運送会社のホワイト企業を紹介!ホワイト・ブラックの見極め方を伝授

運送会社のホワイト企業を紹介!ホワイト・ブラックの見極め方を伝授

2024年2月24日更新

はじめに

「運送会社はブラック企業が多い」と聞いたことがあるでしょう。

就職しようと検討している人は、ホワイト企業かブラック企業か気になりますよね。

 

この記事では、「ホワイト企業の運送会社」についてわかりやすく解説しています。

  • 運送会社にはどんなホワイト企業があるのか
  • ホワイト企業とブラック企業を見極める方法を知りたい

 

といった上記のような疑問を抱く就活生を対象に有益な情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

また、業界一覧については、以下の記事で概観しているので、ぜひご覧ください。

【業界研究ガイド】業界一覧

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運送会社のホワイト企業を見極める方法

就活生

運送会社のホワイト企業を見極める方法を見ていきましょう。

 

トラックが整備されている

ブラックな運送会社ほど、トラックを酷使していることが多いです。

そのため、トラックの設備環境を見れば会社の様子を知ることができます。

ホワイトな運送会社は、安全性や設備環境まで手が行き届いているので、トラックもしっかりと整備されています。

 

新しいトラックが多い

ホワイトな運送会社は、新しい車両を購入する資産があるので新しいトラックが多い傾向があります。

またトラックは年式が新しくなるほど安全装置も充実しています。

そのため、安全性を高めるためにも新しいトラックを揃えていることが多いです。

 

離職率が低いか

離職率が低い会社は、会社の環境が整っているため従業員も満足して働けている証拠です。

 

厚生労働省が行った「令和4年 雇用動向調査結果の概要」の調査結果によると、日本の平均離職率は15.0%(男13.3%、女16.9%)です。

産業別は以下のグラフを参考にしてください。

産業別入職率・離職率

出典:厚生労働省 令和4年雇用動向調査結果の概況

 

運輸業・郵便業を見ると離職率は12.3%と日本の平均離職率よりも低いです。

運輸業自体はあまり離職率が高くないことがわかります。

そのため、この離職率よりも高い数値の会社は要注意です。

この数値よりも高い会社は、辞任する人が多く、社内に何かしらのトラブルがある可能性が高いので、気を付けましょう。

 

残業時間が短いか

ワークライフバランスを考える上で、残業時間は欠かせない存在です。

自分の時間を確保するためには少しでも、無駄な残業は避けたいでしょう。

 

厚生労働省が行った「毎月勤労統計調査 令和5年12月分結果速報」の調査結果によると、運輸業・郵便業の令和5年12月の残業時間は24.4時間です。

この月の平均残業時間は10.1時間であり、産業別で見ると一番残業時間が多くなっています。

それでは年間ではどのようになっているか見ていきましょう。

運輸業・郵便業の残業時間

※厚生労働省の毎月勤労統計調査「令和5年1月~12月分」を参考に著者が作成

 

運輸業・郵便業の年間を通して21時間以上あります。

その中でも新生活が始まる4月とクリスマス・年末でイベントの多い12月は残業時間が多くなっているのが特徴です。

次は産業別の年間平均残業時間を見ていきましょう。

産業別の年間平均残業時間

※厚生労働省の毎月勤労統計調査「令和5年1月~12月分」を参考に、著者が作成

 

2023年に最も残業時間が多いのは運輸業・郵便業です。

平均が10時間に対し、運輸業・郵便業は22.7時間と2倍以上多いことがわかります。

もともと残業時間の多い職種ではありますが、この数値を大幅に超える残業時間が発生する場合はブラック企業である可能性が高いです。

就職する前に口コミや実際に働いている人の声を聞いて、残業時間を確かめておくといいでしょう。

 

平均勤続年数が長いか

平均勤続年数は、従業員がどのくらいの期間働いているかデータ化したものです。

平均勤続年数が長いほど、職場環境が良く働きやすい環境だといえます。

 

