事例紹介

株式会社リジョブ

 

 

 

 

社会課題が身近に存在する地方学生。おのずと東京学生よりも社会貢献意欲が高くなる

 

株式会社リジョブ 上妻 潤己 様

web・メディア/従業員174名/ご採用人数5~10名

 

導入前から感じていた地方学生との親和性。ジョーカツは、まさに求めていたサービスだった。

 

― 本日は宜しくお願いいたします。まず始めに、貴社の事業内容を教えていただけますか。

 

リジョブは、「人と人との結び目を世界中で増やし、心の豊かさあふれる社会を創る。」をソーシャルビジョンとして掲げ、社会課題の解決を目的に事業展開している会社です。主にメディアを用いて、美容・ヘルスケア業界の求人サービスや多様なキャリアデザインの発信を行なうことで、人材離れや人材不足の解消に貢献しています。また、発展途上国での美容やヘルスケア領域の教育支援も弊社の重要な取り組みの一つ。ビジョン通り、世界中の人と人とを結び、社会を豊かにする活動を多角的に行なっています。

 

―ありがとうございます。では早速ですが、ジョーカツを導入する前の採用状況について教えてください。

 

ジョーカツを導入したのは20卒の代からなのですが、以前から弊社では地方への出張採用を行なっていました。特に18卒の時に行なった九州での採用活動が思いのほか上手くいき、地方には社会課題に高い関心を持つ学生が非常に多く、弊社のビジョンとマッチする学生がたくさんいるという発見があったんです。その時から弊社と地方学生との親和性を漠然と感じるようになりましたね。加えて、当時社会課題の解決を大きく謳う企業はまだまだ少数だったので、競合企業が少ない分、社会貢献志向の学生が多く弊社に集まりました。しかし、問題が起こったのは翌年の19卒採用。SDGsへの取り組みを重視する流れが日本国内にも広がっていき、この年から事業の社会貢献性を発信する企業が見られるようになったのです。その結果、他社との差別化が格段に難しくなり、昨年まで出会えていた社会貢献志向の強い学生が他社に流れてしまうという結果になりました。10人の採用を予定していたところ、実際に採れたのは4人。この代を機に、私たちは求める学生にもっと広くアプローチしていかなければならないと、採用活動の見直しを決めました。

 

― たった1年で情勢が劇的に変化されたのですね。その改善施策の一つがジョーカツがあったのでしょうか?

 

はい、その通りです。地方学生だけを集めた就活イベントを開催していると聞いた時は、まさに弊社が望んでいるサービスだと思いました。他の採用メディアも利用していましたが、社会課題に興味のある層を集めるのには、なかなか苦労していたんです。また、イベントに参加して魅力のある学生と出会えても、継続的に接点を持つことが難しいことも悩みの種でした。その点、ジョーカツは長期スパンで、キャリアアドバイザーのサポートのもとで学生ときちんと交流できる場を設けられている。弊社の求めている層に密にアプローチできるサービスだったので、迷わず導入することを決めました。

ジョーカツツアーの中で成長する若者たち。ジョーカツに集う地方学生の魅力は、その成長意欲にある。

 

―実際にジョーカツへの参加を通して感じた、地方学生の魅力について教えてください。

 

地方学生は都心の学生よりも、社会課題と向き合うような場面が多いんですよね。過疎化や少子高齢化など、地元が抱える課題に危機感を覚えて、社会に対して当事者意識を持てる学生が非常に多い。それでいて、人や町の役に立ちたいという強い想いを持っています。そんな純粋な気持ちを持った素直な性格の子が多いので、ソーシャルビジネスを展開する私たちとビジョンがマッチしやすいと感じました。

 

―地方への出張採用も行なっていたとのことですが、そこで出会う地方学生とジョーカツに集まる地方学生に違いは感じましたか?

 

「東京の企業で成長したい」という想いの強さに関して、ジョーカツ生は群を抜いていると思います。実は、地方へ出張していた採用活動もうまくいくことばかりではありませんでした。特に難しかったのは、上京志向の学生の少なさです。東京で働きたいと思っている人の多くは、大学入学時にすでに上京してしまっていて、地方に残っているのは地元での就職を希望する学生がほとんどなんです。社会課題を解決したいというビジョンには共感してもらえても、働く場所の希望で採用を断念するケースもしばしばありました。だからこそ、地方在住でも上京に意欲的なジョーカツ生には一層の魅力に感じましたね。その意欲はジョーカツツアーに対する姿勢に表れています。1週間という限られた滞在期間の中で、主体的に企業の情報をキャッチして、誰よりも企業と繋がりに行こう!そんな気概を毎回感じています。また、ジョーカツ生はツアー参加中の成長も目を見張るものがあります。成長意欲を持った学生たちがシェアハウスで共に過ごし、互いの考えやビジョンを語り合う中で、自分の想いがより鮮明になっていく。その成長過程を見ていると、採用する方も「一緒に会社を成長させてほしい」という気持ちになっていきますよね。学生側と企業側、両方の熱意を高め合いながら交流できるのも、ジョーカツの魅力の一つです。

 

業種ごとの採用イベントではない。だからこそ、差別化に捉われず、自社ならではの魅力と想いを打ち出せる。

 

―19卒採用の時の課題であった他社との差別化に関しては、いかがですか?

