【就職活動】インターンシップに参加したほうがいい?メリットとデメリット・参加すべき学生を徹底解説します!
2024年2月26日更新
はじめに
本記事では、就職活動を控える大学生が一度は考える「インターンシップへの参加」が就職活動にもたらす影響について解説します。
「インターンシップに参加するメリット・デメリットは何?」
「実際にインターンシップに参加した学生の評判を知りたい!」
「結局、インターンシップに参加したほうが良い学生ってどんな学生?」
上記のようなあらゆる悩みを持つ就活生に対して有益な情報をまとめてますので、ぜひ最後まで読んでいってください!
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インターンシップとは
インターンシップとは、大学生が
- 自身の適職を把握する
- 実務経験を積み、スキルを磨く
- 企業・業界を知る
ことなど、これから迎える就職活動や社会人生活の準備のために、実際に企業に属して働くことを指します。
インターンシップは主に期間ごとで2種類に分類され、具体的には以下の内容になります。
短期インターンシップ
半日~1か月未満の期間を目安に行われるインターンシップの総称です。
企業を知ってもらうことを主な目的とし、多くの大手企業が就職活動の一環として実施しています。
半日~1か月の期間の場合は、職場内で社員と共に就業するというよりは、学生同士でグループを組んで行う「グループディスカッション」などを通して企業理解を深めていく内容がよくみられます。
短期インターンシップに参加することで、新卒採用の「早期選考」に呼んでもらえることがあります。
また、インターンシップ参加者のみを対象とした座談会や特別な選考ルートへの招待も実施するケースもあるでしょう。
企業によっては、「インターンシップに参加したほうが内定獲得に有利」という場合もあります。
一方、交通費は自己負担で、インターンシップに参加することで報酬は発生しないケースが大半です。
長期インターンシップ
一カ月以上の期間を設けて行われるインターンシップの総称です。
長期インターンシップを実施する企業はベンチャー企業が多いです。
内定を獲得した学生が、卒業前に「インターンシップ生」として、入社後の準備としてあらかじめ内定先の企業で就業するケースもあります。
大学1年生から長期インターンシップ生を募集している企業もあり、「在学中に将来役立つスキルを獲得したい」と考える学生に適した内容です。
短期インターンシップの場合は「新卒採用の一環」として実施されるケースが大半で、報酬・交通費が出ないケースが多いですが、長期インターンシップは時給制・歩合制などで給与が発生します。
交通費も全額企業側が負担するケースが多いでしょう。
一部の短期インターンシップを除き、インターンシップに参加するには「エントリーシートでの選考」や「面接」を通過していく必要があります。
ですので、就職活動と同様に、事前の対策やインターンシップに詳しい方(キャリアアドバイザーなど)から質の高い支援を受けることが重要です。
企業ごとで異なる短期インターンシップの「立ち位置」
ここでは「短期インターンシップ」に絞り、企業例を紹介しながらインターンシップの位置づけとしてよくある事例を紹介します。
インターンシップへの参加が「内定獲得」する上で必須になる企業
これは大手企業でしばしば見受けられます。
短期インターンシップ参加のためには「応募のみ」で参加できるケースと、「選考通過者」のみ参加できるケースで分類できます。
しかし、内定獲得の上でインターンシップの参加を「必須」として位置づける企業は、しっかりとエントリーシート提出~面接を行って学生を選定します。
例えば、大手総合商社の「双日株式会社」の場合は内定者のうちの6~7割、三菱系の大手損害保険会社「東京海上日動火災保険株式会社」の約8割が、インターンシップ参加者と言われています。
上記のような位置づけでインターンシップを実施する企業例は、下記のとおりです。
【インターンシップへの参加が内定獲得のうえで重要になる企業の例】
- 大手デベロッパー(三井不動産・東急不動産・三菱地所など)
- 外資系コンサル(マッキンゼー・アンド・カンパニー ・ボストンコンサルティンググループ など)
- 外資系金融(バンクオブアメリカ・メリルリンチ・ゴールドマンサックスなど)
- NTTデータ
- 東京海上日動火災保険