厚生労働省が行った「令和4年賃金構造基本統計調査」の調査結果によると、運輸業・郵便業の平均勤続年数は12.7年です。

日本の平均勤続年数は12.6年であるため、ほぼ平均と同じです。

平均勤続年数が短い企業でもホワイト企業はありますが、基本的には上記の数値を参考にするといいでしょう。

この数値よりも平均勤続年数が大幅に短い場合は、ブラック企業である可能性が高いです。

 

離職率・残業時間・平均勤続年数の3つは、就職する前でも調査することができます。

会社のホームページや職場の人に聞くなどして、平均の数値とどれくらい乖離があるのか確かめておきましょう。

運送会社のブラック企業を見極める方法

運送会社のブラック企業を見極める方法は、上記で紹介した離職率・残業時間・平均勤続年数を参考にするといいでしょう。

その他にも気を付けておきたいポイントを2つ紹介するので見ていきましょう。

 

社員の対応が悪い

離職率・残業時間・平均勤続年数などはあくまでデータでの判別方法です。

データだけを鵜呑みにするのではなく、実際に社員の対応・職場の雰囲気などを確かめることが重要です。

ブラック企業は、基本的に人当たりが悪い傾向にあります。

 

ワンマン社長・パワハラ(モラハラ)上司などをイメージするとわかりやすいでしょう。

口調が強かったり、暴力的であったり、社員の対応が悪いのがブラック企業の特徴です。

実際に職場を見に行き、これらの傾向がないか確かめておきましょう。

実際の雰囲気を確かめる場合は、企業説明会に参加したり、OB・OG訪問をしたり、インターンシップに参加したりする方法があります。

 

もしくは、採用に関する質問を電話で聞いてみてもいいでしょう。

実際に働いている人と接する機会を設けることは可能であるため、ブラック企業か見極めるために、一度訪れてみると安心です。

 

口コミ評価が悪い

実際に訪れることが難しい場合は、口コミ評価を参考にしてください。

「会社名 口コミ評価」などで検索するとおおよその企業の口コミが出てきます。

職場の情報を集める手段としては有効なので、事前に調べておくといいでしょう。

 

ただし、すべての情報を鵜呑みにしてはいけません。

口コミはあくまで個人の感想です。

口コミを参考にしつつ、他の要素でも検討するようにしましょう。

ホワイト500に認定されているおすすめ企業

次に紹介する6つの企業は、ホワイト500に認定されている企業です。

ホワイト500とは、簡単に言えば経済産業省が認定した「健康経営優良法人」の一部を言います。

 

ホワイト500の信憑性に関しては「【ホワイト500とは】信憑性や認定企業など詳しく解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参考にしてください。

それではおすすめの企業を見ていきましょう。

 

日本通運株式会社

日本通運株式会社

出典:日本通運

 

会社名日本通運株式会社
代表者代表取締役社長 竹添 進二郎
本社住所東京都千代田区神田和泉町2番地
設立日1937年(昭和12年)10月1日
売上2兆2,390億円(2023年12月)
従業員数34,299人
事業内容自動車輸送、鉄道利用輸送、海上輸送、船舶利用輸送、利用航空輸送、倉庫、旅行、通関、重量品・プラントの輸送・建設、特殊輸送、情報処理・解析などの物流事業全般 および関連事業
ホームページNXグループ 日本通運 (nittsu.co.jp)

引用:会社概要 | 会社情報 | 日本通運

 

日本通運は、2037年に創立100周年を迎えるほど歴史が長く、日本で最大の総合物流企業です。

陸海空と多彩な輸送モードから配送しています。

物流コンサルとロジスティクス・ソリューション事業によって、効率的に最適な輸送方法を選択できるのが強みです。

福利厚生もしっかり整っているので、まとまった休暇が取りやすくワークライフバランスも重視しています。

 

日本通運について詳しく知りたい人は「【企業研究】日本通運の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参考にしてください。

 

株式会社商船三井

株式会社商船三井

出典:商船三井

 

