループディスカッション」「ポートフォリオの提出」など実力が試されるフローが複数あります。
そのためインターンシップに参加するためには、本選考で通用する程の十分な対策が必要です。
本記事では、
- サイバーエージェントが志望企業だけど、事業内容や会社概要から理解したい!
- サイバーエージェントが実施するインターンシップの内容ってどんなの?
- サイバーエージェントのインターンシップに参加したら優遇があるか知りたい!
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報を紹介してますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
またサイバーエージェントの企業研究は以下の記事から飛べるので、ぜひ併せて参考にしてみてください!
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サイバーエージェントの会社概要
出典元
会社概要
社名 | 株式会社サイバーエージェント (CyberAgent, Inc.) |
本社所在地 | 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers Tel:03-5459-0202(代表) |
代表者 | 代表取締役 藤田 晋 |
設立 | 1998年3月18日 |
資本金 | 7,369百万円(2023年9月末現在) |
事業内容 |
|
従業員数 | 連結7,251名/単体2,225名 |
上場証券取引所 | 東証プライム |
参照・引用ページ
株式会社サイバーエージェント | 株式会社サイバーエージェント
サイバーエージェントとは?事業内容と強みを元社員が徹底解説! | すべらない転職
サイバーエージェントは、インターネット広告業界で国内1位を誇る企業です。
「21世紀を代表する会社を作る」というビジョンを掲げ、インターネットという分野におけるマーケティング力やノウハウに強みを持ちます。
事業内容は上記で挙げた通り幅広いですが、創業当初から続けている「インターネット広告事業」が主力事業となり、売上高が最も高いセグメントです。
また創業は1998年ですが、2004年にメディア事業、2009年にゲーム事業を立ち上げるなど、成功に満足することなく積極的に新規事業を立ち上げるなど挑戦を続けています。
また2016年に立ち上げた次世代型動画配信サービス「ABEMA」では、2022年に「FIFA ワールドカップ カタール 2022」を放送しましたが、解説に元日本代表の本田圭佑氏を起用するなど話題を集め、1週間視聴者数が3,000万を超える快挙を達成しました。
また事業だけでなく「実力主義な社風」にも注目が集まっていて、社風を象徴する特徴的な制度の1つに「新卒社長」が挙げられるのです。
名前の通り新卒1~2年目の社員を子会社の社長に就任させる制度で、「決断の経験を積ませる」ことが社員の大きな糧になるという考えのもと、若手に対して積極的に裁量権を与えます。
このように魅力が多く詰まった企業であるがゆえに就活市場では毎年人気で、優秀な社員が多数在籍する企業です。
参照・引用ページ
サイバーエージェントの主な事業内容
メディア事業 | 新しい未来のテレビをテーマに掲げる動画配信サービス「ABEMA」や、絶大な認知度を誇る国内最大規模のブログ運営サービスの「Ameba」などを手掛ける事業部です。 スマートフォンの普及に伴い、若年層を中心にこれらのサービスは利用者が急増しています。ABEMA TVのオリジナルエピソード数は2020年時点において国内発の動画サービスで日本No.1を誇り、総エピソード数は常時26,000本以上を配信。 スマートフォンやPC、タブレット、テレビなどさまざまなデバイスに対応していることから、いつでもどこでも利用することができます。 他には会員数1,500万名を超え、マッチ数は驚異の5億組と言われている「タップル」や、世界最大級の楽曲数を提供する定額音楽配信サービスの「AWA」なども運営しています。 |
インターネット広告事業 | 1998 年の創業以来、展開しているインターネット広告事業は、国内トップクラスの規模を誇ります。スマートフォンの普及に伴い、スマートフォン向けの広告市場が急激に拡大し、2013年にスマートフォン広告取扱高No.1を達成するようになりました。 さらに広告販売に加えて、AI を活用したテクノロジーや3DCG等の最先端技術を駆使したクリエイティブ制作を行い、またサイバーエージェントの関連子会社同士で「競争」させることでグループ全体として業界のシェアを広げる戦略をとっています。 |
