【就活生向け】就活がうまくいかない原因と必須の対策法をご紹介
2024/4/1更新
はじめに
「就活してるけど内定がもらえず就職浪人になりそうで不安。」
「第一希望の就職先が不採用になってしまい、就活を諦めてしまいたい。」
最近こんな気持ちになっていませんか?
実は、就活で何社も受けて不採用通知ばかり届くというのはよくあることです。
しかし、就活がうまくいかないのに闇雲に受け続けていても、なかなか前に進めません。
では、どうしたら就活がうまくいかない状況を変えることができるでしょうか。
それは、就活がうまくいかない原因を明らかにして対策することです。
うまくいかない原因を明確にすることで、対策しやすくなるでしょう。
そこでこの記事では、
- 何社も受けているのになかなか内定がもらえない
- 就活がうまくいかない現状を変えたいが何をしていいのかわからない
などの悩みを持つ就活生向けに、
- 就活がうまくいかない原因
- すぐに誰でもできる再現性が高い対策と必須の最重要対策
- しない方が良いこと
- 過去の先輩の就活体験談
について詳しく解説します。
できるだけ早く対策することで、希望の企業から内定をもらえる可能性があります。
この記事を参考にして、あなたも就活難民から抜け出しましょう!
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就活がうまくいかないと感じる人は実は多い?みんなの就活状況
就活をしていると、自己分析やエントリーシートなど乗り越えなければならない多くの壁が出てきます。
これらを一生懸命やったとしても内定が全然もらえず、不安や焦りを感じることもあるでしょう。
実は、複数の会社から内定をもらえる学生は少ないです。
その理由は、下記の就職みらい研究所がまとめた「就職プロセス調査」と「就職白書」からわかるでしょう。
リクルートが運営する就職みらい研究所では、新卒就活生を対象にさまざまな調査を行なっています。
「就職白書2024」の就職活動における各就活プロセスの実施数を見ると、エントリーした企業数は12.71社でした。
対面あるいはWEBで面接を受けた回数はそれぞれ4.76社、7.78社となっていました。
このうち、3月の卒業時点で内定をもらった企業数は平均で2.49社です。
しかし、これはあくまでも平均値です。
つまり、就活生のうち平均より多く内定をもらっている人もいれば、平均より少ない人もいるということです。
また、2024年の全体の就職率は96.8%でした。
この数字を考慮すると、就活をしているほとんどの学生が、就職先から内定をもらって就職しているということです。
さらに、学生の就職活動期間の平均は7.87ヶ月です。
ここから、学生は就職活動を平均的に半年以上続けているという実態がわかります。
就活を始めてまだ3、4ヵ月という人は、就活の期間が短いと言えるでしょう。
そのため、内定をもらえないからと焦らず、半年ほどの長期戦になることを前提に取り組むことをおすすめします。
エントリーした企業数 | 12.71社 |
対面での面接回数 | 4.76回 |
WEBでの面接回数 | 7.78回 |
卒業時点で内定をもらった企業数 | 2.49社 |
就職活動期間 | 7.87ヵ月 |
2024年度の卒業時の就職率 | 96.8% |
引用ページ
就活がうまくいかない原因7つ
就活がうまくいかない原因は人によって異なります。
そのため、なぜうまくいかないのかを自分で探りながら改善していかなければなりません。
多くの人がつまずくポイントがあります。
それは以下の7つです。
- 正しいビジネスマナーが守れていない
- エントリー企業数を絞り込みすぎている
- 面接時のコミュニケーションがうまく取れていない
- 自己分析が不十分
- 業界・企業研究が不十分
- ESや履歴書の内容が不十分
- 選考後の反省をしていない
以降では、これらについて詳しく解説します。
正しいビジネスマナーが守れていない
説明会やインターンシップ、面接など就活時には、希望する企業の社員と交流する機会があります。
正しいビジネスマナーを身につけていないと、相手からの印象は悪くなるでしょう。
正しいビジネスマナーを知らないと、気づかぬうちに失礼なことをしてしまう可能性もあります。