- 双日
- 野村総合研究所
インターンシップへの参加が内定獲得の上で必須でない企業
例えば「応募のみ」で参加できた最大手企業の短期インターンシップや座談会は、選考を受けるうえで早期選考に呼ばれるなど、優遇されるケースがあります。
とはいえ、参加自体が「内定獲得」する上で大きな加点に繋がらない場合が多いです。
ただ、インターンシップへの参加は企業に「志望度の高さ」を示すことに繋がります。
企業が実施するイベントへの参加と志望理由を上手く織り交ぜながら話せれば、面接時の加点要素に繋がるでしょう。
上記は最大手企業の場合ですが、「準大手企業」の場合はインターンシップに参加しなくても、内定獲得が十分狙えます。
応募のみで参加できるインターンシップへの参加が、内定獲得のうえで有利になる場合があるのです。
【企業例】
- 大手金融機関
(みずほFG・りそな銀行・第一生命・損保ジャパン など)
- 最大手企業の子会社・関連会社
(住友不動産販売・三井不動産リアルティ・オリックス銀行 など)
長期インターンシップに参加するメリット
先ほどはインターンシップを期間ごとで「長期インターンシップ」と「短期インターンシップ」に分類しました。
ここからは、実際にインターンシップに参加するメリット・デメリットについて触れていきます。
まずは長期インターンシップに参加するメリットについて紹介します。
結果を残すための基礎力が身につく
長期インターンシップに参加するメリットの1つ目は、「結果を残すための基礎力が身につく」点です。
長期インターンシップの場合は、インターンシップ生は「戦力」としてカウントされるため、一定の成果を求められます。
成果を残していくためには、企業に属する社会人と同じ働きぶりが求められます。
「協調性」「コミュニケーション能力」「行動力」「論機的思考力」など、仕事で結果を残すための基礎的な力を養えるでしょう。
社会人との繋がりができる
長期インターンシップに参加するメリットの2つ目は、「社会人との繋がりができる」点です。
アルバイトの場合は一緒に働く人が学生になることが多いですが、長期インターンシップ生として働く場合、職場環境で学生は少なく、社会人が多いため、必然的に社会人との繋がりができます。
社会人との繋がりができるメリットの1つとして、「自身の将来のキャリアについて相談ができる」点です。
長期インターンシップを実施するのはベンチャー企業が多いです。
成長速度が速いベンチャー企業は、一般的に「実力のある若手」が活躍しています。
若手社員は数年前には学生と同じ「就活生」という立場だったはずです。
そのため学生は就職活動について相談しやすく、自分の経験を踏まえた的確な助言をもらえるでしょう。
給料をもらいながらスキルアップできる
長期インターンシップに参加するメリットの3つ目は、「給料をもらいながらスキルアップできる」点です。
長期インターンシップの場合は、アルバイトに比べて「責任のある仕事」を任されるケースが多いでしょう。
企業で就業経験を積んでいくことで自身のスキルを磨くことができます。
長期インターンシップの場合は有給で実施されるケースが大半のため、給料をもらいながらスキルアップできる「一石二鳥の環境」です。
長期インターンシップに参加するデメリット
長期インターンシップ参加によるメリットについて述べてきましたが、一方で、デメリットがあるのも事実です。
ここでは、長期インターンシップに参加することによるデメリットについて2点紹介していきます。
学業・サークル活動との両立が難しい
長期インターンシップに参加することによるデメリットの1つ目は、「学業・サークル活動との両立が難しい」点です。
先ほどは、長期インターンシップに参加するメリットの1つとして、「責任のある仕事を任される」点を挙げました。
しかし、このために大学生の醍醐味である学問を極めたり、サークル活動を存分に楽しめなくなったりする恐れがあります。
理由は、大抵の企業の営業時間は平日の朝~夜になり、大学の授業やサークル活動が実施される時間帯と被るからです。
また、インターンシップ先の企業では責任のある仕事を任されるため、学業やサークルを理由にそう簡単に休めなくなるでしょう。
時には大学のテスト期間でも働き詰めになるケースも考えられます。
インターンシップ先の企業の意向によりますが、長期インターンシップに参加することでこのようなデメリットも考えられるため、注意が必要です。