会社名株式会社 商船三井
代表者代表取締役 社長執行役員 橋本 剛
本社住所東京都港区虎ノ門2丁目1番1号
設立日1884年
売上1兆6,119億円(2023年3月期)
従業員数1,168名(陸上829名 海上339名)グループ全体(8,748名)
事業内容ドライバルク船事業

タンカー事業

液化ガス船事業

海洋事業

洋上風力発電関連事業

コンテナ船事業

自動車船事業

ターミナル事業

ロジスティクス事業

フェリー・内航RORO船事業

クルーズ事業

不動産事業

曳船(タグボート)事業

海事コンサルティング事業

ホームページ株式会社商船三井 | Mitsui O.S.K. Lines, Ltd. (mol.co.jp)

引用:企業概要 | 企業情報 | 商船三井

 

商船三井は日本だけでなく、東南アジア・東アジア・南アジア・北米・欧州・アフリカなど、海外進出も豊富です。

グローバルな活動をしていることもあり、グローバルな活動をしたいと考えている就活生に人気があります。

三井グループに属しているため、年収の高さや福利厚生の良さも魅力的です。

 

商船三井について詳しく知りたい人は「【企業研究】商船三井の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参考にしてください。

 

近畿日本鉄道株式会社

近畿日本鉄道株式会社

出典:近畿日本鉄道

会社名近畿日本鉄道株式会社
代表者代表取締役社長 原 恭
本社住所大阪市天王寺区上本町6丁目1番55号
設立日2014年4月30日
売上1兆5,610億円(2023年3月期)
従業員数6,773人
事業内容鉄軌道事業、索道事業および旅客誘致に係る事業
ホームページ近畿日本鉄道 (kintetsu.co.jp)

引用:会社情報 | 近畿日本鉄道

 

鉄道のイメージが強いですが、運輸以外にも流通・不動産・国際物流・ホテル・レジャーなど、暮らしに関するさまざまな事業を展開しています。

資格取得支援制度(資格合格祝金/資格手当)や通信教育の受講料補助など、自己啓発を支援する制度があります。

また1年に1回自身のキャリアについて会社に希望を出す機会もあり、個人の成長を後押しする環境を整えているのが特徴です。

 

鉄道業界について詳しく知りたい人は「【業界研究】鉄道業界とは?志望動機・ビジネスモデル・職種・就職偏差値を徹底解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参考にしてください。

 

日本航空株式会社

日本航空株式会社

出典:日本航空

会社名日本航空株式会社
代表者代表取締役社長執行役員 赤坂 祐二
本社住所東京都品川区東品川二丁目4番11号 野村不動産天王洲ビル
設立日1951年8月1日
売上1兆3,755億円(2022年度)
従業員数12,969人(2023年3月現在) 連結(36,039人)
事業内容定期航空運送事業及び不定期航空運送事業

航空機使用事業

その他附帯する又は関連する一切の事業

ホームページJAL企業サイト

引用:会社概要|会社情報|JAL企業サイト

 

日本航空は、業界の中ではANAホールディングスに次ぐ2番目の売上高を誇り、メガキャリアと呼ばれる航空業界大手企業の1つです。

平均勤続年数は14.8年、平均残業時間は、1ヵ月あたり9.9時間とホワイト企業としてふさわしい数値です。

 

日本航空について詳しく知りたい人は「【企業研究】日本航空の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参考にしてください。

 

日本郵便株式会社

日本郵便株式会社

出典:日本郵便

会社名日本郵便株式会社
代表者千田 哲也
本社住所東京都千代田区大手町二丁目3番1号
設立日2007年10月1日
売上3兆4,515億円(2023年3月期)
従業員数175,950名(2023年3月31日現在)
事業内容郵便業務

銀行窓口業務

保険窓口業務

印紙の売りさばき

地方公共団体からの受託業務

前記以外の銀行業

生命保険業および損害保険業の代理業務

国内・国際物流業

ロジスティクス事業

不動産業

物販業など

ホームページ郵便局 | 日本郵便株式会社 (japanpost.jp)