ゲーム事業 | 連結子会社9社を通して、2008年にゲーム事業に参画。 AppStoreやGooglePlayのスマートフォン向けのアプリプラットフォームに加え、「Ameba」「Mobage」などのプラットフォームでもゲームを開発しています。 現在は「グランブルーファンタジー」や「ウマ娘」など8つの主力タイトルを中心に約50本のスマートフォンゲームを提供しています。 |
投資育成事業 | インターネット業界において長年培った事業経験を踏まえて、投資育成事業を展開し、子会社の株式会社サイバーエージェント・キャピタルを通じて期待値の高いスタートアップ企業への投資を行っています。 2013年10月には、新たに投資事業本部をサイバーエージェント本体内に設置し、当社代表取締役社長の藤田晋氏が自ら手がける通称「藤田ファンド」として投資を強化。 現在はすでにウォンテッドリー株式会社や株式会社クラウドワークス、Retty株式会社、BASE株式会社など数々の有望企業へ投資をした実績を持ちます。 |
参照・引用ページ
サイバーエージェントに必要とされる人材像
サイバーエージェントの採用情報では、「エンジニア職」で企業に必要な人材像として複数の項目を挙げています。
またそれらの内容は他の職種でも通ずる内容のため、下記で紹介していきます。
【サイバーエージェント(エンジニア職)の求める人物像】
ビジョンを実現するためには、事業視点・ユーザー視点・組織視点を持ちながら、様々な挑戦をし続け、個人も会社も成長していく必要があります。
エンジニアにおいても、事業や組織を引っ張っていくために、上記の視点を大切にしながら、経験のないことにも臆せず挑戦できる力、自走力などが必要です。
以上から、サイバーエージェント エンジニア採用においての求める人物像のポイントは5つとなります。
- 技術を用いて事業やサービスに牽引したい
- ユーザー視点を持ちプロダクト開発をしていきたい
- 新しい技術や得意領域外の技術にも積極的に触れたい
- チームとして成果を出すことに喜びを感じる
- 若いうちからどんどん成長し続けたい
引用ページ
上記の内容を踏まえると、「成長」「当事者意識」「顧客目線」「協調性」など、世の中に新たな価値を生み出すために、顧客目線で粘り強く取り組める人材を求めていると考えられます。
そして次に、「未来のサイバーエージェント」が求めている人物像を予測しましょう。
これは少し手間ですが、IRや企業が掲げているビジョンなどを確認するのが1番手っ取り早いと考えられます。
サイバーエージェントが今後力を入れていくであろう分野や、配属比重などから考えるとキーワードとなりそうな言葉は以下です。
- 持続的成長
- グループシナジーの創出
- 変化への対応力
- 地域社会への貢献
- サーバントリーダーシップ
- 人材力
- グローバルカンパニー
参照ページ
上記はあくまでサイバーエージェントが掲げる「キーワード」の一部に過ぎないため、ぜひ自身でもサイバーエージェントの事業について調べ、企業理解を深めてみてください。
また最終面接を担当する面接官は役員などの「重役」が務めるケースがありますが、重役の方々は実際に入社後に新卒の社員と働くわけではなく、企業の未来の方向性を決定していく役割を担っているのです。
そのため、学生は面接官に対して
- 学生自身の人物像や能力
- 上記のキーワードなど「企業の特徴」
などを踏まえながら「学生がサイバーエージェントに入ることで、いかに企業の未来をよりよく変化させてくれるか」をより明確に想像させられるような説明が求められます。
そのため、特に終盤の面接では「この学生は未来の企業にとって必要か」という視点も踏まえて面接に臨むようにしましょう。
サイバーエージェントのインターンに参加するメリット
内定を獲得する上で有利になる
サイバーエージェントの場合は、参加難易度が高いインターンシップに参加できた学生ほど、選考に有利になるような「特別な」選考ルートやイベントへ招待する傾向があるため、通常の選考より内定の可能性が高くなります。
また優遇ルートがない場合でも、面接時に「御社のインターンシップに参加して~に感銘を受けた」というような志望動機で話すことができれば、面接官に「志望度の高さ」を明確にアピールでき、志望理由に説得力に大きなが生まれるのです。