自己肯定感が下がるケースがある
長期インターンシップに参加することによるデメリットの2つ目は、「自己肯定感が下がるケースがある」点です。
長期インターンシップはベンチャー企業が開催していることが多く、中には急成長を遂げるベンチャー企業もあります。
その成長を支える社員の方々は優秀な方が多いです。
その環境に混ざって、つい最近まで受験勉強していた社会人経験がない学生が働くと、特に最初はうまく仕事をこなせず迷惑をかけてしまうでしょう。
その状態が続くと「自分って全然仕事できないな…」と挫折感を味わうことになります。
その挫折感が悔しさに変わり、さらに努力する学生もいるでしょう。
その一方で、自信を喪失し、長期インターンシップの参加を辞めてしまう人もいます。
責任を持って仕事に取り組んでいると、思った以上に精神的ストレスを抱える場合があります。
学生によってはその状況に耐えられず、デメリットになることがあるのです。
短期インターンシップに参加するメリット
上記では長期インターンシップにおけるメリット・デメリットについて記載しました。
ここからは「短期インターンシップ」について取り上げます。
第一にメリットについて紹介していきます。
グループディスカッションの練習になる
短期インターンシップに参加するメリットの1つ目は、「グループディスカッションの練習になる」点です。
半日~1週間の期間を設けて実施される短期インターンシップは、多くの場合で「グループワーク」が実施されます。
グループワークとは具体的に、学生同士がチームになって個々の役割を決め、企業側から出された課題に対してチームの皆で解決策を練っていく作業です。
最終日に発表を行い、社員からのフィードバックをもらいます。
自分の力を客観的に把握できる貴重な機会となるでしょう。
また、課題提示から解決策の発表という流れは、就職活動で実際に行われるグループディスカッションと類似しています。
グループディスカッションを通過するコツは、「自身のグループ内での役割を全うすること」です。
「リーダー」「調整役」「書記」「タイムキーパー」など、前もって自分に適した役割を把握し、本番での立ち回りを想定しておきましょう。
短期インターンシップへの参加は、上記で述べたグループディスカッション時の「自身の適性」や「立ち回り」などを考える際の重要な経験となります。
業界・企業を詳しく把握でき、選考で有利になるケースもある
短期インターンシップに参加するメリットの2つ目は、「業界・企業を詳しく把握でき、、選考で有利になるケースもある」点です。
企業が短期インターンシップを実施する狙いの1つとして、「自社の魅力を知ってもらう」事が挙げられます。
実際に、インターンシップ内で企業紹介や社員との座談会の時間が設けられています。
参加した学生は、事業内容、社風などを踏まえた企業の性質を肌で感じることができるでしょう。
また、インターンシップ内でのワークを通して自己分析を深めることも可能です。
インターンシップへ参加した学生を、早期選考や優遇ルートに招待する企業もしばしば見受けられます。
そのため選考を有利に進めていける可能性があるのです。
短期インターンシップに参加するデメリット
短期インターンシップは、メリットを多く享受できると考えられるでしょう。
しかし、学生によってはデメリットになる内容が含まれているため、下記で紹介します。
無給で交通費が出ないケースが大半
短期インターンシップに参加するデメリットの1つ目は、「無給で交通費が出ないケースが大半」という点です。
長期インターンシップのメリットの一つは「有給で交通費支給が多い」点ですが、短期の場合、無給で交通費は自己負担になることがほとんどです。
短期インターンシップの参加目的はお金を稼ぐことではなく、企業理解や優遇ルートへの招待が目的の場合が多いです。
とはいえ、生活費を自己負担でやりくりしている出費が多い大学生にとっては、自己負担で参加するインターンシップは痛手になるでしょう。
参照ページ
インターンシップに参加した学生の評判
上記では、インターンシップの代表的なメリットとデメリットについて紹介しました。
では、実際にインターンシップに参加した学生はどのような感想を持っているでしょうか。
ここでは、X(旧:Twitter)に投稿されていたインターンシップの評判をいくつか紹介していきます。
良い評判①短期インターンが楽しかった!
