事例紹介

日本駐車場開発株式会社 (社長室長)

ジョーカツ×ニッチ企業。ハンズオン型の採用サービスで、採用フローを内部から徹底サポートし、ニッチ企業の想いを伝えきる。

 

日本駐車場開発株式会社 社長室長 小海信哉様

駐車場に関する総合コンサルティング/従業員数382名/ご採用人数50名

 

世界100都市に展開し、100人の社長を輩出し、100年続く会社を目指す、日本駐車場開発とは。

 

―本日はよろしくお願いいたします。まずは、御社の事業内容について教えてください。

 

一言で紹介するなら「世の中の余っているものを有効活用し社会に貢献する会社」だと私たちは説明しています。その名の通り、最初は余っている駐車場の活用から事業を始めたのですが、実は世の中のビルの中の駐車場って思いっきり余っているんです(不稼働資産)。その余っているビルの駐車場を一般の皆さまに活用していただく事業からスタートしました。しかし見渡してみると、ビルの駐車場以外にも、リフトがガラガラで赤字経営のスキー場や、少子化による来場者数の激減しているテーマパークなど、不稼働で困っている資産が世の中にたくさんあることに私たちは注目しました。そうした余ってしまって困っている資産を新たな稼働資産として生まれ変わらせ、オーナー、ユーザー、そして社会に貢献することが我々の使命となっています。

 

―言われてみると、世の中に余っているものはたくさんある気がします。それら不稼働な資産を稼働させ、どのような将来像を描いていらっしゃるのでしょうか。

 

日本は少子高齢化に歯止めが効かなくなっています。人口減少が加速すれば、不稼働な資産はどんどん増え、そのことで困る人がたくさん増えると私たちは考えています。一方、不動産以外にも不稼働な資産がたくさんあります。たとえば人材や時間、お金など。活用すべき価値があるにも関わらず不稼働なもの。そのすべてに着目し事業を拡大していきたいと考えています。さらに海外にも事業を拡大させています。新規事業への拡大と海外への展開が同時に進んでいるため、急速に事業が成長しています。私たちのビジョンは、現在20社強のグループ会社を、将来的には100社のグループ会社にして、世の中の社会課題をビジネスで解決していきたいと考えています。

 

採用数が毎年倍増。競合相手のベンチャーも強く、採用面での苦戦を強いられた。

 

―今まさに破竹の勢いで成長なさっているのですね。そんな中、どんな学生を獲得したいと考えているのですか

 

先ほどお話ししたビジョンの通り、100社のグループ企業を創出するにあたり社長となりうる人材を採用したいと考えています。つまり、業務脳ではなく経営脳を身につけられる人材です。地頭の良さはもちろん、自らの意思でアンテナを立てて、最善となる行動を取り、自信をもって遂行できる人材が必要です。一方、そういったポテンシャル面のみならず、現場での泥臭い仕事を受け入れられる度量も必要となります。入社後すぐに社長になるわけではないので、現場でも活躍できる人材であることも重要です。

 

―なるほど。泥臭さとスマートさを兼ね備えた学生の獲得を目指していらっしゃるんですね。ジョーカツ導入前はどのような採用状況だったのですか?

 

ジョーカツに出会ったのは2019年。当時は、前年の採用目標だった15名から一気に30名へと倍増させた状況でした。それから年々採用予定数を拡大させ続け、22卒は50名、23卒は150名の獲得が目標となっています。今後もビジネスが拡大することが想定されるため、いかに効率よく採用チャネルを広げられるか。そこが当時から今も変わらぬ採用戦略の課題となっています。

 

―経営幹部候補レベルの学生獲得を目指しながら、採用人数が急増していらっしゃったんですね。

 

おっしゃる通りです。しかし、事は想定通りに進まないものです。実際に採用活動を行なってみると就活早期の説明会で学生と出会えても、最終的には大手企業へと流れてしまう。また、経営幹部を担えるような層はIT系の有力ベンチャーとも競合するため、人気や知名度の点において弊社はたいへん厳しい状況に置かれていました。最大の難関だったのが、私たちの事業が非常にニッチである点です。競合他社の身近でわかりやすい事業に比べ、不稼働な資産を活用するという弊社の事業は、学生にとって将来スケールするイメージが沸きにくいのだろうと思います。

しかし、事業内容がニッチだからこそジョーカツという打ち手が活きる。

 

―そのような苦戦を強いられる中、どうしてジョーカツを導入しようと考えたのですか?