本選考の予行演習になる
サイバーエージェントのインターンシップに参加するにあたって、「エントリーシート」「適性検査」「面接」などのフローを通過する必要があります。
またこれらの選考フローはいずれも本選考の祭にも用いられるため、インターンシップの選考に参加することは「本選考の予行演習」と同義です。
またサイバーエージェントの場合はインターンシップ選考で落ちた場合でも、本選考時には全く影響がないと言われているため、志望度の高い学生はインターンシップ選考に積極的に参加することをおすすめします。
サイバーエージェントが行っているインターン内容
サイバーエージェントでは、新卒採用時で
- ビジネス職
- エンジニア職
- クリエイター職
の3職種で採用活動を行っています。
またインターンシップに関しても上記3職種で別々で設けられているのも特徴です。
下記では各職種で代表的なインターンシップを1つずつ紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
超早期内定直結型・AIDX・マーケティング実践インターンシップ(ビジネス職向け)
2024年に行われる「超早期内定直結型・AIDX・マーケティング実践インターンシップ」の概要は以下の通りです。
開催時期 | 5月開催(4日間) |
場所 | 【東京】サイバーエージェント東京オフィス Abema Towersにて開催予定 |
応募条件 |
※既卒可。2026年度に卒業予定の方もエントリーいただけます。 ※就職活動中の学生の方向けのイベントです。社会人の方はご応募いただけませんのでご了承ください。 |
募集対象 |
|
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | なし |
ビジネス職向けのインターンシップです。
サイバーエージェントの中枢を担う最先端のAIやDX、デジタルマーケティングの領域で「正解のない」リアルな題目に取り組み、実践的かつハイレベルなスキルや知識をインプットできるインターンシップになっています。
またインターンシップへの参加は選考を勝ち抜くことが条件ですが、選考に参加できた学生に対しては「早期選考限定での優遇のご案内をさせていただく可能性がございます。」と明記されているのも注目です。
【選考フロー】
- マイページ登録
- エントリーシート提出
- グループディスカッション
- 人事面接
- 合格通知
引用ページ
超早期内定直結型 AIDX・マーケティング実践インターンシップ | 株式会社サイバーエージェント
1Weeks Android向け育成型インターンシップ(エンジニア職向け)
開催時期 | 2月~3月(5日間) |
場所 | 【東京】サイバーエージェント東京オフィス Abema Towers(オフラインとオンラインのハイブリット型で開催予定) |
応募条件 |
※OSはWindows/Macどちらでも構いません。(その他のOSは応相談)
|
募集対象 |
|
報酬 | なし |
交通費・宿泊費 | 交通費支給 |
エンジニア職向けのインターンシップです。
プログラミング経験のある学生を対象に約1週間でAndroidアプリ開発の基礎スキルを身に着けるためのインターンシップで、サイバーエージェントの社員に質問しながら課題をもとにAndroidアプリを完成させることを目指していきます。
また参加者特典が「社員との面談」「社員とのランチ・懇親会」など、内定獲得の上で有利になるようなイベント参加が用意されているのも魅力です。
【選考フロー】
- マイページ登録
- エントリーシート提出
- 人事面接
- 合格通知
参照・引用ページ
1Weeks Android向け育成型インターンシップ | 株式会社サイバーエージェント
就業型イラストレーターインターンシップ(クリエイター職向け)
開催時期 | 随時開催(5~10日間) |
場所 | オンラインまたは、 【東京】サイバーエージェント渋谷オフィスAbemaTowers ※参加が確定した際にご相談させていただきます。 |
応募条件 |
※学部1年生、2年生もご参加いただくことが可能です。 ※新卒採用/Re:Career採用向けのインターンシップです。 |
募集対象 |
|
報酬 | 記載なし |
交通費・宿泊費 | 記載なし |
デザイナー職向けのインターンシップで、「ゲーム事業部」に配属のもとクリエイティブ制作に携わります。
