学生時代に問題意識を持ち、自ら課題を設定して取り組んだことについて教えてください。取り組んだ課題、その背景となる問題意識について教えてください。
飲食店のアルバイトで、店舗の活気低下と売上減少に問題意識を持ち「スタッフの当事者意識を高め、顧客との繋がりを自ら生み出せる組織をつくること」を目的とし商品に関する研修の企画に挑みました。スタッフ〇名の多くが「知識不足による不安」からセミナー開催に消極的であり、この「心理的障壁」がお客様へ価値を届ける際の最大のボトルネックになっていると考え、スタッフ全員を主役へと変えることを課題に設定しました。
課題に対して取り組んだことを具体的に教えてください。
まず「対話」を重視し、〇名全員と個別面談を行いました。そこで浮き彫りになったのは「失敗して店舗の評価を下げるのが怖い」という本音でした。この不安を解消するため、二つの施策を講じました。第一に「スタッフ向けプレ勉強会」の実施です。知識を詰め込むのではなく、コーヒーを淹れる楽しさを共有し「完璧でなくて良い」という安心感を醸成しました。第二に「データを用いた意義の可視化」です。過去の顧客アンケートから、対話が再来店意向をどれだけ高めるかを数値で示し、セミナーが売上だけでなく「お客様の笑顔」に直結することを論理的に説得しました。この「感情への共感」と「論理的根拠」の両面からのアプローチにより、消極的だったスタッフから「自分もやってみたい」という自発的な提案を引き出しました。運営面でも、個々の得意分野に合わせて役割を細分化し、全員が主体的に関われる体制を構築しました。
取り組んだ結果・成果、周囲に及ぼした影響、周囲からの評価などについて教えてください。
結果、目標を大幅に上回る〇名が参加し、売上前年比〇%を達成しました。最大の成果は店舗の風土改革です。スタッフが自ら知識を深め、お客様へ積極的に提案する姿勢が定着し、顧客満足度調査でエリア首位を獲得しました。店長からは「一人ひとりの不安に寄り添い、組織を同じ方向へ向かわせる粘り強い推進力がある」と評価され、この経験で培った対話で本質を掴み組織を動かす力を地域との合意形成に活かしたいです。
東京電力を志望した理由を教えてください。また入社後あなたがやってみたい仕事、あなたの強みを生かして実現したいことなどについて具体的に教えてください。
炊き出しボランティアで、電気が灯った瞬間に被災者の表情が安堵に変わる場面を目の当たりにし、インフラが人の生活の根幹を支えていることを全身で感じました。その経験から、社会の基盤を支えながら人々の日常に安心を届ける仕事に就きたいと考え、首都圏3,000万人の生活を支え、福島の経験を背負いながら信頼回復とカーボンニュートラルの両立に挑む貴社を志望します。入社後は、経営企画や総務の立場で、全社を横断する戦略策定や組織基盤の強化に携わりたいです。私が全社的な役割を志す理由は、カフェ運営や〇名のスタッフを巻き込んだセミナーの経験を通じ、「個々の不安や異なる視点を一つに束ね、組織全体を同じ方向へ向かわせること」こそが、最も困難かつ大きな成果を生む鍵だと確信したからです。 私は各部門や現場の声を丁寧に吸い上げ、データに基づき経営の意思決定を支える「組織の結節点」になりたいと考えています。
あなたの描く東京電力の未来について自由に教えてください。
貴社にしか描けない未来があると考えています。首都圏に張り巡らされた送配電網と、福島の経験から得た安全への真摯な姿勢、そして膨大な現場データ。この三つを掛け合わせることで、単なるエネルギー供給を超えた「地域ごとに最適化されたレジリエントな生活基盤」を実現できると考えています。カーボンニュートラルを通過点として、分散型エネルギーと防災力が融合した社会を構築し、過去の反省を誠実に背負いながらも、世界が手本にする「信頼と挑戦のインフラ企業」へと進化する未来を、自らの手で創り上げたいです。
あなたの長所・短所について具体的なエピソードを挙げて説明してください。
長所は「相手の立場に立ち切る共感力」です。セミナー企画時、表面上の「知識不足」の奥にある「失敗への恐怖」を対話で引き出し、組織を動かしました。短所は「責任感の強さから一人で抱え込みすぎること」ですが、早期にタスクを共有し、組織全体の力を引き出すよう意識して改善しています。
あなたはどのような時にモチベーションが上がるか教えてください。
「自身が介在することで、停滞していた状況が動き出し、誰かの役に立っていると実感できた時」です。ボランティアやセミナー運営において、困難な対話を重ねた末に周囲が笑顔になり、一つの目標に向かって組織が一体となる瞬間に強い充足感を感じます。この喜びを原動力に、社会を支える使命に挑戦し続けたいです。