 

優秀な地方国公立の学生にアプローチできるサービスがあると聞いて興味をもったことがきっかけです。実は、何度か地方では説明会を開催しており、そこで出会う学生さんたちが非常に優秀だったことを思い出しました。毎回地方に会いにいくのは時間とエネルギーが必要となります。そんな矢先に「ジョーカツなら地方学生が逆に東京に出向いてくる」と聞き、その斬新さに驚き、まずはお試しにとイベントに参加したことが導入のきっかけです。

 

―地方の学生への期待があったのですね。実際ジョーカツに参加する学生にお会いしてみていかがでしたか?

 

「東京に来ている一週間で何かを得たい!」と考える貪欲な姿勢を持ち、人生を無駄にせず成長しつづけたいと願う学生。そんな情熱あふれる若者が集まっていると感じました。そのためか、他の説明会と比べても、前のめりで話を聞いてくれる学生が多いと感じました。加えて、優良ベンチャーと言えばIT企業というような、従来の学生にありがちな就職バイアスも少なく、企業の本質的な部分を見つめ、自分と適しているかどうかでジャッジしてくれている感じがしたのも嬉しかったですね。

 

―まさに御社にうってつけのサービスだったのですね。

 

そうなんです。加えてジョーカツのシステムが非常にありがたかった。例えば、地方学生が東京に滞在している1週間の間に、無駄なく面接まで日程調整できる点。弊社側も学生側も、頭が温まった状態のまま採用フローに臨めるので、非常に有意義かつスピーディに採用活動が進んでいる実感がありました。また、先ほどお伝えたした通り、学生の“自分に合った会社を探す意欲”が強いため「よくよく話を聞いてみると面白い仕事だし、世界を驚かす事業になるかもしれない」と理解や関心を示してもらえる機会が多かったことが最大の利点でした。ニッチな事業が故の悩みである「理解、共感されにくい」という点が、ジョーカツで集まる学生には当てはまらない。それこそがジョーカツでの採用が成功した理由です。

 

―学生の質だけではなく、ジョーカツのシステムそのものがマッチしていたのですね。

 

まさにそうです。しかし最もありがたかったのは、キャリアアドバイザーの徹底的なサポートでした。どれだけ学生の質やジョーカツのシステムが良くとも、自社での魅せ方が学生とマッチしなければそこで離脱が起きてしまいます。実際これまでも学生と面接官とのマッチングがうまくいかずあと少しのところで優秀な学生を逃すことが多々ありました。しかし、ジョーカツのサポートのおかげでこの状況が劇的に改善しました。ジョーカツのキャリアアドバイザーは学生との距離感が非常に近く、本音を解像度高く引き出すことに長けていると感じます。そこで引き出した学生の声を基に、弊社の就活フローに関してまで徹底的にアドバイスを行なってくださったのです。そのおかげで、早い段階で学生の本当の気持ちをキャッチアップすることができ、面接官への改善や学生への追加フォローを行なうことで優秀な学生を逃さず獲得することができました。

実際に社内を牽引するジョーカツからの採用者

 

―最大の採用課題を克服できたのですね。実際、御社の求める人材にマッチする学生は獲得できましたか?

 

大げさではなく、期待以上の学生に入社してもらっています。例えば、21卒で入社した富山大学のHさんは同期の中でトップクラスの活躍を見せています。文部科学省が展開する『トビタテ!留学JAPAN』などの制度を活用しマレーシアへ留学し、現地で多彩な日本人ネットワークを築き上げ、文字通り自らを飛躍させているような学生でした。彼女はマレーシアの優秀な人材が低賃金で働かざるを得ない状況に問題意識を感じていたのですが、ジョーカツで話を深めていく中で、まさに「不稼働な資産の活用」ということで意気投合し採用に至ることができました。これぞ将来の経営者候補となりうる志を持った学生だと感じました。

 

知名度はなくとも、自社の事業に自信がある企業こそジョーカツを使うべき。

 

―まさに、じっくり話すことができるジョーカツのシステムだからこその出会いだったわけですね。最後に、ジョーカツを利用された感想をお聞かせください。

 

社名は知られていないけどビジネスモデルが面白く、世界を驚かすようなポテンシャルを秘めた企業。そんなユニークな会社をジョーカツユーザーである就活生は探しています。我が社こそ面白い会社だと自信を持っている企業にこそいい出会いがあると私は思います。当社のように知名度が無く苦労している企業にこそおすすめのサービスです。今後、そんなユニークな企業がジョーカツに集まれば集まるほど、就活生にとっても魅力的なサービスとなり、結果的に優秀な学生が集まってくると思いますので、ぜひユニークな企業にたくさん集まっていただければと思っています!