ビジネスマナーというと、例えば、
- 時間ギリギリで行動する
- あいさつをしないあるいは声が小さい
- 相手の説明を聞くときにメモを取らない
などが挙げられます。
ビジネスマナーは就活の時にだけ必要なわけではなく、就職してからも必要です。
仕事で基本的なビジネスマナーが守れていなければ、相手からの信用を失ってしまうでしょう。
これまで正しいビジネスマナーを行えていたか、再度振り返ってみてください。
受ける企業数を絞り込みすぎている
受ける企業が少ないと、どこからも内定をもらえないことも考えられます。
前章でも述べたように、多くの就活生が平均して12.75社受けているにも関わらず、内定をもらえた企業数は2.49社です。
このことからも、内定のチャンスは少なくなることがわかるでしょう。
大手にこだわりすぎるのもおすすめしません。
なぜなら、知名度があって安定している大手企業は多くの就活生がエントリーするため、就職倍率が非常に高くなるからです。
例えば、東洋経済の2023年度の『「内定の競争倍率が高い会社」ランキングTOP100』によると、1位はノバレーゼで、採用倍率は1,107.3倍でした。
2位の雪印メグミルクは482.3倍、3位の東宝は420.0倍です。
受ける企業が少ないあるいは大手ばかりを受けている就活生は、受ける企業数を増やしたり、中小企業も視野に入れたりして就活することをおすすめします。
参照ページ:
面接時のコミュニケーションがうまく取れていない
面接では、面接官の目を見て志望動機や自己PRなどを話さなければなりません。
慣れていなければ緊張して頭が真っ白になり、受け答えができなくなってしまいます。
せっかく書類選考から面接まで行けたとしても、面接官に自分の想いを伝えなければ次へは進めません。
そのため、事前に考えられる質問の答えを用意しておき、円滑に受け答えができるように練習しておくことをおすすめします。
自己分析が不十分
自己分析が十分でないと、面接での自己PRがうまくいかないだけでなく、企業選びもうまくいかないでしょう。
自己分析とは、「これまでを振り返り自分の特徴、強み・弱み、価値観を理解すること」です。
自己分析が不十分なまま企業から内定をもらい、就職できたとしても、強みを活かしきれずに転職してしまう可能性も考えられます。
そのため、過去の自己分析の内容をもう一度振り返ることをおすすめします。
業界・企業研究が不十分
業界や企業研究が十分ではなければ、面接官に業界や企業で働きたいという意志が伝わりません。
その結果、志望度が低いと思われ、不採用になる恐れがあるでしょう。
また、思い描いていた業界あるいは企業と異なる可能性もあります。
その場合、再度自分が求める業界や企業を探す必要があります。
業界の現在の動向や将来性についてや、企業の理念や求める人材像に相違がないか再度しっかり確認しましょう。
エントリーシートや履歴書の内容が不十分
エントリーシートや履歴書は、書類選考において自分をアピールできる唯一のものです。
書いている内容が薄かったり、文章が短かったりすると、採用担当者に良い印象を与えることはできません。
書き方によってはわかりにくい文章だと思われる可能性もあります。
そのため、エントリーシートや履歴書の内容が不十分な方は、早急に見直して完成度の高いものを目指しましょう。
自分ではどこを直したらいいかわからない場合は、就職エージェントや友達などに添削をしてもらうことも一つの手です。
面接後の反省をしていない
実は、面接後に反省をするかどうかでその後の就活の採用度はかなり違ってきます。
就活においては、失敗や改善したほうが良い点が必ず出てきます。
面接後はこれらについて振り返り、次回も同じ失敗を繰り返さないことが重要です。
面接に関して、よかった点や悪かった点、改善したほうが良い点をしっかり洗い出してみましょう。
できる限り記憶が新しい時に反省したほうがいいので、面接後すぐに行うことをおすすめします。
引用ページ
再現性高!就活がうまくいかないときにいますぐできること3つ
前章では、就活がうまくいかない原因について7つご紹介しました。