皆さんこんばんは!
週末いかがお過ごしですか?✨
私は先程2日間のインターンシップが終わりました😳
とてもわくわくする楽しい経験をさせていただきました🔥
自己理解と自分の個性をチームワークの中で発揮する大変さ面白さを実感し、勉強になりました。
この経験を活かして次に繋げて行きたいです!
引用ページ
ミス慶應2023No.6仲野谷咲希(なかのやさき)さん(@miss_keio_23_6)のツイート
良い評判②長期インターンシップが充実
インターンシップは毎日充実しています。
外部から院進して専門知識がないことにコンプレックスを抱き、少しでも知識をつければと長期インターンに参加しました。
毎日本当に勉強になってる。
学生のうちしか経験できないことをたくさんしたい。
引用ページ
悪い評判①アルバイトとの両立が辛い
あーインターンシップしんどいしんどいしんどい😹
そして帰ってすぐバイトしんどいしんどい😹💦
引用ツイート
悪い評判②無給がデメリットに感じるケースも
タダ働き辞めたい
インターンシップでゴミやな
引用ページ
結局インターンシップには参加すべき?
上記で紹介したような内容をはじめとして、X(旧:Twitter)にはインターンシップに対する賛否両論の口コミが多数記載されています。
学生ごとでインターンシップに抱く感想は様々でした。
企業ごとにインターンシップの目的や内容が異なるため、一概に「インターンシップには参加すべき?」という問いの答えは出せません。
インターンシップへの参加で良い感想を抱く学生に多い特徴の1つとして、「目的をしっかりと持ってインターンシップに参加している」ことが挙げられます。
短期・長期を問わず、しっかり各々のインターンシップに対して明確な目的がある学生は、インターンシップに参加するべきでしょう。
インターンシップとは、本記事での冒頭でも紹介した通り、下記の内容を実現するために企業に属することです。
- 自身の適職を把握する
- 実務経験を積み、スキルを磨く
- 企業・業界を知る
上記の理由に加え、短期インターンシップの場合は「早期選考や優遇ルートに招待される」といったケースもあります。
入りたい企業がインターンシップへの参加を重要視しているなら、それを目的に参加するのも良い判断でしょう。
「周りの友達も就活始めたからとりあえずインターンシップに参加してみるか…」など、目的が曖昧な状態で参加してしまうと退屈に感じてしまいます。
学業・サークル活動、アルバイトの時間を削ってインターンシップに参加することになるため、目的がない場合はインターンシップに価値を感じない可能性があります。
そのため、特定のインターンシップに対して目的を持って参加できる学生ほど、積極的にインターンシップに参加すべきです。
まとめ
インターンシップは短期と長期に分けられ、企業ごとにインターンシップの立ち位置が異なります。
いずれの場合でも、「インターンシップ参加の目的を持つこと」が最も大事です。
企業によっては、インターンシップへの参加が内定するうえで有利になるケースがあります。
しかし、実際にインターンシップに参加をしていない学生でも多く採用している大手企業や、ベンチャー企業も多く存在します。
インターンシップへの参加に満足してしまい、最も重要な「エントリーシート」や「面接」の対策が中途半端になることも懸念されます。
本記事を参考にしながら、ぜひインターンシップ参加の目的を考えてみてください。
この記事を参考にしてくれた学生の方々が、志望する企業から内定をもらえることを祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。