人生の自己分析に終わりはない。でも今現在の正解を出した就活。
西川 諒
神戸大学内定:株式会社BNGパートナーズ
◇自己紹介をお願いします!
神戸大学5年生の西川 諒です!今は発達科学部という学部に所属しています。
5年生っていうのも実は1年留年しているだけで20卒と同じ扱いで卒業はします(笑)
大学に入って以降はずっとラクロスを部活としてやっていて、就活自体は4年生で部活を完全にやりきってから始めたっていう感じですね。
後、神戸大学ってラクロスが日本一を目指せる程強くて、
それまでは野球をずっとやっててキャプテンとかもやってたんですが実際強豪に勝てない現実が悔しかった思いもあり、日本一の経験がしてみたくてラクロス部に入部しました。
Q.1年留年したのは何故ですか?
なんか理由は半々って感じですね(笑)
単位も厳しい部分は少しはありましたし、実際に企業に就職するよりも自分でやってみたいっていう気持ちが強くて。
なので卒業を1年先延ばしにする決断をしてクラウドファンディングの準備をし始めました。
具体的にはイベントの主催などを行って自分でお金を稼ぐ経験をしてみたかったこともあり4年生1回目(笑)の部活が終わってからはずっとその準備をしていました。
◇クラウドファンディングをしようと思ったきっかけは?
そもそも大学環境が面白くないなぁと(笑)
あれだけ受験勉強頑張ったのに案外退屈だなぁって思っちゃったんですよね。
ラクロスは好きでやってましたけど、自分っていう人間が貢献できているのは部活だけで世の中にインパクトを与えてるわけではないなあという感覚に至り、思い立ったっていう成り行きですね。
こんな感じで言ってますけど実際途中でやめちゃったんですよね;
自分が将来的にやりたかったことは中小、ベンチャー企業を相手取ったM&A仲介事業だったんです。
でも企業を動かすためには莫大なお金が必要なので知り合いのツテとか、知っている経営者に教えてもらいつつクラウドファンディングっていう形で資金調達をしようと準備はしていたんですが、
最終的には【親の強烈な反対】で頓挫しました。
やはり親は強しって感じです。。。
Q.中小企業向けビジネスをしようと思ったのはなんでですか?
きっかけはM&Aビジネスをしている会社の説明会で聞いた話でした。
その会社の説明曰く、高齢化社会の中で跡取り問題や資金が国から十分中小企業に行き渡っていないなど様々な問題を抱えている現状を知りました。
そんな中で自分がアプローチすることで中小企業を支えたり、現状を変えたいな思った次第ですね。
つまりそういう形で世の中にインパクトを与えることができるのではないかって。
Q.でも反対されちゃったんですよね、、?
そうですね、かなりキツ目に(笑)
両親的にはビジネスの感覚もまだ付いていないのに自営業をするのはリスクでしかないって思ったみたいです。
実際言ってることは正しいですし、全面的に反対されたというよりも「まずは就職してから副業とかで始めればいいんじゃない?」っていう意見だったので最終的に僕が折れる形でしたね。
自営業でやりたい、という意志は変わらないので「一時中断」に過ぎないですね!
◇そこからの就活どうでしたか?
最終的にBNGパートナーズに内定承諾させていただきました。
BNGは人材会社なのですが、実際最初から最後まで業界で見ていたわけではなく
その会社が「いかに主体的であるか」というところにフォーカスしていました。
これは自分自身が主体的に働けるか、そしてその組織がビジネスに対して主体的な姿勢を取っているか、もちろん働いている人それぞれについてもです。基本的にその部分を中心に見ていましたね。
それに沿って就活を進め、キャリアアドバイザーに相談したり、企業の方と面談した結果人材業界に行き着いたって感じですね。
Q.BNGパートナーズに内定承諾した決め手は?
僕の場合は確実に社長ですね。
さっき言ったように自分の求めるものと事業内容、あるいは会社の雰囲気がマッチしたのですが、
社長の考え方、「自分とは何か」という確固たる意志に魅了されました。
実際80分の最終面接だったんですが、基本的に60分は雑談しかしてませんでした。(笑)
でもそんな中でも熱意や何を思ってビジネスをやられているのかが感じ取れましたし、
こんな人の直ぐ側で働けたらいいなぁって思っていたら気付いたら内定承諾をその場でしていました。
20分しか面接っぽい事はしてなかったのでこんなので良いのかって感じでしたけどね(笑)
◇就活で悩んだことは?
んーーー自己分析に関してですね。
終わりがないなって。
もちろん人生レベルでみれば終わりがないことはわかっていたことですが実際に自分の認識や考え方を見直そうとすると色んな事を考え過ぎてしまい、精神的にしんどかったですね。
でも人に相談したり、しっかりと時間を取る事で就活レベルにおいては「今の自分の認識だけで良い」んだって気づきました。
つまり今現在自分がどんなキャラで何を人に与えられて、どういう風に貢献できそうか
ぐらいがわかってればOKだなっていう妥協点に至りました。
でも大事なのは自分に言い訳しない事だと思います。
偽った自分を分析したところで何の生産性もありませんし、矛盾が出てきて迷宮入りするだけですからね(笑)
◇インタビューありがとうございました!!
- お名前
- 西川 諒(にしかわ りょう)
- 内定
- 株式会社BNGパートナーズ
- 大学
- 神戸大学
- 出身
- 兵庫県