ここからは、就活がうまくいかないときの対策について、今すぐ実践できるものと、ぜひしていただきたい重要対策に分けてご紹介します。
まず、就活がうまくいかないときに今すぐできる再現性の高い対策として、以下の3点が挙げられます。
- 面接後の反省をする
- 身だしなみを整える
- 面接での印象をよくする
以降でこれらについて詳しく解説します。
面接後の反省をする
前章でもお伝えした通り、面接後はできるだけ早く反省を行うのがおすすめです。
その理由は、次回から同じ失敗を繰り返さないためです。
面接でよくできた点については、さらに改善する方法を考え、できなかった点については、なぜできなかったのか、その改善策を考えましょう。
面接は事前の準備と、終わってからの反省が非常に重要です。
一休みする前に、その日の反省会までしっかりしてくださいね。
身だしなみを整える
身だしなみは心の表れでもあります。
身だしなみが整っていなければ、精神状態は乱れやすいでしょう。
身だしなみが整っていないと相手に悪い印象も与えてしまいます。
そのため、髪型や顔、服装など、頭の先から足元まで身だしなみが整っているか面接の前にチェックしておきましょう。
面接での印象をよくする
面接担当者への印象を良くする方法は、先ほど述べた身だしなみ以外にも、
- ハキハキと話す
- 面接でのマナーを守る
- 簡潔に述べる
- 結論を先に述べる
などがあります。
話が長かったり、声が小さかったりすると、面接官からの評価は下がってしまいます。
練習時からこれらの方法を意識しておくことをおすすめします。
最重要!就活がうまくいかないときにやっておきたい対策5つ
ここでは、就活がうまくいかないときに必ず見直していただきたい対策についてお伝えします。
やっておきたい対策は以下の5つです。
- 自己分析をする
- 業界・企業分析をする
- 大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用する
- ビジネスマナーを身につける
- エントリーする企業の視野を広く持つ
以降ではこれらについて詳しく解説します。
自己分析をする
就活がうまくいかないときには、自己分析について見直してみることがおすすめです。
自己分析をすることで、
- 自分の特徴、長所・短所について再度認識する
- エントリーしている企業が自分の価値観に合致しているか再度確認する
などができるからです。
自己分析を見直す際には、ぜひ他の人にも意見を聞いてみることをおすすめします。
なぜなら、人に聞くことで自分では気づかなかった一面を知るきっかけとなるからです。
業界・企業分析をする
就活がうまくいかないのであれば、業界や企業と、自分の価値観に相違がある可能性があります。
業界・企業分析を再度行なうことで新たに発見できることもあるので、ぜひ取り組んでみてください。
大学のキャリアセンターや就活エージェントを利用する
就職活動をしていると、一人ではなかなか難しい場面に多々直面するでしょう。
そこで活用していただきたいのが、大学のキャリアセンターや就職エージェントです。
大学のキャリアセンターでは、自己分析・適正診断から面接まで無償でサポートしてくれます。
就活エージェントとは、一人ひとりに専任のアドバイザーがつき、就活を全面的に無償で支援してくれるサービスです。
主なサービスは、
- 個別カウンセリングの実施
- 求人先の紹介
- 書類作成サポート
- 面接対策
などです。
プロに相談して、自分に合った求人を見つけることができ、その後のサポートもあるのでおすすめです。
しかし、エージェントによって扱っている企業数が少ない可能性があります。
ビジネスマナーを身につける
就活がうまくいかない原因でもお伝えした通り、就活がうまくいかない原因としてビジネスマナーを守れていない可能性があります。
ビジネスマナーは、社会人としての基本です。
マナーを守れていないと就活のみではなく、就職してからも相手からの信頼を得ることが難しくなります。
常に5分前行動を意識し、相手の目を見てハキハキしゃべるなど基本的なことができてる必要があります。
これまでの面接を振り返り、ご自身のビジネスマナーを振り返ってみましょう。
エントリーする企業の視野を広く持つ
知名度や安定性から大手に絞ってエントリーするのは危険です。