 

ジョーカツは、他社サービスに比べて差別化しやすいイベントだと思います。一回のイベントに参加する企業は5〜7社。各社業種もバラバラで、ベンチャーから中堅企業まで様々な特色を持った企業が集まっています。そのため、他社の様子を必要以上に気にすることなく、自社の魅力や考えを素直に学生に伝えることができれば、共感性の高い学生が会いに来てくれるのです。私たちもソーシャルビジネスの価値や必要性、人や社会の役に立ちたいという想いをしっかりプレゼンで伝えるよう心がけています。

 

―ありがとうございます。最後に、ジョーカツの導入を検討している企業の方々へメッセージをお願いいたします。

 

弊社のようにソーシャルビジネスに力を入れている、もしくは今後力を入れていきたい企業の方々にジョーカツをおすすめします。社会課題に高い関心を持ち、なおかつ「東京で大きく成長したい」という挑戦意欲が溢れている。そんな学生がジョーカツにはたくさんいます。そして、彼らは企業側の発信する思いを素直に受け取り、熱量を持って反応を返してくれます。「世の中を良くしたい!」という強い信念のある企業は、一度その思いをジョーカツ生にぶつけてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

リジョブに新卒入社したジョーカツ卒業生

 

ジョーカツを通じて高まった就活への意欲。学生と企業、双方が選び合う就活スタイルが魅力的だった

 

入社1年目 WebマーケティングDiv. 川波 風太 様 神戸大学 発達科学部 人間環境学科

 

入社2年目 リクルーティングDiv. 岡林 明彩加 様 静岡大学 人文社会科学部 経済学科

 

―就職活動中にジョーカツに参加してみていかがでしたか?

 

川波様:

就活を開始してから一番初めに参加したイベントがジョーカツでした。個人的には、自分の将来に向かって走り出すための良いスタートが切れたと思っています。正直なところ、ジョーカツに参加した当初は、就活の軸というものが完璧に定まっていたわけではありませんでした。ですが、目標に向かって意欲的に就活をしている就活生といっしょに寝食を共にすると、彼らの熱意がひしひしと伝わってくるんです。私もこのままではいけないと、自分を奮い立たせながら1週間走り抜くことができました。

 

岡林様:

私も川波さんと同じで、周囲の意識の高さに負けじとツアーに参加していました。といっても殺伐とした雰囲気で1週間を過ごすわけではありません。ジョーカツ生は皆遠方から東京に来ているので、自然と仲間意識が湧いてくるんです。ジョーカツで仲良くなった子とは未だに連絡を取っているくらいです。それくらい密度の濃い時間を過ごすことができたと思います。

 

―リジョブとの出会いはどのようなものだったのでしょうか?

 

川波様:

実は、ジョーカツツアーに参加した当時、リジョブ以外に興味のある企業があったんです。そのため、当初はリジョブのブースにすら出向かなかったんです。しかし、東京に数日間滞在していても、なかなか自分にマッチした企業が定まらず…少し途方に暮れていました。そんなタイミングで、キャリアアドバイザーさんに再度「リジョブはどう?」とおすすめされたんです。今度は話を聞きに行ってみようとプレゼンに足を運んでみました。それが運命の出会い。キャリアアドバイザーの言う通り、自分のやりたいこととマッチしていると感じました。正直に言って、ジョーカツに参加していなければ、リジョブと出会うことはなかったと思います。他の採用イベントでは、自分の主観で興味のある会社だけを選んでしまいがちですが、ジョーカツではキャリアアドバイザーが丁寧なヒアリングを通して、学生の考えやビジョンにマッチした企業を紹介してくれます。ジョーカツでしか起こり得ない出会いがあるので、将来の選択肢をさらに広げてくれるサービスだと感じますね。

 

―学生目線で感じたジョーカツの魅力を教えてください。

 

岡林様:

ジョーカツはツアーの最初に、企業の人たちやジョーカツ生を前に自己PRをする時間があります。そこで、自分の思いの丈を企業に伝え、自分を推薦してくれた企業と面談ができるんです。つまり、ありのままの自分を受け入れてくれる企業に出会えるということ。これがジョーカツに参加する最大のメリットだと思います。私は元々、大手企業にありがちな学生を振るい落とす選考スタイルに違和感を感じていました。学生だって大事な将来がかかっている就職活動。短い時間で一方的に良し悪しを判断されるのではなく、交流の中で学生と会社の双方がお互いを選び合う形こそ、一番理想的だと思っていたんです。そういった点で、ジョーカツを通して私はリジョブを求め、リジョブからも求められる。そんな理想の就活ができたと思っています。