学年や就業経験は不問で、かつ学業との両立を考慮して参加できるのもメリットです。
参加者特典に「ポートフォリオのブラッシュアップ」「社員との懇親」があり、サイバーエージェントを知ることに加え、自身のデザイナーとしての技術を磨くこともできる一石二鳥のインターンシップになります。
【選考フロー】
- マイページ登録
- 書類選考(ポートフォリオ3点以上提出)
- 個別面接
- 合格通知
参照・引用ページ
サイバーエージェントのインターン選考対策
上記で挙げたような複数日程開催のインターンシップに参加できれば、いずれも「早期選考への招待」「参加者特典」など内定獲得のために有利になるイベントに参加する権利を獲得できるはずです。
またサイバーエージェントはインターンシップ参加の人数を絞るべく「書類選考」「個別面接」をはじめとした選考を行っています。
優遇ルートへの招待を受けたい学生などは特にインターンシップ選考に関しても十分な対策を行ってくると考えられるため、インターンシップに参加したい学生は「大学2年生の冬」ごろから対策を徐々に行っていくべきです。
また下記ではインターンシップ選考対策のためのポイントを紹介していきます。
選考フローごとの選考対策
自己分析
自己分析をすることで、自身の長所・短所、または自身の価値観を客観的に把握できるはずです。
そのような「自身ならではの特徴」を踏まえて、サイバーエージェントの求める人物像にできる限り合致する内容で自身をアピールできるよう対策していきましょう。
また志望動機に関しては「競合他社ではなくなぜサイバーエージェントなのか」という点を自身の経験や価値観を踏まえて説明できるよう、時間をかけて考えてみてください。
業界・企業研究
業界研究や企業分析をすることで、業界内でのサイバーエージェントの立ち位置や、競合他社との相違点が見えてきます。
またサイバーエージェントが所属する業界以外の気になる業界・企業も調べることは、よりサイバーエージェントを客観的に分析できることに繋がるはずです。
エントリーシートや面接の受け答えをより一段とレベルアップする効果をもたらすため、その他の業界・企業研究も積極的に行いましょう。
エントリーシート作成
上記で紹介した自己分析や業界・企業研究の内容を踏まえてエントリーシートを作成していきます。
過去にエントリーシートで出題された内容については「就活会議」「ワンキャリア」などの就活サイトで「選考体験記」という項目で紹介されているため、ぜひ確認してみてください。
また自身で作成した後は、必ず
- 友人や先輩
- サイバーエージェントのOB・OGの方
に添削をしてもらい、客観的に見ても優れているエントリーシートになっているか提出前に確認するようにしましょう。
面接・グループディスカッション対策
エントリーシートを突破したら次に面接やグループディスカッションが行なわれるため、その対策も入念に行いましょう。
面接に関してはエントリーシートに記載した内容をもとに質問をしていくため、「面接官との会話のキャッチボール」を意識して、簡潔かつ理論的に回答していけるように事前に面接の練習をしておくことがおすすめです。
またグループディスカッションに関しては、リーダー・タイムキーパー・調整役などグループ内での「自身の役割」を全うし、高い評価を得ていく必要があります。
そのため「グループディスカッション」が経験できるイベントに参加し、自身が最も適している役割を事前に把握しておくと良いでしょう。
以下の記事も参考にしてみてください!
さいごに
本記事では、サイバーエージェントが行っているインターン内容とは?参加メリットや26卒向け選考対策も紹介というテーマで、就活生に役立つ情報をまとめました。
サイバーエージェントは広告事業を中心に「インターネット」というツールで先進的な取り組みに挑戦し続けています。
そして各所から高い評価を受けていることから、毎年新卒採用・中途採用のいずれの領域でも人気を誇っているのです。
そのため学生が内定を獲得するためには「狭き門」をくぐりぬける必要があります。
一方でインターンシップ参加による特別なルートやイベントに参加できれば、通常のルートで選考に参加するよりも有利に選考を進めることができると考えるため、サイバーエージェントを粗暴企業にする学生はまず本記事を読んでみてください!
この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。