大手は人気のため受ける人が多く、就職倍率がその他企業と比較して非常に高いです。
そのため、中小企業にも目を向けてみることをおすすめします。
また、希望している業界の大企業や中小企業について調べることで、さらに各社の強みや独自性が見えてくる可能性があります。
これは企業研究にもなるため、一石二鳥です。
視野を広げてみることで、これまでは知らなかった企業との出会いがある可能性があります。
これはNG!就活がうまくいかないときにやらないほうがいいこと3つ
ここまで、就活がうまくいかない原因と対策方法について解説してきました。
この章では、就活がうまくいかないときにやってはいけないことについてご紹介します。
就活がうまくいかないときにやらないほうがいいこととして、以下の3つが挙げられます。
- 誰にも頼らず一人で就活する
- 心が疲れているときに休まない
- 各種ツールを利用しない
以降で、これらについて詳しく解説します。
誰にも頼らず一人で就活する
一人で就活していると、周囲と自分を比較する機会がなくなります。
また、自分一人で情報収集する能力が身につくでしょう。
しかし、相談する人がいなかったり、客観的な立場から意見をもらえなかったりするのは、不利になる可能性があります。
一人で就活を行なうメリットももちろんあるのですが、うまくいかなくなったときのデメリットも大きいです。
そのため、大学の同期と協力して、お互いにモチベーションを保ちながらすることをおすすめします。
とは言っても、周りになかなか自分と同じ状況の人がいない方は、
- 家族や先輩に悩みを聞いてもらう
- SNSで就活について調べる
- キャリアセンターに相談する
など、サポートしてくれる人と積極的につながることをおすすめします。
自分一人では難しかった解決方法が見えてくるでしょう。
心が疲れているのに休まない
就活がうまくいかずに疲れた時は、思い切って休んでみるのも対処法の一つです。
就活は、自己分析やエントリーシートの提出など、時間がかかるものばかりでなかなか休みが取れず、徹夜することも多いでしょう。
しかし、心が疲れているのに焦って行動すると、空回りして余計うまくいかなくなって悪循環です。
きちんと休み、疲れやストレスを解消してから再度就活をスタートしましょう。
一度休めば、就活を再開したときに新たな発見や気づきが得られることもあります。
各種ツールを利用しない
大学のキャリアセンターや就職エージェントには、適性検査対策や自己分析シートなど就活を手助けするさまざまなツールがあります。
これらのツールをうまく活用しながら就活を進めることは、効率的に就活を進める上でとても重要です。
これらのツールは就活生にわかりやすく作られており、わからないことがあれば周囲や専門家に聞くこともできるでしょう。
使えそうなものはぜひ積極的に活用してください。
就活がうまくいかない人に向けた就活体験談
最後に、就活の成功体験談をお伝えします。
これは、私の大学時代の同期の男の子の就活成功体験です。
この方は元々理系で建築学を専攻していましたが、全く違う業種で就職活動をしていました。
しかし、専攻分野とは全く違うこともあり、自己分析や業界・企業分析でつまずいてしまいました。
結果的に、さまざまな企業にエントリーしたものの、第一希望の企業からだけでなく、他の企業からも採用通知をもらえませんでした。
このまま一人で自分に合った企業を探すのは難しいと感じ、思い切って就活エージェントを頼ってみたのです。
すると、エージェントからさまざまな企業を紹介してもらい、対策の甲斐もあって見事に内定をもらうことができました。
彼は、一人で限界を感じた時、就活エージェントに頼って良かったと私に語ってくれました。
まとめ
この記事では、就活生向けに就活がうまくいかない原因と対策方法、やってはいけない対策、就活体験記についてお伝えしてきました。
何万社もある企業の中から自分がやりたいことができる会社を探し、内定をもらうことは大変です。
そのため、就活がうまくいかない時は、何が原因でどうしたら解決できるのか考え、実践してみてください。
また、一人では解決できない時は、ご家族や友人、大学のキャリアセンターなどに積極的に頼ってみることをおすすめします。