引用:企業情報・アクセス  – 日本郵便

 

日本郵便は、日本郵政のグループ会社であり、日本郵政・日本郵便・ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険の4つで構成されています。

150年以上の歴史があり、地域社会とのつながりが深いのが特徴です。

従業員も温厚な人が多く、働きやすい環境が整っています。

ちなみにかんぽ生命保険は、非営利一般社団法人安全衛生優良企業マーク推進機構が発表しているホワイト企業ランキングで30位、ゆうちょ銀行は46位にランクインしています。(2024年1月更新結果)

 

日本郵便について詳しく知りたい人は「【企業研究】日本郵便の就職難易度・採用大学・選考対策を徹底解説 | 就活ハンドブック (jo-katsu.com)」こちらの記事を参考にしてください。

 

ヤマトホールディングス

ヤマトホールディングス

出典:ヤマトホールディングス

 

会社名ヤマトホールディングス株式会社
代表者代表取締役社長 長尾 裕
本社住所東京都中央区銀座2-16-10
設立日1919年11月29日
売上1兆8,006億円(2023年3月期)
従業員数184,119名(2023年3月31日時点)
事業内容「宅急便」など各種輸送に関わる事業
ホームページヤマトホールディングス株式会社 (yamato-hd.co.jp)

引用:会社概要 | ヤマトホールディングス株式会社

 

クロネコヤマトお馴染みのヤマトホールディングスは、宅急業を主な業務としているため、みなさんの想像に近い形で働けるでしょう。

平均年収は1,142万円と非常に高いです。

年度2020年2021年2022年2023年
大卒合計140名75名118名113名
総合職125名65名100名 70名
その他15名10名18名43名

引用:ヤマト運輸(株)のインターンシップ・会社概要 | マイナビ2025 (mynavi.jp)

 

毎年多くの採用人数があり、採用される大学も幅広いです。

 

その他企業一覧

上記で紹介した企業以外にも、ホワイト500に認定されている運送会社は多くあります。

 

東海旅客鉄道株式会社、京王電鉄株式会社、佐川グローバルロジスティクス株式会社、ANAエアポートサービス株式会社、全日本空輸株式会社、小田急電鉄株式会社、株式会社OCSなど

その他、ホワイト企業について気になる人は、「非営利一般社団法人安全衛生優良企業マーク推進機構」を見てください。

運送会社のホワイト企業についてよくある質問

運送会社のホワイト企業についてよくある質問を見ていきましょう。

 

運送会社の中に上場企業はあるの?

東証一部上場している運送会社は以下の通りです。

東日本旅客鉄道株式会社、西日本旅客鉄道株式会社、東海旅客鉄道株式会社、日本航空株式会社、福山通運株式会社、株式会社サカイ引越センター、西日本鉄道株式会社、小田急電鉄株式会社、日本郵政株式会社、株式会社近鉄エクスプレス、日本郵船株式会社、株式会社商船三井、NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社など

 

ホワイト企業に就職するためにはどうすればいい?

ホワイト企業に就職するために必要なことは「企業研究」を綿密にすることです。

ホワイト企業かどうかを見極めるには、「残業時間」「平均勤続年数」「離職率」「ホワイト500」といった項目をチェックすることです。

 

企業研究をしっかりしていれば、これらの項目を把握できます。

選考に通過できるかは対策や個々の能力に関わりますが、ホワイト企業かどうかを見極めることは、誰でもできることなので、情報をしっかり集めましょう。

まとめ

運送会社の「離職率」と「平均勤続年数」は平均とあまり変わらないか平均以下です。

しかし、残業時間はどの業種よりも多い傾向があります。

そのため、残業時間が少ない企業は比較的ホワイト企業であることが多いです。

ホワイト企業を見極めるには「残業時間」「平均勤続年数」「離職率」「ホワイト500」といった項目で判別できます。

情報を集めることが大切なので、企業研究をしっかりしましょう。

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