研究内容
建築分野の風工学系をしている。風速は、その土地に建物や標高差がどれくらいあるかといった地表面粗度により変わるが、現在使われている粗度区分は実際の土地の特徴を十分に反映できていない点が課題である。そこで、気象庁が観測する風のデータから、風が高さとともにどのように変化するかを示す「べき指数」を算出し、その値をGISで調べた建物密度や標高差と照らし合わせている。これにより、建物が多い地域や坂が多い地域で、風の性質がどのように変わるかを具体的に捉えることを目指している。現在は全国約10地点のデータを集め、関係性を分析している。最終的には、建物密度や標高差といった地理データから、実態に即した粗度区分を推定できる仕組みをつくり、より安全な建物の設計に貢献したいと考えている。
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